いちばん下のボタンまですべて外し終えた七瀬は、  
どうにか胸を隠しながら袖を抜こうと試みてるんだろう、  
左右の腕を外へ内へとせわしなく動かしている。  
が、片腕で胸を押さえたままもう片方の腕を袖から抜く、なんて作業は  
よっぽど身体が柔らかくないとできるもんじゃない。七瀬には不可能だろう。  
というかそもそも、七瀬の細い腕じゃすでにブラ全体を隠しきれてないしな。  
 
七瀬もムダな努力をしていることに気づいたのか、  
意を決してすぱっと両腕を袖から抜き去り、  
すぐにそのブラウスを掻き抱くようにして胸を隠した。  
また目が合ったので、首を横に振ってやる。  
さらに顔を紅潮させ目を瞑った七瀬は、ブラウスをふわりと床に落とし、  
小刻みに震えながら手を後ろで組んだ。  
 
「よし。次は下だな」  
「…ううー……」  
 
うなだれたようにしてスカートのホックに手を掛ける。  
すでに上を脱いでいるせいか、躊躇いというほどの躊躇いはないみたいだ。  
ホックを外す音が聞こえ、スカートがすとんと足元に落ちた。  
今度は特に何の指示もしたつもりはないけど、  
七瀬はおずおずと、しかし自発的に手を後ろへ回してくれた。  
なんていい子なんだろうか。抱きしめたくなってきた。  
 
七瀬に良く似合う、おとなしいデザインの水色のショーツが露わになる。  
下の毛まで髪みたいに規格外でショーツからはみ出してたら困るな、と思ったが  
さすがにそんなことはなかった。安心だ。  
真っ白なおなかにワンポイントのへそが可愛い。吸い込まれそうになる。  
 
俺が「もういいぞ」と言うのを待っているんだろう、  
七瀬は伏し目からちらちらと俺のほうへ視線を向けてきたが、  
それを無視するように、頭から爪先まで舐め回すように見つめてやった。  
静脈の透けて見えるほど白い太ももを擦り合わせ、七瀬はしきりにもじもじしている。  
どうやら、股間にまとわりついてくる俺の視線だけは  
何とかして少しだけでも避けようとしているみたいだ。  
 
が、もう手遅れだ。  
俺はすでに気づいてる。見逃してない。  
七瀬のショーツ、股間のとこだけ、水色が濃い青色になってるんだ。  
濡れている。  
感じてるんだ七瀬は。俺に見られて。  
この子は本物のいじめられっ子なのかもしれん。  
もう俺の欲望は止められないぞ。青色だからな。青色は「進め」だからな。  
 
七瀬は、もうすぐ羞恥の時間から開放される、  
あとちょっとのガマンだ、と必死に耐えているのが見て取れるけど…。  
……まだだ、まだ終わらんよ。もうちっとだけ続くんじゃ。  
度胸をつける練習だ、って言ってるのに感じちゃうような子には、  
少しばかりおしおきが必要だもんな。  
 
「……うん」  
「あ、あのう……もういいですよね?」  
「んー、いや、下着も取ってもらえるか?」  
「フォアッ!? な、なんで下着まで!?」  
「(…フォア?)  
 いや、なんでって、舞台で必要だからに決まってるだろ」  
「そんな……!?」  
 
舞台で下着まで早着替えすることなんてまずありえない。  
役者の心構え云々以前に、そんなシーンの出てくる脚本が想像できないだろう。  
ちょっと考えればわかることだよな。下着のファッションショーじゃないんだから。  
でも、今の七瀬はたぶんそこまで頭がまわってない、と俺は踏んだ。  
恥ずかしさと非日常な事態への困惑で、  
「俺の言うことが正しいかどうか」ではなく  
「俺の言うことに従わなくちゃいけないのか」に思考が行っちゃってるはずだ。  
 
