薄暗い図書室の奥から不釣り合いな水音が聞こえてくる。  
「あ……やぁ……」  
ロイが部下兼彼女のリザを連れ込み情事に及び腰を振って既に数分が経過していた。  
職場で公私混同をするなとキツく言われていたのに我慢の限界が来たのだ。年末年始の忙しさや上手く休みが会わず、一月ほど彼女を目の前にしてご無沙汰を喰らっていた。  
「……っ……リザ…」  
彼女を椅子に座らせて脚を広げさせると我慢の限界を迎えた自身がこれでもかと言うほど雄々しくそそりたち中を犯している。  
「……や……大佐…おっきい……」  
「それだけ……我慢させられたんだよ」  
椅子は激しい運動にギシギシと音を立てて軋み彼女の身体を支えた。  
抵抗をしていたリザも自慰では味わえない快感に次第に呑み込まれていく。下の口から流れ出る涎は軍服に染みを作るがそれに気付くことはない。  
「……ロ…イ……っ…」  
小さく悲鳴を上げると何度か痙攣して果てた。中に広がる灼熱感。彼も達してしまったらしい。  
1ヶ月ぶりの行為は一度では満足出来なかったらしく繰り返された。  
その後しばらく男は口を聞いてもらえなくなることとは知らずに。  
 
終わり  
 
 
 

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