初めて、10代の女の子の裸を間近に見た。  
しかもじっと見つめたくなるようなとびきりの可愛らしさ。  
アイドルでいてもおかしくない美少女だ。  
でも保護者…なのか?女の子の後ろにいたその男が言うような子供にはとても見えない。  
おかしい、この状況。頭のどこかではそう思っていたけど、  
でも浴場に行くことができなかった。  
目が離せなかったんだ。丸みを帯びた、女の体をしている彼女の裸から。  
きれいな、きめ細かい柔らかそうな白い肌、スレンダーな体に、それでいて  
ちゃんとそれとわかる胸の膨らみ。  
そしてつい目がいってしまう…ヘアのない、ツルツルのあそこ。  
じっと見てしまっていた僕が彼女の視線に気付き顔を上げると目が合い、女の子は顔をそらした。  
恥ずかしがっている?確かにヤバいよな。  
男湯に連れられてくるような子供の裸をじろじろ見るなんて。  
でもこっちが見ていることがわかっても、逃げるようなことも、  
体を隠すようなこともしない。  
脚をとじて、少しずつ前屈みになってきて入るけど…  
男に後ろから掴まれて、立たされているみたいだ。  
保護者の男はニヤニヤとこっちを見ているだけ。  
あの男は何とも思わないのか?見せつけてるみたいじゃないか?  
 
もっと驚かされたのはそのあとだった。  
一瞬後ろを見て、抗議するような顔をして、  
でもその後すぐに観念したように目を閉じてされるままの女の子。  
イヤラシそうな、小太りの中年の男は、それに構わないといった感じで  
その脇から手を伸ばして胸を揉みはじめたんだ。  
『お〜ぉ、おっぱい少しは大きくなってきたじゃないか?ん?瑞希ぃ。  
少しは恥ずかしくなってきたか?  
それでもパパと入りたいのか?』  
もっと信じられなかったのは  
指の付け根で乳首を挟まれ、下から手のひらですくいあげられるみたいにして、  
おっぱいを揉まれた女の子が言った返事だった。  
『ん…パパと…お風呂入りたい…パパの…おちんちん…瑞希が洗ってあげるからね』  
僕が見てるのをわかってるはずなのに。  
勃起してるのがバレないように、僕はそそくさと浴場に逃げた。  
 
「何なんだよ、もぉ」  
洗い場で体にシャワーをかけながら、太った男はつぶやいた。  
子供相手によく状する趣味はない。確かにゲームでロリキャラは出てくるが、  
それは彼の好みではなかったはずだ。  
相手は男湯についてくるような子供だ。大きく見えても小学生くらいだろう。  
でなければおかしい。  
しかし…頭から離れない。  
否定したくても、自分でもわかっている。もっと見たかったのだ。  
あの瑞希とか言う女の子の、柔らかそうなおっぱいを、  
毛の生えていないあそこを、そして恥ずかしそうなあの表情を。  
もし自分があの男の立場だったら…  
太った男は妄想を巡らせ、気付くのが遅れた。  
「…あの…身体…洗ってくれませんか」  
恥ずかしそうに、片手で胸を、もう一方の手で秘所を隠して、  
女の子はすぐ隣に立っていたのだ。  
 
突然のことに呆然としてしまっている僕の返事も聞かず、  
女の子は僕の前にいすを置いて座った。  
「洗うって…え?あの…さっきの…パパ?は?」  
しどろもどろにそう答えるのがやっとだった。だって女の子は  
背中を向けるのではなく、僕と向かい合う形で座り、僕をじっと見つめてくるのだから。  
かわいい…  
さっきさすがにしっかり見られなかったけど、  
こうして見るとアイドル顔というか、  
美少女ってこういうこの子のことを言うんだろうと思ってしまう。  
かけ湯はしてきたのだろう、お湯に濡れたその体を前屈みにしながら座っている女の子…  
おっぱいを手で隠し、太もももしっかり閉じているし、顔も真っ赤だ。  
恥ずかしがっているみたいなのに、僕から目をそらさない。  
やばい…ギンギンに起ってきた。  
そんな僕に構わず(幸い僕の股間に視線は来てない)  
気のせいか、すこしぎこちない、でも可愛い笑顔で僕を見ながら、女の子は答える。  
「いつもね、ここ来るとパパとか、知ってるおじさんとかに洗ってもらうんだけど…」  
確かに、僕の他に客は4.5人いるものの、みんな湯船に浸かっているし、  
この子の保護者はどこに行ったのか見当たらない。  
今誰もいないし…こんなかわいい子を触れるチャンスなんて滅多に…  
でも子供相手に…混乱したまま女の子…瑞希ちゃんと目が合い、  
手で隠してる膨らみも目に入って余計に勃起が固くなってくるのがわかる。  
タオル乗っけてるけど、やばいよ。  
どう断っていいのかわからない。  
 