俺のカンは正しかった。  
七瀬は、すでに限界まで朱に染まっていると思われた顔をさらに真っ赤にし、  
目線をせわしなく泳がせながら、  
後ろに回していた手をブラのホック部分へと移動させてゆく。  
 
所作が今まで以上にひどくおぼつかない。  
一度、手がホックのある位置を上へ通り過ぎてしまった。  
これも恥ずかしさで脳がまともに働いてない、確たる証拠だろう。  
ああ、こいつがあれか。脳がフットーしそうだよぉ、ってやつか。  
思春期少女の脳はほんとにフットーするもんなんだな。少女漫画侮りがたし。  
 
ぱちん、と乾いた音がした途端、七瀬の肩から肩紐が滑り落ちた。撫で肩だもんな。  
カップ部分をあわわと両手で押さえるが、  
何かを思い出したように、ゆっくりとその手を前へ倒してゆく。  
普通ならこういうとき「ぷるん」とか「たわん」みたいな擬音が脳内補完されるんだろうけど、  
今回はまるっきりの無音だ。残念なお知らせ。  
 
ただ、もし聞こえるとしたら「つん」という音に違いない、と思えるほど、  
小さな桜色の突起が七瀬のなだらかな胸の上で自己主張していた。  
ブラが胸から離れて落ちるとき、一瞬その突起で引っかかったように見えたぐらいだ。  
七瀬の恥ずかしさ、いや、もう興奮と言ってしまっていいだろうか、  
昂ぶっている感情が手に取るようにわかる。  
危険だ。これは男心への殺傷力が高すぎる。  
生唾出すのかカラカラに乾くのかどっちかにしやがれ俺の口の中。  
 
「あとはショーツだな」  
「はううー……」  
 
俺は椅子に深く座りなおし、上半身を前にぐっと突き出す姿勢をとった。  
この姿勢には、七瀬に「見られている」という意識を再確認させ羞恥を煽る効果とともに、  
もういい加減ごまかせなくなってきた俺の海綿体の膨張を隠す効果もあるのだ!  
俺って策士。中学生みたいな策士。  
 
七瀬が震えながらショーツに手をかけた。  
素肌側に親指を差し込み、真っ白になるほど指先に力を込めてショーツの端をつまむ。  
もうあれぐらい力入れないと手が脳の命令を聞かないのかもしれないな。  
上気したふとももと指先とのコントラストが見事な紅白で、非常にめでたい。  
 
と、ここで七瀬が突然ぴくっと肩を揺らし、次いで慌てたように一気にショーツを下ろした。  
ショーツを脱ぐべく下を向いた瞬間、股間部分の変色に気づいたに違いない。  
自分が濡れてることを俺に悟られてはいけない、恥ずかしい、  
そんなことがバレるぐらいならすぱっと脱いじゃったほうがマシだ、ってとこだろう。  
ほら、ブラやスカートは脱いだっきり無造作に床へ落ちたままなのに、  
ショーツは足を抜いた後、すぐに丸めてスカートの下に隠した。俺のカン正解。  
うん、とっくに手遅れだぞ七瀬。ああ畜生可愛いなあ。  
 
ショーツを隠した七瀬は立ち上がり、おずおずと気をつけの姿勢をとる。  
ソックスと靴を除いて一糸纏わぬ姿となり、  
生えてるんだか生えてないんだか、レベルの七瀬の股間が俺の前に現われた。  
股間はこんなだし、胸は何度見てもふくらんでないし、  
太っているわけでは決してないのにくびれと言えるくびれも見当たらない。  
だがしかし、なんというかこう、  
発展途上(だといいな)な感じが背徳感を煽って、  
むしろ完成された女体よりずっとエロい気がするわけだ。  
七瀬の股間が水滴で光ったように見えた。暑い。くらくらする。  
 
