美しい氷の女王である彼女の素顔はきっと私と同じ。  
私は男に求められるがまま身体を差し出して、それを喜びとする牝犬。  
あなたは違うと声高に叫ぶけれど、戒められて身動きが取れぬ状態から逃れようとしている癖に、ここは  
しとどに濡れているのは何故?  
まるでひとむかし前の、何も知らない生娘だった私を見ているよう。  
あの人も、こんな私をこんな気持ちで見ていたのかしら。  
「気でも狂ったか、ホークアイ……ッ!」  
「至って正気ですよ。この世にはあなたが知らない愉しみがまだあるんです、アームストロング少将」  
ずぶり、と一気に男根を模した太い玩具を突き入れれば、淫らな悲鳴と共に撓る身体。  
それなりに経験があるのか急な苛みにもしっかりと快楽を感じ震えている様が、めいっぱい羞恥で歪む  
美貌とのギャップで興奮を煽る。喘ぎに合わせて揺れる豊満で真っ白な乳房が、目にもいやらしい。  
ボイン好きと名高いハボック少尉なら、すぐにでもむしゃぶりつきたくなるでしょうね。  
「どこが気持ちいいですか? ディルドで突かれるのは初めてでしょうから、お好きな所を攻めて  
差し上げますよ」  
「ひあ……ッ、やめ……あ、あんっ、やめろぉ……ッッ!!」  
感じているくせに、見事な金髪を振り乱し拒否を示す彼女は一向におねだりする様子はない。  
だから私の好きにする。たっぷりの淫汁を絡ませたグロテスクな黒い幹を、充血した赤い痴肉に深く  
埋め込んでは、抗えない最高の快楽で震えているだろう子宮口目掛けて遠慮なく攻め立てる。  
潤いきったソコはハメる度にいやらしい汁が飛び散って、黒い革張りのソファを盛大に汚していた。  
ぐじゅぐじゅと甲高く響く淫音と少将の艶かしい喘ぎが、彼女の執務室を官能の場へと変えてゆく。  
「ああ、気持ち良さそう……オモチャもそれなりにいいみたいですね、少将」  
「違う、ちがうッ……ああぁ…ッ、んあッ、そこいやだああ…ッッ!」  
「ん? どこ? ……ここが好きなの?」  
「はぁんッ、ああぁんッッ!」  
一際イイ声で啼いた箇所をディルドの先っぽで丹念に突いてやれば、瞬時に美貌がとろけてさらに  
甘く甘い声が部屋に満ちた。女の私でさえ鳥肌が立つほどの艶かしさに、たまらない衝動が芯から  
突き上げてくる。もっともっと、犯したくなる。容易にディルドを動かせないくらい強い締め付けの女肉に、  
私の欲望をのせた玩具が深く浅く斬り込んでゆく。幸い同じ女である為、ポイントは心得ている。  
「女に対して男でありたかったと思うのは、初めてだわ……少将、本当に可愛い」  
金の陰毛だけでなく尻まで白濁汁でべちょべちょにするほど、少将は感じやすい性質なのだろう。  
けして巧みとはいえない私の愛撫にも、涙を浮かべながら悦んでくれる少将が可愛かった。  
濡れた肉だけでなく、ラビアまでをもグロテスクな玩具に絡ませ貪欲に快楽を貪ろうとする淫らさを  
見ると、女の身で彼女を犯しているのが惜しくなる。男であったら、自分の肉体で目の前の女を  
犯していたら、さぞ素晴らしい興奮と快楽、支配欲を愉しめただろうに。  
「あああッ、もうっ、もうだめだ……ッ、ホークアイッ、ホークアイ……ッ!」  
もし腕が自由だったらしがみついて必至に哀願している状況だろうか。  
険しいブリッグズ山を形容したかのような常の様子は欠片もなく、自らエロティックに腰を振る姿は  
淫らに堕ちた一匹の牝そのもの。美味そうにディルドを喰う淫猥な女を見せつけながら、  
呆気ない陥落を示す少将の生まれ持った素質に、笑みが零れる。  
 
「そのおねだりはどっちですか? 嫌なの? もっと?」  
きっとあの人も、こうやって私の暗い歓びを見出して引き出したに違いない――「快楽が欲しいなら、  
判るよな?」手を広げて堕ちてくることを望んだ彼の姿を追うように、少将の耳元で優しく問いかける。  
重なる視線。既にどこもかしこも淫らに蕩けているのに、もう我慢ならないと言っているのに、まだ非難を  
滲ませる瞳で睨み上げてくる。そのしたたかさは憧れているものの、今は憎くてたまらない。  
空いている掌で無造作に白い乳房を掴むと極上の感触を堪能することなく荒々しい所作で揉み、  
頂で真っ赤に染まる乳首を爪先で強く捻りあげた。  
「ッああッ!? 痛いっ、やめてくれっ……!」  
快楽上気していた顔が一変、苦痛に彩られる。でも、ぷっくりとした唇から漏れる悲鳴はどこまでも  
甘く響くから、本当は感じているんだって勘違いしてしまいそうになる。ディルドで媚赤の泥濘を  
犯しながら二度、三度と可愛い果実を捻り上げてしまえば、更に大きくなる嬌声。  
やっぱり、感じているのかしら。  
「痛いと言いながら感じてらっしゃるなんて、とんだ変態女ですね。あなたが素直に「欲しい」って  
言わないから、意地悪したくなるんですよ。もう一回聞きます……嫌なの? もっと?」  
限界が近しいことは震える裸体、玩具を悦んで咥える淫らな秘部で明らかなのに、内なる欲望を認めようと  
せず唇を噛み締める彼女のプライドには正直驚くしかない。  
「散々淫乱ぶっている癖に、何故認めないの? あなたはもっと快楽が欲しい、そうでしょう?   