「瑞希ね、タオル忘れちゃったから…その…お兄ちゃんの手で洗って…ね?」  
空いている手でボディーソープを渡してくる瑞希ちゃん…  
「ちゃんと洗ってもらわないと…パパに怒られちゃうから…」  
その後一瞬目を閉じ、小さく息を吐き出して何かつぶやいたように見えた瑞希ちゃんは、  
目を開けてこっちを見るときにはまたさっきの笑顔だった。  
「だから…お願い…お兄ちゃん、瑞希のおっぱい…洗ってください」  
瑞希ちゃんは自分を抱きしめるようにおっぱいを隠していた右手をゆっくりと下ろした。  
左手も、お尻の横あたり、座っていた椅子の縁を掴む。  
少し火照って、恥ずかしそうにしているのに笑顔…  
透き通るって表現がぴったりの白くて奇麗な肌…  
小さいけど、はっきりそれとわかる膨らみを  
そう…おっぱいを僕に晒してみせてきたんだ。  
そしてまた、僕をじっと見つめてくる。  
断れるわけがなかった。  
 
 
もうイヤだ…裸の男の人たちの集まる場所に来るのだけでも嫌なのに、  
自分も裸になって…知らない人に体触らせるなんて…  
子供のフリしてって言っても、こんなことしたことも勿論ないし…  
この人も絶対変だって思ってるよ…  
断られるの期待してたのに…子供にこういうことするのって普通なの?  
あ…すごく…見てる…手で隠すのやめてからずっと…  
ボディーソープ手で泡立てながら…私の…胸…おっぱい見てる…  
そうだよね…洗ってって…手でしてって言ったの私だもんね…  
気付かないふりしてるけど…この人のアレ…すごく大っきくなってるし…  
そう見てるってこと…だよね…  
逃げ出したい…何もなかったことにしたい…でもできない…  
この人気付いてないけど、吉岡はうしろの離れたとこでこっち観察してる…  
せっかく調子を取り戻した佐野のじゃまするわけにはいかない…  
何も知らない友だちにも迷惑かけちゃう…  
何より…こんな恥ずかしいことさせられてるって知られたくないよ…  
吉岡がイヤらしい顔しながらこっち見てる。  
湯船につかってる人たちの声も聞こえる…疑われてるの?  
また身体熱くなってきたような…ちがう…  
バレてないよね…子供のフリ…ちゃんとできてる…よね?  
男の人の手…伸びてくる…どうしよ…ちゃんと言われた通りにしなくちゃ…  
 
ボディーソープを両手で泡立てる。落ち着け…  
黙ってるのも何か気まずいから何か会話を…  
「…瑞希ちゃんだっけ?何年生?」  
「ん?瑞希…6年生だよ」  
石鹸は十分泡立った。いいんだよな?触って…じゃなくて洗っても…  
周りの視線も気になる。一応…確認した方が良いのか。  
「そっか…お風呂入るときはいつも誰かにこうやって洗ってもらうんだ?」  
こくんと頷き、  
「うん…変…かな?」  
そう返事した瑞希ちゃんの顔は真っ赤だ。  
そして手を身体の横につけ、椅子の縁を掴んだまま、おっぱいを隠そうともしない。  
我慢なんてできるか!  
「じゃぁさ、洗うよ?」  
 
ゆっくり手を伸ばした男の手は震えていた。脚は閉じているものの、  
胸はさらけ出したままの瑞希は目を閉じ、顔を背ける。  
今まで毎日、吉岡や秘密を知った同級生に、  
生理の日ですら口やアナルを陵辱されてきた。  
それでも見ず知らずの男に身体を弄ばせるのに慣れることはできず、  
椅子の縁を掴む手に力が入ってしまう。  
湯につかっている男たちも、じっとその様子を見始めていた。  
太った男の、泡のついた手のひらが、瑞希の両方の乳房を下の部分に触れる。  
「んっ…」  
瑞希の口から思わず声が漏れ、身体はぴくんと小さく跳ねた。  
 
