今日の談話室は俺と夜空だけだった。その他の連中はなんか用があるとかで、小鳩も修学旅行で不在だし、久々に読書中心の静かな活動である。  
 
突然、夜空が、読んでいた本から顔を上げた。  
 
「り、リア充な奴等は友達の家に集まり、お泊まり会とか言うのをするそうだな。」  
「は?」  
前後の説明もなく会話を振られても答えようがない。  
夜空はぽかんとする俺の顔を見ながらイライラしながら話を続ける。  
「だから、真の友達同士は、相手の家にお泊まりに行って、お互いの秘密とか、誰が好きとかカミングアウトしあうらしい。」  
「あぁ。パジャマトークとか言うらしいな。女子同士のことだろ。」  
多分、男同士だと朝までゲームか、お宝本を披露させられて性癖をばらされるとかそんな感じだろう。  
「というわけで、真の友達が出来た時に右往左往しないように、お泊まり会を練習する。今日、小鷹の家に行くから準備をしておくように…。」  
顔を真っ赤にしながら、だんだん小さくなる声で夜空が言う。  
 
「いやいや、男女がお泊まり会したら、流石にまずいだろ?」  
少し涙目になった夜空が反論してくる。  
「とはいえ、他の友達でもない連中の家に行くのは練習にならないし、死んでもいやだ。てか、死んで欲しい。」  
まあ、俺も星奈の家に泊まらされた事もあるし、マリアを泊めたこともあるので、なんか拒否するのも後ろめたい。  
「うーん。わかった。しかし、家に来ても特に面白い事ないぞ?」  
「ありがとう…」  
少し頬を赤らめた満面の笑みに、俺はドキリとした。  
「それから、この事は他の連中に秘密だからな。」  
あたりまえだろう。言えるわけがない。  
 
その後、泊まりの準備のために、隣人部の部室である談話室を後にした。  
小鳩がいない予定であったため、夕食は冷蔵庫の残り物ですます予定だったが、夜空が来るため駅近くのスーパーで買い出しをする。  
夜空とは駅で待ち合わせをした。  
 
「おう。早かったな。しかし、その格好は、、」  
 
夜空は以前デパートで買ったジャージ姿にボストンバックだった。マジで体育会系の合宿だな。  
「小鷹が変な気を起こさないように、地味にしてきた。」  
「するかっ!」  
夜空が少し驚いたように言い返す。  
「し、しないのか??一応、官能的な下着も用意しておいたのだが。」  
「最初に言ってた事と矛盾してるぞ。」  
「冗談だ」  
もう、どこまでが本気かわからん。  
それ以上突っ込む元気も無いまま、俺の家へ向かった。  
 
「なかなか、いい家だな。」  
「そうか?長い間使っていなかったから、所々ボロがきてるけどな。腹へったよな?夕飯作るからその辺でくつろいでいてくれ。」  
「私も手伝う。」  
俺たちは買ってきた食材を並んで調理する。心なしか夜空が嬉しそうだ。  
「…楽しそうだな。」  
夜空の顔が真っ赤になる。  
「ば、馬鹿なことをいうな。お呼ばれしたのに手伝わない訳けにはいかんだろう。義務だよ義務。」  
うーん。お呼ばれした覚えは無いんだが、どちらかというと、勝手に押し掛けられたんだが。  
 
料理の準備が出来たところで、早速食べることになった。しかし、お互い交わす言葉が無い。  
「な、なんかさ。」  
「なんだ?」  
「お泊まり会なんだから、何か楽しく会話するもんじゃないのか?」  
「う、そうか。小鷹が何か喋れ」  
そういきなり振られても、すぐに話題がつくれるようなら友達作るのに苦労しないって。  
俺が黙っていると、夜空がポツリと呟いた。  
「このポテトサラダ旨いな。」  
「そうか?茹でたジャガイモ潰してマヨあえたたけだがな。」  
「ん、小鷹が作ってくれたからな。」  
そういえば、こいつ、親にはなんと言ってきたんだろう?案外合宿とか言ってジャージで来たんだろうか?  
「夜空、親には何て理由をつけてきたんだ?」  
「普通にお泊まり会に行ってくると。」  
「よく許してくれたな。」  
「まあ、親友のトモちゃん家なら、親も安心してくれた。」  
「えっ?トモちゃんはエア友達だろっ!?」  
「普段からトモちゃんの話しているからな。中学時代からの信頼できる友人だ。問題ない。」  
すげえ、親は存在を信じているんだ。いや、完璧な情報操作で信じこませたに違いない。  
 
