タッタッタッ・・・。  
ウィンリィは小走りで家の中へと駆けていった。  
(あぁん・・・。もう!トイレ、トイレー!!!)  
 今日、ウィンリィはある医療団体からの機械鎧の注文があり、その団体からの注文の応対に長くかかったため、途中で尿意を催してしまったものの、  
応対が終わるまでトイレに行けない状態だった。そして、ようやく応対が終わり、団体さん方も帰ったためにようやくトイレに行けるようになったのである。  
 ウィンリィは今まで我慢していた尿意を急いで開放したい一心で家の中を駆け巡った。そして、目の前にすぐにトイレの扉が目に入った。  
(後もう少し・・・。後もう少しでオシッコを・・・。)  
 ウィンリィはドアノブに手をかけると勢いよく扉を引いた。  
「間に合ったぁ・・・。って、え・・・?」  
「あ・・・・。」  
 ウィンリィの目の前には、便座をあげた便器の前でズボンを少しを下ろし、両手を前に当てているアルの姿があった。  
 
一瞬、きょとんとしたウィンリィだったが、すぐに状況を飲み込み、顔が赤面していくのを感じると同時に叫び声が口から出た。  
「きゃあああああああ!!!!!ア、アル、あんた、何してんのよーーー!!!」  
「それはこっちのセリフだよ、ウィンリィ。見ればわかるじゃないか。それに、ノックもしないで扉を開けて、大声出して・・・。」  
「アルのバカ!エッチ!変態!」  
 ウィンリィはバンッと思いっきり扉を閉めた。  
「やれやれ・・・。見られたのはこっちのほうなんだけどな・・・。」  
 ウィンリィは少しの間はぁはぁと息が乱れていたが、少しして息が整ってきた。そして、改めて自分が尿意を我慢していたことを思い出し、ぶるっと震えた。  
(さっき、驚いたときに漏らさなくてよかったぁ・・・。この年でお漏らし、しかもアルの前でしちゃったなんてことになったら、超恥ずかしくて表歩けないわ・・・。)  
 ウィンリィはそうならないために、アルに早く出てもらうよう催促するためにドアをノックした。  
「ねぇ、アル!」  
「なぁに?ウィンリィ。」  
「は、早く出てよね・・・。私、私、もう我慢の限界なんだから・・・!」  
「わ、わかったよ・・・。」  
 
アルはしぶしぶ返事をすると、ジーッとズボンのチャックを下ろし、ペニスを取り出し、放尿を始めた。  
「ふぅ・・・。」  
 一方、ウィンリィは外でアルが出てくるのを軽く足をばたばたさせながら待っていた。  
(は、早く、早くぅ!まだなのぉ!?)  
 ウィンリィはばたつかせている足を止めて、アルがいつ用を足し終わるのかを確認するためにドアに耳をつけた。耳を澄ますと、中から尿が便器の中の水に当たる、チョロチョロ、ピチャピチャという音が聞こえた。その音は結構長く、一分近くくらい聞こえてきた。  
(もう!長いわよ! 男ならオシッコくらい早く終わらせなさいよ!)  
また、再び足をばたつかせはじめたものの、ある思いがふとよぎり、それが足を止め去ることになった。  
(そういえば・・・。)  
(アルって今まで鎧だったのよね・・・。考えてみれば、鎧ならばオシッコする必要なんかないんだわ・・・。そうだとすれば、アルはちゃんと人間に戻ったってことじゃない!)  
 ウィンリィは納得させるように髪の毛を少しかきむしった。  
(あぁん、もう!何当たり前のこと考えてるのよ、あたし!アルが人間に戻ってよかったのは当然うれしいに決まってし。で、でも・・・。)  
 顔を少し赤らめ、右手を口元に添えた。  
(人間に戻ったって事は、当然アソコも元にもどっているはずよね・・・。ということは・・・。)  
 ドアに目を向けたウィンリィの頬の色は、さらに赤みが帯びてきた。  
(今、アルはアソコを出して、オシッコしてるのよね・・・。)  
 左手を股の方に置いてみながら、考え続けた。  
(今、アルのアソコってどうなっているのかしら?おっきいのかしら?確か、小さい頃一緒に裸で水浴びしたとき、ちっちゃかったのは覚えているけど、今は大きくなってるわよね!?)  
(エドよりも大きいのかな?や、やだ!!!エドのを見たこともないのに<っていっても、アルのも見てないんだけど>、比較できるわけないじゃない!  
で、でも、でも、エドはちっこいし、絶対アソコも小さいに決まってるわよ!)  
ウィンリィが妄想をあれこれめぐらせている間、中からジャーッと水を流す音がしたものの、当然ウィンリィの耳には入っておらず、水音に続いてガチャという音ともに扉が開いた。  
 
