月明かりのせいですこし薄暗い中、  
少年はちいさなフンドシを見つめていた。  
(寝れないな…)  
いろんなことが頭を巡り始める。  
 朝まであとどのくらいだろうか  
 明日はどこにいくんだろうか  
 ギリは倒すことができるのか  
 ミグミグ族は一体なんなんだ  
(考えごとしてると、ますます寝れないな)  
でも実際に寝れない理由は、さっきからムラムラしてるせいだ。  
まだ幼かったころは自覚していなかったが、  
こんな感覚を覚えたのは最近のことだった。  
ある夜、自分のソレをいじったことがある。  
はじめて感じた感覚で、そのときは驚きとともに、なにか後ろめたさも感じた。  
 
ククリは横でスゥスゥと寝息をたてている。  
寝息が止まったと思うと、体の向きを変え、また少しすると  
寝息が聞こえ始める。  
ニケはククリの睡眠の深さに波があるのを知っていた。  
ククリは熟睡していた。  
ニケは体を起こすと、膝をついたままククリに体を近づけた。  
別にたいした理由はなく、ただ唐突に興味がわいただけで。  
刺激してククリを起こさないように、慎重にローブを  
めくってゆく。お腹が見えた。  
さらに体を近づける。なにか女の子の匂いがした。  
素肌の匂い、−ほんの少しだけ汗の匂いと、なにかこう  
男にはない、やわらかな匂いが一緒になったような匂い− がふっと  
香ったような感じがした。  
(次はパンツだ、)  
パンツに手をかけ、さらに慎重に脱がしてゆく。  
(起きるなよ…)  
緊張とともに興奮もましてゆく。  
ヒザまで下げると、一気に足首までさげて、とうとう  
パンツを脱がしてしまった。  
両ヒザをつかんで、少しづつお腹の奥に押すように  
M字に足を折り曲げ広げると、ククリのソレが見えた。  
ほんの少しだけの生えかけの薄い毛、  
うすーく赤のような桃色のような薄い色を帯びたソレ、  
ちいさくすぼんだお尻の穴…  
(これが、ククリの…  
  やべーな、  
   これからどうすんだよ?)  
 
自分は一体何をしているのか?  
もし起きたらどう説明をつけるのか…  
逡巡を繰り返しながら自分の突発的な行動を  
思い返した。  
(何をいまさら…)  
そっと人差し指でソレに触れてみた  
「…ンっ …」  
(っ!?)  
一瞬、ククリから息が漏れたような気がした。  
が、まだスゥスゥと寝息をたてているようだ。  
(結構温かいんだな、ここ…)  
つぷつぷと少しだけ入れてみては、抜き出す。  
生温かい、そしてなにかヌルっとした感触。  
指を離すと、ゴクリ、と唾を飲み込んだ。  
口を近づけ、舌を伸ばして、  
そこに舌で触れてみた。  
(少しだけ、おしっこの味…?)  
鼻に恥丘を押し当てながらそう思った。  
 
割れ目にそって舌を這わす。  
上部に小さなクリっとした突起があることに気づく。  
最初は静かに、だけどだんだん速く、  
そして奥に…  
「ふぅン… んっう」  
すこしだけククリから声が漏れる。  
(寝てる、よな?)  
いままで聞いたことも無いような  
可愛らしい、だけど艶やかな声。  
と同時にもの凄い興奮が迫ってくる。  
そこで初めて自分の下半身を触ってみた。  
先端から何かヌルヌルしたものが出ている。  
(すごい勃ってる…)  
そしてなぜだか、強烈に後ろめたさが感じられた。  
(なにやってんだよ、俺は!)  
 
ソレから舌を離した。  
自分の唾とククリのヌラっとしたものが絡んでつたって落ちる。  
ククリのソレはニケの唾によってヌラヌラぬめっている。  
− 本来守らなきゃいけない女の子なのに、  
 こんなことをして −  
だんだんと大きくなる罪悪感におされながら、すっとパンツを戻した。  
自分の床に戻ると「…ごめんね」と微かな声でつぶやいた。  
(明日、顔合わせることができるかな…)  
静かに眠りについた。  
 
 
「…さだよ。」  
( ? )  
「朝だよ!おはよう!」  
体を揺さぶられながら、  
何もしらないようないつもの顔をしたククリに起こされた。  
なんだか気恥ずかしかった。  
「早く準備しよう?」  
「うん…  
 昨日は…ごめんね」  
「? なんのこと?」  
「…さあね! さあ行っか!」  
「うん!」  
 

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