ギリ軍魔境基地。  
魔神がいるというパンフォスを探すため、  
ギリ軍達はそちらへ移住し、パンフォスのありかを探していた。  
特に責任者であるカヤはノコギリ山の見張りに回されたモンクの事もあり、  
必死に書庫の文献を読み漁り、パンフォスやグルグル、ミグミグ族の事を調べており、  
残りの魔物は常時と言っていい程外で見張りや視察等の仕事をしていた。  
 
そんな状況の中、基地の二階の一室から荒い呼吸が聞こえる。  
部屋のドアには「チクリ魔」と表札が掛かっているが、中にいるのはレイドであった。  
彼はチクリ魔のベッドに寝転がり、チクリ魔のまだ洗濯されていないパンツで  
自らの肉棒を包み、夢中で擦っていた。  
しゅっしゅっしゅ・・・「ハァ、ハァ」  
彼の喘ぎ声が部屋に響く。  
だが、昼間は全員出払っている上、カヤは一階の書庫で食事も惜しんで仕事をしているので誰もいないに等しい。  
チクリ魔もいつも外でサーチアイと共に出かけており、たまにカヤに報告しにいくとまた出て行くので問題は無い。  
好きな女の子、ククリからはいつも邪険にされ、おまけにギリ軍には女の子が全くいないので、  
レイドはこの欲求不満を唯一の女の子であるチクリ魔の部屋で満たしていた。  
 
・・・  
もう十日位になるだろうか。  
始めはピンクボムの事を考えながらしていたが、  
ほとんど会えない上に勇者様の一点張りで、していても空しくなるだけだった。  
だが自然と最近はチクリ魔の事を考えながら行為に励んでいる。  
やはり毎日行動を共にしている為か、容易に想像が膨らむ。  
数年前まではチクリ魔の面倒も見ていたし、お風呂も一緒に入った経験があるせいでもあろう。  
・・・  
と、色々な事を考えながらレイドは行為に明け暮れていた。  
少し体付きが良くなってきたかな、肉付きも良かったし、・・・. . . .....。  
色んな考えがレイドの頭をよぎる。  
そしていつの日か、チクリ魔の体に触れてみたいという願望さえも生まれていた。  
自慰に使ったパンツはいつもクロコが洗濯する際、こっそり入れておいてあるのでチクリ魔にはバレていない。  
「ハァ、・・ハァ、っチクリ魔っ・・」  
今日もバレはしないだろう。と、レイドは夢中でペニスを擦っていた。  
 
と、そこへてくてくと可愛らしい足音を立てながらチクリ魔が階段を上ってきた。  
「はぁぁ、カヤ様ってなんで冗談が通じないんでしかね〜。別に殴らなくてもいいのに、ブツブツ・・。」  
どうやら彼女はまたカヤの前でアホな事をしでかしたらしい。  
頭に出来た大きなタンコブを撫でながら彼女は自分が悪いにも関わらずブツブツと文句を言っていた。  
「あげくの果てに次の作戦がラブラブ大作戦って、・・大人って何考えてるのか分からないでし。」  
そもそもチクリ魔は事の重要さ(ノコギリ山へ行きたいか)の意味が分かっていないみたいである。  
それに対しクロコ達やレイドも「まあまだ子供だし」みたいな感覚なので彼女には甘かった。  
「ラブラブ大作戦に使う女悪魔を探してこいって、何様でしかね〜?  
 もう今日は任務を放棄してとりあえず休むに限るでし!!」  
 
チクリ魔は自分の部屋のドアを開けた。  
「バタン!」  
「ギョッ!!」  
チクリ魔が来るのも気付かずに自慰にふけっていたレイドがびっくりしてドアの方を向いた。  
「!?」  
チクリ魔は誰もいないはずの自分の部屋にレイドがいた事に、  
いや、むしろそのレイドのしている最中だった行為に驚いていた。  
彼女は自分のベッドの上に寝転がっているレイドの、自分のパンツで包まれたブツを驚きながら凝視していた。  
「レ、レイド様。・・な、何をやっているでしか!?」  
「!!あ、え・・、そ、そ、それは、その・・。」  
【完全に弁解の余地が無かった!】  
始めは驚いていたチクリ魔の表情が、だんだんとふくれてきた。  
「レイド様、そんな趣味があったでしか。」  
「いや、これはな、チクリ魔!」レイドは必死で言い訳を言おうとしている。  
だが、彼女の表情はもはや鬼に等しかった。おまけに今にも軽蔑しそうな眼をしている。  
 
