「大佐、これでいいんでふか」
シェスカが大佐のものを二つの胸に挟み、舌先で刺激する。
「もう少し胸を寄せて、乳首を見せてご覧」
椅子に座った大佐が上気した彼女の顔を見下ろして言う。
「はい」
素直に従う彼女の乳首がまるで彼を誘うかのようにつんと上を向いた。
大佐はそれを指先でつまむ。
「あ、ん」
しかめ面のようにシェスカが眉を顰めた。それは悦びの表情なのか。
一心不乱に彼のものにしゃぶりつく彼女はあまりにも淫らで魅力的だ。
硬くそそりあがった両方の乳首を指先で捏ね繰り回す。
激しい息遣いの中でもシェスカの口は彼を放さない。
「シェスカ、出していいか」
大佐の息が少し上がる。
だがその言葉とともにシェスカは動きを止めてそそくさと口元を拭った。
「う…、シェスカぁ…、どうして止めるんだ…」
「ならお願い、聞いてくれます?」
「……」
やがて大佐の机の上には山のように軍法会議所からの書類が積み上げられた。
「じゃあ大佐、よろしくお願いします」
「分った…」
「今日中にしてくれたらもっといい事してあげますぅ」
にこにこと笑いながらシェスカは部屋を出て行く。
彼女が最近読んだ本は「男を操る方法」。
これを大佐で実行するのが楽しみだった。
以前の耳年増だった自分はもうそこにはいない。
実践は女を強くする。
今度はどの方法で大佐を落とすか、シェスカの目は眼鏡の奥で光った。