ある日の事。エドワードとアルフォンス、そしてウィンリィは師匠であるイズミ・カーティスのもとに訪ねてきた。  
自分達の為にこれ以上の犠牲を出さないため、大切な人を守るため、ホムンクルスと戦う事を決意したエドワードとアルフォンスは、もう一度修行をし直す事にしたのだ。  
無論それによって機械鎧の損傷も頻繁に起こるため、ウィンリィもイズミの夫、シグの経営するお肉屋さんのバイトをしながら、同伴する事になった。  
そしてもうひとつ。ホムンクルスの脅威から彼女を守る為でもある。  
ウィンリィは毎日の修行でボロボロになってくるエドワードとアルフォンスにスパナを一発浴びせながらも、毎日献身的に二人をサポートしていた。  
イズミも、毎日エド達を容赦なく投げ飛ばしながらも前よりも精神的にも肉体的にも成長していく三人の少年と少女を母のように優しく見守り続けていた。  
 
そんな生活を続けて一週間が過ぎた頃、イズミはアルフォンスに相談を持ちかけられた。  
「…エドとウィンリィちゃんの仲を取り持って欲しい?」  
「…はい」  
アルフォンスの願い。それは、つい最近遂に付き合いはじめたエドワードとウィンリィの仲を、より深いものにしてやって欲しいとの事だった。  
 
当のエドワードは夕食の買い物に出かけ、ウィンリィは店番。  
シグと従業員のメイスンはセントラルにマンモス肉の競りに出かけており、明後日までは帰ってこない。  
「そうか。薄々は勘付いていたが、あの二人、やっぱり好き合っていたんだな」  
「……でも、兄さんもウィンリィもウブと言うかなんと言うか…  
キスぐらいしか進んでいないみたいなんですよ」  
「お、お前覗いたのか!?」  
イズミが頭に血管を浮かべて椅子から立ち上がる。  
「いっ、一度だけですよ! 偶然!!」  
アルフォンスは慌てて弁明をはじめた。  
彼の話では、セントラルのホテルに泊まったときにウィンリィを訪ねてドアを少し開けたら、偶然見てしまったと言う。  
二人とも軽くキスだけしたら、さっさとエドワードのほうが顔を真っ赤にしながら出ていったと言うのだ。  
「ま、まぁ健全な少年少女の付き合い方だと言えなくもないが…」  
イズミは少々呆れながらも、一応納得したようだ。  
 
「ところでアル。お前自身はそれでいいのか? お前も……」  
「ウィンリィの事は好きです。でもそれは幼馴染みとして…姉としてです。  
それにボク、ラッシュバレーで好きな女の子が出来たし…」  
「そうか……」  
「ボク自身も、兄さんベッタリのままじゃあいけないし…  
このままじゃ二人とも"自分だけの目標"が持てない。  
きちんと自分の目標を持った上で、兄さん達と一緒に歩みたい。…元の肉体を取り戻したい。  
だから兄さんには、少しボクの事は忘れて愛する人と…ウィンリィと結ばさせてあげたいんです」  
鎧の奥から見えるアルフォンスのまなざしは真剣そのものだ。  
いらぬ世話と言われればそれまでかもしれないが、なんとかしてあげたいと思う気持ちはイズミにも充分伝わった。  
「わかった。アルの頼みだ。協力するよ」  
イズミは、優しい眼差しで承諾した。  
「有り難うございます、せんせい!」  
アルフォンスの表情が、途端にぱぁぁと明るくなった。  
 
「ところで、なにか作戦はあるのか…?  
私は、こういう事はやった事がないんだが…」  
「はい。それにはまず…………ゴニョゴニョ」  
「えっ、えぇ? ま、まぁやれなくもないが…」  
「それで次にボクが……ヒソヒソ」  
「ふむふむ…」  
次第に、イズミの心にもイタズラ心が芽生えてきた。  
「……お、面白そうだね…フフフ」  
「では、今夜決行しましょうか」  
その瞬間、出歯亀師弟コンビの目が異様に輝いた……  
 
その晩、いつもと同じように夕食が振る舞われた。  
時々牛乳を飲みたがらないエドワードを三人でバッシングしながらも楽しく雑談を交わし、あっという間に全てのお皿はカラッポになった。  
「ごちそーさまでした」  
「アルー、スープのお皿持ってきてー」  
「了解っ」  
ここでもウィンリィはきちんと進んで皿洗いをしていた。  
「…あ、ウィンリィちゃん。済まないけどお皿洗いが終わったら私の部屋に来てくれるか? 大事な用があるんだが」  
「あっ、はい!」  
「エド、アル。お前達は今日の伝票と明日の仕込みのチェックしておいてくれないか?」  
「えー? なんでオレ達が…」  
エドワードは露骨にイヤな顔をしたが…  
「ダメだよ兄さん。住ませてもらってる以上こういう事もちゃんと手伝わなきゃ」  
「そーよエド。いっつも夕食後は本ばっかりじゃない」  
アルフォンスとウィンリィがきちんとたしなめる。いつもの漫才トリオの光景だ。  
「ははっ、それじゃあ頼んだぞ」  
イズミはひらひらと手を降りながらリビングのドアから出ていった。  
それはアルとイズミの秘密作戦開始の合図でもあった。アルの瞳がキュピーンと輝く。  
 