夕食後、夜空はソファーに座り持ってきた本を読みだした。いつもの談話室と同じじゃないかよ。  
俺は食器を洗いながら夜空に風呂に先に入るように言った。  
 
「いやだ。私が風呂に入っている時に襲うつもりだろう。」  
「襲うかよ!」  
「冗談だ。本当の事を言うと、一番風呂は肌に刺激が強すぎて苦手なのだ。」  
ああ、見た目も色白て肌がきれいそうだし、水道の塩素が刺激になるんだ。  
そういえば、こいつの肌はよく見たことないな、海に言ったときも全身水着だったし。  
「いま、何を想像してた?」  
夜空がさげすんだ目で俺を睨む。  
「いえ、何も想像してません。水着姿とか全然思い出そうとしてません。」  
「ふーん。」  
にやにやしながらも夜空はそれ以上突っ込まなかった。  
「じゃあ、俺が先に入るぜ。何なら一緒に入るか?」  
「断る!」  
そう言いながら手元の本に目を落とした。  
 
俺は洗い物が終わると、自分の部屋から着替えを持ってきて、風呂場に向かった。  
途中リビングを覗くと、夜空は持ってきた本を黙々と読んでいた。  
脱衣場で服をを脱ぎ、洗濯機に放り込む。  
湯船に浸かりながら、この後どうすればいいのか考えて始める。ドキドキと胸の鼓動が止まらない。  
うーん。やはり、夜空には小鳩のベッドで寝てもらうんだろうな。しかし、パジャマトークなら、布団を並べるのか?いやいや、それはまずいだろうし。  
湯船を出て頭を洗っているときに、ふと、背中の脱衣場に気配を感じる。  
「小鷹、一緒に入るぞ」  
「えっ?ちょ?お前なにやってるの?」  
俺は思わず下を向いて、目を閉じた。  
「安心しろ。私は水着を着ている。しかし、絶対こっちを見るな。夕飯のお礼に背中を流してやろう。」  
夜空は俺の後ろにしゃがみこみ、石鹸で俺の背中を洗い始めた。  
 
以前、幸村にも流してもらったことあったな。そんなことを思いだす。  
柔らかい夜空の手が俺の背中を往復する。うう、駄目だ。俺の股間が徐々に元気になっていく。  
そのうち、夜空の手が俺のお腹まで回ってきた。ぴったりと抱きつかれたまま、しばらく動きが止まる。  
背中に柔らかいものがあたる。しかも、真ん中には何か、ぽちっとしたものが、、、  
「こ、小鷹はいやらしいな」  
「お、お前がそんな風に背中を洗うからだろ。」  
俺は目を開けて、首だけ振り向く。目の前にはとろんとした夜空の顔があった。  
自然と唇を重ねる。初めてのキス。本能的に夜空の舌を求める。  
 
くちゅ。くちゅ。  
 
「「はぁ、はぁ、はぁ」」  
お互いが相手の唇を求める。舌と舌がふれ合うと、電流が流れるような快楽が襲ってくる。  
 
俺は体ごと振り向いた。やはり、全裸の夜空がそこにいた。星奈の爆乳にくらべれば小さいかもしれないが、一般的には巨乳の美乳が目の前にある。そして、少し薄めの毛から、われめが見える。  
俺は夜空を抱き寄せ、その胸に舌を這わせた。  
「あ、ああっ」  
 
