「膝、立てろよ」  
 エドが言うと、ウィンリィはベッドの上で仰向けになったまま、そろそろと膝を立てた。履いているのはミニスカート。白い太腿が隠しようもなく露になっている。  
「なんで膝閉じてんだよ。開けって」  
「エドお、悪かったわよ、噛んじゃって。謝るからやっぱり普通にしない?」  
「できるんならしてーよ!痛くて今使えないんだっつーの。いいから早くしろ」  
 ウィンリィはちょっと悪戯心を起こしただけのつもりが、想像以上のダメージをエドに与えたらしい。エドの怒りはウィンリィがある提案をするまで収まらなかった。提案とはすなわち自慰をエドに見せることである。  
 しぶしぶウィンリィが足を開くと、エドはその下着に覆われた中心を熱く見つめた。よかった、どうやら機嫌は直りつつあるみたいと思うウィンリィに、エドは早速指示を出した。  
「最初はショーツの上からだ。指も入れるなよ。ショーツを自分で上に引き上げて、形がくっきり出るように自分で食い込ませろよ」  
「なに、それ」  
「いいからしろよ」  
 ウィンリィが言われたとおりにすると、白いショーツはウィンリィの恥丘の形に食い込んだ。その割れ目を摩るように言われてウィンリィは指を這わす。敏感な部分を布の上から摩っているとエドの熱い視線を感じた。  
 
「ねえ、ねえエド続けなきゃダメ?」  
「当然」  
「だって恥ずかしい、これ」  
「だからさせてんの」  
 エドがニヤニヤし始めるのを見てウィンリィは頬を染めた。けれど指は休めない。食い込む下着に浮き出た形が、秘唇が開くにつれて徐々にいやらしい凹凸をとり始めた。  
「なあ、ウィンリィ。お前ショーツに染みが付き始めてるぞ」  
「やだ、言わないで」  
 
「今度は横から指入れろよ。けどまだ摘んだり突付いたりはなしだぜ。片手で押し広げて、パックリ開いたビラビラをショーツに差し入れた指の腹で撫でてやれよ」  
 あまりの指示の内容にウィンリィは抗議の声を上げそうになってしまったが、元はといえば自分が悪い。それに結局は好きな人の望むことをしてあげたいという気持ちに負けて、潤み始めた秘唇をショーツに差し入れた手でグイと広げて見せた。  
 充血した花弁を撫で摩る指が小さな布地の下を激しく行きかう。ずれた下着の下から薄い繁みの生えた恥丘がチラリと露出していたが、ウィンリィはそれに気付く余裕もなく、はあはあと息を荒げて自慰に夢中になっていた。下着はとうにベッタリと濡れ、秘唇に貼りついている。  
(やばい)  
 エドはその様子を見ながら思った。  
(やばい。最後まで自分でさせるつもりだったけど、こんなの見せられておとなしく座ってなんかいられねー)  
 吸い寄せられるようにエドは立ち上がり、ウィンリィの匂い立つそこへ顔を寄せた。  
 
「ねえ、エド、まだ?まだしなきゃダメ?」  
「いいよ。続きはおれがするから」  
 え?とウィンリィが思う間もなく、花弁を擦っていた方の手を取られ、そこから外される。刺激を求めてひくつくそこに、ショーツをずらすようにしてエドが舌を差し入れた。  
「ああん!あん!エド、やだ、なんでそんなとこから」  
「ちゃんと拡げとけよ。たっぷり可愛がってやるから」  
 ウィンリィ自身に秘裂を拡げさせたまま、エドはたっぷりと唾液を乗せた舌を蠢かせた。  
 ショーツをつけたままのせいかいつもよりウィンリィの匂いが強い。差し入れた舌に負けない熱さで、潤んだ花はエドを迎えてくれた。  
「んっ、今日はいつもよりジュース多目じゃねえ?」  
「知らない。知らないわよお!」  
「足閉じんなよ。それともおれの頭抱え込んでんのか?」  
 身を捩ったウィンリィが真っ赤になっているのが見えるようだった。構わず舌で勃ち上がった肉芽を突付く。快感で震えるウィンリィの尻をエドは手袋をしたまま揉み始めた。  
「なあ、前言撤回していい?」  
「んっ、んふっ、撤回…?」  
「ちゃんとできそう、おれ」  
 現金な欲望が、痛みも忘れてエドの股間の布地を押し上げていた。  
「ちゃんと…脱がせて」  
 ウィンリィが潤んだ瞳で言うのに頷いて、エドはスプリングを軋ませながらベッドへと乗り上げた。  
 
 

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