俺は放課後、真っ先に部室へと赴いていた。別にこれといった理由はない。友達もいないのでこれといった用事もなく、また家へと帰っても暇なので、まだ部活の連中と会った方がいい暇つぶしになる。  
 教会内にある部室へと着くと、俺はノックもなしに部室内へと足を踏み入れた。そこには星奈の姿しか見えず、ほかの連中は今日は来ていないようであった。   
「星奈、夜空とかはどうしたんだ?」  
「知らないわ。今日は来ていないんじゃない?まぁ、あたしとしてはあの雌狐が来てない方がリラックスできて助かるんだけどね」  
 素直じゃねぇなぁ……。  
「そうか、じゃあ今日は俺と星奈の二人きりか」                    
 と、俺は何気なしに言ってみたのだが、星奈は見る見るうちに顔を真っ赤に染め、  
「う、うん。そうみたいね・・・・・・」  
 もごもごとか細い声で呟くのであった。  
「ねぇ、小鷹って女の子と付き合ったことってある?」  
 俺はふと星奈の口から出た言葉に思わずブッと唾を吹き飛ばし、激しく狼狽しながら後ずさりした。  
「な、なんだよ!そんな藪から棒にっ!……ね、ねぇよ。そんなもん。ってか、俺より星奈の方があるんじゃねぇの?その、俺より断然もてるんだし……」  
 俺の言葉を聞いた星奈は実にいやらしい笑みを浮かべ、  
「ふぅ〜ん、じゃあ試してみる?あたしが男と付き合ったことがあるのかどうか?」  
「えっ?」    
「ほら、小鷹。どうなのよ?この超絶美人な星奈様に男と経験があるのか確かめてみたくないの?」  
 そう淫猥にささやき、俺にその細い肢体をすり寄せてくる星奈。俺の二の腕にその豊かな二つの膨らみが当たり、俺は思わず唾を飲み込んだ。  
「や、やめろよ。星奈、こんなの間違ってるよ……。それにだ、そう言うのは本当に好きな奴とするもんだろう?」  
 真っ赤な顔でそう言うのが精一杯な俺を見つめ、むぅーと不満そうに頬をふくらませた後、なんと!   
 あ、あの星奈が! 俺の唇に自分のそれを重ねているではないか!  
 俺は唖然として夢中になって、自分の唇を押しつけてくる星奈を見つめたのであった。   
 
 俺は星奈のキスの巧さに、思わず下半身の一部に血液が集まるのを感じ、これはまずいと感じて星奈の体を突き飛ばそうとするも、  
「!!ん、う。はぁ、ふぅ、何よ!小鷹、あたしとキスするのはいやだって言うのっ!?」  
「ち、違う!その、これ以上は冗談にならねぇ、星奈。お、俺だってそのこう見えても健全な男なんだぞ。分かってるのか?」  
「はぁ?そんなの分かってるに決まってるじゃない。それとも、小鷹?もしかしてあたしとのキスで感じているの?」  
 星奈は俺から唇を外すと、唇の先に付いた俺の唾液を舌で絡め取り、それを味わうようにして飲み込んだ。  
 その姿は非常に淫猥で俺の息子はますます堅く張り詰めるのを感じ、またそれを星奈にばれないように必死に隠すことが精一杯な俺は、星奈の行った行動に気づく余裕はなかった。  
「ふぅ〜ん、あんた、あたしのキスで欲情したんだ?」  
 星奈は股間を隠していた俺の手を無理矢理のけると、テント上に膨れあがった俺の股間に手を這わした。  
「ッ///!」  
 星奈の触れた場所から電気が走ったように背筋を走り、俺の脳髄を甘く刺激した。  
「へぇ〜?生意気小鷹のくせにいっちょまえに感じているんだ」  
 星奈は俺の息子を慣れた手つきで触りながら、耳元で囁く。  
 どうして星奈はこうも手際がいいのだろう?すると、やっぱり・・・・・・。  
「お、おい、星奈。お前やっぱり・・・・・・」  
 俺が言い終える前に星奈は俺の唇を、また自分の唇で優しく防ぎながら、手探りで器用にズボンのジッパーを下ろし、俺の息子を取り出しそのまま手でシュシュ、と上下に激しくこすり始めた。  
「ふぅ、ん。ちゅる、じゅる・・・・・・。はぁ、ふふ。その言葉の意味を今から実体験させてあげるわ」  
 星奈はそう言うと、俺の息子をぎゅうぅぅと強く握りしめるのであった。  
 
