たまたま帰国した時に・・・1年ぶりに会った。  
1年ぶりに見た山田は、見た感じはあまり変わっていないように見えたが、  
少しだけ物腰が柔らかく、女らしさが増したように感じた。  
 
「アノ人が変えたんだな・・・」  
 
 美和子さんのメールで「山田と野宮さんが付き合っている」と聞いていた。  
メールを読んだときに心の中で少し淋しいような感情が産まれたが、その感  
情はすぐに消えた。山田を受け入れられないクセに、自分に向けられていた  
好意がなくなると淋しいなんて・・・なんて自分勝手な感情なんだと。  
真山は「誰かに必要とされている」というのが欲しかった。  
本当に必要とされたい人に必要とされているのか自身がなかったから・・・  
 
 
 久々の帰国で色々と忙しかったが、なんとか時間が空いたので事務所に  
顔を出し、美和子さん達に差し入れを持って行った。夜御飯を一緒にと思  
っていたが・・・。  
トラブルが発生し皆、忙しくなっていた。  
その中で山田だけが、時間があると言うことで夜御飯に付き合ってくれると  
言っているが  
「・・・いいのか?」  
「えっ?だって真山1人御飯がイヤだから皆を誘いにきたんでしょ」  
「その・・・野宮さんに・・・」  
「いいの!!」  
人が気遣って言った一言が山田の逆鱗に触れたらしく、怒った顔で  
「今日は飲むよ!!」  
山田は1人で気合いを入れて事務所を後にした。  
 
 
 山田の「ココが美味しい」という店に行き・・・山田だけ飲みまくった。  
何だかんだ言ってもケンカ?しているらしい野宮さんの事が気になっている  
ようで、野宮さんの話題で持ちきりだった。  
最後は悪口大会になったが、オレが席を外している時にこっそりと携帯をチ  
ェックしている姿を何度か見た。その姿は1年前には見られない変わったと  
見られる彼女の一部だった。  
 トイレから戻ると、メニューを見ていた山田のカバンから・・・  
待ち望んでいたメロディがなった。  
一瞬躊躇したように見えたが、目は喜んでいる。  
「ちょっと・・・」  
少し恥ずかしそうにはにかんで携帯を取り出し、席を立った。  
しばらく1人でタバコを楽しんでいると、先刻とは天と地の差がある般若の  
ような顔付きの山田がピンヒールをガツガツ鳴らして帰ってきた。  
席に着くなり、オレの飲みかけの焼酎を一気に飲み干した。  
「・・・山田?」  
恐る恐る声をかけたオレを  
「今日は本当に飲むわにょ!!」  
もう大分飲んでいるのと怒っているので、あまりロレツが回っていない・・  
でも、まだ飲むらしい・・・  
オレは「野宮さん・・何したんですか」と心の中で舌打ちしながらもう帰りた  
いと泣きそうになった。  
 
 結局、あの電話の後の山田は荒れて、オレが静止するのも聞かずに飲んだ。  
そして・・・つぶれた。  
 タクシーに乗せようと駅の乗り場までいったら給料日後の金曜日ということ  
もあって長蛇の列が見える。ベロベロになって半分眠っている山田を抱えたま  
ま、この列に並ぶのは苦痛に思い、仕方なく、真山は自分が泊まっているホテ  
ルに連れて帰った。  
 
 
 幸いな事にツインルームだったので、片方のベッドに山田を放り出し、真山  
は冷蔵庫からミネラルウォーターでノドを潤した。  
 ベッドの上では酔っ払って幸せそうな顔をした山田がむにゃむにゃと何か言  
っているように見えたが、何を言っているかは聞こえない。  
「はぁー」  
大きなため息が出る。仕方ないとは言え部屋に連れてきたのは流石にまずかっ  
たかと大きな後悔が出始めた時  
 聞いたことのあるメロディーが部屋の中に大きく鳴り響いた。  
山田の携帯が鳴っている。  
その携帯の持ち主は・・・突然鳴り響いている音に少し不愉快な表情を浮かべ  
ながらも・・・眠っている。  
しばらく携帯は部屋に鳴り響いていたが、持ち主に出てもらえなかった。  
また、部屋に静寂が戻る。  
 あまり大きくない窓からは、眠ることを知らない都会が映し出されている。  
二重窓になっていても、外の行きかう車の音と山田の寝息がかすかに聞こえる。  
真山が途方にくれている事も知らないで眠っている山田はごろりと寝返りを打ち  
また寝息をたてている。  
 その時、静寂をやぶって携帯電話がまたメロディーを奏でた。  
今回はその音に山田が起き上がった。  
しかし、まだ少し酔っているのと、この状況が飲み込めない山田は  
「なっ何?・・・ってココ何処?」  
一人でパニックになっている。  
 
