屈辱的な謝罪をした瑞希の緊張感は切れ、堰を切ったかのように泣きじゃくった。  
寮の部屋に戻ったのは夜遅く、消灯時間の直前だった。  
心配して声をかけてくる佐野に「ちょっと遊んでいた」と言い訳をし、  
ベッドに潜り込んだ時、携帯がメールを受信していたことに気づく。  
吉岡からだった。  
そして佐野が出場する全国大会の前日の朝。  
一時間目の授業が行われている中、瑞希は生徒指導室にいた。  
「何の用だよ。授業まで休ませやがって…」  
今までと同じ口調。でも吉岡にあんな態度を取られたこと、  
また、追いつめられたからとはいえ、  
子供のように泣いて許しを請ってしまったことで、  
瑞希は吉岡と目をあわせられない。しかし…  
「お前、佐野が大会を出場し終えたら、学校やめる気だろう?」  
瑞希は思わず吉岡の顔を見上げて、そして黙ってしまう。  
教室や他の生徒がいる前では決して見せない、  
いつものイヤラシい笑みを浮かべて吉岡が続ける。  
「やっぱりな。やめるのは構わんが、  
今まで撮ってやったものを持っていかなくていいのか?」  
歯を食いしばるようにして瑞希は口を閉じる。  
今日まで我慢してきたのは、佐野が全国大会に出場するのを見届けるため。  
それを自分のせいでメチャクチャにさせないため。  
今日まではどんな恥辱でも耐えるつもりだった。  
例え昨日の様なことをさせられても、その後で学校を去れば…  
そしてその直前に、今まで撮られたビデオも写真もできれば取り返す。  
吉岡がそれらを保存している場所は突き止めていた。  
しかし、それが吉岡にバレてしまっているなら、瑞希には打つ手がなくなる。  
 
「好きにすれば、ってのなら、そうだな、まずは佐野あたりに見せてやるか。  
あ、隠し場所なら変えておいたからな?  
しかし驚くだろうなぁ、同室のお前が女で、  
それもこんな露出狂の変態だったなんてな?」  
「オレはそんなんじゃないっ!!…お前がさせたんだろっ!!  
それに撮ったものは誰にも見せないって約束…  
だから…あんな…恥ずかしいことも…」  
瑞希が男であると偽って転入してきた理由は一部の人間にしか話していない。  
吉岡がカマをかけていると知らずに、瑞希が声を荒げて抗議する。  
「約束したよぉ?お前が俺の言うことを聞いてる間はな?  
当然だろ。約束を反古にして逃げ出すなら、こちらも好きにする。  
そういうことだ。みんな喜ぶだろうな。特に昨日のは…」  
「くっ…」  
瑞希はまた俯いてしまう。  
それを存分に楽しんだ後、吉岡が瑞希に近づき、肩に手をおいて顔を覗き込む。  
その顔は、教師として他の生徒に見せている愛想のいい男のものだった。  
「な〜んてな。今まで楽しませてもらって俺も満足したから、  
今日で最後だ。今まで撮った写真も、ビデオも全部返してやるよ。  
もちろん、コピーなんてない。オリジナルをまとめて置いてある。」  
「うそつけ…どうせ…」  
吉岡の言葉を鵜呑みにできず、瑞希は吉岡を疑いの眼で見上げる。  
「他の生徒の前で返すわけにもいかんし、  
お前が今日にもいなくなるかもしれんから、こうして呼び出したわけだ。  
他の先生には適当に言ってあるから。さ、取りにいくか?」  
吉岡が座っていた椅子から立ち上がり、瑞希についてくるように促す。  
 
「ほ…んと…かよ…」  
瑞希の顔に期待の色が広がり、慌ててドアへと向かうと、  
吉岡が瑞希の手を掴んで引き止める。  
「その格好で行っていいって誰が言った?今日で最後、そう言っただろ?」  
「え…」  
瑞希の動きが止まる。手を引かれるままにテーブルの前に引き戻された瑞希は、  
吉岡が引き出しの中から出したものを見て目を疑う。  
「これ『だけ』着けてついてきてもらうか。学校内をお散歩だ。  
ペットごっこ、ってやつだよ。」  
吉岡がテーブルの上においたのは真っ赤なリードのついた首輪だった。  
 
