「…マスタングさん」  
「なに?」  
行為後特有のだるさと心地良さを、小さなベッドに寝転び薄汚れた天井を見上げながら味わっていると、リザに名前を呼ばれた。  
「…男の人は…胸が好きなんですか?」  
「え?」  
たくさん喘いだあとのリザの掠れた声が紡いだ言葉が、彼女のものとは思えぬほどあまりに突飛で、思わず聞き返してしまう。  
すぐ隣に寝そべり躯を休めているリザをまじまじと見つめた。  
「…だって…」  
急に凝視されて恥ずかしいのか、リザは俯きながら白く細い指で自らの胸にそっと触れた。  
まだ鼓動が速い胸は、豊かな乳房を小刻みに上下させていた。  
ゼリー菓子のようにぷるりと揺れる乳房と、その上の桃色の突起が可愛らしい。  
リザの指は、白い胸元に私によって好き勝手に散らされた赤い痕をなぞっている。  
リザはこのキスマークのことを言っているのだろう。  
「…たくさん、つけるから…」  
「嫌?」  
「嫌じゃないですよ。…ただ、気になったんです」  
会話はそこで終わった。  
リザは私の行為に嫌悪感を感じたわけではなく、純粋にただの興味本位だったらしい。  
胸よりも太ももの方が好きだと素直に告げたら、リザに気持ち悪いと言われ嫌われるだろうか。  
もちろん、年齢に対してあまりにもふくよかな手に余るほど大きく柔らかなリザの胸は大好きだ。  
しかし、太ももにも程よくしっかりと肉がついており、少女らしいきめ細やかな肌は絶品だ。  
素晴らしい触り心地を思い出しながら、ちらりとリザを横目で見る。  
リザは、未だ指で胸に触れながら赤いキスマークを興味深そうに眺めていた。  
美少女がか細い指で自らの乳房に触れるという姿は、なかなか絵になる。  
もの足りない日常から抜け出したくて、まるで刺激を求めてひっそりと自慰をしているようだ――  
若く未熟な頭は何でも性的なことに思考を結び付けたがり、そしてたくましい。  
美少女の見てはいけない秘密の淫らな時間を垣間見た気分になり、再び躯の中心が熱を持ち始める。  
「…リザ、私は…」  
シーツの上で休めていた躯を起こし、リザの腹の横に腕をつき覆いかぶさった。  
「…マスタングさん…?」  
不思議そうな表情を浮かべ、リザが鳶色の大きな目で私を見る。  
リザがかすかに身をよじると、先ほど彼女の腹の上に放った精液がとろりと揺れた。  
「…私は…脚が好きかな」  
「ひゃっ!」  
前触れもなしにリザの細い足首を掴み、無理やり膝を大きく開かせた。  
小さな足の甲、柔らかなふくらはぎ、そしてしっとりとした太ももにそれぞれ口付けを落とす。  
「…ん…ッ」  
リザはくすぐったさそうに脚を震わせたが、唇からもれた声には甘さが滲んでいた。  
「リザは脚が弱いのか?」  
「…あっ、そこは…だめ…ッ!」  
ベッドに寝転がり、リザの太ももの間に頭を置く。  
真っ白な内股を舌でぺろりと舐めると、リザの反応が明らかに変わった。  
リザは間違いなく感じている。  
「…やだ、そこ…!」  
両手で私の頭を押し返そうとするリザの小さな抵抗を無視し、胸にしたように内股も唇で吸って赤い痕をいくつも残す。  
 
内股や、あらわになった秘所は、リザから溢れた蜜と私の精液や汗でどろどろに汚れていた。  
リザ自身はどこまでも清らかなのに、金の繁みまでびっしょりと濡らし潤んだ真っ赤な秘所は、彼女がついこの間までは処女だったとは思えぬいやらしさだ。  
「…やぁん…ッ」  
リザの匂いと私の青臭い精液の匂いを放つ内股に口付けていると、それが気持ち良いのか彼女が太ももで私の顔を締め付ける。  
ぎゅうぎゅうと柔らかな白い肉が頬や耳を圧迫し、うっとりと幸せな気分になる。  
「…リザ…」  
「マスタング…さん…?」  
リザの細い足首を拘束するように片手で掴み、上に高く掲げた。  
形の良い丸い尻を眺めながら、ぴたりと合わさった太ももの間に、すっかり勃起した自身を差し込んだ。  
「…あっ…マスタングさん、もう…っ!」  
「大丈夫…挿れないから…」  
「…んぅっ…熱い…!」  
リザが身をよじると、太ももの締め付けが強いものになる。  
すべらかでしっとりとした肌に包まれたまま、まるで膣に挿入している時のように腰を前後に動かし出した。  
「…えっ…!?…や…っ…な、何…ッ!?」  
「…は…っ、いいな…」  
熱が冷めかけていた躯が再び溶けそうなほど熱くなる。  
むっちりとした白い太ももは私の自身をしっかりと挟み、膣とは違うなめらかな刺激を与えてくれる。  
「…やぁ…!こんな変なこと…っ…あぁ…!」  
リザは太ももを好きなように扱われて嫌だと叫んでいたが、自身が秘所をすべり、敏感な芽を擦ると途端に肩を震わせた。  
リザの秘所から再びとろりと蜜が溢れ、尻に伝ったのが分かった。  
「…やあっ!…そんなにしたら…っ!…だめぇ…ッ!」  
「…っ…!」  
限界が近いのか、掲げたリザの脚が儚げに震え出し、同時にまるで自身を押し潰すかのように汗ばんだ肌に強く挟まれた。  
「…は…っ、やぁ…あ、ああぁッ!」  
濡れた先端ですっかり皮の向けた突起を突くと、リザが手の平にシーツを握り締めながら絶頂を迎えた。  
「っ…!」  
太ももの締まりがぎゅうっと強くなり、少し遅れて私も達する。  
自身を脚に挟んだまま腰を激しく前後に動かし、勢いよくリザの腹に精を放った。  
リザの腹が再び欲に満ちた液体でぐちゃぐちゃに汚れる。  
「…は…っ、あん…っ」  
ひくひくと躯中を小さく震わせているリザの上にまるで力尽きたように覆いかぶさり、華奢な躯を抱き締めた。  
リザのまろやかな肩に顔を埋め、呼吸を落ち着けながら躯を休める。  
しばらくお互いの荒い息だけが部屋に響いていた。  
「…もう…胸が好きかって…聞いただけなのに…」  
目尻に涙を溜めているリザは、頬を熱で赤く染めて私を睨んだ。  
「…私は、太ももが好きなんだ。もちろん胸も好きだが」  
「…だったらそう言うだけでいいじゃないですか」  
「気持ち良かっただろう?」  
図星なのか、返事に困り眉を下げたリザの頬笑いながら口付け、まだしばらく躯を寄せ合っていた。  
 
 
 
終わり  
 

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