「ふんふん〜、と。よし、全部終わったー!  
エド、アル。あたしイズミさんに呼ばれたから行ってくるねー」  
「あ、ああ」  
「行ってらっしゃーい」  
エドワードは不機嫌そうだが、アルフォンスは妙に楽しそう。  
そんな様子にほんの少し違和感を覚えつつも、ウィンリィはリビングからイズミの部屋に歩いていった。  
軽くドアを二、三回叩く。  
「イズミさん、ウィンリィです。」  
「どうぞー。入っておいで」  
「失礼しまー……??????????」  
ドアを開けて部屋の中に入った途端、ウィンリィは思わず固まってしまった。  
中にいるイズミはいつもの地味な服装ではなく、黒に近い紫色のビスチェとガーター、薄い黒のストッキングと派手なランジェリーを着込んでいたのだ。  
「し、ししし失礼しま…」  
「待て逃げるな!!!」  
慌てて逃げようとするウィンリィを必死に止めるイズミ。  
「とにかく落ち着いて座りなさい」  
「は、はいい〜…」  
仕方なくウィンリィもベッドにちょこんと座る。  
 
「と、ところで…どうしたんですかそれ…」  
「昨日ちょっと衝動買いしちゃって…似合うかどうかウィンリィちゃんに見てもらいたかったんだよ。  
…私のようなのじゃあダメか?」  
「そ、そんな事ないですよ! 似合ってます!」  
ウィンリィは首をブルブル振って否定する。  
「イズミさん、とっても…奇麗ですし…」  
これはウィンリィの本心だった。  
艶やかなランジェリーはその完璧なプロポーションによく似合っている。  
男はもちろんの事、同性でもその姿にドギマギしない人間はいないだろう。  
「ありがとね、ウィンリィちゃん…」  
イズミは横からウィンリィの頭をぎゅっと抱き締める。ウィンリィの鼻にふわりと甘く、そしてどこか懐かしい香りが吸い込まれる。  
「……イズミさん…」  
「…ウィンリィちゃんってどんなの着ているんだい?  
チェックしてあげよっか?」  
途端にウィンリィの顔が真っ赤になる。  
「えっ、ええ? い、いいいいですよ〜!  
あたし、イズミさん見たいにプロポーション良くないし…」  
「なにを恥ずかしがっているのよ。ほれほれ大人しくせ〜」  
「いやー、お代官様〜」  
 
まるで同年代の少女のようなやり取り。  
悪ふざけをしているうちに、イズミはあっという間にウィンリィの白のキャミソールと黒いミニスカートを取り払ってしまった。  
「………」  
下はとっても女の子らしい白のショーツだったが…上はエドの機械鎧を整備しているときに着ているチューブトップブラのまんまだったのだ。  
「…ウィンリィちゃん、いつもこれを下に着ているのか?」  
「…? そーですよ? いつでもつなぎに着替えられますし…」  
イズミは呆れた。この娘には女の子らしいオシャレだとか羞恥心だとかそういう概念がまったくないのだ。  
そして、あのときのアルフォンスの立てた"作戦"を思い出していた。  
"まずウィンリィからせんせいが性の手解きをしてあげてください。"  
"医学書を絵本代わりにしていた割には、ウィンリィってそう言うのに関してはちっちゃいときとかから無頓着なんです"  
何故最初にウィンリィなのか、とアルフォンスの言葉に疑問を感じていたが、ようやく意味が理解出来た。  
「あたし、錬金術の事はまったく分かんないですし…手伝える事と言ったら機械鎧の事ぐらいですし……  
最近、エドってほんとにこんなガサツなあたしの事好きなのかなぁって…」  
だんだん表情が暗くなっていくウィンリィ。  
イズミはそんな彼女を優しく抱き締める。  
 
「大丈夫だよ。エドは誰でもない、ありのままのウィンリィちゃんが好きなんだから。  
ウィンリィちゃんだって、エドの事、好きなんだろ」  
「…はっ、はい……もちろん、です…」  
顔から湯気を出すウィンリィ。  
「もっと自信を持ちなさい…ウィンリィちゃんはこんなに可愛いんだから」  
そう言いながら、イズミはウィンリィの頬に軽いキスを何度も浴びせる。  
「…! ちょっ、ン、なに…を?」  
「私が教えてあげるよ。ウィンリィちゃんが誰よりもエドに相応しい素敵な女の子である事をさ」  
「でっ、でもこんなっ…アッ、息吹き掛けちゃ…」  
「女同士なら…痛くないだろ? エドを受け入れる為の予行演習だと思いなさい。ま、前菜のサラダみたいなものね」  
「よ、よくわかんない…けどっ、やっぱり、ダメ…ですよぉっ…」  
「…私の事が嫌いか?」  
「き、嫌いじゃないです、けどっ……あたし…こういう事全然……」  
今のウィンリィの姿は、普段とは比べ物にならないほど弱々しい。  
「オナニーも…した事ないのか?」  
ウィンリィは恥ずかしそうに首を一回だけ縦に振る。  
イズミの胸もキュンと締め付けられる。  
「相手の体を知るよりも、まずは自分の体をよく知るのが大事なんだよ。  
…大丈夫。優しくしてあげるから…」  
 
