あれから3日経った。佐野が出場する全国大会は明後日だ。  
佐野が無事出場を果たしたら、学校を辞めよう。瑞希はそう決めていた。  
それまでもうちょっと、もうちょっとだけ我慢すると決め、  
今日もまた、放課後の生徒指導室への呼び出しに瑞希は応じたのだ。  
 
強制的に露出行為をさせられ、見ず知らずの男に痴態を晒し、弄ばれてから、  
吉岡の要求はさらにひどくなっている。  
今、瑞希は小学生の子供が着るようなブラウス、ブレザー、ショートパンツに  
ハイソックスと革靴に着替えさせられていた。  
「これでいいんだろ…こんなの着せて何が楽しいんだか…」  
高校生にもなってEngel Blueを着させられた、今までとは違う気恥ずかしさから、  
瑞希は吉岡に毒づく。  
一方の吉岡は瑞希の姿を見て好色そのものの視線を隠そうともしない。  
着替え終わった瑞希を目の前に立たせると、側にあるテレビにDVDを映し出す。  
そう、3日前、夜の自販機前で瑞希にさせた変態プレイの映像だ。  
「やっ!やめろって言っただろ!!  
何回見せれば気が済むんだよっ!えっ!…あっ…あっ…あっ」  
慌てて消そうとする瑞希を押し返し、  
バイブのリモコンを入れてやると瑞希はその場にうずくまってしまう。  
瑞希のショーツの中には小型のローターが固定されているのだ。  
「あの日使ってやったお前の大好きなオモチャだ。電池も新しくしてやったから、  
気持ちよさも強くなってるだろ?ん?」  
言いながら吉岡は、今度はテレビのリモコンを手に取り、音量を大きくしていく。  
画面では男の手と、吉岡が操作するローターの振動で  
立て続けて何度も絶頂を強制させられた後の瑞希を映し出していた。  
 
『する…します…から…コート…返して…ください』  
何度もイカされ、立っていられなくなった瑞希が全裸のまま男の前にぺたんと  
座り込み、呟く。  
何度目か瑞希が達した後、抵抗できないことを確認した吉岡はコートを  
取り上げたのだ。もともとこれは吉岡の妻のものを持ってきただけ。  
貸してやっていただけだから、返してもらう。  
お前は好きに帰ればいい。  
ビデオを切り、冷たく言い放つ吉岡と、それをニヤけながら眺める男の前で、  
瑞希は声をあげて泣き出した。  
ひとしきり泣かせてから、今度は優しい声で瑞希に話しかける。  
目の前の見知らぬ男。その男に口で奉仕しろ。それをビデオに撮らせれば、  
『出演料』としてコートはお前にやると。  
瑞希に選択の余地がないことを承知して言ってやったのだ。  
 
ビデオの中では中年の男がズボンとパンツを膝まで下ろし、瑞希の唇に  
いきり立ったペニスを押し付けようとする男…屈辱に顔を歪め、  
それから逃れようと顔を背ける瑞希…  
やがて吉岡に促され、目を閉じて何事か呟いたあと、瑞希は言った。  
『芦屋…瑞希は…オチンチン…おしゃぶりするの…大好き…です  
ご奉仕…するから…いっぱいお口に…精液…出して…  
これ…見てる人たちも…くっ…瑞希を…見かけたら…遠慮せず…  
瑞希の…お口を…使って…くださぃ』  
頭をつかんで誘導する男に促され、瑞希は舌を出して恐る恐るそれをぺろ…と舐めた。  
 
「やめろっ!!やめろって言ってるだろ!!」  
敏感な部分をいきなり刺激され、うまく立ち上がれない瑞希が叫んだ。  
生徒指導室の中、瑞希を見下ろしながら吉岡がさも嬉しそうに話す。  
「あいつのチンポの味はどうだった?これ見ながらする、ってのも  
いいだろ?さ、座ってないで、ちゃんと俺の前に立てよ。」  
顔を背ける瑞希の腕をつかむと、吉岡は彼女をまた目の前に立たせる。  
ぴくん、ぴくんと体を痙攣させるように反応する瑞希は、  
近くのテーブルに手をついて何とか立っていた。  
「今日は口でしなくていい。そのかわり…『オモラシ』してみせろ」  
 
