朝。目を覚ましたのはキヤル一人だ。
しーんと静まり返った室内。
無性に寂しくなって、キヤルは姉の寝室にもぐりこんだ。
大きなベッドに、ダヤッカとキヨウが横になっている。
二人とも裸だ。
それなら自分も裸にならなければ、と寝ぼけた頭でキヤルは考えた。
着ている物を全部脱ぎ捨て、二人の間にもぐりこんだ。
キヨウの大きくてやわらかなおっぱい。
モミモミ……「ねーちゃんの、きもちいいなぁ…」
夢中でも揉みしだいていると、キヤルの小さな尻に、なにやら硬い棒のようなものがあたった。
なんだこれ、と後ろ手で掴むと、おどろくほど熱い。
内腿で挟むとその熱が心地よかった。
「…ん、んん……ダヤ、ッカぁ」
キヨウの声に反応したのか、突然キヤルは背後から抱きつかれた。
「キヨウ…っ、キヨウゥゥっ!!」
内腿に挟んだものがさらに熱く、硬くなって、キヤルの敏感な部分を刺激した。
「……あ、んっ!? なんだよ、急に…っ」
背後から抱きすくめられ、胸をまさぐられた。大きくて、ごつごつした、大人の男の手だ。
「キヨウ、キヨウっ! ……な、ないぞ、胸が!!!」
「わるかったな!!」
ダヤッカの腹部に、キヤルのエルボーがクリーンヒット。
目を覚ましたキヨウに後でこっぴどく怒られたのは言うまでもない。