「明日か・・・・」
ダンの宇宙への打ち上げ準備は全て終わり、明日を待つだけだった。
ヴァンは明日に備え、皆より早めにベットに着いた。ヴァンの心情は、先にプリシラに告白され何と言うか落ち着かずぐちゃぐちゃしていた。
ベットには着いていたのだが、なかなか寝る事は出来なかった。
起き上がり空を見上げると月が綺麗に輝いている。宇宙に行くという事は宇宙を知らないヴァンにとっては恐怖でもあった。
「あぁ・・・こんな事してないで、カギ爪の野郎をッ!」
ヴァンは蛮刀を床につきたてた。言葉では言っているが彼の体はそんな事をするほどの力は残っていなかった。よろよろしながらまたベットに着いた。
「ちくしょッ!」
強くも弱弱しく嘆く。
どれ位経っただろうか、すでにヴァンは寝かけていた。
プシュー
部屋のドアが開いた。その音に気づきヴァンは、またしても起きてしまった。
「誰だ?」
起き上がり胸を押さえながら言った。もう片方の手は体の痛みにこらえ布団をぎゅと握り締めている。相手は答えることなくヴァンの元に寄って来た。
「ヴァン・・・・ごめんね、私のせいで色々困ったでしょ」
その声は紛れも無くプリシラだった。いつもの服装と違い薄水色のパジャマを着ていた。
パジャマといっても長い上着だけでズボンは穿いてない。
「プリシラ・・お前なんで?それにその格好は?」
ヴァンも振り向き胸から手を離した。
「私やっぱりヴァンが好き!だから・・・私を・・・」
プリシラは頬を火照らせ言ってきた。ヴァンは頭のテンガロンハットを少し下に傾けた。
「あのなぁ、俺は童貞だ、さっきも言っただろうそれに俺にはエレナが」
続きを言おうとした瞬間プリシラがヴァンに抱きついた。そしてそのままヴァンをベットに押し倒した。ヴァンは抵抗するほど力が残ってなかった。
「エレナさんの事は分かってるわ、でもそうじゃなくて今ヴァンの前に居る私を見てほしいの!」
そう言うとプリシラは一枚だけのパジャマを脱ぎ裸体をあらわにさせた。
彼女の胸は豊かではないが、形が整っていて乳首は淡いピンクで綺麗だった。
秘所は毛が薄く色はサーモンピンクだった。
「プップリシラおっお前ッ・・・」
いくら不屈の童貞魂を持つヴァンでも見とれてしまう美しさだった。
「私のヴァージン・・ヴァンにあげる」
プリシラは寝そべったままのヴァンのタキシードを脱がし始めた。
「やめろプリシラ!お前そんな事ッそれに俺の純潔はエレナに」
プリシラは全く聞いてなかった。彼女なりの性欲のままに行動している。
タキシードはほとんど脱がされ残るはテンガロンハットとズボンだけになった。
「ヴァン分かってるわよ、こんな事まだ早いって・・・でも体は正直みたい」
ヴァンは、童貞も知らなかった先のプリシラと打って変わって女としてのありのままのプリシラを感じた。彼のその体もすでに抵抗する事を忘れていた。
「わぁ大きい・・・こんなにカッコよくてこんなに立派なのね」
ついにズボンも脱がされ、ヴァンの股間があらわになった本人は気づいて無かったが
いつの間にかアレは大きくなっていた。体は正直である。
「あむぅ・・・ぁあはむぅ・・はぁあ」
プリシラはクチュクチュと音をだしながらヴァンのアレを舐めだした。
しっかり竿を掴み亀頭の裏筋から、カリへと責めたてる。
「んっ・・あぁ・やめ・・」
止めさせたいのだが、感じたことも無い感覚に襲われ気持ちよすぎて動けない。
プリシラはやめるどころかフェラと手コキを併用して責めてきた。
「私、こうゆうのよく分からないんだけど・・こうしてあげるのがいいのかな?」
無垢な顔で責めるプリシラに負けてヴァンもその気になったきてしまった。
「うっもう・・・あぁっ、くぅ」
ヴァンの体がびくびくしだした。それを見てプリシラはニコッとした。
「出していいよ、私が全部受け止めてあげる」
最後の一舐めでヴァンのアレはびくっと動き、先端から白い精液をドロッと出した。
「ぁぁあ何だこれ・・力が抜ける、ぁあっ」
「すごいわヴァン!こんなにいっぱい私初めて見たよ」
そう言うと垂れ出した精液をこぼさぬよう全部舌で拭い取った。
口からは精液がちょろちょろと垂れていく。
「はぁ・・おいしいわヴァン・・・今度は私を気持ちくさせて」
プリシラはヴァンの横にコロッと寝転がった。それと同時にヴァンはプリシラの胸に手を出そうと手を伸ばすが途中で手を降ろす。
「俺・・こういうのどうやったら・・エレナにはこういうことしたことが無いからな」
ヴァンは困った顔をしてふぅとため息をする。するとプリシラはヴァンの手をとりその手を自分の胸にあてた。
「ヴァンのやりたいとうりして、ありのままのヴァンを感じたいから・・」
「あぁ・・・」
ヴァンはうなずきおぼつかない手つきでプリシラの胸を揉み始めた。
何も変なテクニックなんて無い、ただありのままにゆっくり、やさしく。
「あぁあぁん!・・・んぁ・・」
プリシラは目をつむり、体をぴくぴくさせ喘ぐ。
しだいにヴァンの手は胸から下へ動いていく。その手の動きに合わせ腕をぎゅっとして一心に刺激を感じる。