「な…に…言ってるんだよ…子供じゃあるまいし、そんなことできるわけないだろっ!」  
呆気にとられ、言葉を失っていた瑞希は、  
テレビに映る自分の痴態のDVDを止めさせるのも忘れて、吉岡に怒鳴った。  
 
画面の中では、スクールリボンにソックス、ローファーだけを身につけさせられ、  
全裸の体に卑猥な落書きをされた瑞希がひざまづき、  
男のペニスを根元から先端へ、舌を出してチロチロと舐めている。  
男の浅黒いペニスと、瑞希の淡く火照った色白な肌、そして唾液と男のペニスから  
染みでた液でテラテラと滑った淫らな唇が対照的だ。  
カメラはそれを上から撮り、続いて背後に回って瑞希の背中とお尻を映し出す。  
時折痙攣するように瑞希のお尻がぴくんと跳ねる。  
カメラの視点が側面からのものになると、膝立ちになっている瑞希の股間から一本のコードが伸び、  
奉仕を受けている男の手にしているリモコンへとつながっているのが映し出される。  
瑞希の幼い割れ目にはその前まで使われていた小型のものとは別の、  
細い縦長のバイブが割れ目にそってテープで貼られ、  
ごく弱い振動で瑞希の最も敏感な部分を刺激し続けていた。  
またカメラは瑞希の痴態を、男の視線と同じ高さから映していく。  
瑞希は屈辱と、その前まで何度も強制された絶頂の余韻、  
そしてバイブがもたらす新たな快感にどうしていいのかわからないのだろう、  
顔を歪めながら、先走り汁が染み出ている男のペニスの先端に、淡いピンクの唇をそっとつけ、  
舌を小さく出してちろ、ちろと舐め始める。  
『上手上手〜。淫乱マゾの瑞希ちゃん、オチンチンおいしい?』  
男が声をかけるとまた、瑞希がびくんと体をそらすように反応する。  
映像には写っていないが、男はバイブの振動を強めたのだ。  
瑞希の可愛らしい、淫らな声が響くと、吉岡の空いている手が瑞希の髪をつかんで上を向かせる。  
ぼそぼそと、カメラには収録されない小さな声で瑞希に指示を与えている。  
しばらくして瑞希がカメラを見ながら言う。  
『ぉい…しいですぅっ…オチンチン…瑞希が…オチンチンおしゃぶりするとこ…もっと撮って』  
 
怒鳴りつけてくる瑞希を楽しげに眺めながら、吉岡は言う。  
「な〜?かわいく撮れてるだろう?これなら、誰が見ても楽しんでくれると思わないか?」  
吉岡は脅しているのだ。この映像には吉岡の姿は勿論のこと、  
淫らな言葉を強制する声も入っていない。  
瑞希が反発している部分もあるが、  
結局は瑞希は自分からそうしているようにしか撮られていないのだ。  
何も言えない瑞希に、吉岡はさらに追い打ちをかける。  
「どう思われるかなぁ。まぁ、仮に俺に脅されて、ってわかってもだ。  
お前がこれまでしてきたこと…全裸コートなんて、ネットで裸晒してる女手も躊躇するだろうに、  
高校生のお前がしてるんだもんな。  
それで…見ず知らずの男にそれを見せて…オナニーさせてってオネダリして…くくっ…」  
「お前がさせたんだろっ!ぁっ…くっ…オレは…」  
「あの男のオテテでオナニーさせてもらったんだよなぁ。  
体にしてやった落書きもしっかり写ってるぞ?お…くわえ始めた。  
この後、お前はどうしたんだっけな?」  
目を開け、男を見つめながら屈辱的な奉仕をするその様は、  
しかし、事情を知らないものから見れば、  
淫乱な若い女の子が、変態プレイを楽しんでいるようにしか見えないのだ。  
卑猥なビデオが映されているテレビの前で、服の裾を抑えながら、  
何とか立たされている瑞希の表情が更に曇っていく。  
「もちろん、裏で、だ。裏で流されると、ネットでも何でも、  
お前、これからどうするつもりなんだ?」  
映像の中の瑞希は、そのかわいらしい口で、男の大きなペニスをほおばっている。  
それから目をそらして、瑞希は俯いて涙ぐむ。  
ここのところ、感情をうまくコントロールできなくなっている。  
この間にも、瑞希のショーツに仕組まれたローターは、瑞希の陰唇を振動させ、  
クリトリスを包皮の上から擦っている。  
「出演料はやったろ?だからお前は素っ裸で帰らずに済んだじゃないか。  
さ、わかったろ?今日はお前は、俺の見ている前でお漏らしするんだ。  
子供の気分に戻って…くくっ…その服もそのために用意してやったんだから。  
もちろん、ちゃんとそれも撮ってやるからな。」  
 
