いつからだろう?にわちゃんのストレートな好意に困惑より嬉しさを感じるようになったのは。  
いつからだろう?にわちゃんが泊まりに来る日が嬉しいと思うようになったのは。  
いつからだろう?…にわちゃんが私を求めるように仕向けるようになったのは。  
いつからだろう?にわちゃんの姿を目が無意識に追うようになったのは。  
いつからだろう?私が…にわちゃんに依存するようになったのは。  
 
      《降り積もる狂気の果て》  
                      『トリコロ』より   
 
「ねぇ七瀬。さっきのとうもろこし美味しかったわね」  
「そうですねぇ。あれだけ甘味が強ければ生でも大丈夫かもしれませんね」  
「え?とうもろこしって生でも食べられるの?」  
「品種に…よるらしいですけど」  
「へ〜」  
時計の針も十二時を回り今は私の部屋でにわちゃんとのおしゃべりの時間。  
このなんでもない一時がとても掛替えの無い大切な時間……  
「…あ〜それにしても…」  
「はい?」  
「青野って絶対に痩せる気ないわよね」  
「ハハハ…そうですねぇ。結局あのなぞなぞの答えなんだったんでしょう?」  
そういえば餃子も美味しそうに3人前食べてましたねぇ…  
「まったく…62マキシになってもしらないんだから」  
「一気に2ランクアップ?!」  
真紀子さん聞いたら怒るだろうなぁ…  
「2ランクだけに青野はアップアップってね」  
「…真紀子さんの前では言わないでくださいよ?」  
「わかってるって。でも由崎はウケてくれそうよね?」  
「もう……次は鬼太郎結びにしたるって真紀子さん言ってましたよ」  
「どうかこの件は御内密に…」  
急にオドオドした表情で頼み込んでくるにわちゃん。…その表情GOODですよ。  
「?…七瀬どうしたの?」  
「いえなんでもありませんよ?」  
私も表情に出てたのでしょうか?  
 
「そういえば七瀬の小学校いいところね」  
「そうでしたか?でもあまり思い出というか記憶がないんですが」  
「ふ〜ん。まぁ私もそんなに覚えてるわけじゃないけど…」  
「にわちゃんもなんですか?」  
「うん、まぁ。でも本当に一緒の学校だったら良かったのにね。そう思うでしょ?」  
「…そうですねぇ」  
……いや少なくても『今の』私にはそうは思えませんね。  
「ん…七瀬どうしたの?だってあの頃から知り合ってれば今よりもっと…」  
「ねぇにわちゃん?」  
「え?なに」  
「にわちゃんは今の私じゃ不服なんですか?」  
「そ、そんなことあるわけないじゃない…」  
「もし何かあるなら言ってください。私直しますから…」  
「どうしちゃったのよ七瀬。私がそんなこと思うはずないでしょ」  
…だってにわちゃんが…今の私達の仲に不満があるんじゃないかって…  
でもいらない心配だったみたいですね。  
「フフフ…そうですよね。それに…」  
「それに?」  
「小学生の頃の私じゃお料理もそんなに上手くないですし…」  
 
「ちょ、ちょっと七瀬!別に私…七瀬の料理だけが目当てじゃないんだか…んむ!?」  
顔色を変えて抗議してくるにわちゃんの唇を自分の唇で塞いで…そのままベッドに引き倒して…  
知っていたつもりでしたけど今のにわちゃんのセリフは嬉しかったですね…  
「…ん。もちろん知ってますよ。にわちゃん」  
「もう…七瀬ったら…」  
「…今日は…にわちゃんがしてくれませんか?」  
ちょうど私を押し倒す形になってるにわちゃんが驚いた顔で聞いてくる。  
「え?!…でも…いいの?」  
「はい…今日はにわちゃんに…その…」  
「う…うん…わかった…」  
私のお願いを聞いて困惑気味な表情のまま……固まり続けるにわちゃん。あれ?  
「…にわちゃん?」  
「あ…あのね…今まで七瀬に…してもらってばかりだったから…どうしたらいいかわからない…」  
そ、それは考えていませんでしたね…  
「もう…にわちゃんがしたいようにしてくれて…いいんですよ?」  
「え?……でも今日家から何も持ってきてない…」  
………何したいんですか?何したいんですか?  
「そ…それはまた今度ってことで」  
「うん…それじゃ…脱がすね」  
 