「ペットごっこ…って…まさか…そんなの…」  
期待を打ち砕かれたことへの怒りと、不安の入り交じった目で吉岡を見る瑞希を  
吉岡は楽しそうに眺める。  
「教師ってのもストレスがたまる仕事でね。それでついつい、  
生徒の犯した過ちを誰かに話してそれを解消してしまうかもしれない。  
そんなとき、癒してくれるペットがいたらなぁ、と思ってねぇ。」  
首輪を手に取った吉岡は、その金具を外して広げてみせて、ニヤニヤと瑞希の  
首を眺め、視線をその下へとゆっくり落としていく。  
「な…に言ってんだよ…わけわかんない…オレにペットになれとでも言うわけ?」  
自分を抱きしめるようにして、手でその視線を遮り睨みつける瑞希に、  
吉岡はイヤラシい笑みを返す。  
「ペットの散歩ついでなら、ビデオなんかを隠した場所に  
行ってやろうってことさ。  
でも学校に動物を持ってくるわけにはいかないだろ?  
誰かに「ごっこ」で真似してもらえたらなぁ、ってな。」  
信じられないと言った表情で見つめる瑞希に向かって、吉岡は続ける。  
「そういえば、関係ないけど、芦屋は日本で暮らしたいって思ってたんだよな?」  
肩を震わせながら、キッと吉岡を睨みつけながら瑞希は答える。  
「だったら…なんだよ」  
「別に〜。ただ、AVに出るのと、他の部屋まで  
ペットの真似して散歩するのとどっちが良いかなって思っただけさ。  
変に有名になっちゃうだろうからなぁ。  
お前みたいに可愛い顔した子が、実は淫乱マゾの変態で…なんてのは特にな。  
その後どこに行ってもバレるんじゃないかって心配してやってるんだよ。」  
瑞希は目をそらして俯き、ちがう、と首を何度も振る。  
吉岡はにやけた顔のまま、引き出しから投稿系の雑誌を取り出して開くと、  
俯いた瑞希の目の前に広げて無理矢理見せつける。  
そこには全裸で首輪だけの女が四つんばいでリードを引かれている写真…  
瑞希は目をそらす。  
「無理になんて言わない。しないならそれでいい。今日で終わりだ。  
このままかえって良いぞ?ただし…俺もオリジナルのビデオをどこに  
置いたか思い出せんかもしれんなぁ。」  
「ひ…きょうだぞ…」  
写真を少し見ただけで、顔を真っ赤にしている瑞希を覗き込んで、吉岡は問う。  
「どうしてもお前がしてみたい、っていうなら、俺と趣味が合うじゃないか。  
だったら、楽しいお散歩のついでに、  
趣味の会うお前にビデオをプレゼントしてやってもいい。ん?どうするんだ?」  
 
「二度は聞かないよ?芦屋ぁ。ペットごっこしたいか?  
したくないなら、授業に戻りなさい。先生はちょっと…くくっ…  
色々しなくちゃいけないことが増えるから…」  
瑞希は黙ったまま吉岡を睨むことしかできない。  
その悔しそうな様子が、吉岡を更に喜ばせるだけだとすぐに気付き、  
口を閉じて目をそらす。  
やがて俯いたまま小さく、瑞希はつぶやく。  
「…てやる…ょ」  
聞こえない、といった感じで吉岡はそれに答える。  
手には首輪を持ち、瑞希の目の前でこれをお前がつけるのだ、  
と強調するようにぶらつかせながら  
「無理に付き合ってくれなんて言ってないんだぞ?  
どうしてもしたいのなら、言い方ってモノがあるだろう?  
何をどうしたいのか、今まで教えてやったろうが。」  
すぐには答えられない。瑞希はわなわなと小さく震え、そして大きく震える息を吐いた。  
手をぎゅっと握りしめて屈辱に耐え、そしてつぶやく。  
「して…みたい…です…ぺっとごっこ…」  
消え入りそうな小さな声を聞いて、ニタァっと好色そのものの笑みを浮かべ、  
下から瑞希の顔を覗き込む吉岡。  
目の前の少女が目を閉じることすら、この男の性欲を高める要因になってしまう。  
「くくっ…そうかそうか…してみたいか?  
こんな恥ずかしいことしてみたいんだな?  
芦屋はどうしようもない変態だなぁ。しかたない。付きやってやるよ。」  
 