右手でもう片方の胸をさわる。片手ではこぼれそうなおっぱいをむにゅむにゅと。  
や、やわらけぇー。  
指と舌で乳首をいじるのに同期して、夜空がピクッと反応したり、声をもらす。  
「あっ。、ん、はうぅぅ。」  
いつものドスの効かせた声からは想像できない萌える吐息だ。  
指をゆっくりと胸からお腹、へそとなぞっていく。夜空の身体がビクビクと反応する。  
そして、薄い繁みの中の肉の隙間に指を滑り込ませた。  
にゅるっとした感じでその隙間にはわせる。想像以上に柔らかい。乱暴に触ると傷をつけてしまいそうだ。  
「あっ、いっ、や、やさしくしてくれ、、」  
俺はコクンと頷き粘液でトロトロになっている小突起辺りを指の腹で優しく擦った。  
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、こ、小鷹、だ、だめ、、あっ、い、いってしまう。そ、そんなふうにされると、ん、ん、ん、だ、だめ、だめ、だめ、だめ、だめ、  
だめェェェ。」  
しかし、俺は止めない。いやむしろより指の動きを激しくしてやる。そして耳元で優しく呟いてやる。  
「ソラ、、いってもいいよ。」  
その後、夜空の固くなった乳首を思いっきり吸う。  
「あっ、いっ、いくっ!いってしまう。だから、だめだったらぁぁぁ、いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」  
 
夜空はぷしゅぷしゅと潮を吹きながら、身体をビクンビクンと震わせた。  
 
俺に抱えられたまま、放心状態で快楽の余韻に身をゆだねる夜空。  
いった後も2、3度、ぴくんぴくんと身体を揺らす。いや、まだいってるのかな?  
そのまま、数分すぎた後、ようやく夜空は頭をあげた。  
「こ、小鷹の分際で、私だけをいかすとは、許せん。」  
目に一杯泪をためつつ、頬を真っ赤にして抗議する。  
「小鷹といきたかったのに、一緒にいきたかったのに、、、」  
俺は再び夜空の唇を塞いだ。すると、直ぐにまた身体の力が抜け、今度は夜空の方から舌を絡ませてくる。  
「はうっ!?」  
突然、夜空は俺のモノをつかんだ。  
「仕返しだ。今度は私が小鷹を攻める番だからな。」  
ギンギンの俺のモノを夜空の小さな手でゆっくりと上下に擦る。  
すでに溢れていたガマン汁が、夜空の手にも絡み付き、ぐちゅぐちゅと音をたてる。  
 
ヤバイ。かなりやばい。このままだと、直ぐにでもいってしまいそうだ。  
「よ、夜空。ちょっとペースを落としてくれ、でないと、俺、もう、ああぅ」  
「ふふふ、かわいいな小鷹は。すごくかわいい顔になっているぞ。」  
夜空はいっそう手の動きを早くした。本当に限界だって。  
そして、その時、夜空は俺の乳首に吸い付き、あまがみした。  
「んっ!」  
どくん、どくん、どくん、どくん、どくん、とくんっっ!  
 
「ひどいな小鷹。お前の汚物で私の身体を汚すとは。」  
夜空の肩から胸にかけて、俺の黄ばんだ白濁液が飛び散ってしまった。  
 
「一生かけて責任とってもらうからな。」  
夜空はうっすらと笑みをこぼした。  
 
 
 
夜空はシャワーで、自分の身体にまとわりついた俺の分身を洗い流した。  
くびれた腰と丸みを帯びたお尻を後ろから眺めていると、一度破裂し、しなびていた俺のモノが再び天井を仰ぎはじめてきた。  
俺は後ろから夜空を抱き締め、彼女の耳元でささやく。  
「夜空、、好きだ。」  
「もう、元気になったのか?」  
固くなったソレが夜空のお尻を突く。  
「入れたい…」  
「ここじゃ、だめだ。」  
「いやだ。入れる。」  
「しょうがないなぁ。でも、やはり、私としては、ちゃんと布団の上でして欲しい。」  
俺は、夜空の手を引き風呂場から自分の部屋を目指そうとした。  
しかし、夜空は動かない。  
「?」  
ここまできて、やはり駄目なのか?俺は彼女の顔を再び見つめる。  
 