顔を真っ赤にしてパジャマのボタンを外していく様子はとても可愛いんですけど…  
私も妙に恥ずかしいです…  
「あ…このブラってオニュー?」  
「は…はい。この前デパートで…」  
「ふ〜ん。可愛くていいね」  
「あ、ありがとうございます…」  
もう…こういう恥ずかさは…耐えられないよう  
「ねぇ今度お揃いの買わない?」  
「いいですねぇ。今度一緒にお買い物にいきましょうか」  
「うん。私が七瀬をコーディネートしてあげるから」  
「なら私はにわちゃんを…」  
「うん楽しみだなぁ」  
「本当ですね」  
私達は顔を見合わせクスクス笑いあう。  
「っておしゃべりしてる場合じゃないわね。んしょっと」  
私はブラをずらされて胸を見入られて…  
「七瀬…本当に…綺麗なピンクね…」  
「い…言わなくていいですよぅ」  
「さきっちょも小さくて…震えてて…」  
こ…言葉責め?  
「に…にわちゃ〜ん。あ、あの…」  
「あ、ごめん。すぐするから」  
「え?…んぁ」  
言うが早いが胸全体の感触を確かめるように強めに舌を這わされる。  
丁寧にゆっくりとまるで味わうように舌を動かされ…片方の胸を唾液塗れにすると  
もう片方の胸を同じように嘗め回される。  
「あぁん…ふぁ…にわちゃん…そんなに…うん…胸…」  
「ああ…七瀬のオッパイ…可愛い…可愛いよ…」  
き…聞こえてませんか?  
そんなことを思ってる間にも先を口に含まれ…舌で転がされ…甘く噛まれ…吸い付くような唇の感触が…柔らかくて…  
「あぁん…にわちゃ…そんなに弄らないでぇ…」  
「んむ…チュプ…チュク……チュル…」  
一心不乱に私の胸に吸い付くにわちゃん…可愛い…甘えんぼの赤ちゃんみたい…  
「ジュ、ジュ〜〜ジュル」  
「ひん!?つ、強す…ぎ…ですよぅ…」  
「うん?……七瀬ぇ…」  
うわ…目…目がもう…トロンとしてる…理性無くすの早いですよぅ…  
 
「あ…ゴメンね。今こっちもするから…」  
そういうとショーツに指を掛けられ…ゆっくりと引き下ろされて…  
かえって恥ずかしいです…  
もうシミが出来てるし…  
「もう…濡れてる…」  
「い…いやぁ」  
「感じてくれたんだ…こっちも今…」  
指でスリットを軽くなぞられ甘い刺激が脳を揺さぶる。  
「あ…にわちゃん…そこは…」  
「大丈夫。優しくするからね…」  
指をスリットの中に沈めてぬかるんだアソコの感触を楽しむように動かす  
「んあぁ…ゆ、指〜」  
指でアソコにイタズラしながら舌を耳に這わせ熱い吐息を吹きかける  
「うぐぅ…耳はダメぇ…にわちゃんのエッチ〜」  
「もう…そんなこと…言われると…」  
そう言うと私の股間に顔を埋めて指で左右に開いて…  
「ん…そんなに近くで…」  
「わぁ…ピンクのヒダにこんなにトロトロが…」  
「〜〜〜!!」  
間近で見られるなんて…  
「…いただきます」  
「な、何言って…ひゃぁん…あぁ、んぁあうあ…」  
アソコ全体を小鳥が餌を啄ばむようにキスし始め…  
奥から染み出たトロトロを吸われ。  
「チュル…チュブジュルチュ〜クチュ…」  
「もう…そんなに音立てちゃ…ぅん…」  
「美味しい…美味しいよ七瀬。舌ですくえるくらいトロミがあって…少ししょっぱくて…」  
「だから…そういうこと…言っちゃ…」  
「もっと…もっと…」  
やっぱり聞いてませんね?って…舌と指が…  
「うぁあん、くぁあ…あぁあひあ…」  
「七瀬…声も可愛い。もっと聞きたい…」  
「やあ…うぁあ…恥ずか…しいです…」  
「可愛い可愛い可愛い…」  
「つぁ…も…もう…」  
もう…  
「あ…まだ待って」  
「…ふえ?」  
 