触った…触ってしまった…瑞希ちゃんのおっぱい…柔らかい…  
ちっちゃいけど、温かくてやわらかいよ。  
下から上へ…泡をおっぱい全体に塗り広げるのを言い訳にして、  
手のひら全体で乳房の感触を貪っていっていく。ヤバイ。とめられない。  
瑞希ちゃんが目を閉じて顔を背けているのが余計にいやらしい気がする。  
それにさっき、声出てたよな?  
気持ちいいのか?手のひらに乳首が当たって…  
うわ…それもすごく柔らかい。  
しばらく泡を塗りたくって…  
もうちょっとマッサージみたいなのしてもいいのかな…  
親指の付け根に乳首を挟むかたちにして、おっぱいを左右に広げてみる…  
「ん…く」  
瑞希ちゃんのくぐもった声が、小さいけど聞こえた。  
感じてる…わけないよな…  
湯船からおっさんが上がってきて、わざわざ隣に座ってシャワーを浴び始めた。  
こっちを見てるけど、僕だってもう止める気はない。  
左右に広げて、それをまた戻してをしばらく続けて、  
また泡を塗りたくって…  
瑞希ちゃんのお腹が痙攣するみたいにぴく、  
ぴくって動くのがイヤらしすぎる!だんだん前屈みになってきてる。  
今度は下から上へ…周りから乳首へ…  
ほんとに乳搾りするみたいに手をすぼめてみると…  
「あっ…くっ…くすぐったいよぉ…お兄ちゃん」  
甘ったるい声を出して、こっちを見た瑞希ちゃんと目が合った。  
 
「お嬢ちゃん、こんなに大っきいのに、  
お兄さんにおっぱい洗ってもらってるの?」  
瑞希たちの隣に陣取った中年男が声をかけたのは、  
太った男が洗うと称して瑞希の胸をさんざん揉んだ少し後だった。  
男の視線から逃れるように目をそらし、  
ちゃんと洗ってから湯船につからないとパパに怒られる、  
そう答えた瑞希に中年男は続ける。  
「そっかぁ、他のとこもちゃんと洗えないと怒られちゃうね?  
じゃあおじさんがオマタを洗ってあげるよ」  
「そ…こは!ちゃんと自分で洗えるから…」  
だんだんと小さくなっていく声で瑞希が反論しようとする。しかし…  
「え〜?おっぱいもちゃんと洗えない子が、  
こっちを洗えるとは思えないなぁ。  
な?パパに怒られないうちに洗っちゃおうな?  
それとも、ほんとは自分で洗えるけど、  
お兄ちゃんにおっぱい触ってほしくてお願いしたのかな?」  
そう言われて、瑞希には答えられなかった。  
「じゃあ瑞希ちゃん、オマタ洗ってあげるからさ、  
アンヨ開いてくれるかな?」  
 
瑞希ちゃん…  
さっきちらっと、僕のチンポ見てるのを見ちゃったんだよな。  
慌てて目をそらしてたけど…  
この年頃の女の子ってやっぱり興味あるのかな?  
やばいな。それもすごく興奮してくる。  
おっさんは石鹸を手につけて、  
瑞希ちゃんの太ももからお腹の辺りを洗い始めた。  
僕もおっぱいを洗うのをやめない。  
ぷにゅぷにゅしてて、乳首も固くなってきてる…  
乳首…バレないようにそっと摘んでみるか。  
 
『男湯に来るわりには、瑞希ちゃん。おっぱい大きいねぇ。  
体育の着替えのときとか、クラスの男子に見られたりするんじゃないか?』  
『そ…っかな。わかんないけど…』  
中年男の問いかけに、瑞希は曖昧な返事を繰り返していた。  
男は瑞希の膝から太ももへ、手につけた泡をゆっくりと塗り広げていく。  
男が「おっぱい」と呼んだ膨らみは、  
もう一人の男が両手で揉みしだいている。  
太った男の方は少し横にずれた位置から、  
洗うという名目の愛撫を再開していた。  
瑞希は座っている椅子の縁を掴み、鏡に背を向け、湯船に向けた身体を  
晒したままじっとそれらに堪えている。  
『おじさんには娘がいてね、小さい頃はよくこうやって洗ってやってたなぁ。』  
男は瑞希の腰、腹と泡を塗り広げていく。  
胸を弄ばれ、視線をイヤというほど受けて敏感になっている瑞希の身体は、  
男の手が閉じている股間に近づく度に強ばり、  
不自然になっているのをごまかすために、瑞希は視線を泳がせていた。  
男と視線を合わせ続けるのには抵抗があった。  
でもどこを見ていいのかわからない。  
視線を落とした瑞希に男は言った。  
『ん?どうした?あ〜、ちんちん、見たいのか?』  
 