イズミの憂いを帯びた眼に見つめられ、ウィンリィは大人しくベッドに体を委ねる。  
「キスは、何回した…?」  
ウィンリィの上から頭を優しく撫でながら、イズミは問いかける。  
「ご…回、ぐらい……。頬っぺとか、唇に、軽く…」  
「じゃあ、最初のステップだ。こういうキスもあるんだって事を覚えときなさい」  
そういってイズミはウィンリィの柔らかい唇に優しく口付けた。  
「…んっ! ……ふ…」  
イズミの舌が歯列を優しくなぞっていき、そっと開いたところをウィンリィのものと最初はゆっくりと絡ませてゆく。  
最初こそは驚いて目を開いたウィンリィだったが、舌の温かさと気持ち良さでだんだんと力が抜けていき、素人ながら自分からも舌を動かす。イズミもそれを見計らい、ウィンリィの体をぎゅっと抱き締めながら舌の動きの激しさを増す。  
「ンン………っ、は………(イズミさんの舌…あったかくて、優しくて…気持ちいい……)」  
「んっ、っ…! ふ………(あの人とのキスもいいけど…柔らかくてぎこちなくて…なんか、変な気分になってきちゃったかも…?)」  
 
キスしながらイズミがうっとりしていたとき、ふと見てみると当のウィンリィは顔を真っ赤にして苦しそうだ。慌てて唇を離す。  
「……!! ぷはっ…」  
「だっ大丈夫? 息を止めていたのか? 鼻ですればいいのに……」  
「だって…わかんなかったん、ですもん……」  
そんなウィンリィを見て、可愛いなぁと思うイズミであった。  
「じゃぁ、次の段階行こうか。ウィンリィちゃん、上も下も脱ぎなさい」  
「えっ、ええっ?」  
「汚れちゃうだろ? 大丈夫、お姉様の言う通りにしなさい」  
「……は、はい」  
"お姉様"はちょっと無理があるのでは? と思いつつもウィンリィは素直に従う事にした。  
かく言うイズミも、ほんのちょっぴりだけ"お姉様"発言に後悔していた。  
 
チューブトップとショーツを脱いだウィンリィは、大事な部分を恥ずかしそうに隠しながら再びベッドに横たわった。  
「手をどけなさい。隠さなくたっていいんだよ…」  
かああと顔を染めて、ウィンリィは手をゆっくりと外す。少女の身体は、肌も張りがあって愛らしい。イズミには負けるが年齢の割には豊かに育っている胸も、少し小さめのお尻も、少女でありながら充分に女としての魅力を備えていた。  
「ほら、思った通り…とっても奇麗よウィンリィちゃん…」  
「は、恥ずかしい……です…」  
イズミが上から、ウィンリィの身体を指でなぞってゆき、右の乳房を優しく揉みしだく。  
「あぁっ!」  
「自分のどこが感じるのか、よく覚えておきなさい」  
そして右の胸を弄りながら、左の乳首に優しくキスをして、軽く口に含む。  
「ンァッ! んッ…! 吸っちゃ…」  
面白いように背中を反り返らせる。  
「感じる? よく覚えときなさい」  
時々左右を替えながら何度も指で弄り、唇で吸い続けると次第に喘ぎ声も確かなものへと変わっていく。  
「アッ…ハァ、あんっ…こ、こんなのぉ…あ、はぁっ」  
「(この娘…反応がすごく良くて、可愛い声……)  
もっともっと、教えてあげるからね…」  
 
イズミは乳首を弄るのを止め、少女のまだ汚れを知らない茂みにそっと指で摩る。  
「っひあぁっ! だ、ダメぇ……そこ、はっ……」  
途端に怯えの表情を浮かべるウィンリィをイズミは優しくキスをして宥める。  
「心配いらないよ…軽くほぐしてあげるだけだからさ…」  
「ふうぅっ…お姉様ぁ…」  
「お、お、お、お姉様??????」  
先ほど冗談で言った言葉をマジで言われて、イズミは固まった。  
「(いっ、いかん! このままじゃあ純朴な少女がいけない道に……っ!?  
でっでも、こんな可愛いウィンリィちゃんならちょっとって…なにを考えてんだ私??)」  
ここだけの話、イズミは夫のシグと出会う前、錬金術を習いたての頃はかなりモテた。…同性に。  
でも基本的にはそのケはないイズミは"一度だけ"と言う条件で何人もの女の子とこういう事をした事があった。お陰で結婚して半年ぐらいは、低レベルな嫌がらせを受けたものだった。  
「(嗚呼…目くるめく忌わしきメモリー…)」  
イズミの頭の中を天使やら悪魔やら楽器を持ったお猿やらがぐるぐる回り、マ○ケ○サ○バを踊る。  
 
「も、もしもし?」  
「踊る踊る……あっ、えっ? なっ、なんだいウィンリィちゃん?」  
困惑しながら呼び掛けるウィンリィの声でようやく正気に戻るイズミ。  
「こ、こういうときは、"お姉様"って言うんでしょ…?」  
「はっはい?」  
ウィンリィの方は、まったく知識がない故か、どうやらちょっと変な勘違いしているようだ。  
「…もっと、教えて下さい…! あたし、エドの為に…頑張り、ますから…」  
「………ホ…」  
取越し苦労だったとイズミは心底ホッとしたが、ほんのちょっぴり残念なような複雑な気持ちであった事も確かである。  
「じゃ、じゃあもう一段階頑張ってみようか…。脚、開いて見せてみて?」  
「はい、お姉様…」  
少し精神的に楽になったのか、ウィンリィはイズミの呼び掛けにさっきよりも素直に応じる。  
薄い金色の茂みの置くにあるピンク色の蕾は、もうトロリと愛液が滴り落ちていた。  
「もう、こんなになっちゃってるじゃないか…エッチなんだね、ウィンリィちゃんってば…」  
「そんなっ…事、ないもん……」  
うっとりした表情で秘所を見つめるイズミに、ウィンリィは顔を真っ赤にする。  
「それで、いいんだよ。男はみんなエッチだし、女だって本当はエッチなんだ。」  
 
