菅原が目を覚ますと、そこは見知らぬ薄暗い部屋だ。
戸惑ったようにきょろきょろと見回す。すると、自慢の金髪をくるくると指に絡めながら妖艶に笑う少女の姿が目に入る――つまり俺、工藤百華だ。
「おはよう、乃絵留」
「――? あれ、私……」
思い出すような表情。教室で吉田遥と会話していた……そこまでは憶えているはずだ。
だが、俺の股間でペニスを飲み込んでいる吉田の姿と繋がらないのは仕方がないだろう。
「っ!? あ、あんた……。な、何してるのよ……!」
「ウフフ。セックスに決まってるでしょ?」
俺はソファの上に女の子座りでぺたんと尻をつけていた。膨らんだスカートの布の下、膝の間で吉田の頭がもぞもぞと動く。ぐちゅぐちゅと唾をまぶして亀頭を舐め回す音。
「正確にはオーラル・セックスね。フェラチオとも言うわね」
吉田は全裸で、犬のように跪いて嬉しそうに尻を揺らしていた。黒い首輪と鎖でいましめられ、その鎖の支配は俺の片手に握られている。もう片方の手は吉田のお気に入りの帽子に添えて、そのリズムを操っていた。
頭をつかんでぐっと押さえ、腰を上げて喉奥へねじ込むようにしてやると、吉田は夢中になって吸い付いてくる。
そのまましばらくストロークして粘膜の感触を楽しんだ後、気道を開放してやる。
「――んぁッ!! ハァッ!! はッ……! はぁぁっ……。はぁ……はぁ……」
ねっとりした唾液が先っぽから糸を引く。吉田は床に両手をついたまま、ピンク色の舌を伸ばす。粘液の糸を受け止めるように大きく口を開き、乱れて張り付く髪の毛を払いもせずにしゃぶりついてくる。
「んっ……んんぅっ……!! じゅぽっ!! じゅぷッ!」
吉田が両手を使わないのは、「犬のように舐めろ」と俺が命じたからだ。銀色の鎖はペットであることを自覚させるため、そして吉田のありとあらゆる穴と肉が全部俺のもので、好きに使われるためにあるのだということを思い知らせるためだった。
「こら。夢中になっていないで、丁寧にしなさい」
ぐっと首の鎖を引くと、吉田は潤んだ瞳で俺を見上げ、「んぅ……っ。ほ、ほへんなさい」と謝罪する。
そして俺が教えたとおりに、柔らかい唇で優しく亀頭をはさみ、赤黒いカリを舌先で舐め転がす。にじみ出るカウパー氏腺液を舌に載せて味わいつつ、にゅるり、と口の中へ性器を導いていく。
「ウフフ。美味しそうに舐めるでしょ、遥は」
「ほ……本当に……生えて、るんだ……」
菅原が茫然と呟いた。その視線は俺のいきり立ったモノに釘付けだ。吉田がはしたなくぺろぺろ舐め回す姿をじっくりと観察している。
――と、はっとなったように目を逸らした。
「な、なんなの一体!? こんなもの見せて、どういうつもりっ!?」
「どういうつもりも何も……」
俺は貴婦人の微笑を作って、菅原に邪な視線を投げた。
「自分の格好をよくご覧になったらどうかしら?」
菅原の首には、吉田のと同じ首輪が嵌まっていた。
「え――?」
のろのろとした仕草で束縛を外そうともがく。だがその指は自由に動かない。無針注射で打ったクスリがまだ効いているのだ。
「あ、……あれ……?」
「遥、乃絵留のカラダって綺麗ね」
俺は菅原のほっそりとした肢体をねぶるように視姦した。まるで降ったばかりの、誰にも汚されていない新雪のような肌を。
「ウフフ。舐めまわしてドロドロにしたくなるわね……」
「うん……」
吉田のとろりと溶けた目つき。薬と、淫欲と、愛撫と、支配でしゃぶり尽された雌の顔。
「まっしろで……すごく、きれい……」
「あの綺麗なカラダ、今から徹底的に開発するわ。手伝いなさい、遥」
「はい……」