ドンッ  
「きゃっ」  
「えっ?」  
 開いたドアは当然その前に立っていたウィンリィに当たった。当たった衝撃で妄想の世界から帰ってきたウィンリィは、ドアの間からのぞいているアルを見てあわてふためいた。  
「あ、アルッ!ど、ど、どうしたのよ!?何してんのよ!?」  
アルはきょとんとした様子でウィンリィを見つめた。  
「何、言っているの、ウィンリィ?もう、僕なら終わったよ。」  
 アルの言葉で、ウィンリィは自分がここに来た理由を思い出すと、いきなりドアを大きく開いた。  
「そ、そうよ!!!早く出なさいよ、長いわよ、バカ!」  
「は、はい・・・。」  
突然の幼馴染の変化に驚いたアルは、あわててトイレの外に出た。ウィンリィは出てくるアルとすれ違うようにトイレの中に入り、ドアを少しあいた状態まで閉めてアルの方を見た。  
「早く出て行って!」  
「え・・・。あ、うん・・・。」  
「聞こえなかったの!?早くここから出てってば、早く!!!」  
「は、はいぃぃぃ!」  
 アルは怒鳴られて、駆け足でトイレから離れていった。アルが完全にいなくなったのを確認してウィンリィはドアを閉めた。  
「まったくもう・・・。」  
 ウィンリィはドアにもたれかかってため息をついた。そして、目の前の便器を見ると再び頬を赤く染めた。  
(ここで、アルがオシッコしてたんだよね・・・。)  
 少し鼻腔を駆け巡らせてみると、ほんのり残り香のアンモニア臭がした。  
(これがアルのオシッコの臭い・・・。・・・・・・・・。って!)  
 ほんの少しの間、ここに来た理由を忘れていたが、われに返って思い出し、ぶるっと震えて股を両手で押さえた。  
(そんなことしている場合じゃない!私も早くオシッコしなきゃ!も、漏れちゃう!)  
 アルがあげっぱなしにした便座を下げ、便器に背中を向け、スカートの中に手を入れ、ごそごそしながらパンティーを下ろして便座に座った。(注:ウィンリィの服装は、TVアニメでエド・アルと旅したときの私服で、上着は羽織っていません。)  
「ん、んんっ・・・。ふぅ・・・。」  
 ウィンリィが我慢で緊張していた括約筋を緩めると、ワレメからシャーと勢いよくオシッコが出てきた。オシッコは便器にあたりビチャビチャと音を立てながら、便器にたまっていった。  
ウィンリィは、オシッコをしている快感から、目を閉じ、深い溜息をついた。  
(あぁぁぁぁ、こんな我慢してのオシッコ、本当、気っ持ちいいーーーー!!!)  
ウィンリィは今人生で最高の快感を味わっているような感じで恍惚の表情を浮かべた。  
やがて、オシッコの勢いを弱まっていき、最後の一滴がピチョンと出て、放尿は終了した。  
「ふぅ、すっきりしたぁ・・・。」  
 
