A challenge of a cherry boy
〜チェリー・ボーイの挑戦〜
その3
*ぷりーず・ぎぶみーらぶ?*
-side Edward-
「あの」爆弾パフェを二人仲良く喰っちまってから・・・・・・・もう一時間が過ぎようとしている。
今のトコロ、オレにはちょっとした不安があるものの、何の異常もない。
「・・兄さん、だいじょぶ?」
「あ、あー。」
ひょっとしたらオレ、ヒューズのおっさんにからかわれただけなのかもなぁ。
・・まぁ、アレがニセモノだったのならそれでもいい。
それならば・・・・次の作戦を実行するまでだ。
名付けて・・・・アレ? な・・づ・・・・・
・・ドクン!
・・・なんだこりゃ。
心臓が・・・・・すげぇ鳴ってくる。
なんか・・・・・身体じゅうが・・・・・
熱く・・・なっ・・・・・・・て・・・・・・
まさか。
アレが今頃効いてきたのか。
「に、兄さん??」
・・・・・アツイ。
マジで全身が燃え上がっちまうみたいだ。
・・・・・・・ヤバイ。熱いのがオレのアレにまで来やがった。
なんか、自分のモノじゃねーみたいな感覚。
「ア、アル・・・・オレ・・・・行かなきゃ。アイツんとこ。
せ、せめて、オレがマトモでいられてる間に。」
ウィンリィもこれを喰ってる。それ也に鍛えてるオレでさえこんなザマだから、
タダの女の子であるアイツは・・・・・・
オレはゼーゼー言いながら、壁伝いに必死に部屋から出た。
・・・・ウィンリィ。
オマエ今、どうなっちまってるんだ・・?
-side winry-
思えば、アイツと一緒に旅した事なんてなかった。
列車の中で半分以上寝てしまったけど、でもすっごく楽しかったな。
ここのホテル、お料理チョーおいしかったしーv
明日はいよいよ、憧れのラッシュバレー!
お風呂は入ったし、下着も新しい服も、髪のお手入れもオールグリーン。
それにしても、なーんかエドの言動がぎこちなかったな。
ミョーに慌てちゃったりしてさ。
・・・・ひょっとしてー、夜ばいしてきちゃったりして?(←当たってたりして)
*乙女モード全開妄想*
『ウィンリィ・・・・・・』
『エド・・・・
あっ・・・・・・・Vv』
キャーキャーキャー!
あたしってばヘンタイ??
・・でも、あたしはイツでも待ってるのよ? エド。
子供の頃から、ずっとずっと・・・・・
・・・あ、あれ? なんだろ、この感じ・・・・・・・
な、なんだろ・・・・・
エッチな事考えちゃったら、ホントにエッチになっちゃったのかな?
ムズムズする・・・
ちょっとカラダ動かすだけで、自分で慰めてるときみたいに・・・・・
いや、もしかしたらそのとき以上かもしれない。
・・・・・・触りたい。
でもダメ・・・・・・さっきおフロ入って、下着替えたばっかりなのに。
ダメ・・・・・、もう・・・・・
限界だよ・・・・・・・!
「ん・・・ふ・・・ああ。
き・・・もちいい・・・・・・・よぉ!」
あたしは、自分でおっぱいとアソコを弄り始めた。
ダメ・・・大声出しちゃ・・・・
エドとアルに・・・・聞こえちゃう・・・・・
軽蔑されちゃうよ・・・・あたしが、こんなエッチな女の子だって知ったら・・・
でも・・・でも・・・・この指が・・・アイツの指だったらって考えるだけで・・・・
その時・・
「ウィン・・・・リィ・・・・・」
あたしの願いは、脆くも崩れさった−・・・
-side Edward-
「ウィン・・・・リィ・・・・・」
・・・なんだよこれ。
オレ夢でも見てんのかな・・・・
試しに自分の頬を右手でつねってみる。(機械鎧のほうが痛いと思ったからだ)
・・・痛ぇ。夢じゃねー。
「ど、どうして・・・・・? どうしてエドがいるの・・・?」
ウィンリィは、涙で瞳を潤ませながら、小刻みに震えてオレを見てる。
・・なんというか、箱に捨てられた子猫みてーだ。
・・・・・どうしてと言われても・・・・
オレ・・・・・オマエが心配で・・・・・・
・・あれ? 本当にそうだったっけ?
それで・・・来たら鍵開いてて・・・・・・あ、あ?
なんだろう・・・・・この感じ。
ウィンリィの潤んだ顔見たら・・・・・なんか、背中じゅうに蟻が這いつくばるような・・
ゾクリとする。
・・・・・オレって、変態じゃねぇか?