『風呂場では隠す方が変なんだよ。ほら、兄ちゃんも隠してないで。  
だから瑞希ちゃんも変に恥ずかしがっちゃうじゃないか。』  
中年男は太った男に促しながら、自らも股間を隠していた小さなタオルを外して  
シャワーの上に置いた。  
『うそ…いゃ…』  
小さくつぶやいて目をそらした瑞希の手首を、中年男が掴む。  
慌てて視線を男に戻した瑞希に向かって、男は問いかける。  
『触ってみたいんじゃないの?だからチラチラ見てたんだろ?いいよ?』  
必死に笑顔を作りながら、しかしそれもぎこちなく、瑞希は首を横に振る。  
『じゃあほら、恥ずかしがってないで、ほら、見てみな?  
見せ合いっこすれば恥ずかしくなくなるだろ?  
ちゃんと洗わないとお湯に入れないぞ?』  
手を掴まれ、しかし優しく言われた瑞希は、しばらく躊躇った後、頷いた。  
この男に吉岡のようなイヤラシさはないと思いたかったが、  
見ることも拒否すれば、何をされるか想像してしまう。  
嫌々ながら、瑞希は視線をゆっくりと中年男の股間へと落とす。  
下を向いていた彼のペニスは、瑞希の視線を受けて徐々に固さを増し、  
上へと反っていった。  
恐る恐る瑞希は男と視線を合わせる。もういいでしょ、と懇願するような目。  
満足そうに男は言った。  
『兄ちゃんのも見せてもらいな。』  
 
何度もおっさんに促された瑞希ちゃんがこっちを向いた。  
恥ずかしがっているような、興奮しているのかな…赤面してる笑顔…  
泣き笑いみたいに目が潤んでる。  
『お兄ちゃんの…も…見せ…て?』  
可愛い…僕はいちど、おっぱいから手を放した。  
泡だらけになった瑞希ちゃんのおっぱい。脚は閉じてるけど、  
隠すことなく晒されてる裸の女の子が、  
手を後ろについて小さな椅子にちょこんと腰掛けて、僕を見つめている。  
可愛い…メチャクチャ可愛い…  
顔だけじゃなくて、白い肌も、小さな胸の膨らみも、  
ムダな贅肉のない、でも丸みを帯びた腰のラインも、  
当たり前だけど、何もついてないことがわかる股も、  
すらっと伸びた脚も、全部晒して僕に(僕だけではないけど)無防備に  
見せてくれてる。  
やばいとは思ったけど、僕もタオルどかして見せる。  
クセなのか、唇を噛み締めるようにをきゅっと閉じて息をのむような瑞希ちゃん。  
おっさんに促され、うん、と言った瑞希ちゃんの視線が下の方に…  
見た。見た。見たよね?見てるよ!僕のちんぽ。  
瑞希ちゃんの裸がエッチだからこんなになっちゃたんだよ?  
瑞希ちゃんのおっぱい触ってこんなになっちゃったんだって、  
わからせたらって思うと、興奮するよ。  
そんな知識ないんだろうけど…  
可愛い女の子にちんぽ見られるのって、こんなに快感だったのか!  
『お…っきぃ…ね?お兄ちゃんのおちんちん…』  
そうだよ。瑞希ちゃんの裸見て、大っきくなっちゃたんだ。  
言いたかったが我慢した。  
あぁ、僕ってロリコンだったのか?  
 