イズミはウィンリィの股の間に顔を埋め、処女膜を傷つけないように、その周りとツンと立ったクリトリスを指で優しく愛撫する。  
「あっ! はぁ、んは、だ……めぇ……そんな、汚な…」  
「汚くなんかないわよ? それに…とっても奇麗…んっ」  
イズミは指と同時に、舌を使ってクリトリスを執拗に弄ぶ。  
「は、ふぅ、あんっ、ああっ! おっ、おねぇ…さまぁ……」  
愛液は更に滑りを増し、嫌らしい水音が大きくなる。  
「どんどん溢れて…くるな。  
これなら…エドに捧げるときでもそんなに痛くなさそう、だね…」  
「あっ! あ、アッ…!! もっ、もう…ダメぇ…!」  
ウィンリィの限界が近いのを見計らうと、イズミは一旦口を離す。  
「う…あっ?」  
「…じゃ、そろそろ腰を使う練習、してみよっか…」  
そういうとイズミはモゾモゾと着ていたビスチェを器用に脱いでいく。  
「こ、腰って…どうやって? なんでお姉様まで脱ぐんですか?」  
「これは…私もやらないとダメだから…」  
ぷるん、と豊満で熟れきった巨乳が踊り、使い込まれた割には奇麗な蕾からは白い愛液で太ももにまで垂れてきている。  
「…奇麗……」  
「ウィンリィちゃんにレクチャーしてたら…私も、感じてきちゃった…  
いっ、いいかな?」  
 
ウィンリィがおずおずと頷くのを見ると、イズミはウィンリィの身体をくの字に曲げて互いの濡れた蕾を重ねる。  
「んっ…!」  
「あはぁっ!」  
ぬるっとした感触とともに互いの勃起した部分が当たり、ウィンリィの身体が軽く痺れた。  
「ウィンリィちゃん、軽く…イッちゃった?  
もっと頑張らなきゃ…エドとの本番のときは気絶しちゃうぞ?」  
「あ…はぁ、はい…あたし、が、頑張り…ます…」  
ウィンリィは朦朧としながらも、何とか意識を取り戻す。  
「(ああ〜ん…やっぱり一生懸命で可愛い…)う、動くよ?」  
ぬちゅ、ぬちゅ…とイズミがゆっくりと腰を動かしはじめる。  
互いの溢れた液が太ももを伝い、白いシーツに染みを作っていく。  
「っ、くっ…ウィン、リィちゃんも…腰、を…動かしてみて?」  
「あっ、あっ! はっ、はい…」  
言われた通りに、ウィンリィも拙い動きながらも腰を動かす。  
「う、受け入れたときは…ある程度、向こうがやって来て余裕が、できたら…  
やって、みなさい…? そう、すれば、自分もエドも、気持ち良く、なれるからっ…んぁっ!」  
「アッ、アッ、あぁっ! はっ、はいっ!」  
「あぁっ…はぁ、イイよ、流石に、飲み込みが…早いな…は、ああっ!」  
 
次第に、イズミの動きが速くなる。  
「あっ、アッ! ふあっ、はっ、あぁっ!!」  
ウィンリィも何とかイズミの動きを真似ようと懸命に腰を動かす。  
「ン、くぅ、ンァ、ふああっ!」  
いつの間にか二人の腰の動きは同じになり、互いの柔らかい身体を抱き締め合っていた。  
秘部に加えて互いの乳房もひしゃげ、形を変え、乳首が擦れ合って更なる快感を与えた。  
ウィンリィは初めての、イズミは久しぶりの快楽に意識が朦朧としていく。  
「あっ、やぁ、あ!…きっ、気持ち…イイ、あた、し、もうダメぇ!   
な、なにか来ちゃうっ…お姉様ぁ…!」  
「あっ、ふあっ…あんっ、い、イクのね?  
まだ、が、我慢しなさい…!」  
「は…あっ、い……く? んんっ!」  
「さっ、最後はど、どっちが先にイッても…ダメ……!  
なっ、なるべくっ、いっ、一緒に……! あっ、わた、しもっ、そろそろ…」  
最後のラストスパートとばかりに、互いの動きが限界まで速くなっていった。  
「あっ! あっ! イクッ、イッ……ちゃうぅっ…  
エドっ、エド、エドぉぉ―――――――!」  
「ひぁっ、あっ、くぅっ、イクっ、イクぅぅっ!  
ふぁぁぁあぁぁぁぁ―――――っ!!」  
互いの嬌声と同時に背中がビクン、ビクン…と反り返り、秘所からぷしゃぁぁぁ…と潮が吹き出した。  
 
ウィンリィはそのままぐったりとべッドに沈み込み、イズミもウィンリィの横に倒れて、彼女の火照りきった身体をそっと抱き締める。  
「ほら…ね? 一緒の方が……幸せをいっぱい感じるだろ?」  
茹でた蟹のように顔を赤く染めて肩で息をするウィンリィに、イズミは額に優しくキスをする。  
「はっ、はい……ありがとう、ございました…イズミさん…」  
行為が終わったせいか、いつもの呼び方に戻る。  
「ウィンリィちゃん、結構飲み込みが早いから……安心したよ。  
私も、旦那以外で初めて……イッちゃった……」  
そう言いながら、ちらっと時計を見る。11時。そろそろ…  
「そう、ですか…? 良かった……。  
エドとするときも……こんなに幸せ感じられますか……?」  
「…そうだね。それは今からのお前達次第だよ」  
「…えっ? お前達次第って…?」  
ウィンリィが首を傾げたそのとき、ドアからコンコンと音がした。  
「! はーい」  
ほーら来た。と心で思いながらイズミは返事する。  
「オレですー。頼まれた伝票の整理終わりましたー。入っていいですか?」  
「(…へ?)」  
ウィンリィは朦朧としているせいか、事態を把握出来ていない。  
「いいよ。入っておいで」  
イズミが快く返事をすると…  
「じゃあ失礼しまーす」  
ターゲット第二号、エドワードがなにも知らず入ってきた。  
「失礼し∀<∩℃‰£@⊥〓・∂!!!???」  
 