・・・ああ。それにしても。
なんて可愛いんだよオマエ・・・・
「・・・・・ウィンリィ」
オレは・・・アイツの名前を呼びながら、一歩一歩・・・近付いてった。
なんか、夢遊病に侵されてるみたいな、変な感覚だ・・
アイツの眼には、今のオレはどう映っているのかな。
・・・・どうでもいいか・・・・・そんな事。
「いや・・・見ないで・・・いやだよう・・・エド・・・!!」
・・・・・・何をそんなに怯えてるんだい? ウィンリィ。
見ないで? 何を? オマエをか?
見れない訳ないじゃねぇか。
「・・ウィンリィ。」
「いやっ! こんな・・・こんなあたしを見ないで!
見ないでよぅ・・・・あたし・・・・・・あたし」
・・・・こんなあたし?
何言ってんだよ。
今のオマエは、オレが今まで見たウィンリィ・ロックベルの中で一番奇麗だぜ・・・
「あたし・・・エドに嫌われたくないよ!!」
その時、オレの中で何かがキレちまった。
その言葉で・・・・・・・オレの中の理性だとか道徳だとか言った言葉が・・・・
一瞬にしてブッ飛んじまった。
「ウィンリィ!」
オレは・・・・・力一杯アイツを抱き締めて・・・・・・
その柔らかそうな唇に・・・キスした。
-side Winry-
な、なにがどうなってるの?
てっきり・・・・・・ほっぺ叩かれるかと思ってた・・・・
それなのに・・・・
それなのにアイツは・・・・エドは・・・・
ファーストキス、盗られちゃった・・・
でも・・・アレほどあった恥ずかしさが、いつの間にか消えてなくなっちゃった。
・・・・・嬉しい。
「んん・・・!」
・・・・あっ。舌入れてきた・・・・・・
エドの舌って、なんかザラザラしてて・・・・気持ちいい。
歯茎から舌の裏まで、丹念に這わせてくる。
エドったら、子犬みたい・・
いつの間にかあたしも、自分の舌にエドのそれと絡ませてた。
鼻で息を吸わなきゃいけないんだけど・・・
もうなんか・・・そんな余裕ないみたい。
頭の芯からボーッとしてくるような・・・・・
何分ぐらい経ったのかな・・・・・
エドがようやく、唇を離した。
「ウィンリィ」
エドが・・・話し掛けてきた。
近くで見るエドの顔って・・・・・・なんて奇麗なんだろう。
まるでお月様のような金色の瞳。吸い込まれちゃいそう。
「ウィンリィ。」
「はっ、ハイ!!?」
・・なんて上ずった声だろ。
自分でも恥ずかしくなる。
「ウィンリィ・・・・・・・・・・・・・」
「あ、あの、あたし、その、・・・・」
なんだか意味不明な言葉ばっかり出てくる。そんな事言いたいはずじゃなかったのに〜・・
「オマエが、欲しい。」
え
えええええええええええええええええええ?
「オレ、オマエが好きだ。アルを元通りにしてから言おうと思っていたけど、もう我慢ができない。このまま・・・・抱くぞ」
そ、そんな・・・・ これって、プロポーズってヤツ?
「・・オレとじゃ、イヤ?」
イヤな訳ない。あたしは必死で首を横に振った。
「・・・・・・いいの?」
今度は縦に・・・そっと頷いた。
もう、恥ずかしさで気絶しちゃいそう。でも・・・・嬉しい!
あたしって今、世界一幸せかも・・・?
-side Edward-
・・・・なんてくせーセリフだよオレ!
よくこんな事が言えたもんだ。 昼メロだよ。まるで。
・・でも、ウィンリィが答えてくれたのはメチャクチャ嬉しかった。
女の子って、意外にこういう言葉に弱いんだなぁ。
オレはまた・・キスした。
「ふ・・んぅ・・・・・・・・・・・」
今度はウィンリィも、積極的に舌を絡ませてくる。
それにしても、なんて甘口なんだよコイツ・・・・一生こうしていたいぐらいだ。
それでオレは・・・・次のステップに挑む事にした。
「! ん・・・!」
オレはキスしながら、左手てウィンリィのムネを揉み始めた。
「ん・・・! ・・・・!」
・・・・・柔らけぇ。
想像してたより、ずっと大きい。
そっと寝巻き越しに揉む度に、ウィンリィは小刻みに反応してくる。
さっきオナニーしてたせいか、乳首の感触まで分かる。 感じててくれんのか・・・・
「ぷぁっ・・・まっ、待って・・・!」
ウィンリィが唇を離す也いきなりオレに言ってきた。どうしたんだ?
「ご、ごめん・・・痛かったのか?」
ウィンリィは首を振った。
「あ、あのね・・・・・・・・このパジャマ、お気に入りなの・・・・・汚れちゃイヤだから・・・・
・・・・・・ヌガして・・・」
か、可愛い〜〜〜〜〜・・・・・・・・・!
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