「でね、でね〜あの時勇者様が・・・」
昨日からジュジュとトマがパーティーに加わった。
そのおかげで朝からククリはまるでマシンガンのようにジュジュと話しており、
ニケはちょっとうんざりしていた。しかし彼もまた、実はいつもよりテンションが高いのであった。
というもの、ジュジュという「女の子」と、しばらく共に行動できるからである。
かといって、ククリと話すのが嫌なわけではない。
ただ、街から出て他の街へと向かう旅の途中では、ククリ以外の女の子と話す機会が
ほぼ皆無なので、ジュジュがパーティーにいるだけでも女の子との会話の機会が増え、
楽しみなのである。
今日も野宿する事になった。街まではまだ2日程かかるようなので、あまり無理はしない方が賢明である。
夕飯もそこそこに、早めに寝る事にした。
ククリは昼間話過ぎたのか、疲れた様子で早々に眠ってしまった。
しかしニケはなかなか寝付けず、夜風を求めてテントの外に出た。
近くにちょうどいい腰かけ石があったので、そこによいしょと腰を下ろして
空を眺めた。
しばらくボーっとしてると、
「何してるの?ニケ君」
「はっ!あ・・・ジュジュ」
突然の訪問に、ニケは少しハッとして振り向いた。
「どうしたんだ?こんな時間に」
「それはわたしの質問でもあるわよ」
「あはは・・・そうだな」
あっさりと切り替えされたニケはポリポリと頭をかき誤魔化す。
「しばらく話しないか?」
「うん」
ジュジュはニケの隣に行き、すっと腰を下ろした。
「久しぶりね」
「そうだな〜、ジュジュは元気だったのか?」
「もちろんよ。ニケ君は相変わらずって感じだね」
「まあな〜。俺ジュジュがいなくて寂しかったぞ〜。なんてね」
「わたしも・・・寂しかった・・・」
「えっ・・・」
突然うつむいたジュジュから発せられた意外な返答にニケは戸惑った。
「な〜んてね」
が、ジュジュのあっさりとした否定で、ほっと一息はく。
「驚かすなよ〜」
「ふふふ」
会話はそこで小休止を向かえ、二人は月をしばらく眺めていた。
幾時か経った時、ジュジュが会話を切り出してきた。
「ニケ君、一つ聞いていい?」
「あ、うん、いいよ」
ややもじもじしながら、ジュジュはゆっくりと口を開いた。
「あのね、ニケ君は・・・クーちゃんとえっちな事・・・した事ある・・・?」
「はひぃ!?」
あまりにも予想だにしなかったジュジュの問いかけに、ニケは間抜けな奇声を
発して驚く。
「ジュ・・・いきなり・・・何を・・・」
言葉にするのもやっとなのであろう、ニケが必死に問いかけ返そうとする。
「いいから答えて!」
が、ジュジュの勢いに圧倒され、中断を余儀なくされた。
しばらく時間をかけ頭を整理したニケが、ようやくジュジュの質問に答える。
「・・・まあ・・・あ、あるよ・・・」
「そっか・・・」
どこか残念というような彼女の表情に、ニケは何故か少し罪悪感を覚えた。
「・・・ねえ、ニケ君・・・」
が、さらにジュジュの口から発せられた言葉に、ニケは自分の耳を疑った。
「わたしに・・・えっちな事教えて・・・」
顔を紅潮させ潤んだ瞳で見つめるジュジュを前に、ニケの理性が消えるまでそう時間は
かからなかった。
「ちゅっ・・・ぴちゃ・・・」
お互い抱き合いながら、ニケとジュジュは舌と舌をからませて濃厚なキスを堪能している。
ククリとは違った味のキスに、ニケは興奮を抑えられずにいた。
その手は自然とジュジュの服の中に侵入し、小さな胸を弄り始める。
「ぷはっ、んふっ・・・ひぁ・・・」
小刻みに体を震わせてキスの合間に幼い吐息を吐くジュジュの目は、トロンとしていた。
「ニ、ニケ君・・・」
「何?ジュジュ」
「その・・・体が、変な感じ・・・ふわふわ〜みたいな・・・」
「それは気持ちいい証拠だよ」
ジュジュは「そっか」と納得したような表情で体をニケに委ねた。
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるよ」
そう言うとニケはジュジュを地面に寝かせ、自分の顔を彼女の下腹部へと向けた。
フリルのついたワンピースの裾をたくし上げると、少しワレメに食い込んだ
パンツが露になった。食い込んだ部分を中心に、若干湿り気が感じ取る事が出来た。
ニケはその上からゆっくりと舌を這わせた。
「ひゃっ!!・・・あはっ!な・・・何これ・・・ひぃうっ!」
いやらしく蛇行しながら、ニケの舌がワレメ上を滑走する。
その度にジュジュの体はそのまま絶頂まで行くくらいに反り上がった。
同時に秘所からじゅわぁと愛液が染み出す。
「ジュジュ、初めての割には結構エッチだな。こんなに濡らして・・・」
「・・・言わないで・・・恥ずかしいから・・・」
ジュジュの精一杯の声を聞きながらも、ニケの舌は徘徊を続ける。
「じゃあ、パンツ、脱がすよ?」
「・・・うん」
止まらないニケは、ジュジュに行動の承諾を求める。そしてジュジュの承諾を
得られるやいなや、彼の両手は彼女の下着を掴むと一気に引き下げて、まだ毛の無い
ワレメを月夜の下に晒した。
「うわぁ・・・ジュジュのここ、綺麗な形してる」
ジュジュは何も言葉を発しなかったが、明らかに顔の紅潮さは増していた。
ニケは再び彼女のそこに口をつける。
「くちゅっ・・・」
「あはっん・・・!」
その刺激に先程以上に体を仰け反らせ、小刻みに反応を続けた。
「くんぅ・・・やっ・・・っは!・・・」
それでもやはり恥じらいの方が大きいのか、声を押し殺しながら刺激に耐えている。
しかし、ニケの舌先が彼女の突起物に触れると、
「あはあぁぁぅぅん!!!」
大きく声を出しながら、びくんっとその腰を跳ね上げた。
「ニ、ニケ君・・・はあっ!・・・体・・・熱いのぉ・・・ふぅんっ!!」
ジュジュの体温が上昇している事は、すでにニケは感じ取っていた。
だが、それに構う様子は無く、舌の動きをますます激しくしていく。
「ま・・・待って・・・はぅっ!!・・・あ・・・な・・・なんか・・・はんっ!