さっきまで四苦八苦して書いた伝票の束がバサバサと手から落ち、エドワードの体が一瞬にして石のように固まった。  
「やあエド」  
「エドぉ……」  
自分の師と思いを寄せてる幼馴染みの少女が全裸で抱き合っているのである。  
"兄さん。ボクは仕込みのチェック終わらせちゃうから先生の所に届けてからそのまま寝ちゃいなよ"  
…とアルフォンスに言われて伝票を届けにきただけなのに。  
頭の中で簡略顔のアルフォンスの頭がびっくり箱のように飛び出し、その中から沢山のネコや牛や少佐が飛び乱れて踊る。  
「おっ、おおおおじゃましましのうげっ」  
「だから逃げるな!」  
来たときのウィンリィとまったく同じリアクションをしたエドワードの首根っこを掴むイズミ。  
「なっ、ななななにしてんですか!!!???」  
「性教育だよ。性教育」  
「え? だって、そんな? ええ?」  
素っ頓狂な返事をするエドワード。  
「まさかお前、据え膳喰わぬ気か?」  
「す、据えぜ……」  
 
ようやく頭が冷静になってきたのか、イズミとウィンリィの裸体を見てゴクリと喉を鳴らす。  
肌は熱で桜色に染まり、茂みからは愛液が既に滴り落ちており、汗の臭いと混じって蝶を誘う花のような、甘ったるい香りが鼻を抜ける。  
「ウィンリィちゃんはな。お前の事が好きで好きで堪らないんだ。  
身も心もお前に捧げたいと思っているんだ。エド、お前も男ならこの娘の気持ちにぐらい答えてやりなさい!」  
「………っ」  
イズミが手を離すと、エドワードは無言で黒いシャツを脱ぎながらウィンリィに近付いていく。小柄ながらも逞しい筋肉質の身体に、銀色の機械鎧が鈍い光を放つ。  
そんなエドワードを見ながら、ウィンリィは顔を赤くしてベッドの上で待つ。  
「え、ど…。ごめんね。こんな形に…なっちゃって……。でも、エドに捧げたいの……! あたしの、身も心も全部…」  
ぷっつん。エドワードの頭の中でこんな音がしたような気がした。  
「ウィンリィっ!!」  
シーツに飛び込み、ウィンリィの柔らかい体を抱き締める。  
 
「ウィンリィっ、好きだ…大好きだ! ずっと前から、こうしたかった!  
でっ、でも、なんか、お前が、壊れちまうんじゃないかって…触れられ、なかったっ、  
けっ…けど!」  
「エっエドぉ…」  
「けどっ、お前のこんな…、き、奇麗で厭らしい姿見てっ…! が、慢できねぇよ!!」  
そのまま、エドワードはウィンリィに口付ける。  
今までしてたような幼稚なキスとも、さっきイズミがしてくれたような優しく濃密なキスとも違う。  
荒々しく、貪るように舌を絡める。それでいて甘酸っぱいなんとも言えない感触がした。  
「…ふっ、……んっ!(…エドに、エドにキスされてる…こんな、激しい…  
でっでも、嬉…しい……!)」  
最初はされるがままだったウィンリィも、さっきイズミに教わった通りにエドワードの動きに合わせてくちゅくちゅと舌を絡めた。  
「……っ!(オレに…合わせてくれてるのか? すげぇ嬉しいぜ…ウィンリィ…)」  
長い口付けをすると、二人の唇の間から白く太い唾液の糸が出来て、滴り落ちる。  
「せ、せんせい…有り難うございます。きっかけを作ってくれて…!  
今からオレ、ウィンリィの全てを貰いますから…見届けて、くれますか?」  
「わっ分かった。下準備は私が充分にしておいたから……お前の好きなようにやってみなさい」  
このときばかりは、イズミは横から口出し等をする訳にはいかなかった。いつも着ている白の上着を簡単に羽織り、エドワードの横に静かに座る。  
 
エドワードはカチャカチャとベルトを外し、ズボンを脱ぎ、無地の白のトランクスを降ろした。  
「…あっ!?」  
「いっ!!」  
トランクスを降ろした途端現れたエドワードの逸物を見て、ウィンリィはボンっと顔が茹でダコになり、イズミの顔から一瞬血の気が引いた。  
エドワードの逸物は二十センチ近くもあり、腕のように太かった。皮は既に剥けており、ビクビクと力強くそそり立っている。  
「(う、でっ、でか……うちの人と同じぐらい…いや、もっと?)」  
これには流石のイズミも息を飲む。象さん、キングコブラ、アナコンダ。色々な言葉が浮かぶ程。  
イズミは今になって、"甘かった。もっとレクチャーをしてあげれば良かった"と少し後悔していた。初めての相手がこの巨根ではかなりキツイものがある。  
「ウっウィンリィっ、い、いいか?」  
ウィンリィは小さい頃に一緒にお風呂を入ったときに見た頃に比べて異様に育ったエドワードの逸物に少しだけ怯えながらも、エドの為にそっと脚を開き、濡れきった秘部を晒す。  
「い、いいよ…エド。お願い………来て……!」  
エドワードはウィンリィの了承の言葉とコクリと一度だけ頷いたのを確認すると、その逸物の先端をそっと当てがい、少しづつ沈めていった。  
 