落ち着いたウィンリィは、ドアを上から下のほうへ落ちるように眺め、途中で動きを止めてじっと見入った。  
(アルの身長からして、ざっと見てこのあたりよね・・・。)  
右手をそっと前に差し出し、手を触るような感じで動かした。  
(アルのってやっぱり、大きいのかなぁ・・・。でも、あれでもまだ11の体だし。それにさっきはただオシッコしてただけだから、勃ってるわけないし・・・。)  
 右手で何かつかむように前後に動かしてみる。  
(確かめるためには、頼んで見せてもらうしかないのかなぁ・・・?でも、でも!そんなことしたら、アルから絶対変態扱いされちゃうし・・・。)  
(寝ている隙に、こっそりズボンを下ろして・・・って、もっとダメじゃない!!!)  
 一方、左手はトイレットペーパーを切って取り、股間を拭こうとしていた。  
(そうだ!偶然を装って脱衣所に入ってアルが着替えている瞬間に見ちゃえばいいんだわ!)  
左手でスカートをあげると、そこにはほどよく生え揃った陰毛と秘部があらわになった。左手に握ったトイレットペーパーでその部位を早速拭き始めた。  
(そうすれば、アルのを・・・。)「あ、あぁんっ!!!」  
なぜか、甘ったるい声を出してしまったことにウィンリィは驚いた。顔を少し赤らめて下の左手を見た。  
(や、やだ!あたしったら・・・。なんて声出ちゃってるのよ!?ただ、拭いただけで・・・。)  
左手で再び股間を拭き始めたが、今度はただペーパーを当てている感じではなく、全部の指を立てて曲げて秘部の中に手を入れるような感じで拭いていた。  
ふきふき、ふきふき、シュッシュッ、シュッシュッ  
「あっ、ああっ、う、うん、は、はぁっ、はっ・・・。」  
 拭く速度と回数が増すごとに、ウィンリィの顔はさらに赤みを帯びていき、息がさらに甘くなっていった。  
「あ、あぁん、はぁ・・・。」  
 拭く手を止めて、ペーパーを顔の近くに持ってきた。ペーパーには尿以外に、秘部を拭いて刺激した結果出てきた愛液が粘り気を帯びて付いていた。ペーパーを便器の中に捨て、右手で秘部を触り、手を入れてみた。  
くちゅり  
「あんっ・・・。」  
右手の指を少し動かし、再び右手を目の前に持ってきた。指を広げるとねとぉーと愛液が糸を引き、膝に垂れた。ウィンリィは恍惚の表情に自分の右手を見つめていた。  
(や、やだ・・・。拭いたのに、こんなに濡れてるんじゃ、パンツ履けないじゃない・・・。)  
 
右手をだらりと下ろし、左手をおでこにやり、ぼんやりとした目で天井を見つめた。  
(そもそも、こんなになったのはアルのせいじゃない・・・。アルがあたしが入ったときにアソコを出してたからぁ・・・。)  
 ゆっくりと視線を下に下ろすと、ウィンリィのぼやけた視界には何とアルの姿があった(注:以下のアルの描写はウィンリィの妄想)。  
「あ、アルっ・・・!?あんたぁ、何で入ってきてんのぉ!?出て行ってって言ったじゃない・・・!」  
 さらに視線を下に下ろすと、アルは裸で立っているのが目に入った。そして、その股間には充血して固くなったペニスが勃起していた。それをウィンリィはうっとりしながらみつめた。  
「あ、アル・・・。あんた、すごいのね・・・。こんなに、太くて、大きくて、固くて・・・。体はまだ11なのに、そこはすっかり大人になってたんだ・・・。」  
 すると、右手が反応したかのように上に上がり、吸い込まれるかのように秘部の中に入った。その瞬間、さっき以上の快感がウィンリィを襲い、ウィンリィはのけぞった。  
「あ、あぁんっっっ!!!う、うぅんっっ!!!」  
 天井をじっと見つめる。  
(だ、だめっ!で、でもぉ・・・、も、もう、もう、我慢できない!!!!!)  
スカートとパンティを足元まで下ろすと、さらに露わになった秘部に右手を入れて上下に動かし始めた。  
くちゅ くちゅ ぬちゃ ぬちゃ ぴちゃ ぴちゃ  
「あ、あぁん、あん・・・。う、うぅん、うん、うん・・・。」  
ぐちゅぐちゅ みちゃ みちゃ ぬちゅ ぬちゅ  
「は、はぁ、はぁ・・・。ふ、ふぅん、ふぅ・・・。」  
 右手の速度を上げれば上げるほど、快感は増し、愛液もよりあふれ出てくる。  
「あ、はぁ、はぁ、はぁ・・・。」  
 顔を下げた瞬間、おでこと首筋に浮き出ていた汗の雫があふれ出た愛液と共に便器の中の水にぴちょんと音を立てて落ちた。  
「う、うぅん、ふぅ・・・。」  
 上着のシャツをブラジャーと一緒に首筋まで上げると、それなりに発育のよい乳房が露わになった。  
「あ、うん、うん、うぅん・・・。」  
 今まで空いていた左手で左右の胸を交互に揉んだり、こねくり回したりした。また、時には両手を使って両胸を合わせてみたりもした。  
「あ、あぁ、はぁぁぁぁんんん!!!」  
 ウィンリィは口からよだれを垂らして快感を叫んだ。  
(あん・・・。あたしったら、アルをネタにオナニーしてるぅ・・・。)  
 そのとき、ウィンリィの頭の中に今ここにいない、ある人物のことがふとよぎった。  
「こんなこと、エドに、エドに知られたら、あたし、あたし・・・。」  
「ずいぶんと、エロくなったんだなぁ・・・。ウィンリィ!」  
「え!?」  
 