吉田の瞳の奥に情欲の炎が灯る。
菅原は混乱し、震えながら身体を引く――が、思うままにならない。
吉田が四つんばいのまま菅原に擦り寄る。
「怖がらなくっていいよ……。どうせ、みんな、どうでもよくなっちゃうから……」
「ひ……ひぃっ!?」
吉田が赤い舌を伸ばす。そして、ふんわりと柔らかい尻にちゅっと吸い付いた。
「ふ……あぁ……っ!? ひ、ひぅぅ……」
ねちょねちょと吉田の舌が菅原の肌を舐め回す。つつくように、しゃぶるように、こそげとって食べるように、尻の肉を粘膜で愛撫していく。
俺はその隙に菅原の腕を後ろに回し、親指錠で拘束した。そして首の鎖をじゃらりと鳴らし、そっとその頬を指先で撫でる。
「ウフフ……」
頬から耳たぶへ、首筋へ、鎖骨へ、肩へ、うなじへ。くすぐるように指先で愛してやると、菅原は敏感に反応してひくっと飛び上がった。
「ん……ぅ、……く……ぅんッ!」
白い肌に桃色が差し、けれどまだ恥ずかしさが先に立つその反応がたまらなく可愛い。
吉田が股間に顔を埋めてくちゅくちゅといやらしい音を立てる。逃げようとする菅原の太腿に腕を絡めてロックし、犬みたいに鼻息を鳴らしながら夢中で陰部にしゃぶりついている。
「やっ……ッ! ……嫌ぁっ」
「乃絵留、結構おっぱいあるのね」
指で持ち上げるようにして、乳の肉をふにふにと弄ぶ。おっぱいを弄ったり弄られたりするときの、この甘く蕩けるような気持ちは何なんだろう。たかが胸の肉だってのに、馬鹿みたいに甘美だ。
くにゅりと形を変えるように絞ったり、こね回したり。硬い紅色の先っぽを意地悪していじめたり。
「んッ……!」
「好きそうな乳首しちゃって」
俺はくすくす笑いながら、拘束した菅原の乳首へ唾液を塗りつけた。ねとねとした感触でさらに過敏に反応しはじめる。
「やだ……やだ、なにこれぇ……ッ!」
涙声ですすり上げながら、ひくひくと腰を振るわせる菅原。なめらかなおなかやわき腹、背中、二の腕へ指を滑らせると、ぞくぞくと鳥肌を立てて身をくねらせる。
「ん……んん……んはぁ……ッ!」
吉田の舌がクリトリスをそっと、しかし狂ったように執拗に責め立てている。クラスメイトに、年下の同居人に、それも女の子に、クンニリングスされて感じてしまっているのだ。
「は、ハルぅ、そ、そんなとこ……なめちゃ、だめぇ……」
「あーあ、もう力抜けてきてるじゃない。普通、もっと抵抗すると思ったんですけど。そっか、乃絵留ってスケベで感じやすくて誰にでも簡単に股を開く淫乱だから、いきなり襲われても気持ちよくなっちゃうのね」
「やっ……そ、そんなわけ……! あ、ああっ!! ちょ、嫌、そこ……!」
吉田が菅原の肛門に舌を突っ込んでいた。頬を上気させながら、欲情に浸った瞳で容赦なくアヌスをぐりぐりしている。
「そ、そっち、ちがっ……」
「あら。それって前の穴ならオーケーってこと? ひょっとしてチンポハメてもらうの期待してた? 乃絵留って、ほんとスケベマンコなのね」
甘い声で嘲りつつ、耳たぶをぺろりと舐める。菅原はぐっと目を閉じて堪えるような顔をし、ぴくっと身体を震わせる。――あれ、こいつ本当に素質ありそうだ。ひょっとして真性のマゾだったりするのかも。
「安心していいわよ、乃絵留の処女まんこはまだ使わないから」
「え……え? ――ひ、ひぃぃっ!! な、何ッ!? やだ、指、嫌ぁっ!?」
吉田が唾液をたっぷりつけた中指を、静かに肛門に挿入していく。まだ硬い菊門へ、第一関節がぬぷりと侵入し、きゅっ、きゅっ、とこじ開けるようにマッサージする。
「やっ……ひぅぅぅぅぅっ!! やだ、そんなとこ……嘘ぉっ!? ひぁ、ひぅぅぅぅっ!」