「くっ、い、痛っ…っ!!」  
まだ先が入っただけなのに、ウィンリィの秘部から愛液とともに鮮血が出始める。  
「ウィン…、……っ」  
イズミは止めようと思ったが、その手を止めた。どのみち少女が女になる為には、この痛みは必ず伴わなければいけない。イズミにはそれを横から甲斐甲斐しく止めたりする資格はない。"人の恋路を邪魔する奴は 馬に蹴られて死んじまえ"というものだ。  
黙って心の中で祈りながら見届けるしかなかった。  
「う、ウィンリィ…、辛いか?」  
エドワードの問いかけに、ウィンリィは涙を零してコクコクと頷く。  
「じゃあ、今日は…」  
「いやっ! やめないでっ…!」  
今度は頑なに首を横に振る。  
「い、たいけど、あた、しっ……嬉しいの……イズミさんに、色々教えてもらって…、  
その日に、エドに……こうして、もらって…初めてを、捧げられて…凄く…嬉しいの」  
「ウィン…リィ」  
「だから…だから最後まで、して…エドぉ…!!」  
エドワードはその健気な言葉に胸が締め付けられた。  
ごめんな、と心の中で心底謝罪する。  
そして了解の意味も込めて額にキスをすると、更に奥に、奥に深く沈めていった。  
そしてとうとうエドワードの逸物はぷつん、という音と共に根元近くまで入りきった。  
 
「う…ああっ!!」  
ウィンリィは破瓜の激痛にぽろぽろと涙を零し、荒く肩で息をする。  
エドワードは彼女の呼吸が落ち着くのを待ってから、細く折れてしまいそうな腰を掴んで、ゆっくり、ゆっくり動き始めた。  
「あ…ああっ、動いてるっ…エドの、おちん、ちんがぁ…」  
「あぁ…スゲェ、すげぇ、いいよ…! 最高だ、お前の…中…」  
腰が動く度にエドワードの逸物の先端とウィンリィの膣内の子宮口がキスをするように当たる。  
「あっ…は、ふう、ンぁぁっ…」  
最初は痛みだけしか感じなかったウィンリィも、次第に結合している部分が熱くなってゆくのを感じた。  
声も、だんだんと、確実に艶のある確かな喘ぎ声に変わってゆく。  
「はぁ! あっ、あ、ああんっ! だめ、だめぇぇ! おかしく、なっちゃうぅ!」  
「ウィンリィ…ウィン、リィ、ウィンリィっ……!!」  
ぎしぎしとベッドが軋み、エドワードの動きが速くなってゆく。  
空いている手で上下に揺れるウィンリィの両の乳房を優しく、激しく揉みしだく。  
ウィンリィも痛みと快感に意識を失いそうになりながらも、エドワードの動きに合わせて従順に腰を動かしていった。  
イズミはと言うと先ほどまで童貞と処女だった少年と少女の乱れゆく様を恍惚とした表情で見つめている。  
「(エド…あんた今、男の顔してるよ…。この二人、体の相性も最高みたいだね…)」  
 
やがて、二人に限界が近付いてきたのか、互いの手の指をきつく絡めて握り合った。  
「はぁっ! はぁっ! は、オレ、そろそろっ…限、界っ…!!」  
「あひっ! あぁ、あっ、あたひもぉっ、もおダメぇ!! ま、たっ、い…、く、イッ……ちゃ、うぅっ!!」  
「お、オレ、中にっ、お前の中に出したいっ! い、いいかっ?」  
「はぁ、あっ、いっ、いいよっ、エドの、エドのならっ!! あ、あたしの中に、いっぱい、いっぱい!」  
「あぁっ、ウィンリィっ…ぜ、全部、オレでいっぱいにしてやるっ! いく、ぞっ!」  
「来て、来てぇぇエドぉ!!」  
エドワードが最後の一撃と言わんばかりに、激しく腰を打った。  
それと同時に、ウィンリィの膣内がエドワードの逸物を堅く握り締める。  
「ウィンリィっ…ウィンリィぃぃっ!」  
「エドっ、きゃうん! エド…ワードぉっ! あああああああああああ―――――――――――っ!!」  
ドクンッビュクッ、ビュ、ビュルッ・・・・・・・・・!!  
エドワードの逸物はウィンリィの膣内で痙攣し、音を立てながら子宮の奥までたっぷりと射精した。  
ウィンリィは初めてエドワードを受け入れた歓びと幸せ、そして自分の中が彼の白濁の精液でいっぱいになっていくのを感じながら、二度目の絶頂を果たしたのだった。  
 
 
「あっ…エドのが……エドのが、いっぱい…」  
ウィンリィは今自分の体で、イズミの教えた事が真実だった事を実感していた。  
「愛してるぜ…ウィンリィっ…」  
優しくキスをするエドワード。彼は今、自分だけのかけがえのない存在を得たのだ。  
幸せそうにまどろむ少年と少女を見て、イズミはそっとベッドから立とうとした。  
が、即座にエドワードに手首を掴まれる。  
「? な、なにを?」  
「せんせい…、オレが来るまでにウィンリィに色々教えていたんでしょ?」  
「あっ、ああそうだが……」  
「オレにも…ウィンリィにも、もっと。教えてくれませんか…オレのここ…まだ勃っちまってるんです……」  
「っ!」  
見ると、エドワードの逸物は先ほどウィンリィの膣内にたっぷりと射精したにも関わらずまったく萎えていない。  
「お願いします…あ、たし…エドをもっと悦ばせたいですから…」  
イズミの心は揺れた。  
「(そ、そうだ…これは教育なんだ。師が弟子に教える…ただそれだけ……浮気にもなんにもなりはしない……分かってくれるよね?あんた…)」  
羽織ってた上着を脱ぎ落とし、再びベッドに膝をつく。  
 