声がした方を振り向いてみると、左ひじを貯水タンクにのせたエドが立っていた。ウィンリィは驚愕のまなざしでエドを見つめた。  
「どうした?まるで、幽霊でも見たみたいな顔しやがって・・・。」  
「なんで・・・。だって、ロゼがあんたは消えたって言ってたし・・・。って!なんで、人がトイレにいるのに勝手に入ってきてんのよーーーー!!!それに、どうやって入ったのよーーーー!?」  
 エドはやれやれという感じで頭をかきながら近づいてきた。  
「そんなことどうでもいいじゃん。そんなことよりお前・・・。」  
「え?」  
「結構毛深いな・・・。」  
「!!!!!」  
 ウィンリィは顔を真っ赤にして股間を手で覆い隠して、エドを怒りの表情で見た。  
「このぉ・・・、エドのバカぁぁぁ!!!」  
手を上げてポカポカとエドを叩く  
「エッチ、変態、覗き魔、豆チビドスケベ!!!!!」  
「いてっ、いてっ!って、だぁぁぁぁ!!!チビっていうなぁぁぁ!!!!!それに、お前こそなんなんだよ、ウィンリィ!」  
「え!?」  
「さっきまで、こういう風にあぁん、はぁとか言ってたのはどこのどいつだよ!?」  
 エドは胸と股間に両手を当てて体をくねらせた。その様子を見て、さっきの絶叫振りがさっと止んだかのように、ウィンリィはうつむいた。  
「こういうことを隠れてやっているやつは変態じゃないのかよ・・・?」  
「そ、それは・・・。」  
「しかも、アルをオカズにしてやってるとはなぁ・・・。」  
「う、うるさいわよ・・・。」  
 エドの右手がウィンリィの顎を掴んだ。  
「オレじゃあ、欲求不満だったか?」  
「そ、そんなんじゃない・・・。」  
 エドはウィンリィの顎から手を離して、やれやれという感じで両手を広げた。  
「背が小せぇから、あっちのほうも小さいと思ってたんだろう?」  
「ち、違うわよ・・・。そんなこと考えたりしてない・・・!」  
 図星だったのか、今までずっと思っていたことを言い当てられ声がさらに小さくなった。  
「やっぱりな。いいぜ、でも、今のオレは違うぜ!!!」  
「え!?」  
「今のオレのは、お前が小便していたのとオナニーをしていたのを見て、もう思いっきりいきり立っているからなぁ・・・。」  
「え、じゃあ、あんた、まさか・・・。」  
「ああ、お前がトイレに入ったときから一部始終全部見させてもらったぜ!」  
 ウィンリィの顔は今までにないほど紅潮し、顔から湯気が吹き出そうな勢いだった。そのせいか、完璧に打ちのめされ、黙りこくってしまった。  
(ずっと見られていたなんて・・・。気づかないあたしって未熟だわ・・・。)  
「はっはっはっはっ!!!まぁ、いい。オレ様のたっぷりと拝ませてやるよ、ウィンリィ!!!」  
 エドはまずベルトを外してズボンを脱いだ。すると、前がテントを張ったトランクスが露わになった。そして、ゆっくりトランクスも下ろすと、アルのに負けないほど血液と精気がみなぎり、太く大きく勃起したペニスが姿を現した。  
「どうだぁ!!!」  
(あ、ああ・・・・。す、すごい・・・。アルのと同じ、いやそれ以上・・・。)  
 ウィンリィは思わず見とれてしまった。そして、エドのペニスに手を伸ばしたが、その手をエドが掴み止めた。  
「え!?」  
「おっと、ただじゃあ、これはあげられねぇなぁ・・。」  
「そ、そんなぁ・・・。」  
 ウィンリィはまるでお菓子をもらえなかった子供のようにがっかりした表情をした。そして、あきらめきれず欲しい欲しいと感じの表情で懇願した。  
 そんなウィンリィの様子を見て、まるで飼い猫をあやすような表情をしながらエドは顎をしゃくった。  
「そうだな。オレもけちではないからやらんこともない・・・。」  
「ほ、本当! ?」  
「ただし!」  
「な、何!?」  
「続けろ。」  
「え!?」  
「聞こえなかったのか!?さっきのオナニーの続きをしろよ。それで、最高のオナニーを見せてくれたらやるよ!」  
 