目線を泳がせ、髪の毛や洋服を気にしているうちに・・・  
携帯電話は演奏をまたストップした。  
「真山・・・あの・・ココは・・・」  
恐る恐る聞く山田に真山は、冷蔵庫から新しいミネラルウォーターを取り出し  
「このバカ!!・・・こんなになるまで飲むな!!」  
一喝し、ペットボトルを渡した。  
「なっ何よ・・そんな大きな声で言わなくてもいいじゃない。」  
山田も負けじと大きな声で反論したが、状況が段々とわかってきたらしく、小  
さく「ごめんなさい」と言った。  
「携帯・・鳴ってたぞ」  
その一言で山田は急いでベッドから立ち上がろうとしたが、まだ酔い身体に残っ  
ているせいか、バランスを崩してベッドから落ちた。  
「きゃっっ」  
「大丈夫か?」  
「だっ大丈夫・・・・」  
いそいそとカバンが置いてある小さなソファーに向かい携帯電話を取り出し、  
せわしなく操作をして・・・・明らかに落胆している。  
控えめなライトしか点いていない部屋の中で、山田の横顔にうっすらと涙が浮  
かんでいるようにも見えた。  
静かに携帯電話をカバンに戻すと、  
「・・・ごめんね。私、帰るね」  
カバンを片にかけ歩き出す山田は・・・泣いていた。  
「山田・・・おまえ・・靴はいてないぞ・・・」  
まだ完全に酔いが醒めていないのと、先刻の携帯電話での気が動転していたのと  
が重なり、自分が裸足でいるのに気が付いていなかった。  
「やだっ・・・恥ずかしい・・・」  
顔を赤くし、また眼からは涙がこぼれた。  
その場で立ち尽くしている山田を真山はベッドに座らせ、バスルームからタオル  
を持ってき、山田の顔にあてた。  
「ふっぇ・・・真山・・こういう時は普通ハンカチだよ・・なんでタオルなの」  
「オマエにはタオルで十分だ」  
「・・・ひどいなぁ・・・っ・・・っ」  
声を押し殺して泣いている山田に、真山はどうすることも出来ずにいた。  
 
顔にタオルをあてていた山田が突然立ち上がり、部屋の備え付けの小さな冷蔵庫  
の中からビールを取り出し、一気にノドに流し込んだ。  
「山田・・・何してんだよ!!」  
「・・・いいの。まだまだ飲むんだから・・・真山も!!」  
冷蔵庫からもう1本缶ビールを取り出し真山に差し出す。受け取ろうとしない真山  
の横に強引に座り、手に缶ビールを渡す。  
真山は仕方なく受け取り、とりあえず一口飲む。  
横の山田はグビグビとノドを鳴らし、無理矢理飲んでいるように見える。  
「真山・・・飲んでる?」  
「・・・飲んでるよ」  
「嘘・・・全然飲んでないじゃない」  
「オマエが飲むのが早いんだよ」  
「・・・真山・・もう1本」  
空になった缶を振って催促する。仕方なく冷蔵庫に取りに行こうとするとシャツが  
引っ張られている。振り向くと・・・山田の腕がオレの首に絡まりついてきた。  
突然の出来事でビックリし、少しよろけて反対側のベッドの上に倒れた。  
オレの身体の上で山田が首に絡めていた腕を外し、さっとオレのメガネを外した。  
「山田?何してる?・・・」  
「いいの。黙ってて・・・真山は何もしなくていいから・・・」  
言い終わらないうちに山田は唇を重ねてきた。  
驚いた真山は山田を引き剥がそうとしたが、山田は唇を離そうとしなかった。  
「・・まてっ・・山田・・・」  
唇を少し離した隙をついて山田が舌を滑り込ませてきた。山田の舌は少し熱を帯び  
ているかのように暖かく、自由に真山の口内を泳いでいる。  
「・・・んふっ・・・んっっ・・・」  
聞いたことのない甘い声が山田から漏れる。  
されるがままの真山は、頭の中がパニックになりながらも軽い興奮も感じてる。  
それを気づかれないようにしていると、山田の手がオレのシャツのボタンを外しに  
移動している。流石にこれ以上はマズイと思い  
「山田・・・もう止せ。」  
しかし、山田の手は止まらずシャツのボタンを全部外した。  
「山田・・・本当にもう止めよう。」  
「大丈夫。・・・イヤ?」  
「・・・大丈夫って、お前野宮さんと・・んんっ」  
また真山の唇が唇でふさがれた。  
 
