ラガン:
シモンの自転車。現在使用しているものは四代目。
ラガン零号機・初号機:
一台目、二台目ともにカミナの無茶に付き合った際に跡形もなく大破。
ラガン弐号機:
かっこいいマウンテンバイク。
しかし「ニアと二人乗りできない」という色ボケた理由によりわずか二ヶ月でリサイクルショップに叩き売りされた。
まさに悲運の自転車。
ラガン参号機:
現行機。いたって普通のママチャリ。
後ろにニアを乗せてファミレスに行ったり公園に行ったりする。
さすがに自転車でラブホに行ったりはしない。
「ラガンさんごうき」のためか、「ラガンさん」と敬称付きのように呼ばれることがある。
ダイグレン:
カミナの父ジョー所有のデコトラ。意外にも元々の所有者はチミルフ先生。
譲られた当時は当然デコレーションされておらず、名前もダイガンザン号だった。
うっふんあっはんな夜の街で意気投合した二人が「ぷりんぷりん紅白旗あげ三本勝負」で熾烈に争った結果、敗者となったチミルフ先生からジョーへと譲り渡された。
当然アディーネ先生にはこのことはナイショである。
アークグレン:
カミナの父ジョーが乗っているマグロ漁船。
ちなみに正式名称はどうやら「あーくぐれん丸」らしい(カミナの元に届いた葉書により確認)。
ジョーにより勝手に改名された可能性は高い。
今日も今日とて、この道二十年のベテラン操舵士ガバルの操縦のもと北の荒海を往く。
超銀河ダイグレン:
テッペリン家所有の自家用ジェット機。
本当はカテドラル・テラという洒落た名前の機体だったが、見学に来たシモンによって一瞬で改名された。
お義父さん「見よ、あれこそが我がカテドラr」
シモン「超銀河ダイグレン!」
お義父さん「いや、カテd」
シモン「あれの名前は超銀河ダイグレンだ!」
ニア「とっても素敵な名前ね、シモン。お父様もそう思うでしょ?」
お義父さん「うむ。では超銀河ダイグレンの中を案内しよう」
カテドラル・テラのクルー一同に大混乱が起こったのは言うまでもない。
グランゼボーマ:
アンチスパイラル理事長所有の高級車。当然黒塗り。
アンスパ理事長がこの車に乗って学園を訪れると大抵学園に不幸な出来事が起こるので「絶対的絶望をもたらす車」として教員・生徒に恐れられている。
カミナはそんな車のボディに十円傷を刻んだ。