 エドの申し出に対して、ウィンリィは顔を紅潮させて怒鳴った。  
「そ、そんなことできるわけがないじゃない!!!しかも、あんたが目の前にいる状況で! 」  
 ウィンリィの回答にエドが「あ、そっ」という感じで横を向いた。  
「嫌ならいいんだぜ。せっかくアルので味わえなかったのを味わせてやろうかと思ってたのによ、残念だな・・・。」  
「うっ・・・。」  
 その言葉にウィンリィは躊躇した顔をした。エドはそんなウィンリィの様子を横目で楽しむかのように見て、にやりと唇の端を吊り上げた。そして、ウィンリィの顔に自分の顔を近づけた。  
「どうだ、やるのか?それとも、やらないのか?」  
 ウィンリィは恥ずかしさで頬を少し染めると横を向いて小さな声で答えた。  
「や、やるわ・・・。」  
「ん?聞こえなかったわ。もう一回言ってくんねぇかなぁ?」  
「や、やるわよ・・・!やるってば!」  
 ウィンリィの承諾の言葉を聞こえない振りを装った、エドは手を広げ耳元に持ってきた。  
「ん〜?声が小さくて聞こえなかったなぁ、ウィンリィ!もっと大きな声でオレに聞こえるように言ってくれよ!いつもオレを怒るようなキンキン声でさぁ!」  
 ウィンリィはくやしさで唇をかんだ。そして、しばらく黙りこみ、腹の中に思いっきりためた空気を吐き出すかのように大きな声を出した。  
「やるわよ!!!ああ、もう!やるってば!もう、やります!やらせてよ、エド!!!」  
 その声を聞いたエドはにっと笑った。  
「よっしゃ、決まりだな!じゃあ、早速はじめてもらおうかな。っと、その前に・・・。」  
 エドはしゃがみこむと、足元にあったウィンリィのスカートとパンティを脱がした。  
「え!?ちょ、ちょっと、何すんのよ!?」  
「なーに、オナニーすんのに邪魔だろうと思って取ってやったんだよ。これで、あえぎやすいだろう・・・。」  
「も、もう・・・。」  
「さあ、再開だ!」  
 