「午後はトイレに行ってないだろ?したくて仕方ないんじゃないのか?」  
ビデオカメラをセットしながら吉岡が言う。  
午後になってから、吉岡は授業と授業の間の休憩時間のたびに、  
瑞希のいるクラスに行って、何をする訳でもないといった感じで  
瑞希を監視していたのだ。そして職員室への荷物の持ち運びなどを指示し、  
彼女がトイレに行こうとするのを阻止していた。  
今日の最後の授業が吉岡の担当する科目であることも、吉岡には幸いしていた。  
その授業の最後、瑞希を連れてここまで来たのだ。  
 
「そんな…こと…させて、嬉しいのかよ?ほんと…最低だな」  
喘ぎ声を抑えながら、瑞希は吉岡を睨み返してくる。吉岡はいつもの、  
にやぁっとしたイヤラシい笑みを浮かべて答える。  
「嬉しいねぇ。お前みたいな変態の露出狂の女の子が、  
知らない男たちのオカズにされる快感に溺れながら、子供みたいに  
お漏らしするんだぞ?最高じゃないか。」  
露出狂、という言葉で、瑞希は自分があの日、カメラの前で自らの口で言わされた台詞と、  
そしてあの男の前でした行為の意味を嫌という程思い知らされてしまう。  
吉岡はそれを眺めながら続ける。カメラを見ながらこう言うんだ、と指示も忘れない。  
その間もローターは瑞希に、快感をもたらし続けている。  
「おいおい、オモチャを楽しむのも良いが、ちゃんと言うこと聞いてくれよ?  
じゃないと、この前みたいに掲示板に…」  
「わっ…かった!すれば…すれば…ぃいんだろ!!」  
あの後、結局吉岡は一連の写真は削除した。散々瑞希を泣かせ、陵辱した後ではあったが…  
同じことを吉岡はいつでもできるのだ。そして今、彼の手には写真よりも卑猥なビデオがある。  
瑞希は拳をぎゅっと握り、親指の付け根を唇にあてる。  
 
瑞希は太ももをきゅっと閉じ、少し前屈み気味になっている。  
もじもじと脚を動かす様は、子供が我慢している様子そのものだ。  
「どうしたぁ?はやくしてみろよ?ちゃんと先生の前でお漏らしできたら、  
今日は帰れるんだぞ?」  
吉岡の言葉に瑞希が悔しげに俯く。  
簡単にできるわけがないのだ。瑞希は幼い頃から手のかからない子供だった。  
瑞希には、吉岡が言う様なお漏らしも、オネショもした記憶がないのだ。  
通っていた幼稚園で、友達が我慢できずに教室でお漏らしをしてしまった際、  
その子を慰めながらも、何故トイレに行くという簡単なことができないのか疑問に思ったくらいだ。  
それなのに今、高校生にもなって、こんな男に言われるまま恥辱をまた受けようとしている。  
「くっ…うるさいっ!そんな簡単に…そんなことできるわけないだろっ」  
しかし尿意は確実に強くなってきている。吉岡の狙い通り、午後になってから  
トイレに行けていないこと、そしてそれを指摘されて意識してしまってからは  
余計に溜まってきているような気になっているのだ。  
ショーツにつけられたローターはいつものように膣口に挟まされるのではなく、  
少し上にずれた位置、クリトリスを下から押し付けられる形で瑞希の体に振動を伝え、  
また小さめのショートパンツがそれをしっかりと固定している。  
ローターがもたらす快感に耐性ができることはなく、  
苛められるたびに感度が上がっていっている気さえする。  
吉岡がニヤけながら操作する振動は、包皮の上からクリトリスを揺するだけでなく、  
尿道にも小さな振動を伝え、それがまた尿意を促してしまう。  
 