そう言うとにわちゃんはフラフラと危なっかしく立ち上がって下を脱ぎ始め…  
「…にわちゃん?」  
「もう…私も濡れてるわね」  
どうしたんだろ?私このまま蛇の生殺しなのかなぁ?  
「にわちゃんってばぁ」  
「これ…一度やってみたかったのよね…」  
そう言うと私の片足を担ぐようにして私のアソコににわちゃんのアソコを…えええええ?!  
「ん…あ…これいい…」  
「くあぁ!…にわちゃんの熱いよぉ…」  
にわちゃんは自分の熱くぬかるんだアソコを私のに押し付け恍惚の表情で腰を動かし…  
「七瀬の…擦れて…グチュグチュいってる…」  
にわちゃんが腰を動かすたびに湿っぽい音が部屋の中に響いて…その音でさらに私は…  
「あぁぁあ…そんなに…むぅ…動いちゃ…」  
「くぅん…つぁ…わかる?七瀬。私達のが交じり合って…それがヒダヒダに絡み付いて…」  
「に…にわちゃ…わ、私も…もう…」  
「うん…いいよ。いっしょに…」  
そう言うとさらに捩じるように押し付けクリとクリが潰れあい…  
『ひっんぁああぁああうああぁあ!!』  
私達はお互いの熱い飛沫を感じながら深い闇に堕ちていった…  
 
「んむう?…まだこんな時間…」  
変な時間に目が覚めてしまいました。…隣ではにわちゃんが幸せそうに寝息を立ててる…  
「あんなに激しいなんて…今度お仕置きしなきゃ…」  
私の言葉なんて聞こえるはずもなく眠り続けるお姫様の髪をなんとなく撫でてみる。  
「……もしもあの頃出会っていたのなら…」  
私達どうなっていたんだろ?無二の親友くらいにはなれていたのでしょうか?  
「…でもきっとこういう関係には」  
そう…真紀子さんや多汰美さんとはしてないように…にわちゃんも所謂『友人』になってたんだろうなぁ…  
「にわちゃんは…どっちが幸せだったんでしょうねぇ」  
こんな歪んだ関係には深みに堕ちた関係は…にわちゃん…貴女は…  
 
私達って似てますよね。ずっとずっと誰かを求めて…きっと少しずつ少しずつ壊れて…  
あの日…にわちゃんが話しかけてくれたのは、私達が知り合ったのは運命だったのかな。  
お互いがお互いを求めて…にわちゃんが私を求めてくれるから…  
『私を求めてくれる人なら私の側にずっといてくれる』と思っちゃったから…私は貴女に壊れて…。  
時間の流れの中で狂気だけが静かに積もったから私達だからこそ惹かれあったの。  
だから…あの頃出会っていたのなら今の私達は…やっぱりない。  
『今の』私には…考えたくもありませんね。…隣にいるにわちゃんがいない人生なんて…  
「うん…七瀬…」  
そう…夢まで貴女を…私に染めて…  
「…のガマが…」  
 
………ガマ?  
 
 
   END  
 

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