「ハレ。背中流したげようか」 「え゙? グゥ、何言って……」
「まあまあ遠慮するな。何を隠そうグゥは背中流しの達人なのですよ」
「いや、なんつーかそんな力いっぱい嘘っぽいこと断言しつつ
オレの背後に忍び寄られてもいろいろと対応に困るんですが」
「浴場だけに欲情したり、か?」
「勝手にオレを変態にすんな!っていうかさっさと出てけよ!」
「居候の身やし、たまにはサービスせんとな……」
「な、グゥ、や、やめっ……」