暗い地下室
四方を無粋なコンクリートで固められた部屋
かつての屋敷の主人によって作られ、やがて忘れ去られた筈だった部屋に
在るはずの無い影が3つ在った
「フフフフ・・・・どうだよ 良い眺めだろう?」
「くそ、アルヴァ ソイツを放せ!」
「あれー、ハレ 助けてー」
「・・・・・放せ?何を言っている?コイツは喜んで此処に居るんだぜ?」
「いやー、言わないでー」
「・・・・・・お前、改心したんじゃなかったのかよ!」
「改心?あんなハッピーエンドな終わり方してたまるかよ」
「ああー 見ないでー」
「・・・・・・・・・お、お前に対する恨みを忘れた訳じゃねぇからな、だから・・・・えぇっと」
「この女に、だ」
「そ、そうだ、この女に『お前の大事な友達を傷つけたくないだろ?』と言っただけだぜ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あれー、いやー、お助けぇ〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何だよ」
「いやー死ぬー、しんじゃう〜ぅ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・楽しいか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お前の気持ちが少し分かった」
「あふーん、いやーん、オエ『あれー?ハレ君久しぶりー!元気だt』ゴクン」
「何してんだよ、グゥ?」
「いや何、グゥは最近、ハレに避けられてる気がしてな ちょいとここらで二人の関係にスパイスでも・・・と」
「スパイスじゃねーよ!何考えてるんだよ!アルヴァも何付き合ってんだよ!
そもそも避けてたのはお前の所為だし!大体勝手に地下室作っといて最初の勝手なモノローグとか
棒読みな喘ぎとか手錠とかあーもー!何処から突っ込みゃ良いんだよ!あと誠一出すな!」
「いや、『歩く青年誌』『下半身祭り』『時刊アダルトガンガン海賊版』とまで謳われたハレのために、な♪」
「♪、じゃねーよ!大体その呼ばれ方されてる原因は誰の所為だ!誰の!」
「・・・・・おい、もう帰っていいか?」
「Halt die Schnauze!!」
「ハレ、そう怒るな ドイツ語になっとるぞ」
「良いから説明しろ!お前、何・の・つ・も・り・だ!」
「いや、本当はな、アルヴァとハレの中を取り持ってやろう、と思って、な♪」
「・・・・・ハァ?」
「・・・・・ハァ?」
「アルヴァはハレを恨んでいた しかし誤解も解けた」
「まぁ、なぁ」
「ああ」
「で、グゥは考えた これからは今までとは180度違う関係がハレとアルヴァの間に産まれるだろう、と
では恨み、妬みの真逆の感情とは一体なんなのか そして思いついた」
「それは 愛 だ」
「めちゃめちゃ声抑えて笑いながら何言ってんだよ」
「・・・・・・・・・・つきあいきれん、俺はもう帰るぞ」
「まあ、待て」
ヒュッ!ドスッ!
「グフゥッ」
「お前はずっとハレの事を見ていたのだろう?すなわち其れは愛情の裏返し!」
「おい、グゥ!」
「その想いを今、グゥが成就してやろう!古今東西!行け、ビット!」
ビス!ビス!ビス!ビス!ビス!
「やりすぎだ!グゥ!お、おい大丈夫か?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きだ」
「おい、アルヴァ!気を確かに!」
「ハレー!好きだぁー!」
「うぅわぁ!待て!アルヴァ!離してくれ」
「好きだ!もう離さない!地獄の底まで!煮え滾る!バスツェンドゥヒッ!」
ビリビリビリビリビリビリ
手錠で手足を拘束されたハレに碌な抵抗が出来る筈も無く
荒々しく服を引きちぎられ、健康的な少年の体が外気に晒される
「晒される、じゃねぇーよ!助けろ!グゥ!」
「ハァハァハァハァハァ・・・ハレきゅーん!ハレきゅーん!」
うわ、キモ
「お前がやったんだろ!あ・・・や、やめろアルヴァ!そこは!はうっ」
少年は小さな乳頭を責められ、体中を電気が走るのを感じた
「ククク、美味しいよ ハレのおっぱい もっと気持ちよくしてやるからな」
「や、やめ・・・てぇ・・・・・フ・・・ん・・・・・」
乳首を責められ、興奮している自分を否定したい
が、少年のソコは精一杯自己主張をはじめ、トロトロと、透明な粘液を分泌していた
「やめ、実況・・・する・・・なぁ・・・・・」
ほれ、アルヴァ ハレはココを責められたいと言っておるぞ?
「正直だな、ハレは」
「やめ、ろぉぉ・・・・・ッア・・・・はぁ!」
そう、もっと舌を使って鈴口を責めるのがハレは好きなんだ
「勝・・・・手な・・・・事・・・・い・・ああ!」
そして、ココも好きなんだよな?ハレは
「やめ、おしり・・・・・そこだ・・っめぇぇぇぇぇ!」
ふふふ、何だ ハレはもう準備万端じゃないか
ほれ、アルヴァ コッチに入れてやれ
「ああ、ハレのお尻に俺のが・・・」
「熱・・・やめてアルヴァ・・・・裂けるゥぅぅぅぁああぁああああああああ!」
「入っ・・・・・・たぁ!」
じゃあ、コッチはグゥが
「へ、あ、うっぁぁぁぁぁ」
どうだ?ハレ グゥの中は 熱いだろう?
「・・・・わか・・・・な・・・・おしり・・・・・前も・・・・・熱いぃぃぃぃ」
「ぅぅ、締まる!すごいよ、ハレの中」
ハレのコレも、グゥの中で暴れているぞ?熱くて火傷しそうだ
「うし・・・ろ・・・・も・・・な・・・・あ、ああぁぁあぁあぁ!」
「く、もう!」
ハレ、遠慮せずグゥの中にいっぱい出すがよい
「出、あ、あつぅあぅあかああひあああああああぉぉぉおぉお!」
「ハレ!ハレ!」
いっぱい出したな、ハレ お腹いっぱいだ
「ハァ・・・・・ハァ・・・・・・・ハァ・・・・・・・」
さて、そろそろだな
「・・・・・・・・・へぁ?」
「ハレー、何処いるのー?アシオが手伝って欲しい事があるって・・・・」ガチャ
「・・・・・母さん・・・・?」
「・・・・・え?・・・おばさん?あれ、俺、何を・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」バタン
天丼はギャグの基本だ ハレ
「うるせーよ!」
「俺は・・・・一体・・・・・・何を・・・・・・」
前回と同じオチではあるが確実にダメージが大きかったという事を
『くそみそテクニック』『魔性の男』『父親越え達成』という陰口で実感しながら
「まあ、童貞喪失が男のアルヴァよりはましか・・・・」と、
新宿二丁目に消えていったアルヴァを想う少年で
「新宿って何処だよ!日本じゃねーんだよ!此処は!」
・・・・少年であった シャランラ
「いつまでもモノローグやってんじゃねーよ!」