「早速、この事をラッキースターとピンクボムにチクるでし!」  
「や、やめてくれぇ〜!!」  
レイドは必死で自分が素っ裸でいる事も忘れてドアに向かうチクリ魔を止めに行く。  
「お、お願いだ!この事は、この事はヒミツに・・。」  
「何言ってるでしかレイド様!?レイド様今何をやってたのかわからないでしか!?  
 ここはあたしの部屋ですし、なにより普通あたしのパ、パンツでそんな事をしてたらでしね!」  
・・ダメだ、完全に怒ってる。orz 何かいい方法は無いか?何か・・  
レイドは必死でチクられない為の方法を考えていた。  
「・・・でしからね!」  
「チクリ魔!!」  
「?」  
レイドが突然叫んだので、チクリ魔は一瞬きょとんとした。  
・・・え〜い、こうなったら!・・・  
「チクリ魔、本当にすまない。でもこんなこと、普段はやってないし、  
 それに・・・お前の事が好きだし。」  
【レイドはハッタリをかました&土下座に出た!】  
別に100%ハッタリなわけでも無かった。  
だが、とりあえず今の時点ではこれはただのチクられないための手段である。  
チクリ魔の表情が和らぎ、頬が少し紅潮した。  
「ピンクボムじゃなかったでしか?」  
「ああ。」  
レイドはもはやヤケクソになっていた。  
「・・・・・」  
チクリ魔が沈黙し、レイドの方を見た。  
と、少しだけ笑みが顔に浮かび、レイドは少し安心した。  
が、そのちんちん丸出しで自分のパンツを手にしている間抜けな光景を見て、またムッと表情が変わった。  
「でも、それでもチクりますよ。私の仕事でしからね。」  
と、部屋から出ようとした。  
 
その瞬間、レイドは自分の心のタガが外れたような気がした。  
チクリ魔の怒りにムッとしていたのもあるが、それと同時にチクリ魔に触れてみたいという願望もあったからだ。  
「・・・クソ、どうせチクられるのなら・・・」  
「バタンッ!!・・カチッ。」  
「!!?」  
レイドはドアを閉め、鍵を掛けた。  
「レ、レイド様?」  
チクリ魔はさすがに戸惑いを隠せなかった。  
そして少女は不安そうにレイドを見つめた。  
 
「ぎゃんっ!!」  
突然レイドはチクリ魔の髪を掴み、強引にベッドまで連れて行き、座らせた。  
「い、痛っ!レ、レイド様、何をするで・・・・!!」  
レイドはチクリ魔の髪をほどきながら強引に唇を奪った。  
「ん、・・む、ん・・、んん!」  
初めてチクリ魔は「キス」というのを体験した。  
とても柔らかく、熱い感じで唇が吸い付いてくる。  
唇をどけようとチクリ魔は必死で抵抗するが、その力はあまりにも貧弱で、かえってレイドを興奮させる。  
暴れるチクリ魔を抑えながら、レイドは少しづつ自分の舌を彼女の舌に絡ませ、吸い付いていった。  
「ちゅっ、ちゅく、・・じゅ、れる・・、ちゅっ」  
「んむ、れ、れいひょひゃんむ、・・ちゅっ、ちゅくちゅく・・」  
彼女は絡んでくる舌を追い出そうと一生懸命舌を動かすが、その動きは余計に舌を絡ませ、卑猥な音を立てる。  
そうこうしているうちにレイドは少しづつチクリ魔を押し倒す。  
完全に押し倒した後、レイドは口付けをしたままチクリ魔の体に手を這わす。  
彼は何の膨らみも無い胸を服の上から数分まさぐった後口を離した。  
口と口の間で糸を引きながら絡んでいた舌が離れ、少女は紅潮している顔に少し安堵の表情を浮かべた。  
 
だがレイドは今度はチクリ魔の服を脱がしにかかる。  
「・・な!!」  
レイドが何をしようとしているのかは漠然としか分からなかったが、  
少女はありったけの力を出して何とか止めようとした。が、所詮無駄な抵抗であった。  
レイドはいとも簡単にチクリ魔の服を脱がし、その服の袖の部分でチクリ魔の両手を縛るとまでは言わないが動かせないようにした。  
そして彼は少女の靴も脱がし、パンツ一丁の姿にさせ、両腕と顔を押さえつけた。  
チクリ魔は心が恥ずかしさで一杯になり、すぐにでも死にたい気分だった。  
顔や恥ずかしい部分を隠そうにも両手が縛られていて動けない。  
レイドを見つめる瞳が潤み、涙が溢れてくる。  
「ひっく・・レ、レイド様、ごめ、ごめんなさいでし。  
 う、うぇ、チ、チクらないでしから、許し・・ひっく・・許してください、でし。」  
泣きながら許しを乞うチクリ魔。  
しかし、その表情や未発達な体、そしてまだ脱がしていないかぼちゃパンツはレイドの性欲を更に高めるだけであった。  
 