『んぶっ…ちゅぶ…っぶ…んぐぅっ』  
画面の中では瑞希の顔がアップで映し出されている。  
男は膝立ちで奉仕する瑞希の頭をつかんで前後に無理矢理揺すり、  
その小さな口いっぱいに頬張らせたペニスを途中まで出し入れして快感をむさぼっている。  
瑞希の唇に男のペニスのくびれた部分が引っかかるたびに、  
瑞希のぐぐもった喘ぎ声と、唾液と男の出す粘液が口からこぼれ落ちる卑猥な音とが  
マイクに拾われる。  
『いいよぉ、瑞希ちゃん。精液便所だけあって、  
お口でオチンチンおしゃぶりするのも上手だねぇ。  
ほら…ほら…もっと舌使ってぺろぺろしなよ』  
口の中を犯されている瑞希は、苦しげにそれを吐き出そうとするものの、  
男に頭を掴まれているためそれもできない。  
その間にも男のいきり立ったペニスは瑞希の口の中の壁に擦り付けられ、  
粘液を出し、それは瑞希の口いっぱいに青臭い臭いとともに広がっていく。  
男にローターの振動を操作されると波となって襲いかかってくる快感に体の力を奪われ、  
逆らう気もなくなっていくのか、潤んだ目で男を見上げながら喉を鳴らして  
舌も使って奉仕を始める。  
画面の端から吉岡の手が伸び、瑞希の乳房を鷲掴みにしてもみ上げる。  
それと同時に男がうめくように言う。  
『そろ…そろ、おじさん我慢できなくなってきたから、出してあげるね。  
瑞希ちゃん、どこに精液出して欲しい?』  
 
瑞希には拒否することもできない。  
吉岡はこのビデオを見せてそれを嫌という程、瑞希にそれを思い知らせている。  
瑞希は握った拳の親指を唇にあて、目をつぶる。  
「あと10秒な?それ以上待たせるなら、このビデオ…」  
「わっ…わかったって言ってるだろっ!!」  
慌てて目を開けた瑞希が、吉岡に大きな声で答える。  
またぶわっと、わけのわからない理由で涙がたまってくる。  
こんなことすぐに終わりにしてやる…恥ずかしいことならこれまでも散々させられてきた。  
後少しだけの我慢だ…  
「この変態っ!最低教師!!してやる…してやるよ…みたいんだろ?みたきゃ見ればいいだろっ…」  
暫くしてうっ…と、小さな声で瑞希がうめく。  
それと同時に、瑞希の履いている子供向けのショートパンツの股の部分から染みが広がり始めた。  
 
「んっ!!」  
思わず、といった感じで瑞希が声を上げる。  
身を強張らせ、片手は持っていたブラウスの裾をぎゅっと握りしめ、  
もう一方の手は握りこぶしを作って口元にあてる。  
「っ…ぁ…ぁっく…」  
瑞希が震える息を吐くのと呼応して、  
ショートパンツにできた染みはさらに広がっていき、  
瑞希の体から出たものはすぐにその裾から溢れ出て、  
太ももを伝わって床に水たまりを作っていく。  
 
