田代は石津をシャワー室に連れ込んだ。いやがって拒みつづける石津も腕力ではかなわない。
観念して言われるままされるままに服を脱ぐ。愕然とする田代。
「…コレ…全部やられた…のか?」
「…………」
「…すまねぇ…」
石津の体には無数の切り傷・擦り傷・みみずばれが残っていた。しかもまだ新しいものまである。
思わず田代はまだ出来たばかりであろう肩のキズに口をつけ舐める。
「…ゥあっ…や…ダメ…」
「動くな ツバにゃ消毒効果があるんだ」
「で…も」
「いいから!」
田代の舌が傷に触れるたび、石津は今まで感じたことのない感覚に襲われ力が抜けていった。
でもイヤではなかった。むしろ心地いい。田代も田代で女同士ということとおとなしく言う事を聞きな
がらも、まだ抵抗のある者を蹂躙しているという背徳感に快感を覚えつつあった。
「ハ…ァ…んっ…んんっ…あぅっ!…」
すでに石津の口からは嬌声とも悲鳴ともつかぬ声が漏れていた。田代はその声に異様な興奮を覚えた。
その声がもっと聞きたい。その一心で舐めつづける。そして気づいてしまった。石津が濡れてることに…