「あー今日はつっかれたー。母さんが酒飲み散らかしたの片付けんのに時間かかっちゃたよー」  
言いながらベッドに倒れるハレ。ジャングルの日も落ちて、本気で疲れたハレは早めに寝ようとしていた。  
ごろんとベッドに転がって天井を見上げたハレの脳裏に、一つの疑問がよぎる。  
「ん? ところでグゥっていつもどこで寝てんだ?」「呼んだ?」  
「う、うわあああああ!」手馴れた様子でハレの枕から出てくるグゥ。昔見たときには一種のギャグだと  
思っていたハレだが、まさかいつも使っている枕の中にグゥがいたのだろうか……!?  
「い、いつごろからそこで寝てたんだよ!」声を荒げて問いただすハレに、グゥはやれやれと首を振り、  
「もちろん都会から帰ってきてから、ずっとですよ?」と答えた。  
ハレの頭のふたが開く。ピヨちゃんズが仲良くおしゃべりをしている。ふたが閉る。  
「そ、それって、オレの寝る前の独り言とか丸聞こえだったってこと?」  
「もち」「き、昨日の独り言(『グゥももうちょっと可愛げがあればなぁ』)とかも?」  
グゥはハレから目を逸らし、小さく呟く。「……可愛げのない女で悪かったの」  
(やっぱ聞こえてたーーーーー!!!)頭を抱えて悶絶するハレ。必死で話題を変えようとする。  
「と、とにかくさ、枕の中じゃ眠っても疲れ取れないだろ? 今日は母さん達飲み会で帰ってこないし、  
 普通にベッドで寝なよ! 今日は庭で干したからふかふかだしさ、ほら!」「……うむ。ではお言葉に甘えるとしようか?」  
 
夜…。すぅすぅと寝息を立てているハレの横で、グゥがハレを見つめている。おもむろにのしかかるグゥ。  
「ん? なんか重……グゥ?」ハレは違和感を感じて目を開いた。  
「グゥ、何して……!?」「一つ屋根の下男女がすることといえば決まっておろう?」  
言い終わると同時、グゥがハレの唇を奪う。「ん!?」突然の出来事に思考が停止するハレ。  
その隙を突くように、グゥの白く透き通るような手が、ハレの「って、待たんかーーー!!!」  
「何が?」「少年誌でんなことすんなやーーー!!!」「いやいや関係ありませんよ?」  
「だって、こんなの少年誌的には……」 必死で密着体勢から抜け出そうとするハレ。しかし無駄。  
「……ハレが何を勘違いしているのかはしらんが、ここは『エロパロ@2ch掲示板』ですよ?」「はぁ???」  
その隙を突くように、グゥの白く透き通るような手が、ハレの股間に伸びていった。  
半ズボンのゴム紐を押しのけ、隙間から侵入し、あっという間におちん○んに触れる。  
「熱い……」「……っ!」グゥの何気ない感想にハレは赤面・硬直してしまう。  
ハレも健全な11才。グゥの柔らかい手が与えてくる感覚に、おちん○んがすぐに硬くなっていく。  
「そんな……ダメだって……グゥ……」「ここはこんなになっているのに、か?」  
包み、撫で、強く、弱く、とろけそうな快感に、何の耐性も無いハレはされるがままだ。  
「グゥ……やめ……ひゃう……ふあ……あ……」思わずこぼれたハレの涎が、白いシーツに染みを作る。  
「ハレの弱いところなぞお見通しよ」手を緩めたグゥは、まだ息の荒いハレの唇を再び奪った。  
 
キスをされながら、ハレはグゥ(演技なし版)と出会った朝のことを思い出していた。現実逃避とも言う。  
(グゥ……肌が白くって、ここらじゃ見ないカオつきで、やせてる……女の子だ。  
 ……そうだ……なんで気付かなかったんだろ。グゥも……女の子だったんだよな……)  
二人の唇が糸をひきながら離れる。まだ現実に戻れず、ぼうっとしているハレ。  
(つーかオレが……グゥを「ベッドに誘った」からなのか???)「なにをいまさら」「!?」  
まるで思考を読んだかのようなグゥの言葉。というか読まれている。「グゥ……(思考をよむなよ……)」  
グゥが突然、ハレの上半身を突き飛した。ベッドに倒れる。「グゥ!いきなり何すん……!?」半ズボンをずりおろされるハレ。  
「本当は全身を丸飲みしたいところだが……コレだけで勘弁してやろう」  
グゥの口が、ハレのおちん○んをぺろりと飲み込む。「うああっ!」ハレの中に、収まりかけていた感覚が湧き上がる。  
すぐに硬く大きくなっていくハレのおちん○ん。「や、やめろー」グゥの頭を引っ張るが、びくともしない。  
グゥの体内が、ハレのおちん○んを包み込む。手で触られた時の何倍もの感覚に、ハレの両手も力が抜けていく。  
「ああっ……なんか……やっ……グゥ……ッ!!!」すぐに、ハレの中で何かが弾けた。  
ぴゅくっ……ぴゅるっ……ぴゅくっ……「……ゴクン」グゥは無知ゆえか、ためらいもなくハレの精子を  
全部飲み込む。「おー。なんかいっぱい出た」「グゥ……それ……」一方ハレは、全身から冷や汗を滝のように流していた。  
 
(やっちゃったーーー!ヤッちゃったーーー!ヤッチャッターーー!もしかしてオレ、やっちゃったーーー!?)  
一部大人びているとはいえ、ハレは「保険医とウェダの関係=よくないこと」と考えるような純真な11才。  
グゥからコトに及んだにもかかわらずハレ視点ではハレのほうが加害者だったりする。  
「どうしよう?ねえオレどうしよう?やっぱり責任とって出産とか婚約とか再婚とか離婚とか結婚とか  
 しなきゃだめなの?ねえどうなの?オレまだ11なのにっていうかグゥとはさすがに勘弁してほし……」  
「……安心しろハレ。今日はウェダは帰ってこんのだろう?」「あ、うん」「バレなければいいのですよ?」  
「グゥ……(じゃあさっきのこと黙っててくれるのか……?)」見つめるハレの目がちょっと涙目だったりする。  
「もう夜も遅い。眠れ」「う、うん……」そんなわけでハレはよく分からないまま夢の中に落ちていくのだった。  
 
翌日、  
「ハレ、今夜もベッドに寝てもいいのか?」「今日も母さんはいないから……いいけど……へ、変なことすんなよ!」  
「……わかった(にやり)」(……オ、オレはまた騙されているのか?)ハレの受難の日々は続く。  
 
 

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