 星奈は俺の肉棒を強く握りしめた後、そのまま上下に激しく擦り始めた。俺は星奈の柔らかい指の触感やひんやりとした心地よさが、星奈が与えてくれる快感と同時に味わい、  
 その甘い感覚に俺の肉棒はますます堅く張り詰め、大きく膨張し始めていた。  
 亀頭の先っぽからカウパー液があふれ出て、星奈はそれを指に絡め、そのままより一層激しく上下に擦り始めた。  
「う、ぁぁぁ!星奈、やめ。止めてくれぇ!あ、ぅぅ・・・・・・」  
「何、小鷹?女みたいな喘ぎ声出して。気持ち悪い、下僕のくせに」  
 ぐちゅ、じゅく、ちゅぶちゅぶ!  
 星奈は俺の肉棒から手を離し、続いてなんと!  
 俺の肉棒をその可憐な口で奥の方まで咥えたのだ。  
「はぁ、ふぅ!んぅ!ちゅる!あぶむ、じゅるじゅび!」  
 星奈は奥まで俺の肉棒を咥えたまま、執拗に肉棒を舌で絡め取る。その不規則な動きに性経験のない小鷹はあっという間に高みに上り詰め、  
「せ、星奈!早く抜け。も、もうで、る!」  
 俺の訴えも華麗にスルーされ、強く亀頭の先端を吸い上げられ、俺は腰の奥からどうしようもない衝動がこみ上げてきて、星奈の口腔に思い切り精液を放出していた。  
 あぁ、これが絶頂なのか・・・・・・。俺は大量の精液を放出しながら、ぼんやりとそう考えていた。  
 ビュル、ビュルルルル。ビュク、ビュル・・・・・・。  
「ふわぁ!はぁ、ふ。んぐ、ごきゅごきゅん・・・・・・。はぁ、いっぱい出したわね」  
 星奈は俺の肉棒から唇を離すと、飲み切れていなかった僅かな精液が唾と混じり合って床に落ちる。  
 その光景は非常に淫猥で小鷹は再び自分の肉棒が勃起するのを感じた。  
 それを見た星奈はニヤリと小悪魔的な笑みを浮かべ、  
「さぁ、次はあたしを気持ちよくしなさいよ。あたしを逝かせることができたら、あんたと交尾してあげていいわよ」  
 と、言い終えると制服のスカートを脱ぎ、ついで黒の紐パンも同様に脱ぎ捨てた。  
 そしてソファーの上に腰を下ろすと、大きく両足を広げ、すでにぐちょぐちょにぬかるんだ自分の秘裂を指で広げて見せ、  
「ねぇ、小鷹?あたしも気持ちよくして?」  
 と、潤んだ瞳で俺の顔を見上げる。  
   
俺は躊躇いがちに星奈の小陰唇に唇を近づけ、恐る恐る舐めてみることにした。  
「ひぁあん!」  
 俺の舌が星奈の小陰唇に当たった途端、大きく身をそらして喘いだ。  
 女の子の性器を舐めるなんて恋愛経験皆無の俺には何とも刺激的で、俺は夢中になって星奈の性器を舐め回した。  
「こ、小鷹。あんた何だか犬、みたいね。はぁ、んぅ!は、はぁ!」  
「そういう星奈こそ発情した雌猫みたいじゃあないか。いやらしく腰振ってさぁ」  
 俺が少し意地悪く言うと、星奈は顔を真っ赤にして少し涙目になって、  
「あ、あたしそんなに淫乱じゃないわ!あ、あんたのほうこそその気持ち悪い一物をギンギンに勃起させておいて、よくそんなことが言えるわねッ!  
 あんたがその気ならこっちにだって考えがあるわ」  
 星奈はそう言うと、俺のギンギンに赤黒く勃起した息子に黒のニーソックスに包まれた足で踏みつけてきたのだ。  
「ぐぁああああ!」  
 俺は柔らかい星奈の足の指の感覚に星奈を責めるのも忘れ、身をそらして喘いでしまった。  
「ほら!下僕のあんたには足で十分でしょ?この完璧美少女、柏崎星奈様の美しい御足に踏んでもらえるなんて!光栄に思いなさいよね」  
 俺の亀頭から出た先走りの汁を足の指に絡め、亀頭冠から陰茎の付け根まで丹念に愛撫する。  
 星奈のソックスは俺の出した先走りの汁を多量に含んでか、大きなシミが足の裏あたりに広がり、星奈の足の指が蠢くたびに湿った水音が鳴り響いた。  
 ぐちゅぐちゅぐちゅ!ぐちゅ!  
「駄目だ、もうで、る!」  
 俺は星奈が陰嚢を強く足の指で握られたのが絶頂のトリガーになったのが、俺は再び大量の精液を星奈の裸体に向けて放出していた。  
 ビュビュッ!ビュ!ビュルルルル!  
「ふわぁ!ふふ、いっぱーい。小鷹の精液って意外と美味しいのね・・・・・・」  
 星奈は俺の精液を舐めながら、自分の小陰唇の入り口に俺の精液を指で丁寧に塗りたくっていた。  
    