真っ赤になっている顔をそらし、恥辱の煽りを聞かないようにしている瑞希を  
眺めて楽しみながら、  
吉岡は近くに置いてあったパイプ椅子に腰掛け、首輪をテーブルの上に置く。  
「じゃあ、芦屋のしたい格好になってもらおうか。  
靴下と上履きくらいは履いててくれよ?  
露出狂のお前が裸を晒したいのはわかったが、  
ここは学校なんだからなぁ。」  
これからさせられる恥辱に身を強ばらせ、何もできない瑞希に、吉岡は  
更に言葉での陵辱を続ける。  
「あれ〜?どうしたんだ?したくて溜まらないだろう?ペットごっこ。  
見ててやるからヌギヌギしてごらん?あ、もちろん、ペットは  
手で隠したりなんかしないよね〜?」  
 
瑞希は生徒指導室の中で裸になった。  
靴下と上履きだけ履いているその姿は、単なる全裸よりもいやらしい。  
今まで何度も胸もあそこも見られた。  
卑猥な格好をさせられ、写真もビデオにも撮られた。  
それでも年頃の、このウブな少女は、好きでもないこの男に裸を見せる度に  
羞恥と、それ以上に屈辱に慣れることはなく、震えてしまう。  
吉岡に命じられるまま、手を後ろに組んで、彼の足下で膝立ちになる。  
小さな、しかしツンと上を向いた形のいい乳房は隠すことも許されず、  
変態行為を強要する男に晒されている。見下ろされることもイヤだ。  
目を閉じ赤面し、悔しさから口をへの字にして唇をきゅっと閉じ、顔をそらして  
”それ”を待つ瑞希。  
「見てください」と言わんばかりの屈辱的なポーズを健気に晒す美少女の痴態に、  
吉岡の興奮はさらに高まってくる。  
「いい恰好だなぁ。恥ずかしいか?  
したいんだもんな?ペットごっこ。  
自分で言ったんだもんな?芦屋ぁ。  
あと何してほしいんだっけ?ん〜?」  
何度も確認することで、瑞希の屈辱感を煽る吉岡。  
瑞希はできるだけ感情を込めないように、しかしそれもできずに  
震える声で「オネダリ」をさせられる。  
「首輪…瑞希に…つけて…くださ…ぃ」  
 
瑞希のか細い首に、真っ赤な首輪が巻かれる。  
「んっ…」  
それが首に触れる瞬間、瑞希は目をつぶったままちいさく呻く。  
首輪の金具は止められ、リードとともにそこに南京錠がかけられる。  
これで瑞希は、鍵を持つ吉岡の許しなしに首輪を外すことができなくなった。  
覚悟していても堪えられないのだろう。瑞希は小さく体をぷるぷると震わせている。  
首輪にリードを手に巻き付け、くいくいっとごく軽く、吉岡は手元に引っ張ってみる。  
目をつぶっていても首輪をつけさせられているのがイヤというほどわかる。  
瑞希は体を小さくひねって、それに抗う。  
「それで…これから、こんな恥ずかしい格好でどうしてほしいんだっけ?  
ほら、目を開けてちゃんと言ってみろよ、芦屋ぁ。」  
しばらく抗ったあと、嫌々見開いた瑞希の目は涙で潤んでいた。  
こんなことしたくない。誰に見つかるか、それもここは自分が過ごしている学校…  
それでも少女は「オネダリ」を続けなければならないのだ。  
泣いているような声で、しかし何度も言わされないように瑞希は言った。  
「お散歩に…ビデオのある場所に…お散歩に連れて行ってください」  
 
