これ、いったいどうやって着るのかしら?
ユキコは昼間の競技の時にちらっとみせられた罰ゲーム用の特殊な水着、
超拘束水着が凄く気になっていた。気になって眠れずに大量の水着の保管されて
いる倉庫にこっそりと見に来たのだった。倉庫の奥の特殊なクローゼットの奥の
マネキンに装着されてその超拘束水着はあった。
ユキコはドキドキしながら、その水着に手を触れてみた。
少し厚手の革のような素材で決して露出が多くないようだが超拘束という名前から
想像できるように無数ベルトで全身を縛り上げるように出来ていて、しかも脱げないように
だろう、いくつもの鍵が付いている。鍵がなければ今着せられているマネキンから
脱がすこともできないようだった。
「あら、着てみたいの?昼間もあなただけすごく興味もったみたいだったわね」
ユキコが驚いてふりむくと水着女王とファサリナが倉庫の入り口に立っていた。