身体を覆ってくれるものをことごとく失った七瀬は、  
髪でどこでもいいから隠せないか、と背中を丸め小さくなっている。  
普通なら単なる悪あがきで非常に嗜虐心をそそる格好なんだけど、  
七瀬の場合はほんとに全身が髪にすっぽり入りかねないんだよな。  
そのまま髪に包み込まれて大きな繭みたいになって、出てくるときに進化しかねないもん。  
 
進化されるのは困るので、「舞台上だと思って背筋をぴんと伸ばせ」と言ってやる。  
しかし、さすがにもう羞恥心に勝てないのか、  
それとも俺の指示を処理できるだけの余裕が脳に残っていないのか、  
七瀬はなかなか動こうとしなかった。  
目を瞑って下を向き、呼吸を落ち着かせようと必死になっている。  
 
よし、ここだ。  
俺は立ち上がって七瀬のほうへ歩み寄った。  
七瀬がちょっとビクッとする。  
でも逃げ出したりはしない。怯えたような目でこっちを見ているだけだ。  
沸騰した今の七瀬の頭ではこれ以上何が起こるのか推測すらできないか……、  
…あるいは、七瀬も何かを期待しているか。  
 
「七瀬、もっと姿勢良く。ほら、背中のこのへんが曲がっちゃってるから」  
「えっ…!? あっ…あのっ…!?」  
 
七瀬の身体をさわさわと撫でてみた。熱い。  
七瀬は身体をちぢこめようとして固くなるだけで、  
やっぱり逃げたり抵抗したりする気配はまるでない。  
ここで嫌がられることが、俺の理性の、最後のブレーキスイッチだったんだけどな。  
止めてくんないのか七瀬。もうどうなっても知らないぞ。  
 
「おなかは、ここらへんに力入れるんだ」  
「んぅ!? は、はい…っ!」  
「もっとしっかり。へその下の、そう、このあたり」  
「ひゃぅぅ……!」  
 
さらにぺたぺた触る。汗がすごい。俺もだけど。  
七瀬の胸の上に汗の玉ができていた。  
それが下に流れ落ちないってことは、一応ちょっとはふくらんでるのか。良かったな七瀬。  
それにしても、どうしたもんだろうかこのすべすべ加減は。  
つるんつるんでぷにぷにで、この身体いったい何でできてるんだろう。  
70パーセントが水? ウソだろ、水はこんなにエロくないぞ。  
 
「胸ももう少し張って、胸のトップがもっと上に来るように意識して。こんな感じ」  
「ふぇっ?……!?あっ!?」  
 
片腕で七瀬を後ろから抱きすくめ、  
もう片方の手で七瀬の胸を覆って、少し持ち上げるように動かす。  
抱いた感じそんなに細いわけでもないな意外だな、と思ったら  
俺の腕で包み込めてる幅の半分以上は髪だった。なんてボリュームなんだ。  
 
それにしても七瀬の髪はいい匂いがする。  
これは香りつきシャンプーのチャラチャラした匂いなんかじゃない。  
落ち着いた大人の女性の匂いだ。何の匂いだろう。  
背や胸は子供なのに、未亡人もかくやといった匂いを持ってるって、  
七瀬はこんなギャップまで備えてたか。男心くすぐりの完璧超人か。  
 
「胸が今この位置にあるだろ、これが、ここらへんに来るように」  
「あぅ…そんな……んっ…!」  
「いや、ここまで行く必要はないか、このへんかな?」  
「!! んぅっ!」  
 
手のひら全体で下から上へ押しつぶすようにしつつ、  
指をフルに動かしてふにふにする。  
ふくらんでないくせに妙に柔らかいんだけど、  
そのくせ手のひらに触れる乳首にはぴんと芯が入ってこりこりしてて、  
トータルバランスがものすごく心地いいのはどうしたことだろう。ずっと触ってたい。  
 