『さぁ、これでオアイコになるだろ?  
瑞希ちゃんだけ隠してるのって恥ずかしいよね?』  
『それとも、赤ちゃんみたいに、  
後ろからだっこしてあげないとできまちぇんか?あはは』  
おじさんが、お湯につかってるおじさんたちもニコニコしながら言ってくる。  
やめてよ…  
そんな…赤ちゃんに話しかけるみたいな言葉…使われたら余計に恥ずかしい…  
うそ…でしょ…脚開くって…  
身体…お風呂の方に向けてるのに…  
それだけでもすっごく恥ずかしいんだよ?  
おっぱい…見せて…知らない人に触られて…それもずっと見られてて…  
ん…く…  
若い男の人…おっぱい弄るのやめてくれない…声でちゃうよ…  
胸隠したいのに…  
どこ見てたらいいのかわからなくて見ちゃったこの人のあそこ…  
おじさんに見ろって言われてみたけど、さっきより大きく反ってる?  
ピクピク脈打って…そんなの見せて恥ずかしくないの?  
わたしの…裸見て…このひと…やっぱりそう見てるの?  
子供だって…わたしさっき6年生って言ったよね?  
お湯につかってる人たち…もうみんなこっち見てる…  
男の人たちばっかりなのに…女の子わたしだけ…なのに裸で…こんなこと  
させられて…もうやだ…おかしくなりそう…  
ひっ…やめて…手で膝撫でるのやめてよ…気持ち悪い…  
ぞくって鳥肌たってくる…触られる度にブルって震えるのも止められない。  
笑顔でって言われてたけど…無理だよ…  
脚開いたら…そんなことしたら…自分から全部見せてることになっちゃう…  
あっ!…じわって…また…考えれば考えるほど…違う!!もう嫌だ…  
吉岡が…いない…でも逃げたら…言うこと聞かなかったらまた…  
『ほら、瑞希ちゃん、こっち見て?子供なんだから恥ずかしがることないんだよ?』  
命令…されちゃった…おじさんのほう、見ながらしなきゃいけないってことだよね…  
子供…そう…子供なんだから…みんな珍しくて見てるだけ…考えちゃダメ…  
恥ずかしくない…恥ずかしくなんて…  
おじさんの手が膝を掴んだ…開かされる…おじさんの手が放れた…  
閉じたい…  
でも閉じる力はいんないよ…  
 
なかなか顔をあげない瑞希に男は問いかけた。  
『瑞希ちゃん、ここ、何て言うか知ってる?』  
聞かれて慌てて、といった感じで首を横に振る瑞希。  
その腹から下腹部へと、中年男の手が伸びていき、  
指先で瑞希の股の辺りを撫でる。  
しかし焦らすように、瑞希の割れ目には触れない。  
『おじさんたちのココは、何て言うか知ってるよね?言ってみて?』  
瑞希が答えるまでそれは続けると戒めるように、黙ってしまう瑞希の下腹部を男の指先がなぞる。  
触られそうで触られない、じれったさに悶えそうになるのを必死に抑えて、  
瑞希が口を開く。  
『お…ちんちん…でしょ?』  
『そう。女の子のココは、おまんこ、っていうんだよ?』  
涙目になりつつも、笑顔を作りながら、  
辱めを受けていることを理解していないフリをしながら、瑞希は曖昧に頷く。  
『洗ってもらうんだから、ちゃんとどこ洗ってもらうかお願いしなくちゃ。ね?』  
一瞬の間…洗い場にいる二人だけでなく、湯につかっている他の客たちも  
口を閉じたために、浴場は静かになる。  
俯いた顔を上げ、瑞希は男たちを見ながら言った。  
『瑞希の…おまんこ…洗って…』  
 
瑞希ちゃんは言われた通り、おっさんの方を見つめたまま、  
おずおずと脚を開いた。  
よほど恥ずかしいのだろう。瑞希ちゃんは赤面し、唇を噛み締めるように閉じている。  
初めて見る、女の子のおまんこ…  
子供の性器ってもっと割れ目っていうか、  
スジみたいなのを何となく想像してたけど、違った。  
『おぉ…』  
僕の後ろ側、湯につかっていた客の一人がそうつぶやいたのが聞こえた。  
何しろ瑞希ちゃんはそっちに身体を向けているのだから。  
おっさんの視線に促され、閉じようとしていた脚を開いていく瑞希ちゃん。  
『うん、おりこうさん。瑞希ちゃん、  
まだオケケが生えてないんだね。  
ツルツルだから、割れ目ちゃんが丸見えだ。』  
そんなこと言ったら、さすがにヤバいだろ…  
僕の心配通り、瑞希ちゃんは唇を閉じて俯いてしまう。  
椅子の縁をつかんでいる手に力が入っているのが、見ていてわかるけど、  
それでも瑞希ちゃんは身体を隠そうとしない。  
恥ずかしいのを我慢して言いつけを守っている、そんな感じだ。  
じぃっと、顔を覗き込んでいるおっさん。  
ぼそぼそっとした瑞希ちゃんの声…  
『ん?聞こえないよ?そんなんじゃパパに怒られちゃうんじゃない?  
ほら、お顔あげてごらん?』  
 

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