リードを引いて吉岡が生徒指導室から出る。瑞希は立ち上がってそれに続くが  
ドアの前で立ちすくみ、なかなか最後の一歩を踏み出せない。  
「あっ…やっ!!ま…まって」  
リードをたぐり寄せ、強く引くことで、吉岡は瑞希を無理矢理廊下に連れ出すと  
生徒指導室のドアを閉め、鍵をかけてしまう。  
同時に、逃がさないようにリードをしっかりと握り、しゃがむことさえさせないまま、  
瑞希にニタニタと話しかける。  
「あ〜ぁ、とうとう素っ裸で廊下に出ちゃったねぇ。どうだ?  
男子校の中をこんな格好でお散歩する気分は?  
露出狂の女の子にはたまんなくて、それでけでイっちゃいそうか?くくっ」  
いつもなら気丈に口答えするところだが、瑞希はそれもできない。  
耳を両手で塞いで、何とか辱めの言葉を無視しようとするのが精一杯だ。  
毎日、クラスや寮の友だちと楽しくはしゃいで歩いていた廊下。  
その場所で今、自分はこんな卑猥な格好で、言い訳のできないイヤラシい行為を  
しようとしている…  
クラクラと目眩がする…身体に力が入らず、立ってる感じがしない…  
「ちがう…おれは…露出狂なんかじゃない…」  
学園で使っている男言葉…それでなんとか自分を保とうとし、首を振って小さくつぶやく瑞希。  
吉岡はそれを聞いて嘲笑する。  
「普通の女の子はこんなことできないよなぁ。乳もケツも丸見えにして、  
しかもダイッ嫌いな男に首輪までつけてもらって、お散歩オネダリしたんだぞ、お前は。  
サカリのついた雌犬は手に負えないなぁ、くくっ。  
しょうがないからお散歩に付きやってやるよ。ほら、  
こっちおいで、変態瑞希ちゃん。」  
吉岡にリードを引かれ、よろよろと瑞希は後をついて歩き出した。  
 
校庭からは体育の授業をする声が聞こえる。二人は廊下を歩いて  
角を曲がり、瑞希の教室に面する廊下に出るところにくると、  
瑞希はリードの途中を掴んで立ち止まってしまう。  
教室の廊下側の壁には窓はないが、  
教室のドアには瑞希の首の高さの位置に小さな窓がついており、  
そのまま歩けば瑞希の姿は教室から見える。  
廊下の校庭側の壁には、瑞希の腰の辺りから頭上の位置までの高さに、  
一面窓ガラスが並んでおり、もし校庭からこちらを見れば、  
瑞希が全裸に首輪だけつけた格好で歩いているのは丸見えになってしまう。  
校庭からも見られないよう腰を低く、  
しゃがもうとする瑞希に吉岡は冷たく言い放つ。  
「ん〜?誰がしゃがんでいいって言ったんだ?」  
短くたぐられたリードを高くかかげられたせいで、しゃがむこともできない瑞希は怯えた表情で、  
教室に聞こえないように小声で懇願する。  
「み…られちゃぅ…お願い…みんなに見られるのだけは…」  
更にリードをたぐり寄せ、自分の顔を瑞希に近づけると、吉岡はニヤニヤと笑う。  
「素直に言えばいいんだよ?四つんばいのほうが恥ずかしくて気持ちいい、  
そうだろ?もっとペットらしくしたいんだよな?  
だったらしゃがむことを許してやってもいい」  
それ以外に選択肢はない。恥辱に耐えてうんうんと頷く瑞希に、吉岡の言葉に寄る辱めが続く。  
「だったらそれらしい格好でおねだりしてもらわないとなぁ。  
そうだなぁ、「チンチン」なんてどうだ?」  
 