レイドはまずぼろぼろと溢れる涙を舐めとり、再びディープキスを交わした。  
その間に右手を背中に回し、左手をまだ膨らみも無い胸にあてがってゆっくりと優しく揉み始めた。  
「ちゅく、れる、ん・・ひぁ、あ、んむ、ちゅ・・」  
「・・・結構柔らかいもんだな、ペタンコな胸でも」  
と、レイドは無力な抵抗を続けるチクリ魔を強引に押さえながら思った。  
乳首もほんの少しだが立っており、少女は少しづつ喘ぎ声をあげ始めた。  
優しく乳首を摘まみ上げると微かだが体がピクンっと反応する。  
「こんなに小さくても、感じてるのかな?」  
と、左手で左右の胸を揉みながら右手を少女の頬にあて、撫でながらどんどんお腹の方へ下ろしていく。  
 
へその下まで来てもまだ降下を続けるその手に、チクリ魔は今自分が何をされようとしてるかを把握し、必死に脚を閉じる。  
しかし、レイドは左手で足を無理矢理開かせ、右手をかぼちゃパンツの中に忍ばせていく。  
「んむ、んん、・・・んむぅ!!」  
チクリ魔が体を震わせてディープキスのせいで声にならない声をあげる。  
「んん、ひ、やぁぁ・・、あ、ひゃ、れいよひゃむ、ぁぁ・・んれる、ちゅく、ちゅく」  
今まで感じた事の無い感じがチクリ魔を襲う。  
「ひぁぁ、あ、んむ、ちゅ、んんん!」  
レイドはチクリ魔から口を離した。  
「こんなに感じてるんだったらお前だってチクられないとなぁ、チクリ魔」  
「や、そ、そんな事、あたしはでしね、・・!!」  
と、レイドは両手をチクリ魔のパンツにかけ、降ろし始めた。  
「・・!!やぁぁっ、レイド様!それだけは・・」  
チクリ魔が何かを言うか言わないかの内に彼女は下着も脱がされ、真っ裸にされた。  
すかさずレイドは再びチクリ魔に口付けをし、その後首、乳房、へその順に舌を這わせる。  
「ひっく・・、もう、もうやめてくださ、うぇ、うぇ、くださいでし、ひっく。」  
彼女は最後の抵抗で脚を閉じ、謝るが、もはや彼を止めるのは無理であった。  
レイドはチクリ魔のクリトリスを強く吸い始めた。  
「!いやぁ〜〜っ!い、痛っ、あっ、ひぁぁ〜っ・・ん、んぶ!?」  
同時にレイドは自分のペニスをチクリ魔の口に持っていき、69を試みる。  
「んん、んぶ、ぶ、うぁ、ちゅ、ぢゅ、ぢゅる・・」  
チクリ魔はもう抵抗をやめ、肉棒をくわえたが、肉棒が太い上に長いので顎が外れそうになりながら、  
必死で吐き気をこらえてレイドのペニスを吸い上げる。  
「う、うわ、すごい、チクリ魔。気持ちいいぞ。」  
レイドは自分でする時よりも数倍の快感を味わいながら少女のあそこを奉ぶ。  
彼女からは少しづつだが愛液が垂れ始めており、レイドは夢中でそれを舐めとっていった。  
 
「ぢゅる、ちゅっ、ん、んう、あっ、んぶ、ちゅっ・・」  
さっきまで自分で擦っていた箇所を女の子の口で刺激され、彼は絶頂寸前だった。  
「あ、あ、ん、う、うわっ、チクリ魔っ!で、出る!!」  
 
びゅっ!びゅるびゅる、びゅー!びゅっ、びゅっ!  
 
レイドはチクリ魔の口の中で果て、自分の分身を口の奥に出した。  
もちろんチクリ魔がそれを予測し、対応するのは無理な話である。  
「んぐ、ん、ぐぇ、ゲホッ!ゲホッ!んえ゛!!」  
彼女はとめどなく溢れてくる精液を受け止められるはずも無くむせて咳をしていた。  
慌てて口から肉棒を引き抜いた後も何度かぴゅっぴゅっとチクリ魔の顔に精液が降り注ぐ。  
「うぇ、なんかネバネバしてて、変な臭いがして、気持ち悪いでし・・。けほっ、けほっ!」  
チクリ魔は口内への発射により自分がとても汚れたような感じがしていたが、これでやっと終わるかとほっとため息をついた。  
しかしレイドは明らかに自分でやった時よりも数倍の量の精液が発射されていたにも関わらず、ペニスが全く衰える様子が無かった。  
それどころか、さっきよりも一回り大きく、息づかいも荒くなってきている。  
「レ、レイド様、こ、これで終わり、・・でしよね?」  
不安になって少女が質問する。返ってきた答えは予想に反する物であった。  
 
「いや、これからだよ、チクリ魔。」  
その答えにチクリ魔は凍り付いた。  
 
 

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