ジャングルの真夜中は静かだ。
無駄な明かりもなければ雑音もない。村全体が静まり返っている。
夜も遅いというのに、ハレの家にはまだ明かりがついていた。今日はウェダが村の集会でいない。きっと酔い潰れて朝まで帰って来ないだろう。
ーピコンピコン
ハレの家からゲームの音が響く。家の中ではハレがテレビに向かって格闘していた。しかしクリアする事を諦めたのか、ゲームの電源を切る。
「止めたのか」
ハレの背後にグゥが歩み寄って言った。
ハレは溜め息を吐きながらチャンネルを変える。
−ハッ…あぁん
「!!?」
ハレは驚いてテレビのスイッチを切った。
もう深夜だ。成人向け番組が放送されていても何もおかしくはない。だがハレは突然流れた嬌声にしばらく呆然としていた。
「なんだ、そんなに興奮したのか?」
背後からグゥが満面の笑みを浮かべてからかってきた。
「はっー!?いやっ!別にそういう訳じゃなっー!!」
「ハレもお年頃だな〜」
グゥは慌てるハレを見て更におちょくる。
「バッ!だから違うってば!!いい加減にしろよ!!」
「ほぅ、そうかそうか。ならばグゥがハレにぴったりの物を出してやろうではないか、ん?」
「…お前ちょっと悪ふざけし過…」
「まぁ所詮保険医の息子だと言う事だな。ちょっと待ってろよ」
「……」
散々馬鹿にして挙げ句あの父親の事にまで触れられてハレの怒りも限界に達していた。
「…じゃあグゥが相手してくれるのかよ?」
俯いたままハレは小さく呟いた。
「?」
「…だからお前が相手してくれるのかって言ってんだよ」
グゥはまだ理解していないらしい。怪訝そうに首を傾げている。
「まぁとりあえずグゥがおもちゃを出してやろうではないか。ちんちくりんステッキで…うっ!?」
ハレが強引にグゥを押し倒した。
「なんだハレ、何をしておる」
グゥは身体を強く打ったせいか怪訝そうに顔をしかめてハレを睨んだ。
だがハレにしっかりと捕まれている腕を動かす気配はない。
勢いを抑えきれずにハレはグゥの白い首筋に我を忘れたかの様にして噛み付いた。
「ひっ!?なんの真似だハレッ!?」
甘噛みされた途端グゥはビクンと跳ね上がり、半ば動揺した声で言った。
しかし今のハレにそんな言葉が聞こえるはずも無く、たっぷりと唾液を含ませた舌でいやらしくグゥの首を舐り続けた。
「っ…!どうしたんだっ?まさか本気でっ……」
余程感度が高いのだろうか、グゥが抵抗を始めた時にはもう遅く、いつものハレを殴り倒すような力は出せていなかった。繰り返し首筋を撫で上げる舌のせいで力が抜けている。
「っ………」
グゥは口を堅く閉ざして堪えた。ここで弱みを見せてはいけないと。
しかしハレはやはりクライヴの子。調子に乗ると止まらない。味をしめたハレはグゥの身体に舌を這わせながら彼女の胸まで口を動かすと、そのままグゥの服をくわえ、淡いピンクの突起が見えるまで下にずり降ろした。
「あっ!止めろ!!」
グゥの真っ白い頬がうっすらと紅潮している。
「こんな脱がせやすい服着てる方がいけないんだよ」
暴れかけたグゥをしっかりと押さえ付け直してハレは彼女の胸に口をつけた。
「んぅぅっ……!」
反論しようとした瞬間に攻められ、グゥの口から甘い声が漏れた。ハレは急かす様にグゥの乳首を噛んだり、下で突ついたりして苛めた。
「っ…!ぅぅ…」
次第に苦しそうになっていくグゥを見て、ハレの行動は更にエスカレートしていく。もう力の入っていないグゥの両腕を片手で押さえ、なだらかな胸を円を描くように撫で回したり、舐ったり、中心を摘み上げる。
「はっ…ぁあっ……!」
苦しさに耐え切れなくなったグゥは口を小さく開け、浅く息をし始めた。
喉を詰まらせたような声で何度も小さな悲鳴を上げる。
ハレはその小さく開いた口に下を捩じ込み、グゥの唾液をたっぷりと味わう。
しつこく愛撫されているグゥの身体は汗ばみ、白い肌は桃色に熱くなっている。
ハレはグゥを舐めたまま片手をグゥの下半身へと伸ばしていった。