無理矢理イカせることは出来るけれど、淫らな自分を認めたうえで快楽を欲しがった方が、あとの  
エクスタシーがもっともっとよくなるわ」  
朱に染まる眦を隠すように顔を逸らす彼女にぐっと近づいて、頬へ口付ける。「私も同じだから、判るの。  
……ねえ、欲しい?」吐息混じりに自ら正体を暴けば、見開かれる青の瞳。間近で見るその澄んだ美しさに  
思わず見惚れながらも、奥底でちらりと覗いた欲望の陽炎を見逃さない。  
あと一歩、踏み込めば彼女は私の手に堕ちてくる……。  
「少将……オリヴィエ。私はあなたを気持ちよくさせたいだけ……酷いことをするつもりはないの」  
優しい声音で囁きながら、乳首を苛めていた手で完璧な美を描く頬のラインを辿る。そのまま官能的な  
唇にそっと触れて、慎ましやかに覗いた整然と並ぶ白い歯と真っ赤な舌先のコントラストを目で楽しむ。  
金の睫に縁取られた瞼のまたたきに戸惑いをのせ、こちらを見上げる美しき女王様の唇が動いた。  
「何故、私なんだ……」  
「それはあなたが愛しいから、では駄目?」  
言葉を証明するかのようにそっと唇を塞いだ。指で触れた以上の柔らかさとしっとりした唇に自分のそれを  
受け止められ、あまりの心地よさに頭が沸騰しそうになる。同性とキスだなんて初めてだったけれど、  
男とするよりも遥かに柔く甘い感触は癖になりそう。まあるく開かれたかわいい瞳も初めてだと言葉なく  
伝えている。軽く吸い上げれば小さく啼いてくれる敏感な唇をねっとりと舐めてから、自由にしてやる。  
「可愛い可愛い、オリヴィエ……快楽に素直なあなたが見たい。私に見せて……」  
手入れを怠っていないだろう、指通りの良い金の髪を撫でながら堕ちて来るときを願う。  
たっぷり快楽に犯された身体は衣服越しにもありありと判るくらい熱かった。  
こうして見詰め合っている今も、熱を放出できぬ辛さに苦しんでいるに違いない。その証拠に、  
動かないディルドに焦れたのか、腰をモジモジと揺らしていた。白い額に滲む汗が彼女の我慢が  
如何ほどか、如実に表している。流れ行く汗を舌先で拭ってやりながら、まだ一線の前で迷う彼女に唯一で  
絶対の選択を示すために、ストップしていた抽挿を再開させる。  
 
「ひああぁ……ッ!」  
撓る身体。下腹部から響く粘着質な水音が甲高い喘ぎと重なり、卑猥なハーモニーを紡ぐ。  
歓びに蕩ける青の瞳が私を映し、快楽を歓迎する表情を見た瞬間、私の理性が興奮に塗りつぶされた。  
「……イキたいって、いやらしいことを言わせたかったのに……あなたのイキ顔が見たくて  
たまらなくなちゃった。今日だけは許してあげる……私の見ている前で、はしたなくイきなさい……!」  
「んああぁッ!! いやッ、いやだああ…ぁッ!!」  
待ちに待った快楽は絶大なのか、いやいやと首を振りながらも腰を震わせディルドを悦んでいる姿は  
滑稽でしかない。きゅうっと締まる肉襞をぶっといディルドで犯しながら、女の快楽を司る子宮口目掛けて  
切っ先を奥へ奥へと押し込んで行く。突き上げるたびにディルドにべったりと絡む愛液が私の手まで汚し、  
まるで己の所有物だと言わんばかりの粗相が、胸にある独占欲じみた感情を満たしてくれた。  
「ね、気持ちいい? 私はここ、好きなの……あなたもここが好きなんでしょう?」  
「いああぁ……ッッ!!」  
主が丹念に責めてくれた奥の一点、ソコは目の前の彼女にも有効なようで、瞳を見開き良い声で  
鳴いてくれた。まるで私を見ているかのような感じ方をしてくれる、同じ女から見ても感嘆の息しか出ない  
