暗い部屋のベッドの上に、男女の影が二つ。  
男が女を押し倒し、女の身体を貪るように求め、女もそれに応じた。  
男の名は、エドワード・エルリック。知る人ぞ知る、史上最年少国家錬金術師。  
女の名は、ウィンリィ・ロックベル。エドワードの機械鎧の製作者であり、彼の幼馴  
染であり、恋人であり、更には彼の初恋の人であった。  
エドワードがリゼンブールに帰って来る度に、彼らは身体を重ね合わせていた。  
田舎なもので、娯楽がないために、彼らのほかの幼馴染、同級生の中には、もっと早  
くに異性との身体の関係を持った者も何人かいる。  
そこから言えば彼らはやや遅く、頻繁にエドワードが帰ってくる訳ではないので、経  
験は浅かった。  
でも、エドワードは国中を飛び回っているのだから、一つくらい他の女性との経験し  
た事はないのか。とはウィンリィも一度だけ思ったことがある。  
しかし、エドワードの周りには女っ気がなく、弟は体のない身で、弟の身体と自分の  
手足を取り戻すために国内を奔走しているため、若さゆえの有り余る性欲を放出する  
術もなく、定期的なメンテナンスで故郷を訪れる際に、ウィンリィのチューブトップ  
姿を見て悶々とするしかなかった。  
きっかけはエドワードからだった  
 
 
一世一代の決心をして、ウィンリィに告白をした。  
ウィンリィもそれに応じてくれた。  
しばらくは健全な交際(キスまで)でエドワードも満足していたが、ついに性欲の抑えが  
効かなくなってしまい、ある日ウィンリィを押し倒した。二人が15歳の時だった。  
ウィンリィは一瞬何が起こったか理解できなかったが、エドワードに深い口づけをされてから  
ようやく理解した。  
 
"自分はエドワードに押し倒されたのだ"と。  
 
これから先は容易に想像できた。  
自分はエドワードに犯されるのだろう。  
自分もエドワードのことは好きだし、いずれこうなるだろうことは予想していた、  
ウィンリィがそう考えている内にも事は進んでいく。  
エドワードは彼女が何の反応も見せないのを不思議に思って彼女に訊いた。  
 
「なんで押し倒されたのに何の反応も無いんだよ?いつものお前なら、俺にスパナ  
 攻撃するだろ?」  
 
その質問に対して、ウィンリィはこう答えた。  
 
「いつかはこうなるだろうと思ってたのよ。だからあんまり驚かなかったの。  
 でもさすがに押し倒された時はちょっとびっくりしたけどね」  
 
その言葉によってエドワードは安堵した。  
自分が押し倒しても反応が無いため、もしかしたら彼女はもう経験済みではないのかと  
不安になっていたのだ。  
エドワードは安心して行為を続行した。  
 
舌を絡めあう深く長い口づけの後、  
鎖骨の周辺や、胸元に、『ウィンリィはオレのものだ』とでも言わんばかりに赤い華を  
散らしていった。一通り散らした後、彼女の体の柔らかさを楽しみ、それも存分に堪能すると  
胸への愛撫を開始した。まずはやわやわと揉み、だんだんと中心の突起への愛撫に変わっていった。  
突起をつまんだり、乳房に吸い付いて突起を舐めまわしたりと、彼女の様子を見ながら、  
彼女が感じるように愛撫を繰り返していった。  
 
「あっ…やあ…。えどぉ…舐めないでぇ…ひあっ…ん?何?この感じ。」  
 
そう言ってウィンリィが足を擦り合わせたのをみて、エドワードは彼女の膝を割り、  
足の間に自分の体を入れ、足を閉じさせないようにすると、秘部への愛撫を開始した。  
 
ウィンリィは  
「そこだけはダメぇ!」  
と、羞恥と今までの愛撫によって涙目になって懇願していたが、その願いを聞き入れてやらず、  
スパナが取り出せないように両手を一つにまとめて、頭上で錬金術を使ってベッドに固定した。  
秘裂を指で開くと、そこからとろとろと蜜が溢れ出してきて、エドワードの指に絡みついて  
指の間で糸を引いた。  
それを見てエドワードはニヤリと笑うと、ウィンリィの眼前に指を出し、  
 
「お前エロいなあ…。胸だけでこれかぁ?オレの指がベトベトになっちまったぞ?  
 舐めてきれいにしてくれよ。お前の体から出たもんなんだからさぁ」  
 
ウィンリィに指を舐めるよう指示した。  
 
ウィンリィは少しためらったが、エドワードの指を口に含むと、ぴちゃぴちゃと音を立てて指を舐めた。  
自分の愛液は、しょっぱくて、少しだけ酸っぱい。そんな味だった。  
 