 俺はそんな星奈の淫猥な姿を見せられ、二回も射精したというのにまた俺の愚息が堅くなるのを感じた。  
 星奈は俺の下半身の一部を見下ろし、ニヤリと意地悪く笑い、  
「なによ、あんたまた発情したの。全く盛りの付いた野良犬ね。あんたは・・・・・・」  
 プツン。  
 俺は星奈の容赦なく浴びせられる侮蔑に堪忍袋の緒が切れ、俺は理性の失った獣みたいに星奈に襲いかかった。  
 星奈はソファーに荒々しくその身を押しつけられ、その端正な顔を痛々しく顔を歪め、俺を気丈に睨んだ。  
「いたぁ!何するのよぉ!バカ小鷹ッ!」  
「なぁ、頼むよ。俺、もう我慢の限界なんだよ・・・・・・」  
 俺は驚いてきつく閉じられた星奈の両太ももに手をかけ、大きく見開くとその間にその身を割り入れた。  
 それから大きく反りあがった俺のビックマグナムを手に持ち、星奈の入り口に何度も擦りつけた。  
「きゃっ!何すんのよぉ!小鷹ぁ!早くそのグロテスクなものを退けなさいよ!!」  
「はッ!何を今更。あんだけ俺を誘惑しておいて止めて、なんて言わないよな?  
 それにお前は今までたくさんの男と付き合っていて、エッチしまくり何だろう?」  
「ち、ちがッ!お願い、止めて、止めてぇ!」  
 星奈が俺の胸を押しのけようとするも、俺は無駄な抵抗を繰り広げている細い両腕を片手で押さえ込み、  
「じゃあ、入れるかんな」  
 俺は星奈の了承もなしに、一息に星奈の中へと膣内へと荒ぶる愚息を突き入れた。  
 すると、なんだが薄い皮みたいのを裂く感触がして、同時に星奈の悲痛な叫びが俺の鼓膜を揺さぶった。  
 ブチブチブチブチィ!ブチィブチッ!  
「いやぁぁぁぁぁ!いたぁぁぁぁぁぁいッ!!」   
「えっ?」  
 俺は星奈の叫び声に少し正気に戻り、恐る恐る下半身へと視線を向けると。  
 なんと。俺と星奈の結合部から俺の愚息を伝って、真っ赤な血が流れているではないか。  
「お、お前・・・・・・。は、初めてだったのか?」  
 俺は見る見るうちに青ざめて、そう呟くことしかできなかった。  
 
 星奈は弱々しく頷く。  
「あたしは男にヒッグ、もてるけど、ウグ、付き合ったことなんてないわよ」  
 星奈は溢れ出る涙をぬぐいながら、涙声で俺にそう告白した。  
「じゃあ、何であんなに手際がいいんだよ?」  
「あれは、そのゲームで知っただけよ・・・・・・。あたしはそれを真似してみただけ」  
 星奈は恥ずかしそうにモジモジと指を絡める。俺はそんな星奈を見つめ、ハァ〜と呆れた溜息を吐いた。  
「じゃあ、何であんな風に俺を挑発するような真似したんだよ?」  
「ああ言えばあんた食いつくかなぁって思っただけよ。大体あんたはあたしの下僕のくせにあたしに無関心すぎるのよ!  
 この超絶美人の星奈様に平伏せないで、あの雌狐と親友だなんて巫山戯てんのッ!?だからこのような暴挙に出たんじゃない!」  
 星奈のその痛切な言葉に俺は胸が締め付けられるのを感じ、俺は星奈の体を気づけば優しく抱きしめていた。  
「こ、小鷹?」  
 星奈は俺に抱きしめられて頬を赤く染め、少し潤んだ瞳で俺を見上げた。  
「ごめん、星奈。俺、お前のこと・・・・・・」  
「その先は言わないで、お願い」  
 星奈は俺の唇を人差し指で押さえ、俺の言おうとした言葉の続きを遮った。  
「その言葉はしばらく保留にしといて・・・・・・」  
 俺は雰囲気に流されて、星奈への思いを言おうとしていたことに気づき、慌てて口をつぐんだ。  
 この状況で俺の思いを打ち明けても、同情にしかならないと分かったからである。  
「そうだな、また今度にしとく。その、さ、非常に言いにくいんだけどさ」  
「あによ」  
「動いてもいいか?俺、このままじゃ収まりが付かなくて」  
 俺がそう言って軽く腰を動かすと、星奈は小さく喘ぎ声を上げ、頬を真っ赤に染めた。  
「いいわよ、で、でも!や、優しくね」  
    
