キヨウの話を要約するとこうだ。
食料局局長として缶詰状態の日が多く、夜遅く帰ってきたとしても、
ろくに食事もせずにベッドに潜り込む亭主の寝込みを襲うのは難しいことではない、と。
ニアはその話を聞きながら、シモンのナニの型を取る自分の姿を思い浮かべ、羞恥心に頬を染めた。
それはやがて火照りとなり、内側から押し寄せる疼きがその身体を支配していった。
「じゃ、いくわよ…」
ニアの意識を引き戻したキヨウの声とともに、秘部に激痛が走る。
身体を中央から引き裂かれたかのような痛みは、
ニアの腹部で次第に快楽へと変わっていくのにそう時間はかからなかった。
温もりはなくとも、張ったエラがニアの敏感な部分をかき乱し、最深部を叩き上げるのだ。
「あっあぁ!ダメ、イイツ!」
シモンのモノでは味わえなかった未知の領域。
力任せの拡張にニアの秘部は悲鳴をあげていたが、押し寄せる快楽もまた…常軌を逸していた。
差し込まれるたびに身体が熱くなり、引き抜かれるたびに切ない波が押し寄せる。
半ば痴呆のように涎を垂らした顔で、ニアが言う。
「ンッ…あァ!ァハッ!!こ、これが自慰なんですね…わかりますッ」
「…いや、これは違うだろ」
キヤルが静かな声でそれに応えた。