エドワードは、彼女が自分の指を舐めている時の顔を見ているうちに我慢できなくなり、  
指をウィンリィの口から引き抜くと、彼女の秘部に顔を埋めて秘部全体を舐めまわした。  
彼女の反応を見つつ、何処が感じるのかを考えながら舐める。  
上部にある豆のような突起に触れると彼女が体を反らした。  
その反応を見てエドワードはそこを執拗に舐める。  
 
「あああああああっ!!ヤダぁ!!エドっ!!そこダメぇ!!あっ…もう…イきそう…」  
 
舐めるたびにどんどん蜜が溢れていき、  
「あっ…あああっ。もぉ…ダメ。イクっ」  
ウィンリィの体から一気に力が抜け、絶頂に達した。  
 
 
達したあとのウィンリィの秘部は蜜を滴らせ、誘っているようにしか見えなかった。  
エドワードは膣内に指を1本入れて掻き回していく。  
 
ウィンリィは最初は1本でも痛がっていたが、次第に慣れ始めてきたのか、  
その口からは嬌声が漏れ始めていた。  
そして、ずっと1本で愛撫していたが、ウィンリィの膣が物足りなさ気に蠢くので、  
指を次第に2本、3本と増やして膣内をほぐしていった。  
 
完璧にほぐれたところで、エドワードは自分の身につけていたものを全て取り払って、  
そそり立つ肉棒を彼女の膣口にあてがうと、少しずつ挿入していく。  
 
ウィンリィは今までに感じた事の無い体の裂けそうな痛みと異物感で体を強張らせてしまい、  
エドワードは強烈な快感に、今すぐでもイってしまいそうだった。  
 
「力、抜け…。まだ、先…しか、入、ってない、から」  
 
そう言ってウィンリィの体の力を抜かせようとするが、一向に力を抜く気配が無い。  
あまりの痛みに力のコントロールが出来ていないのだろう、まだボロボロと涙を零し、  
表情は引きつっている。  
 
エドワードは痛みから気をそらすためにウィンリィの体中に口づけを落としたり、  
胸に愛撫を施したりして、少しずつ、少しずつ彼女の膣内に肉棒を埋めていった。  
 
途中引っかかるところを少し力を入れて腰を進めると、何かが切れたような感覚がした。  
ウィンリィの体がいっそう強張る。  
処女膜を破ったらしい。そのあとは、今までよりは比較的簡単に入っていった。  
 
全部入りきったところで、ウィンリィを慣らすために動かないでいたが、  
エドワードには我慢の限界がきていた。  
 
「もう動いていいか?。まだ痛いんだったらもう少し待つぞ?」  
「うーん…。まだ痛いけど。だいぶ良くなったからいいわよ。」  
 
ウィンリィから許しを得て、負担をかけないように浅く動く。  
動くたびにやはり痛そうな表情を浮かべるウィンリィだったが、だんだんと  
痛みに歪んでいた顔が、快感を得て恍惚とした表情になってきた。  
声にも艶が出てきて、エドワードを刺激する。  
エドワードも浅い動きでは我慢できなくなり、徐々に激しく動き始めた。  
ウィンリィも初めの頃の痛みはもう無いらしく、快感を得ようと自分で腰を振っていた。  
エドワードはそれに気をよくして更に激しく腰を振っていたが、  
突然ウィンリィの膣が締まった。絶頂が近付いたらしく、かなりの快感がエドワードを襲う。  
それでも腰を振っていると、ウィンリィに絶頂が訪れ、  
肉棒を思い切り締め付けられたエドワードはウィンリィの中で果てた。  
 
 
絶頂の余韻に浸っていると、ウィンリィが口を開いた  
その声には少々怒気が含まれている  
「ねぇ、エド、あんた避妊した?」  
「あ、してね…」がいんっ!!!!「痛ー!!!」  
「こんっの馬鹿豆!!!子供が出来たらどうしてくれるのよ!!」  
「だぁぁぁぁーーーー!!!豆って言うなぁぁぁ!!!悪かったからぁぁ!!!」  
「悪かったで済むかこの馬鹿ー!!!!」  
 
事が終わってからはいつもと同じ調子だった。  
 
 
「なあ…もう一回、いいか?」  
「こんのエロ豆ー!!!!」がいん!!  
「痛でーー!!!」  
「あたしはもっと痛かったわよ馬鹿豆!!!」  
 
 
しかし、このあとエドワードがリゼンブールに帰ってくるたびに  
体を重ねるはめになることなど、ウィンリィは今は予想もしていなかった。  
 

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