「そ…んな」  
涙をいっぱいに目にためて、瑞希は吉岡を見る。  
目の前の男は、それこそ犬のように、瑞希に芸をしてみせろと言っているのだ。  
「イヤならそのまま歩け。逃げてもいいが、騒ぎになると思うぞ?何なら誰か呼んでやろうか?」  
声を大きくする吉岡の脅迫を、瑞希には断ることもできない。  
逃げだす場所も、服も、首輪を外すこともできなければ、瑞希にはどこにもいけないのだ。  
「する…するよ…ちんち…ん…するから」  
両手で吉岡の口を塞ぐようにして、涙で潤んだ目で瑞希は言う。  
「だったら…まずはそこにオスワリだ」  
短くたぐり寄せたリードを下に引っ張ってやると、か細い少女は簡単にその場にしゃがまされる。  
自分はその場に立ったまま、リードを少しだけ長く持ちなおして瑞希を見下ろして続ける。  
「まずは、手をグーにして…オッパイの横にね、可愛らしく置くんだ。」  
「んくっ…」  
リードで操られ、少し咽せながら瑞希はその場に膝立ちになる。  
躊躇うが、それでも健気に吉岡に命じられるまま手を折り曲げ、  
両脇のあたりで握りこぶしを作る。  
「ほらほら、目を開けてこっちを見ないか。  
今度先生の言うことを聞かなかったら、お散歩は中止。お前はこのまま置いていくからな?」  
吉岡の言葉に瑞希は慌て、閉じていた目を開け、そらしていた顔を向ける。  
好色そのものの目で吉岡は羞恥にまみれた瑞希の顔を楽しみ、幼い裸を眺める。  
「どう?悔しい?恥ずかしいだろうな〜?学校のこんな場所で、  
高校生の女の子がこんな変態プレイさせられてるんだもんなぁ?」  
吉岡の言葉に涙がこぼれそうになるのをぐっと堪えて、瑞希は彼を見続けた。  
 
「じゃあ続きだ。今度はつま先立ちにしゃがんで」  
瑞希はもう言われるままだ。太ももを閉じた状態でつま先立ちでしゃがんだ姿勢をとる。  
「俺が言ったら脚をM字に広げるんだ。  
そうすれば、お前の可愛いオッパイも、恥ずかしいオマンコも、  
悔しがるお前の顔もじっくり見てやれる。な?わかったか?」  
屈辱感と恥ずかしさからだろう。キツく唇を噛み締め、それでも逆らえない瑞希は小さく頷く。  
だがその態度すら許してはやらない。  
「お返事は?「わん」だろう?」  
一瞬目をそらし、言われたことを思い出して慌ててまた視線を合わせる…  
躊躇し、何度も口を開けるが声が出ない…これを言ったらほんとにペットになってしまう…  
しかし結局、瑞希は消え入るような小さな声で「お返事」をした。  
「…わ…ん…」  
吉岡がくくっ…と笑い声を押さえ、瑞希の目をじっと見つめると、  
瑞希の顔がさらに赤くなる。  
「よく言えるなぁ、こんなこと。恥ずかしいのが大好きなんだもんな?  
じゃ、もっと恥ずかしい格好見てやるから、  
ほら、脚をM字に開いてみせてみな?それで、俺の目を見てこう言うんだ…」  
 
悔しい…恥ずかしい…大好きな学園の、自分のクラスのあるこの廊下でこんなことさせられる…  
手に勝手に力が入っちゃう…  
あいつは胸とか…お腹とか見てる…脚開いたら…  
でも逆らったら…  
「教えたばっかりだろう、『お返事』は?」  
いつものニヤけたイヤらしい顔…恥ずかしいことをするように言って、  
私がそれをする度に、喜ぶ…  
口答えしてもニヤニヤするだけ…  
「わ…ん…」  
また返事させられた…言う度に恥ずかしさで体がかぁって熱くなってくる…  
もうやだ…  
無反応を装いたいけど、恥ずかしいのはいつまで経っても慣れたりできない…  
首輪についたリードを引っ張ってきてる…リードがぴんと張って、  
それが伝わる度に自分がしてる信じられないことを思い知らされる…  
脚…開いてく…震えが止まんない…やだ…やだ…やだ…見るな…見るなっ!  
こんな恥ずかしい格好…見ないで…  
視線がお腹の下までいって、また目を合わせてくる…  
言う…言うしかない…  
「わん…わん…わん…瑞希は…見られて…感じちゃう淫乱マゾ…です…  
おっぱい…も…しょ…処女の…オマンコも…いっぱい…みて…目で犯してください」  
 
