「うわっ」  
「ああっ!」  
 初めての感覚に兄弟をそれぞれ声を発して射精してしまう。  
勢いよく放たれた精液がイズミの顔、髪、乳房……至る所に降り注いだ。  
「はぁはぁ……」  
「んあっ……!」  
 脈動を繰り返す度にペニスから背骨にかけてとろけそうな快感が走る。  
「これが…射精だ……二人とも初めてか?」  
 イズミの問いに二人はこくりと頷く。  
「そうか……んはっ! あんた……まだ話の途中……」  
「すまん。もう我慢できん……」  
「ああんっ……んっ!」  
「すげ……」  
「これが……せっくす?」  
 先ほどからずっと挿入したまま動かなかったシグだったがついに限界とばかりに  
イズミの腰を突き上げる。イズミもそれに合わせるように  
腰をすりつけるようにうごめかせる。二人の激しい動きにへばりつくように付着していた  
エルリック兄弟の精液がしたたり落ちる。  
「んぁ……あんたぁ……あっあっ……」  
「イズミ……もういくぞ……」  
「ああぁっ! いいわ! 来てぇ……んっ」  
日頃絶対見ることのない妖艶なイズミの表情に生唾を飲み込む。  
シグが腰を数度突き上げた後にうめくような声をあげ動きを止める。  
それと同時にイズミも体をのけぞせて達した。  
兄弟は師匠とシグの結合部を食い入るように見つめていた。  
先ほど射精したばかりの二人のペニスは既に十代特有の角度を付けて  
天上をにらみつけていた。  
 

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