プリンの上にかかっているブルーベリーソースを舐めた。
うむ、美味い。当たり前だ。うちの農園で作ったブルーベリーなんだから。
舌を尖らせてちろちろと舐めていると、プリンが反応してふるふる揺れる。
うむ、エロい。当たり前だ。プリンじゃなくて女の乳房なんだから。
「…真紀子、動くな。そっちのクリームがこぼれてしもうとる」
「そんなん…言うたかて……んぁっ!」
…俺はいま女子高生の女体盛り、もとい、女体スイーツを堪能している。
俺の親戚に多汰美ってのがいるんだが、その子の友人・真紀子がスイーツの器だ。
なんでもこの娘は、俺の作ったブルーベリーがたくさん欲しいんだそうでな。
「いくらでも食わせてやるから俺と結婚してくれ」なんて冗談で言ったら、
「それはムリだけど一晩だけなら」と返事があり、本当にはるばる広島までやってきた。
関西人なのに冗談の通じない娘だ。
でもまあ、せっかくの据え膳なんで、
あと俺メガネ美人大好きだからこの娘ド真ん中なんで、いただいときましょう、
ということでこんな事態になってるわけだな。
ん?普通に抱くだけでいいだろうに女体盛りなんて変態くさい?
それも刺身とかの女体盛りならまだ悪趣味で片づけられるけど、
フルーツや生クリームをあしらって女体スイーツなんてどうかしている?
馬鹿を言ってはいかん。
大好きなブルーベリーと、大好きなメガネ美人をいっぺんに堪能できるんだぞ。
これ以上のプレイスタイルはあるまい。妙案だろうが。
独創的だ。俺にしか思いつけないスタイルだ。ナインハーフ? なにそれ?
「おう、ここにもブルーベリーの果肉が乗っとるのう」
「っ!! それ…っ! ブルーベリーとちゃっ…あぅっ!!」
そんなことは言われんでもわかってる。
ブルーベリーがこんなにピンクで芯が入ってるわけないからな。
真紀子からの反論を無視して、生クリームにまみれた乳首をかじかじと甘噛みした。
生クリームとは違う甘さを感じたような気がする。
「ん、はぅ、ああっ、うんっ!
…ん…ふ、ちゅ、むぅ、うぅ…はぁ、あっ、やっ…んんんっ!!」
生クリームがとれて姿を現した両乳首を指先でいじくりながら、
上気した真紀子の顔を舐め回した。
飽きたらキスしてちゅくちゅくと舌を絡め、口直し。その後はまた舐め回す。
俺の口周りにくっついてきたクリームで、真紀子はもう顔中べっとりだ。
一応、メガネを汚すのはさすがに悪いかな、と思って
顔付近にはデコレーションを施してなかったんだが…。
まったく気にしている様子がない。
快感でそれどころじゃないだけかもしれんが、要らぬ気遣いだったな。
多汰美も「マキちーはエロガッパじゃけえ何してもええよ」って言ってたし。
「ひゃんっ…んぅ…んん、はぅ、ああっ、うぁっ……!!」
わき腹のところから垂れてきた生クリームを手で掬い取り、
へそを中心としたおなか一帯に塗りたくる。抱き心地のいい肌だ。もちもちだ。
ブルーベリーソースと混ざって薄紫色にてらてら輝いているところを、
顔から首筋へ、胸からおなかへ、さらにその下へ、とべろべろ舐め下ってゆく。
と、股間付近で急に甘みが薄くなって、代わりにエロい味が主張を始めた。
「真紀子、せっかくの濃縮ブルーベリーソースを薄めたらいかんじゃろうが」
「んぁっ! …あぅ、はぁ、せやかて…ぇ…っ!」
「これは薄まったぶん、回数多く舐めてやらんといかんのう」
「やっ、はっ、そんなっ、んっ……ひぅぅっ!? うぁっ! んぁああっ!!!」
腰をがっしりと掴んで、股間周辺を重点的に味わう。
真紀子の身体がしなやかに、何度も跳ねた。
特に、こりこりと固い、小さな種のような部分に舌が触れるとき、真紀子は大きく反応する。
うちの商品のブルーベリーソースに種が混入してたら問題になるだろうが。困ったもんだ。
時々歯を当てるようにしながらそこばかり狙ってやった。
「くぅ!?うぁっ、あっ、あ、ああ!