なんかでちゃうぅーーーっ!!!」
急激な股の締め付けの後、秘所の穴の中から液体が勢い良く噴出された。
ぷしゃあぁぁぁぁ!!!
月明かりにきらきらと輝くそれは宙を舞い、短い飛行の後に地面に小さな水溜りを作り出した。
「・・・ジュジュ、おもらししちゃったね」
「はぁ・・・はぁ・・・かけちゃって、ごめんなさい・・・」
未だジュジュの体は小さな痙攣を続けていた。
「今度はジュジュがする番だよ」
「・・・何をすればいいの?・・・」
ようやく行動可能になったジュジュであるが、頭の中はぼーっとしたままのようだ。
「まずは、俺のズボン脱がせて」
言われた通りにニケのズボンの腰紐を解き、そのままゆっくりとずり下げた。
模様の入ったトランクスには、一部大きな膨らみがあった。
ジュジュはドキドキしながらそれを見つめる。すると、特にニケから指示があったわけでも
ないのに、自分からニケのトランクスに手を伸ばし下げ始めた。
ある程度下げると、膨らみがトランクスから勢い良く跳ね上がるように現れた。
「きゃっ!」
あまりに突然の動きにジュジュはビクッとしたが、現れた肉棒の揺れが落ち着くと、
興味を示すような眼差しで見つめた。
(これが・・・ニケ君の・・・)
またも自らそれに手を伸ばす。とても熱く、軽く触れている程度なのに脈打つのが
はっきりと感じ取れた。
「じゃあ、それを舐めて」
「・・・うん」
ジュジュは素直にそれに従い、恐る恐る自分の舌先を先端にちょこんとつけた。
「っは!」
ニケがそれに反応し、体を振るわせた。ジュジュにはその反応が嬉しかった。
(わたしのでも、ニケ君は感じてくれてるんだ・・・)
ジュジュはまるでアイスクリームを舐めるように、ニケの肉棒に舌を這わせる。
「んは・・・くちゅ・・・ぴちゅ・・・」
「っく・・・気持ちいいよ・・・ジュジュ・・・」
「ちゅくっ・・・ぬぷ・・・うん・・・」
座った瞼で肉棒を見つめ、小さな柔らかい舌で味わいながら返答する彼女。
そのひた向きなジュジュの姿に高揚したニケのそこは、さらに膨張を続ける。
「んはっ!・・・も、もう・・・」
ニケが絶頂を伝えようとした時、ジュジュの舌が亀頭の割れ目に入った。
「!!」
一気に頂点へと達したニケのソコは大きく痙攣を始め、そして・・・
びゅくっ!!びゅる!びゅるるるっ!!
