「ヴァン……」
ウェンディは恥ずかしそうに頬を染め、ヴァンの唇に自分のそれを近づけた。
「や…止めろ!……えーと…ウェ…ウェ…」
「ウェンディ!……何で?奥さんがいたから?」
「キスしたら子供が出来ちゃうだろ!」
「バカね……ヴァン、赤ちゃんはキャベツ畑から来るのよ!」
ウェンディも歳相応の性知識のようだ。
「ウェンディも十分バカよ…」
「カっ、カルーラさん!?」
いつの間にかカルメンが戸口に立っていた。
「…カルメン99!……まさかあんた達本当に知らないのぉ?」
「だったらお前はどうなんだ?どこから…どうやって出来るんだ?」
ヴァンが興味津々といった感じでカルメンに詰め寄る。
これだから童貞は…
とは、さすがに口にはしない。
「……わかったわ。教えてあげるから、ソコどきなさい」
カルメンは部屋にロックを掛けると服を脱ぎなから中心のテーブルの上に立った。
「……で、どこから赤ちゃんが生まれるんだ?ココか?」
ヴァンが指を差す。
それを見て、カルメンはため息をついた。
「……あのね!おヘソから産まれるわけないでしょ!」
カルメンは2人の前で股を開くと、自分の秘所がよく見えるように体をそらした。
「ここよ!こ・こ!」
かすかに湿り気のあるそこを指で開いて見せつける。
「ココに、ナニするんだ?」
「カルーラさんって毛深いてすね」
「うっさいわね!余計なお世話よ!」
カルメンは真っ赤になって2人に怒鳴った。
「ここに!あんたのまたぐらにぶら下がってるソレを入れるの!」
カルメンが指差した先には、しっかりと勃起したヴァンの"ソレ"があった。
しかし、当のヴァンは
"なんだか知らんが腫れている"
といった感じで、何故自分が勃起したかも分からないらしい。
ヴァンはズボンの前をめくって自らの"ソレ"とカルメンの秘所を見比べた。
「………入らん」
「…は?」
「そんな小さな所には入らん!」
言いながら、ヴァンは膝下までパンツとズボンを下ろした。
「「……えぇぇぇぇっ!?」」
子供の腕程もあるソレは、まさにエルドラソウルといった勇ましさで、アミーゴしていた。
おわり。