「…だ、だっこ、、」  
最初の言葉が良く聞き取れない。  
「ん、どうした?」  
「だ、だからお姫様抱っこして欲しいといってるんだ!」  
夜空は顔を真っ赤にしながら口を尖らせた。  
俺はひょいと夜空を抱き抱え、風呂場から俺の部屋に向かった。小さくなった夜空が俺の胸の中でニヤけている  
 
ベットの上に夜空を横たえ、俺もその横にもたれ、彼女の唇を塞ぐ。耳たぶをあまがみし、首筋に舌を這わせる。  
「はっ。うっ。あぁぁ」  
小声であえぐ夜空。俺は一旦身体を起こし、彼女の膝を立てて開いた。  
初めて女の子自身を間近に観察した。  
「ちょっ!そんなに見られると恥ずかしいぞ。」  
夜空は手で大事な所を隠そうとした。俺はその手をどける。隠そうとする手にはそんなに力は入っていない。  
「夜空をもっと知りたいんだ。」  
そう言いながら、彼女の肉の芽を舌で弄んだ。  
「あんっ!」  
 
ふっくらした肉の丘のすき間から顔をだす小さなフード。そこをやさしく舐めあげるたびに、夜空の腰がビクビクと反応する。  
そっと、中指の先を体内に差し込む。奥まではちょっと怖いので、ほんの先っちょだけだけど、それだけで十分夜空は声を漏らす。  
「あ、ん、ん、はうぅぅぅん、ま、またぁ。。」  
ぬるぬるした体液が次から次へと漏れはじめ、そのぬめりで指がスムーズに奥へと侵入する。  
途中に狭くてざらざらした部分があるが、とりわけこのあたりを刺激すると夜空の反応が大きい。  
「だ、だめだったら、そこは、ま、また、すぐに行ってしまう。あ、あん、あっあっ!」  
「もういっちゃうの?」  
「だ、だから、一緒に、、い、入れて、小鷹の入れて。」  
普段からは想像できないような甘い声で、夜空がおねだりしてくる。  
「いいよ。」  
我慢汁まみれになった俺のモノを、夜空の中にゆっくりと差し込んでいった。  
「あ、ああ!こ、小鷹が入ってくる。あうぅぅん。や、ちょ、もうちょっとゆっくり。すこし、痛いかも、  
あ、あ。そう、ゆっくりして、お願い。そう、そう。ん。きもちいい、気持ちいいよ。」  
大きく出し入れすると、少し痛いようだ。俺は、ゆっくりと奥までいれて、小刻みに腰をゆすった。  
そして、ちょうど目の前の位置になった、乳首をむさぼる。  
「あん、あん、あ、あんん。あん。ああ、ああ、あ、、、あん、あん、あん、あ、あんん。あん。  
ああ、ああ、あ、、、あん、あん、あん、あ、あんん。あん。ああ、ああ、あ、、、あん、  
だ、だめだめ、止めちゃ。もう少し、もうすこしで、い、いきそう。そう、あ、んんー、  
あ、あああ、あ、、、あん、あん、ああ、あ、、、あん、あん、あん、ああ、あ、、、あん、あん、  
あん、ああ、あ、、、あん、あん、あん、ああ、あ、、、あん、あん、あん、あ、い、行っちゃう。  
もう、あ、だめ、だめ、だめ、いっちゃうの、私、行っちゃう。あ、タカ?タカは?ねぇ、いいの?  
いっていいの?あ、あうぅぅ。タカぁぁ!タカぁぁ!あ、あ、あ、アーーーーーーーーーーーーー  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」  
 
どくんどくんどくん。  
 
俺は夜空の中で果ててしまった。  
 
(おしまい)  
 
 

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