先端から白濁の液体が勢い良く飛び出し、それらの多くはジュジュの髪の毛から
ワンピースの裾にまで白く染め上げた。
あまりに突然の出来事に、目を丸くしたまま状況を把握できずにいるジュジュは、
唇の少し上にかかったそれが口の中に入り、その味を感じてようやく我に返った。
「・・・・・・にがい・・・」
でもこれがニケの味なんだ、そう思った彼女は、それを舌の上で転がした後、ごくんと飲み込んだ。
「ニケ君の、まだ大きい・・・」
ジュジュの視線の先には、未だ元気さをアピールしているニケの肉棒が反り立っていた。
「じゃあ、最後の仕上げだ。ジュジュのここに入れるよ」
「・・・うん」
ニケはジュジュを再び地面に寝かせると、ワンピースの裾を腰辺りまでたくし上げた。
そして彼女の両足を左右に広げ持ち上げ、自分のモノをジュジュの穴の入口にセッティング完了
させると、力を抜くよう指示を出しゆっくりと挿入し始めた。
じゅぷぷぷっ・・・
「い、痛っ・・・」
「大丈夫か?ジュジュ。やっぱ入れるのはやめる・・・?」
「・・・頑張る」
ニケの袖をギュッと掴みながら、ジュジュは再び膣入口の力を抜いた。
ぬぷぷ・・・
ニケの肉棒は遠慮無くジュジュの膣内へと入り込んでいく。
そこはククリのそれよりもキツく、ニケは必死に発射を耐えていた。
「っく・・・ジュジュのここ、ものすごく気持ちいい・・・」
「ニケ君の・・・はんっ・・・熱い・・・お腹の奥に・・・ふはっ・・・届いてる・・・」
しばらく、お互いが繋がっている事を体で感じ合っていた。
「そろそろ、動くよ」
「・・・痛くしないでね・・・」
ゆっくりと、ニケの肉棒が膣内を動き始める。相変わらずキツくはあったが、
大量の愛液のおかげで比較的スムーズに滑らせる事が出来た。
「はあぁっ!・・・あふぅっ!!」
引き出す時は長い声、突く時は押し込むような声で、ジュジュは喘ぎ声を漏らす。
いつしか痛みも消えているようだった。
「ふっ!・・・ふぅっ!・・・ニ、ニケ・・・はぅっ!・・・くん・・・ひぃんっ!」
「はっ・・・はっ・・・ジュ、ジュジュ・・・」
2人はその気持ちよさに陶酔し、ニケは無我夢中で突いた。
合間にも舌と舌を絡めて激しくキスを交わす。
「くちゅ・・・ぷちゅ・・・ぴちゅ・・・ふぅんっ・・・ぷはっ」
「ジュジュ・・・後ろ向いて・・・」
「うん・・・」
言われた通りに、ジュジュは四つんばいになって小さなお尻を突き上げた。
ニケの肉棒が再び穴の中に入り込んでいく。
「はあぁあぁぁっっ!!ふ、深い所までぇーー!・・・」
今までのジュジュからは想像も出来ないような喘いだ声を発しながら、彼女は体を
捩って悦んだ。
ニケが再びピストン運動を開始すると、それはより一層激しくなった。
「あひぃっ!ひぃいっ!はうぅん!しゃ、裂けちゃひしょぅー!」
もはやまともに言葉を吐き出す事も出来なくなったジュジュに、ニケの容赦ない攻勢は続く。
ぱんっぱんっ!
「ら、らめらよー!・・・はっ・・・熱くて・・・深くて・・・ふっ・・・
おかしくなるぅー!」
ジュジュは、かすかに残っている自我で地面に生えている雑草をしっかりと握り締めている。
「お、俺もう・・・イク・・・」
ニケもまた、絶頂を迎えようとしていた。
「ニケ君・・・!っ・・・わたし・・・はっ!・・・ニケく・・・んっ!
の事・・・はあぁぅっ!」
「も、もうダメ・・・だ・・・イ、イクッ!!!」
「ふああぁぁぅぅぅんっ!!!」
びゅるるっ!!びゅくっ!びゅくっ!びゅるるるっ!!!
ジュジュの幼い膣内には、入りきらない程の量が注ぎ込まれ、ごぷっと音と共に
膣外へと吐き出された。
「ジュジュ・・・はぁ・・・分かるか・・・?」
「うん・・・ニケ君の・・・はぁ・・・びくびく動いてる・・・」
そう言うや、そのままニケとジュジュはその場に崩れ落ちた。
「ジュジュはどうしてククリと俺がえっちしたかを聞きたかったんだ?」
「・・・気になったの・・・それだけよ」
さっきまでの淫乱さはまるで消え、いつものクールなジュジュに戻っていた。
ニケの質問はそれで終了を迎える事となった。
「それより、もうすぐ日付が変わるわ」
ジュジュが取り出した懐中時計の針は11時57分を指している。
「もうそんな時間か・・・そろそろ寝るか」
「待ってニケ君。」
テントに向かおうとしたニケの服をさっと掴み、それを阻止した。
「もう少し、ここにいて・・・」
「ジュジュ・・・?」
彼女の切なげな眼差しを見て、ニケはとりあえず今座っていた石に再び腰を下ろした。
肩を寄せ合い並んで座っている2人。こんな状態をククリが見たらなんて言うだろうか。
そんな事をふと思いながら、ニケは真上に輝く満月を見つめていた。
と、ジュジュがポツリと一言漏らした。
「・・・今年だけは、わたしが一番最初に言うの・・・」
「何を?」
「ふふ、もうすぐ分かるよ」
「??」
なんの事か、ニケはさっぱり分からなかったが(ハァ〜、さっぱりさっぱり!)
とりあえず、静かに時が過ぎるのを待つことにした。
そして、カチッと、時計の針が12時ちょうどを指す音を奏でると、
ジュジュはチュッとニケにキスをして言葉を発した。
「Happy Birthday ニケ君」