「わ、かった…。ウィンリィちゃん、こっちにおいで……」  
「は、い。お姉様…」  
ウィンリィもイズミの言葉に従って膝を使ってふらふらとイズミの側にゆく。  
呼び方も先ほどレクチャーを受けてたときに戻っている。  
「じゃ、じゃあ、いくよ…」  
「は、はい、せんせい」  
イズミの艶やかな唇がエドワードの逸物にそっと近付く。そしてカリの裏をペロリとひと舐めする。  
「!! 〜〜〜っ!」  
途端のエドワードの体がビクンと跳ねる。  
ぴちゃぴちゃと音を立てて先端や裏筋を丁寧に舐め、遂にはエドワードの巨根を口に含んで上下に頭を動かす。  
「ぐっ、あ、せ、せんせぇ……」  
「エド…、気持ち良さそう………」  
ウィンリィがうっとりしながら呟くと、イズミはエドワードの逸物を口から離してウィンリィに手招きする。  
「ウィンリィちゃん、おいで…。一緒にやってみよ…?」  
「は、はい…!」  
イズミに誘われて、ウィンリィもその小さな口と舌でエドワードの逸物に奉仕する。  
流石に全部は口に入れる事はできない。イズミもウィンリィの横から舌を出し、二人で夢中になってエドワードの逸物に奉仕した。  
 
「ほ、ほらウィンリィちゃん、今度は私の胸とあんたの胸をこうやって…」  
「こっ、こう…ですか」  
今度は口だけでなく、互いの乳房を合わせ、その間に挟み込む。  
互いにゆっくりと、上下に動かし、出たり引っ込んだりする先端を舌でちろちろといたぶる。  
「うっ、ああ…せんせぇ、ウィンリィっ…、す、すげぇよ…! お、オレまた…!」  
「え、エドぉ…!」  
「いいよ、出しな…さい! 幾らでも……!!」  
ビクン! ビクビクッビュル……  
エドワードの逸物から二度目とは思えない程の精液が飛び出し、ウィンリイとイズミの胸と顔を白く汚す。  
「あ…凄いよ、まだこんな…」  
「おねぇさまぁ……」  
普段の凛とした美しさを持つイズミと、誰から見ても美少女のウィンリィが、互いの顔と胸にかかった精液を猫が戯れ合うように舐め合う。そんな二人の乱れた姿を見て、またもやエドワードの逸物はいきり起つ。  
「ま、まだ…元気だね……。じゃあ、三人一緒に気持ち良くなっちゃおっか…。ウィンリィちゃん、横になって…」  
「はっはい…」  
言われた通りウィンリィが横たわると、イズミはその上に覆いかぶさった。  
二人の濡れた秘部がエドワードの前に差し出される。いわゆる"重ね餅"と言う体位だ。  
「さあ、エド…今度はあんたの番だよ…」  
「エドぉ…、は、早く、お願い…」  
 
「あ…、は、はい」  
エドワードはふらふらと誘われ、そそり立つ逸物をその重なった秘部に挟み込むように挿入した。  
「んあっ!」  
「うぁぁっ!」  
イズミとウィンリィの背中に電流が走り、同時に歓喜の声を上げる。  
「あっ…これ、スゲェよ……! せんせいのアソコとウィンリィのアソコがニチャニチャして……っ!」  
エドワードは一心不乱に、先ほどウィンリィとした時のように腰を突き立てる。  
時々どちらかの秘部に交互に挿入しては抜き、その間に挟み、それを何度も何度も繰り返す。  
「ああっ! ひぃ、エドっ、あんたっ、スゴイよっ! こっ、こんな、あっ、イイッ!(すっ、スゴいっ…! 私弟子に、自分の弟子にチンポ突っ込まれて悦んでるぅっ!)」  
「んぁっ! ああっ、あひ、ひぃひぃぃっ、き、気持ちいいよぉ! エドぉ、おねぇさまぁ!」  
ウィンリィとイズミは、揺れ動く互いの豊かな胸を揉みしだき、吸い合う。いつしかイズミの胸からはぷし…っと母乳が飛び出し、ウィンリィはそれを喘ぎながらもコクコクと飲む。  
「あぁ…まだ出るなんてっ…あひっ、ウィンリィちゃん、美味しい? 私のオッパイ美味しい?」  
「あむ、ふぅん、お、おいひいれすぅ…お姉様ぁ…」  
「お、オレにも飲ませてくれよ…!」  
それに興奮したエドワードがピストン運動をしながらウィンリィに顔を近付けてキスを迫る。ウィンリィはイズミの母乳を口に含んだままエドワードとキスをして彼に口移しをした。  
「ンっ…、あ、ありがとなウィンリィっ…。(心なしか、牛乳なんかよりも…!)」  
エドワードはその懐かしい感じのする味と快感に酔いしれながら、更に腰の動きを強くする。  
 