胸を弄ぶ間、もう片方の腕はひたすら髪を掻き分け続け、  
今度こそようやく七瀬の肌に辿り着くことができた。  
左肩の後ろから右の鎖骨方面へ手を伸ばし、ぎゅっと掻き抱く。  
超ちっちゃくて超頼りない。  
「この獲物をなぶって破壊してやりたい欲」を司る悪魔と、  
「かよわいものを守り慈しんでやりたい欲」を司る悪魔とがケンカを始める。  
俺の脳内に天使はいないらしい。ショックだ。  
 
初めは戸惑っていただけの七瀬が、  
俺の手の動きに合わせて、というか俺の手が乳首を押さえつけるのに合わせて、  
息を吐いたり唇を噛み締めたりするようになった。  
首筋に舌を這わせる。ぞくぞくっと七瀬が震えた。  
舌を上下左右へ、ゆっくり、しかしせわしなく動かし、  
ときどき耳や鎖骨のゴキゲンもうかがってみる。  
 
「あぅぅ……あ…っ…はぁ…んぁ……っ!」  
 
七瀬は虚ろな目で斜め上を見つめるばかりで、口すら閉じられなくなってきた。  
息をするのにも一苦労なのか、小さな唇からさらに小さな舌がちらちら覗いているので、  
首筋から俺の口を一気に移動させ、そこへ口付けてにゅるりと差し込む。  
一瞬驚いたように目を開いた七瀬だが、すぐにとろんと瞼を閉じてくれた。  
七瀬の口の中を、俺の舌が所狭しと暴れまわる。所狭しっていうかほんとに狭いんだけど。  
 
七瀬の唇と舌を堪能する一方、胸を担当してた手はすでに下方へ移り、  
七瀬の秘所をこね回していた。  
小さいから片手の手のひらで全体を包み込むように愛撫できる。便利な身体だなあ。  
中指を棒に見立てて素股の要領でこすりつつ、  
人差し指でそのまわりを撫で上げ、薬指で入り口をつつく。  
胸といっしょでこっちにもときどきこりっと固いものがあって、  
俺の指の付け根がそこをかするたび、胸のときよりも大きく腕の中の七瀬が震えた。  
 
このまましばらく繰り返してイカせてやろうか、とも思ったけど、  
もうダメだ、俺が限界だ。  
 
「ん…ちゅ…んっ……!」  
「…七瀬」  
「ん…はぁ……」  
 
非常に名残惜しいけど、いったん唇を離す。  
七瀬も俺と同じ気持ちだったのか、舌をだらしなく突き出したままだ。  
 
「そろそろ行くけど、いいか?」  
「…ふぇ……? …あー…そ…ですねぇ…いきましょぉかぁ……」  
 
わかってないなたぶん。まあいいや。  
俺は素早くズボンとパンツを脱いで、再び椅子に座り、  
七瀬の身体をひょいと抱き寄せた。  
ひょっとしたら十代のとき以上か、と思う角度でそそり立つ俺自身に向け、  
七瀬の腰をゆっくりと下ろしていく。  
 
「んう…あっ?……はぁ…!」  
 
俺の先っぽが七瀬の入り口に触れた。  
熱い。さっき手で触ってたときよりはるかに熱い。  
人間に対してオーバーヒートという言葉を使っていいのはこの瞬間だけだと思う。  
 
「や…はぁ……あぅ…ぅんんんんん!!!」  
 
しっかり照準を合わせてさらに七瀬を沈めていく。俺の顔にかかる吐息まで熱い。  
ちゅくちゅくと水っぽい音を立てながら、ついに俺自身が根元まで七瀬の中に収まった。  
…根元まで……?  
…いやいや、七瀬が意外にも奥行きのある膣を持ってるんだ。  
俺自身が短いんじゃない。絶対。  
 