 俺は分かったと頷き、腰をゆっくりと引くと、あまりの気持ち良さに腰が砕けそうになった。  
 ゾルルルルゥ。  
 その引っ張られるような感覚に俺は歯を食いしばって耐え、カリまで抜けたところで再び突き入れた。  
「はぁう!ふぁああ!」  
 奥まで突き入れられた瞬間、星奈は大きく喘いだ。俺は息も荒く、  
「おい、もう痛くないのか?」  
「い、痛くないの!小鷹のおちんちんがあたしの奥にまで届いてすごいのぉ!もっと、もっとしてぇ!」  
 俺は星奈が痛がっていないのを確認すると、今までよりも何倍ものスピードで腰を前後に突き動かす。  
 単純な前後運動だが、それでも頭がクラクラするほど気持ちがよく、甘い感覚に俺はますます愚息を大きくさせ、  
 星奈もまた愛液の量を増やし、俺との交接をしやすくする。  
「あ、あ、あぁん!はぁ、はぁ、はっ、はぁん!気持ちいいの。小鷹のおちんちんすごいのぉ!気持ち良さ過ぎて、あたしの頭の中変になっちゃうのぉ!」  
 星奈もいつの間にか俺の腰に細い両足を巻き付け、俺の腰の動きに合わせて激しく腰を振る。  
「ぐぁ!せ、星奈!」  
 俺はその相乗効果によってもたらされる快感に思わず呻いた。きつく締め付けてくる星奈の膣中は熱くてぬめぬめしていて、  
 ちょっと気を抜くとすぐにでもイッてしまいそうになる。  
 ボロのソファーが俺と星奈の腰の動きに合わせてギシギシと軋んでいた。  
「はぁ、あぁう!ふ、ふぁあ!あ、あたしもうイッちゃいそう!はぁ!あぁん!」  
 俺も絶頂の兆しが見えてきて、星奈の腰を猛烈に突き始めた。蟻が入る隙間もないくらいに密着した俺と星奈の下半身は、  
 激しい腰の動きに合わせてパンパン!と、肌と肌がぶつかり合う乾いた音が部室中にこだました。  
「も、もう駄目だ!だ、出すぞ!」  
「えっ?な、中はイやぁ!い、いや!ふぁぁぁぁぁ!あ、熱いぃぃぃぃぃ!」  
 俺は逃げる星奈の腰を押さえつけ、子宮口に叩きつけるようにして亀頭を突き入れると勢いよく射精を開始した。  
「ふわぁぁぁぁ!こ、小鷹のが一杯出てるよぉ!ふ、わぁぁ!下僕の精子があたしの中に・・・・・・」  
 星奈は絶頂によって緩みきった顔でそう呟くと、俺のが入ったまま腹の上を撫でた。  
 俺はそのまま星奈の中から萎みきった愚息を抜き出すと、ゴポリと音を立て収まりきらなかった精液が溢れ出てきた。  
 こぼれ出てきた精液はかすかにピンク色が混じっていた。   
 
 
 後始末が終わった俺は星奈から背を向けて帰ろうとしたのだが、  
「待って、小鷹」  
 と、星奈に呼び止められたので、振り返ると頬に軽い感触が当たった。  
 あぁ、これはキスだな、と気づいたときには、すでに星奈は俺から体を離していた。  
「これは、そのお礼よ。一応気持ちよかったしね」  
 真っ赤な顔でそう言い放つ星奈は、いつもの小生意気な金髪碧眼美少女、柏崎星奈であった。  
 それから星奈は自分の鞄をゴソゴソとあさり、一枚の紙切れを俺の手に無理矢理ねじ込んだ。  
「これ、な―」  
「後で見たら分かるわ」  
 星奈はそう言い残し、俺の横を颯爽と通り過ぎると、入り口の扉に手をかけ、  
「また明日ね、バカ小鷹」  
 と、金色に光る髪を掻き上げながら、そう言って部室を出て行った星奈。  
「たくっ。何だよ、あいつ・・・・・・」  
 俺は星奈に手渡された紙を広げて見てみると、大きく目を見開き、  
「ホント、素直じゃあねぇな」  
 と、顔を綻ばせながら星奈に手渡された紙を、ズボンのポケットに入れるのであった。  
 
 
 

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