イズミとウィンリィはエドワードに突き立てられる快楽を感じながらきつく抱き合い、体を擦り付け、舌を絡めてキスをする。  
「んふぅ、んあ、ひぁっ、ウィンリィ…ちゃん……」  
「ふぅぅっ、は、んんぅっ、おねえさまぁ、エドぉっ…!」  
「はぁ、はぁ、はぁ……! ウィンリィ、せんせぇ…! お、オレまたっ…!」  
「あっ、いっ、いいよっ、んあ、わ、私もイク、イッちゃうっ、さっ、三人一緒にっ……!あひぃっ!!」  
「ああっ、だめだめぇ! あたしっ、もう、と、飛んじゃうぅぅっ!!」  
三人の声と動きが重なる。  
「はぁぁっ! え、エドっ! ウィンリィちゃぁんっ! ふぁぁぁああああぁぁぁあ――――――っ!!」  
「エ、ドぉ、はひっ! おねぇひゃまぁぁ! はぁぁぁぁぁあああぁぁぁあ――――――――――!」  
「うくっ、うああ、ウィン、リィっ! せんせぇぇ!」  
ドクン!ビュクッ!ビュルッブピュッ・・・・・!!  
エドワードは絶頂に達したウィンリィとイズミの向かって三度目の射精をし、二人の白く美しい全身を更に白濁の精液で白く染めた。  
イズミとウィンリィは全身にかかった精液の温かさに酔いしれる。  
「はぁっ、はぁ、は…」  
エドワードは二人の間を割るようにシーツに沈み、ぜぇぜぇと息をしていた。  
 
ある程度熱と呼吸の収まったイズミは、前から気になっていた事をエドワードにぶつける。  
「お、前…ウィンリィちゃんと初めてしたとき…中に…出したよな?」  
「…はい」  
「それがどういう事か…分かって…」  
「当たり前です!!」  
イズミが言い終わる前に、エドワードが大きな声で返事をする。  
「これでウィンリィとの間に赤ちゃんが出来ても、オレは後悔なんかしません! それならその子が生まれてくる前に、オレはアルと全てを終わらせます! …オレ、絶対親父のようにウィンリィを置き去りにしない…!頑張って、父親になります…!」  
「え、エドぉ…!」  
ウィンリィの瞳から、うれし涙がぽろぽろ落ちる。  
エドワードはそんな彼女を自分の上に乗せてぎゅっと抱き締める。  
「せんせいの前で誓います。オレはこいつを、一生掛けて守ります…!」  
イズミはその言葉とエドワードの真剣な眼差しに安堵し、包み込むように二人を抱き締めた。  
これはいわゆる"ぱふぱふ"状態なのだが本人は全く気付いていない。  
「その言葉が聞きたかった。本当に、男になったね…エド」  
「せんせい…」  
ふとここで、エドワードはアルフォンスの事を思い出した。  
「アルにも、感謝しないといけませんね…。でもなんか、悪い事しちまったかも…」  
その言葉を聞いた途端、イズミは抱き締める手をそっと離してウソっぽい口笛を吹く。  
 
「あっ? あああアルね? あいつなら……」  
「?」  
エドワードはそのイズミの言動に違和感を感じると、ふと視線を感じて部屋のドアの方を見る。  
「………あ?」  
ドアは、少しだけ空いていた。そしてその奥からは見なれた青い兜が…  
「あ、ああああああああああアルぅ―――――――――――――!!!???」  
観念したアルフォンスは、ドアを少しだけ開けて半身を覗かせた。  
「い、いゃあ兄さん。バレちゃったね…」  
実はエドワードが入った直後から、部屋を覗いていたのだった。  
「って事は…お前せんせいとグルになって…! い、いやそれは感謝しているし、許す。  
だがお前の手にあるメモ帳やらカメラやらカセットテープやらはなんだぁ――――――――――!?」  
「元の肉体を取り戻した際の生参考書さ兄さん! ボクだって元に戻ったらパニーニャとあんな事こんな事したいんだい!!」  
そう言ってアルフォンスは逃げた。慌ててトランクスを履いて追い掛けるエドワード。  
「待て! メモはともかくテープと写真はよこせアル――――――――――っ!!」  
「やなこった兄さん! 絶対兄さんよりも上手くなってやるからね!」  
「まてゴルァ――――――――――!!」  
兄弟の追いかけっこが始まる。  
 
「やれやれ…」  
そんな様子を呆れるイズミに、ウィンリィがまどろみながらも囁いた。  
「あ、あの、イズミさん…」  
「何だいウィンリィちゃん…」  
「…いつか、"おかあさん"って呼んでもいいですか?」  
イズミはその言葉に感激し、ウィンリィをぎゅっと抱き締める。  
「大歓迎だよ、ウィンリィちゃんなら! きっと、うちの人も喜ぶと思う…!」  
「有り難う、ございます…!」  
そのイズミの返事に、ウィンリィは向日葵のように可愛い笑顔を浮かべた。  
「それじゃ、お互いの旦那がいないときは…またしちゃおっか? 疑似母子のスキンシップとして!」  
「……はい♪」  
二人はクスクスと笑いながら体をティッシュで拭いた後、裸のままブランケットを肩までかけてそのままゆったりと眠りに就いた。  
廊下ではまだ、低レベルな追いかけっこが続いていたのだった。  
 
…また余談だが、アルフォンスの録音したカセットテープや写真等は翌日エドワードがアルフォンスをスマキにした上で必死に捜索したが、遂に見つかる事はなかったらしく。そしてそれは、アルフォンスのパニーニャとの初体験の際に多いに役立ったとか。  
 
おわり  
 

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