「七瀬…入ったぞ…」  
「うぁー……は、はい…っ……いいです……っ!!!!」  
 
…あれ?  
さっきまでの感じからすれば  
七瀬はこういうことするのたぶん初めてだと思うんだけどな。  
なぜかあんまり痛がってるふうもないし、  
なにより膣内が妙にこなれていて、  
俺自身を扱き上げるように絡み付いてくる。  
そのくせやたらと狭いから、めちゃくちゃ気持ちいい。  
七瀬はもともとこういう、天性でエロい膣の持ち主なのか、  
それとも誰かに、おそらくは潦あたりに、本人も知らないうちに慣らされたのか。  
もし後者だとしたら七瀬の代わりに潦を追試だ。けしからん。  
 
痛がるなら気遣わなきゃいけないと思ってたけど、こうなったら話は別だ。  
七瀬のウエストを掴み、いきなり上下に大きくゆさゆさと揺する。  
 
「おふっ!? あっ…ふぁっ! ぁんっ…くっ、あ…んんんぅ!!」  
「(…おふっ?)」  
「んっ!あっ!ひゃうっ…?あぁっ、はぁっ…!」  
 
腰を動かしながら七瀬を抱きすくめ、乳首にかぶりついてみる。  
乳首に、っていうか、なにしろふくらんでないからもう乳房全体を口に含む勢いだ。  
俺の舌や歯が乳首に当たるたび  
七瀬は切ない声を上げ、俺の頭にしがみついてきた。  
 
「ちゅうう……ちゅっ」  
「ん……んっ!……あっ!? んんっ…あぅん……はぁっ!」  
 
両方の胸を充分に堪能した後は、  
顔を上のほうへ移動させ、唇と唇を合わせる。  
待ちかねていたように七瀬のほうから舌を絡めてきた。  
七瀬の舌の動きは理性を失っていてもまだぎこちない。だがそれがいい。  
 
「うぁん! やぁあっ……わたしっ…もっ、うっ…だめで…すぅっ……んぁっ!」  
 
…そろそろ俺も限界だ。早い。違う早くない。七瀬が良すぎるんだってば。  
フィニッシュに近づくべく激しく腰を動かす。  
七瀬がのけぞる。危ない。落ちるぞ。落とさないけど。  
 
「な…七瀬…っ…七瀬っ!!」  
「はっ…ひぁっ! あぁぁ、っはぅ、やっ…!? ……いっ…あっ…んっ……んぅぅぅぅ!!!」  
 
七瀬の一番奥に、腰を突っ込んだ勢いそのままに叩きつけた。  
背筋から爪先から、全身をぴんと硬直させた後、七瀬が崩れ落ちる。  
俺は慌てて七瀬の後頭部に手を回してそれを抱きとめ、抱き寄せてもう一回キスをした。  
 
…。  
……。  
………。  
 
「…はぁ…はぁ……ふぅ…」  
「…んぅ……あうう…」  
 
俺たちは終わった後もしばらく抱き合ったまま、繋がったまま、  
お互い息が整うのを待っていた。  
俺はもうだいぶ落ち着いたけど、七瀬はまだ肩で息をしている。  
 
「…いいか七瀬、明日から放課後は演劇部のほうに顔を出すようにな」  
「んぁ…ふぁい……わかりました……」  
 
耳元で言う。  
本来の目的はそういえばこれだったことを思い出した俺、超偉いと思う。  
七瀬の頭をよしよしと撫でた。  
それにしてもやっぱり髪の質量感がすごい。  
よくこれを振り回しながら交われたな。そりゃのけぞるよ。  
 
「うん、じゃあ悪いけど、シンデレラ、頑張ってくれな。  
 部の連中に混ざって、いろいろ教えてもらいながら練習すれば、  
 七瀬ならすぐサマになってくると思うぞ。先生が保証する」  
「…あ…あ、あの…先生……」  
「ん?」  
「あ……えと……やっぱりまだ、その、私…舞台に立つ自信がないですから…」  
「え?」  
 
「……これからも、部の練習の後で…個人指導、していただきに来てもいいでしょうか…?」  
 
 
<了>  
 

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