両手を胸の横に、そして脚を開いた「チンチンポーズ」…  
吉岡を見上げる瑞希の格好は卑猥そのものだ。  
真っ赤になりながら、それでも言いつけを守って瑞希は吉岡と目を合わせておねだりの言葉を言った。  
その通りに胸へ、腹部へ、そしてM字に開いて隠すこともできずに晒されている性器へと、  
吉岡の視線が舐めるように這っていく。  
「あっ…」  
一瞬、瑞希の脚が閉じかかり、吉岡が嗜めるように視線を瑞希の顔に戻す。  
悔しげに口を閉じ、再び脚をもとのM字に戻す瑞希は困惑していた。  
恥ずかしくて、悔しくてイヤで仕方ない。  
視線を感じるだけなのに、触られてもいないのに、  
体の奥が熱くなり、そして目の前の男に苛められるのを待っているかのように、  
じわっとあそこが濡れ始めていたのだ。  
「よ〜く見えるぞ?処女のオマンコ、ねぇ。  
言ってて恥ずかしくないのか?ん?」  
吉岡の思惑通りだった。瑞希と吉岡の関係が始まるきっかけとなったのは、  
体育の授業後、瑞希が体育倉庫で着替えていたときだ。  
彼女はいつもクラスメイトから離れ、一人で体育倉庫で着替えを済ましていた。  
その日は何かあったのだろう。  
瑞希が、上半身は体操服、下半身を下着だけの姿で  
備え付けの机の丸い角に股を押し付けてはさみ、オナニーをしていたのだ。  
偶然体育倉庫のとなりで備品を探していた吉岡は、それを気付かれずに見つけた。  
クラスの生徒、芦屋瑞希が女の子であることにも当然驚いたが、  
それよりもこれを利用しない手はないというのが彼が考えたことだった。  
芦屋は美少女だ。そして高校生にもなって、あんな方法でオナニーしているのは、  
性的なことに関して遅れているウブな証拠だ。  
佐野と同室の寮の部屋ではできないだろうから、  
またこれを繰り返すに違いない。  
それをネタにして脅し、”調教”してやれば、  
彼好みの性癖を美少女に植え付けることは容易なはず…  
そう、露出狂の淫乱マゾに。  
次の体育の後の時間、瑞希はやはり同じ行為をしていた。  
倉庫の数カ所に、吉岡がビデオカメラを設置していたのにも気付かずに。  
そこから先は彼の思い通りになった。まずは嫌がる瑞希の上の口の処女を奪ってやった。  
今では命じれば出された精液を口にため、それを見せた後に飲み込むようにもなった。  
そうした中で、瑞希には常に他人の、  
吉岡だけではない”他の男の視線”を意識させる状況で快感を与えてきた。  
言葉で辱められ、机の角などとは比較にならない快感をもたらす淫らなオモチャで責められながら、  
開発されていく彼女の快感が頂点に達する瞬間には常にカメラで写真を撮るか、ビデオで録画し、  
それを見ず知らずの他人に晒す可能性を瑞希に思い知らせてきた。  
彼女にはそんな気は毛頭なかったろうが、体はそれを覚えている。  
幼い瑞希の体は羞恥と屈辱をもたらすその視線と、  
ローターが強制する絶頂の区別がつかなくなっているはずだ。  
そして今、思惑通り、瑞希は濡れ始めている。  
ローターもつけていないのに…  
 
 

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