先刻とは違って激しいキスに真山の理性もふっとびそうだった。ぎりぎりの理性を保  
ちながら、真山は身体を離そうとした時に山田の手が・・・真山に触れた。  
「ふふふっ・・大きくなってる」  
真山は顔が熱く、赤くなったのを感じた。口では否定しながらも、山田の愛撫に感じ  
ている自分を指摘されはずかしかった。  
長い指を器用に動かし、少しずつ大きくなっていくのを楽しんでいるように見えた。  
「・・・っん」  
その指使いに声が漏れる。  
ベルトを外し、パンツを脱がされ剥き出しになった性器を指と舌でさらに大きくさせ  
る。小さな口いっぱいに性器を頬張っている姿は少し切なげで、真山をさらに興奮さ  
せる。  
 もう今さら後には引けない真山はそっと手を伸ばし、胸に触れる。ワンピースの上か  
らも、その胸のふくらみの上にあるもう一つの小さな硬い物があるのがわかった。  
上半身を起こし、一度中断させ、ワンピースを脱がせる。  
淡いクリーム色のブラを外し、直に胸を触る。キメの細かい美しい肌はうっすらと汗  
をかき、女にの匂いを発している。  
 胸の先端にある小さな果実を口に含み転がすと甘い声が室内に響いた。  
真山はその果実をわざと大きな音を立てて食べながら、手を女の匂いを最大に発して  
いる箇所に這わせた。布越しにも濡れているのがわかる。  
割れ目の部分を何度か指でなぞればその潤いは増し、山田の声もさらに甘くなる。  
「まっ真山ぁ・・・んっ・・・」  
腰をくねらせながらキスをねだる山田に噛み付くようにキスをする。  
舌と舌が卑猥な音を立て絡み合い、胸の先端の果実は赤く存在を主張し、女の匂いを  
発する泉はこれ以上ない位に溢れてくる。その泉の奥に指を滑り込ませると、中は暖  
かく、真山の指に絡みついてくる。  
「やっっ・・・んんんんっっ・・・・はぁぁぁっ・・・」  
指を動かす度にイイ声が部屋に響く。その声がもっと聞きたいと親指で小さいけれど  
今、もっとも敏感になっている小さな芽を軽く押す。  
「ひゃっっ・・・あっんっっん」  
あまりの刺激に腰を引く山田を腕でがっつりと押さえ、その芽を丹念に、やさしく紡  
いでいく。  
 
「んっっ・・・んんんっ・・」  
まるで振り落とされないようにしがみつく山田は荒い息を吐き  
「まっ真山・・・もうっ・・・」  
「いいよ。・・・イって」  
「やっぁ・・・」  
「・・・何で?」  
そう言いながら山田の泉から溢れている液体をそっとすくい、その透明な液体をぷっくり  
と膨らんだ芽に付け、ぬめりと一緒にさらなる新しい刺激を与える。  
「んんんんんっぅ・・・・はぁうっっ」  
大きな声を上げ、腰から崩れ落ちるようにして山田が果てた。泣きそうな眼で真山を  
見ながら  
「もうっ・・・真山は何もしないでって言ったのに・・・」  
「良くなかったの?」  
「ばかっ!!」  
 山田は真山を再び押し倒すと、身体に残っていた服を全部脱ぎ、自ら真山に重なった。  
もう十分すぎるほど潤っているその泉は真山を簡単に飲み込んだ。  
ゆっくりと腰を沈める山田の姿は恐ろしいくらいに淫靡で真山の視線を釘付けにする。  
 2人の結合部からはきっとこの世で一番いやらしい水音がピチャピヤとリズム良く聞  
こえ、さらに興奮を高める。  
少し後ろに傾き、手を着いきまるで真山に結合部を見せ付けるかのようなポーズで腰を  
振る。  
「はっ・・・はっ・・・・」  
「あんっ・・んんんっ・・・真山ぁ・・・」  
山田の泉は潤いつつも、ぴったりと隙間無く真山に絡みつき、もっと奥へ奥へと誘って  
いる。腕を伸ばし、胸の先端部分だけを指でつまむと、真山をかなりの力で締め付けて  
くる。  
「すごい・・・真山の・・まだ大きくなってるっ・・・」  
片で大きく息をしながらも山田の腰はさらに角度を変えて攻めてくる。  
その動きに合わせて真山も下から突き上げる。  
「やっっんんんっ・・・はぁっ・・・」  
顔をイヤイヤするように振りながら、一段と腰の動きが早くなる。  
真山も執拗に絡み付いてくる山田に、そろそろ限界を感じ、片手をまた小さな芽に這わ  
せ、軽く押してみた。  
「いやっぅ・・・それ・・だめっっ・・あふっっ・・んんんっ」  
腰がやや引き気味になりながらも、真山をきつく締め付けて離さない泉からは真山の内  
腿にまでべっとりと透明な液体が光っている。  
 
片手で山田の腰をホールドし、もう片方の手で小さな芽を摘まみ、全力で腰を突き上げる。  
「もうっ・・ダメッ・・・やぁぁぁぁっ・・・・」  
勢い良く弾けた風船のように山田が果て、その後すぐに真山も山田の中にすべてを放った。  
 
 
 
 真山の上に倒れこんだ山田は「はぁはぁ」と息苦しそうに呼吸をしている。  
「真山の心臓・・・すごい早鐘だね」  
「お前も同じくらいドキドキしてるぞ」  
「そう?」  
起き上がろうとした真山を唇で塞ぎながら山田は再び押し倒した。  
「・・・・んんっ・・・ふんっ・・」  
また快楽の世界に誘うようなキスを繰り返す。そのうちにだんだんと、山田の中に入  
ったままの真山が再び強度を増していく。  
「山田・・・お前・・・」  
「明日お休みでしょ?」  
「そうだけど・・・」  
「なら、いいじゃない」  
山田が見たことのないような美しい笑みを浮かべながらまたキスをする。  
 真山は快楽の波に身を任せながらも「野宮さん・・山田に何を教え込んだんですか」と  
小さくぼやいた。  
 
 

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