「ん、んんっ、はぁはぁ」  
くちゅ くちゅ みちゃ みちゃ もみっ もみっ  
「あ、ああ、んん、うぅん、うん、うん・・・。」  
「どうした!?それじゃあ、さっきと変わらねぇじゃねぇか!もっと、もっとイってみせてオレのをさらにビンビンにさせてみろよ!」  
 ウィンリィは今までこするようにしていた、秘部の中に右手の指を3本入れ、かき回すように指を動かした。  
ぬちゃ ぬちゅ くちゅ くちゃ ぴちゃ ぴちゃ  
「ああっ!!!はああっ!!!あんっ!」  
ウィンリィはさっき以上に感じた快感をあえいで表現したが、その様子を前面でペニスを出して腕組して仁王立ちしていたエドは、やれやれといった感じで頭を振った。  
「そんなじゃあ、せっかく勃ったオレのもんも萎えちまうぜ・・・。」  
 エドのそんな評価を聞き、ウィンリィは快感と困惑の入り混じった、複雑な表情をした。  
「あぁん、で、でも、今ので結構イっちゃってるし・・・。ふぅん、もう、やれることはほとんどやってみたし・・・。も、もう、これ以上はぁ・・・。」  
「だったら頭を使え!指をもっと使え!体をもっと動かすんだよ!」  
「あ、ふぅん、う、うん、うん、あぁっ・・・。」  
 エドの叱責を受けて、秘部の中に入れた指を動かす速度を速くしたり、股を大きく開いて体をのけぞったりしてみた。すると、ウィンリィ自身が感じる快感はさらに上がったが、それは決してエド(のペニス)を満足させるものでなかった。  
 ウィンリィの様子にやきもきした、エドは頭をかいた。  
「ああっ、もう!見てらんねぇなぁ! オレが手伝ってやる!」  
「え、あ!?え、エド、あ、あんた、何を、ひゃあ!!!」  
 エドの手がウィンリィの胸を掴み、もんだりこねくり回した  
「い、痛いっ!!!エド、痛い、痛いってばぁ!!!」  
 ウィンリィの胸を掴んだエドの手は機械鎧の右手だった。エドはウィンリィの悲鳴におっとという感じで反応し、手を離した。  
「へへっ、悪ぃ、悪ぃな、ウィンリィ。じゃあ、これならいいだろ?」  
 左手でウィンリィの右胸に触れ、左胸の乳首に吸い付いた。  
ぺちゃ ぺちゃ ちゅぱ ちゅぱ ぺちゃ ぺちゃ  
「あ、ああぁぁぁ、んんんん!!!」  
(や、やだ、あたし、エドに胸をもてあそばれてる・・・。で、でも、これは、これで、自分でやるときとは違った快感が・・・。)  
「さぁ、オレがこうしている間に、お前は下に専念しな。」  
「え!?」  
「両手でやった方が快感も増えるだろう?乳は俺に任せな。」  
「う、うん。」  
 ウィンリィは空いた左の指も数本秘部に入れてみた。  
ぐちゅり ぐにゅ ぐりゅ  
「あ、あはぁぁぁんんんん!!!!!」  
 片手のときには感じることができなかった快感がウィンリィの全身を駆け巡った。  
「あ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁああああんんん!!!」  
 この快感をさらにあげるため、中に入れた指で秘部の中をさらにかき回した。すると、快感はさらに増し、完全に快感の絶頂に到達しようとしていた直前でそれは止められた。  
「ああっ!!!ひゃうぅぅぅ!!!」  
「お前、乳だけじゃなくてケツもでかいなぁ。」  
 エドの右手がウィンリィの尻を触りまわしていた。今までの快感で体が火照っていたウィンリィにとってエドの機械鎧の感触は冷水みたいなものだった。  
「ウィンリィ、いいことを教えてやるよ、オナニーってのはなぁ、前からだけやるなんて決まっちゃいねぇんだよ!」  
「え!?」  
「つまり、バックからでもOKってことさぁ!!!」  
ぐちゅ ぐちゅ ずぼっ ずぼずぼ  
エドの右手の指がウィンリィのアヌスの中に入った。そして、それをエドは上下に動かした。  
「あ、あは、あ、うぅぅぅんんん!!!ああああぁぁぁぁぁ!!!!」  
「さぁ!ウィンリィ、お前ももっと動かせ!もっと早く!!!」  
 エドの呼びかけに、ウィンリィは秘部の中に入れていた指をかき回す速度を上げた。アヌスの中で速度をあげるエドの指との相乗効果もあってあっという間快感の頂点に達した。  
「どうだ、どうだぁ、ウィンリィ!?」  
「あ、ああぁぁぁぁんんん!!!!!イク、イク、イク、イっちゃぅぅぅ!!!!!!」  
 激しく振った上半身から汗が飛び散った。そして、ウィンリィは快感のあまり、すべての力を抜けてしまったのかのように貯水タンクにもたれかかった。  
「はぁ、はぁ、はぁ・・・。」」  
「最高だったぜ、ウィンリィ・・・・。」  
 エドが最後に言った言葉は、意識が薄れ行くウィンリィの耳の中に入っていかなかった。  
「戻ったら、今度はアルも一緒にやろうな・・・。」  
 
 
ドンドン ドンドン  
「ウィンリィー!いつまで、トイレに入ってるのー!?」  
「ん、んんっ・・・。」  
 ウィンリィは目をこすって起きた。  
(あたし・・・、寝ちゃってたんだ・・・。)  
「ウィンリィー!もう、夕ご飯だよー!ばっちゃんもロゼも待ってるんだよ!」  
(アル!?そ、そうだ!!!)  
バンッ!  
 ウィンリィは立ち上がって勢いよくドアを開いた。  
「わっ!!!う、ウィンリィ!?」  
「あ、アル!聞いて、あのね!エドが・・・」  
「う、ウィンリィ・・・・。」  
「え、どうしたの、アル?」  
 顔を紅潮させているアルに気づいたウィンリィは首をかしげた。  
「そ、その、格好は何・・・?」  
「その格好って・・・・ああっ、い、いやぁ!」  
 アルに指差されて下を見てようやく自分が裸に近い格好だということに気づくと羞恥しのあまり顔から湯気が出るほど紅潮した。とりあえず上着を腰まで下ろすとしゃがみこんだ。アルは見てなかった、いや見たくないという感じでウィンリィに背中を向けた。  
「ウィンリィ。」  
「な、何よ、アル?」  
「さっき、急いで僕に出てほしかったのは、そんなことがしたかったからなの!?」  
「!!!ち、違うわよ! 」  
「じゃあ、なんで、そんな格好してるの!?」  
「こ、これにはわけが・・・。」  
「ウィンリィのエッチ!!!不潔!!!」  
 アルは走って去っていってしまった。取り残されたウィンリィはむなしくこう叫んだ・  
「違うんだってばぁぁぁ!!!!アルぅぅぅ!!!!」  
 おわり  
 
 

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