完璧なメリハリのきいた身体がソファの上で乱れる様は本当にいやらしい。しっかりと調教を受ければ、  
見るものを魅了してやまない最高の牝が出来上がるだろうことは確実。我が主が夢中になって彼女を  
調教する姿を想像するだけで、嫉妬すら湧き上がる。荒い感情のまま手加減なく乱暴に女を犯すも、  
もう快楽しか感じないのか真っ白な身体は淫らに揺れて止まらない。ぐじゅぐじゅの泥濘を何度も何度も  
ディルドで擦り、奥の一点を強く責めた途端、動かすことが困難なほどの急激な締め付けを感じると共に  
身体が大きくうち震えた。  
「ああッ、イクッ、イク……ッッ! はああぁぁンッ!!」  
ぎゅっと瞼が閉じられ、盛大な喘ぎを部屋いっぱいに迸らせ絶頂を迎えた彼女。  
今まで見てきたどんなエロティックな作品よりも、強いエロスを感じた。普段、性を感じないだけに  
見た事のない淫らな姿はとても惹き付けられる。孤高の存在が、漸く手のなかに――。  
荒い呼吸を繰り返しぐったりとソファに沈む身体に寄り添い、薔薇色に上気した頬に頬ずりしながら  
うっとりと蕩けた瞳を覗き込む。ホークアイ……気だるげに囁かれた言葉の艶かしさに、思わず秘部が疼いた。未だ彼女が喰らう真っ黒なディルドが欲しいと、ジンとした痛みを発する。私だって快楽が好きなのだ。  
美しい女が絶頂に達した姿を見て、はしたない自分のアソコから物欲しそうに涎が垂れてゆくのを止められない。ここに主がいたら、なんて言って苛めてくれるだろう……今の私にとって慰めのような妄想は、  
ただ興奮に油を注ぐだけだった。  
達したばかりで敏感だろう身体からゆっくりと引き抜いた黒の砲身は白濁とした汁にまみれていた。  
鼻を掠める牝の淫臭に惹かれ、ぶっとい亀頭に舌を這わせば口腔に広がる彼女の味。たっぷりと感じたの  
だろう、その濃厚な牝の味はひどく甘美に感じられた。私が達した後、嫌だと言っても構わず主が丹念に  
舐めてくれるのも判る気がする。私の手で女を欲情させた果てにイカせた証は汚くなんかない、むしろ  
愛おしくてたまらない。一滴残らず愛液をしゃぶってから、ディルドをテーブルへ放り投げた。  
「……今度私の愛しい主を紹介します……きっとあなたも、気にいるわ」  
夢見心地だった瞳が見開かれ、すぐ不安に彩られる。  
大丈夫、私も初めはそうだったから……耳元で囁いてやれば不安は薄らいでいった。どこまでも彼女は私に  
似ている。そして、離れられなくなるのだろう。彼の人の甘美な愛撫を一度でも味わえば、私と同じように  
牝になることを願うはずだから。だって、あなたは私。  
「それまでは、私があなたの主ですからね。オリヴィエ……」  
目の縁に溜まっている絶頂の名残を吸えば、くすぐったかったのか、微かに彼女が笑った気がした。  
縛られた彼女の変わりに女性らしい身体を抱き締めて、迫り来る夜の時間の到来を心待ちにする。  
一晩でも共にすれば、彼女を独り占めしたくなるだろう予感は近く現実になる。  
誰の目にも、最愛の主の目にすら触れない場所に隠してしまいたい――この美しい女を、骨の髄まで  
私のものとするまでは。  
「オリヴィエ、愛してる……」  
言葉を鎖代わりに、甘く甘く囁く。それは彼が私に施した戒めだった。  
今度は私が施す番。彼女が私に跪くことを願いながら、何度も何度も、愛を囁いて口付けた。  
 
 

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