そこ、ばっかりっ、あかっ、んぁっ、ゃぁっ!?
あぅ!! ひぁっ、あ、やっ、んっ、んんぁあああっ!!!」
真紀子がびくびくと、腰を中心に痙攣する。
爪先を丸めて硬直、ほどなくして弛緩した。よし、もういいだろう。
「はぁっ、ふぁ、あう、はぅ……!
…ぁう!? あっ、ちょ、まだ、わたっ…んあっ!?
………ふぁ、ん、ぁ…んぅうううううう!!!」
くてんと脱力し肩で息をしている真紀子の脚を開かせると、一気に挿入した。
狭い、というわけでもないのだが、全体が俺自身を絞るようにぎゅうぎゅうと絡んでくる。
どうやったらこんな良い膣になるんだ。
お好み焼きを食べて育つとこうなるのか。広島風じゃダメなのか。
「く、あぅ、…あつぅ…っん!! あぅっ、やっ、んく、ふぁ、はあん!
んぅん! うあ、ひぅっ、ん、うぁっ、ぁああああっ!!」
あまりにも充実しすぎていた前戯のためか、挿れた時点でもう俺の限界は近い。
いきなりスパートをかけて全力で腰を振りながら、強く抱き合った。
真紀子から熱をもらって熱くなっているメガネが俺の頬に当たり、
大きな乳房が俺と真紀子との間でひしゃげ、
さらに二人の腰の動きに合わせて肌触りのいいおなかがぺたぺたとくっついてくる。
それらがクリームでにゅるにゅる滑って、なんというか全身気持ちいい。
「…ん、むぅ、真紀子、ええ女じゃのぅ…っ!」
「!! なっ、ふぁっ、んぅっ、ああっ!!
くぁっ、ひんっ、やぁっ、うっ、んあっ、ああっ、あっ…うぁ、ぁぁぁあああああっ!!!!」
俺が思わず感想を漏らした瞬間、真紀子の膣内がきゅっと締まる。
それがトドメになり、俺は真紀子の膣内に思いっきり放出した。
…あー、中で出しちゃって良いかどうかは聞いてなかったな、そういえば。
まあマズくても、あれだ、ブルーベリージュースで洗えば大丈夫だ。たぶんきっと。
…。
……。
………。
「ほな、ブルーベリーもらっていきますねー?」
「おう、好きなだけ持っていったらええ」
「おおきにー」
「…そういえば、なんでそんなにブルーベリーを欲しがっとるんじゃ?」
「ああ、言うてませんでしたっけ?
ほら、私、メガネですやん。ちょっとでも視力上げたいなー、思いまして。
ブルーベリーはごっつ目にええって言いますし、
でもそんないっぱい買うわけにもいかんから、
何とかしてタダで大量に食べられたらええなー、って…」
「………むぅ……」
「…? どないしたんですか?」
「…いや、その…今さら非常に言いにくいんじゃがな。
…ほら、さっき、メガネ美人が好きじゃと言うたろう。
そのために、その、うちのブルーベリーはわざわざ品種改良を重ねてあるんじゃ…」
「……へ? どういう意味…」
「…じゃから!うちのブルーベリーは、なんぼ食うても目が良ぅはならんのじゃ!
ぜんぜんアントシアニンを含んどらのんじゃもん! そうなるように作ったんじゃもん!
メガネ美人の人口を減らさんための、視力回復効果ゼロのブルーベリー、なんじゃー!!」
「なんやてーー!!!?」
<了>