一度出始めると止めることができなくなっていた。  
膝がガクガクと震え、きゅっと閉じた太ももはローターを挟み込んでしまう。  
たまらず側にあったテーブルに手をつくと、  
それにも片手でたれかかってお尻を突き出す格好になる。  
生暖かいものが下半身を濡らしていく感覚と、我慢から解放された快感、  
そしてまだ瑞希の敏感な部分を刺激し続けるローターがもたらす淫らな振動…  
それに酔つつあった瑞希は、吉岡の視線とカメラの存在を思い出し、  
さっと下を向いて顔をそらす。  
「お〜ぉ、いっぱい出るなぁ。みなさん見てやってください〜。  
高校生の芦屋瑞希ちゃんがオモラシしながら感じちゃってますよぉ」  
吉岡が言葉で辱めながらローターの振動を強める。  
ローターは放出される液体をショーツの中で飛び散らせ、  
ビチャビチャと卑猥な音を立てながら  
瑞希の幼い敏感な体に更に快感を強制する。  
「ぁ…っ…はぁあ…み…見るなぁっ」  
先ほどまでの空威張りを続けることはできず、内股で立ったまま叫ぶと、  
瑞希は目をつぶる。  
その間も、瑞希の足下の水たまりはどんどん大きくなっていく。  
男に命じられるまま、子供でもしない様な粗相を強要され、  
それをまたビデオに撮られる。このビデオも脅迫のネタにされる。  
今までとは全く別の、年頃の女の子には耐えられない屈辱だ。  
しばらくしてやっと、屈辱的な放尿が止まった。  
 
ローターも止められた…なんとか息をつけて、少し落ち着いてきた…  
唇を閉じ、泣きそうになるのを堪える。  
してしまった…また言う通りにさせられた…  
悔しい…恥ずかしい…今までされて、させられてきた行為とは全然違う屈辱感…  
もう一度深呼吸…  
股から太もも、ソックスと靴まで生暖かく濡れてて気持ち悪い…  
ほんとにしちゃった…オモラシ…そう思うと悔しくて顔をあげられない…  
こんなこと一度だってしたことないのに…  
高校生にもなって…  
吉岡が不意に手を握ってきた。俯いているから顔は見ないけど、  
どうせまた、あのイヤラシいニヤけた顔のはずだ…  
また何か言われる…言わされる…  
でもまたここで、この前みたいに泣いたり、弱いところを見せれば  
この男の思うつぼだ。  
ダメダメ…弱気になっちゃダメだ。あともうちょっとだけなんだから。  
こんなこと、脅迫されて無理矢理させられたんだ…  
好きでしてるわけじゃない。  
最初みたいにまた、大声で罵ってやる…そう思ってたのに…  
 
「大丈夫か?あ〜、おしっこ漏らしちゃったか。  
あはは、でもいっぱい出してすっきりしたろ?」  
手をつながれ、頭を優しく撫でられ、にっこりと笑顔で顔を覗き込まれて、  
そう声をかけられた瑞希は唖然として固まってしまう。  
「な…に…言ってんだよ…自分が…ぅ…させ…させた…くせに…」  
「あ〜ぁ、こんなに床汚しちゃったから心配してるんだろ?  
でもいいんだ。誰も叱ったりしないから。な?  
瑞希は子供なんだから、ちっとも恥ずかしくないでちゅよ〜?」  
「な…んだよ…そ…れ…ふざけんな」  
「今まで大人のフリして頑張ってきたもんなぁ。  
でも無理しなくても良いんだよ?  
瑞希ちゃんは、まだオモラシしちゃう子供なんだ。  
よしよし、泣かなくても良いんだよ?瑞希ちゃん」  
瑞希は泣き出してしまった。  
この男に恥辱を、人には言えないような変態行為をさせられてきて  
今もこの男こそがその屈辱を与えてきた張本人だ。  
わかっているのに、  
屈辱…恥ずかしい…情けない…  
それとは別の、安心や許されたことへの安堵が  
こころの中に広がり、瑞希を支配する。  
自分の作った恥ずかしい水たまりにぺたんと座り込んで、  
子供のように声を上げて泣いてしまう。  
優しくされる、頭を撫でられる、子供扱いされる…  
悔しいのに、恥ずかしいのに、それにも増してくすぐったい様な感情が  
心を撫でていく。  
嗚咽を漏らしながら、とぎれとぎれに瑞希は、本人も思いがけない言葉を  
吉岡に向かって言っていた。  
「…ぇぐ…ご…めん…なさぃ…ごめん…なさぃ」  
 

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