焦った菅原が力なく両足をばたばたさせるが、吉田ががっちりと太腿を押さえつけていて身動きが取れない。
「乃絵留はお尻の穴で奉仕させるペットにするってことよ」
「お、お尻の穴って……」
「アナルセックスって知ってる? 乃絵留。知らなかったら遥に聞くといいわ。お尻の穴でセックスされるのがどんなふうに気持ちいいのか、よぅく教えてくれるから」
「え……? えぇ……!?」
吉田がニコニコしながら言う。
「あのね……。乃絵留、あなるせっくす、すごいよ。おなかのなか、引きずり出されるみたいな、あたまの中めちゃくちゃにされるみたいな感じ。おかしくなるの。おしりなのに、おまんこみたいに気持ちいいの。ううん、おまんこよりすごいの」
そう言いながら、巧みに指を動かしてずぶずぶと菅原の肛門を拡げていく。
「ん……か、はぁ……ッ!? や、それ、やめ、……あ、あああああああっ!?」
「挿入ってるよぉ、菅原のに……」
蕩けるような淫らな口調で囁く吉田。ゆっくり、たっぷり時間をかけながら、なのに一切躊躇なくアナルを開発していく。時々は俺も代わって、二人がかりで指で弄りつくしてやった。
まずローションですべりを良くし、入り口を徹底的にほぐす。やがて中指がするすると出し入れできるようになると、薬指が増え、こね回すような仕草が加わり、二本の指でぐっと穴を拡げたり、中をねちゃねちゃかき回したりする。
「すごい、菅原、アナルなのに濡れてるぅ……」
「あ、あ、あああああああ……」
菅原の引きずるような忍び泣きが部屋に響く。クリトリスを責められている時よりも重く、低く、痺れるような、屈辱と被虐に満ちた喘ぎ。
「や、やだ、やだ、やだ、やだぁ……!」
「好きなだけ抵抗していいのよ。どうせ無駄だから」
そう言ったが、乃絵留は震えながらもひたすら指を受け入れ続けていた。すっかり慣れてきた肛門は俺の二本の指を飲み込んでは吐き出し、直腸の粘膜はぬるぬるとして性器みたいだ。
俺は三本目の指を追加して、無理やり拡張される痛みを感じさせながら、愛しげに菅原に囁いた。
「貴女はこれからお尻の穴で死ぬほど何回も何回もイカされて、アナルセックスが大好きになるの。そして、ケツにチンポぶち込んでもらうためなら何でもするような浅ましい雌犬に成り下がるのよ。そういう運命なの。諦めてね」
菅原の頬が涙で濡れていた。吉田がその滴をキスで舐め取る。そのまま、唇を奪って舌を絡めあう。
「菅原、可愛い……」
吉田がうっとりと呟く。菅原は悔しげに眉をゆがめ、けれど奇妙に艶っぽい表情で俺を睨んだ。
その表情に何か、俺はそそられるものを感じ……もっとめちゃくちゃにしてやりたくなる。
「じゃあ、次は浣腸をしてあげる」
太い注射器のような浣腸を菅原の目の前に突き出して見せびらかす。それをまじまじと見て、菅原は衝撃を受けた顔で俺を見上げた。
「ほら、はやくしなさい。そのいやらしいお尻をこっちへ向けて、突き出すのよ」
「う、うう……」
「素直じゃないのね。どうせ言うことを聞く以外ないのよ。そうね、貴女が従わないなら、遥に罰を与えるわ。うんと苦しくてキツいやつを」
「わ……わかった、わよ……」
菅原がのろのろと動いて、尻を掲げる。その尻肉は淫液とローションでてかてかと光っていた。
「まだ口の利き方が覚えられないみたいね」
俺は尻たぶに指を這わせ、爪を立ててぎゅっと掴んだ。菅原が痛みに悲鳴を上げる。
「わか……っ、わかりまし、たぁ……。ご、ごめんなさいぃ……」
「そうそう、わかってるじゃないの。次は『いやらしいケツにお浣腸お願いします』よ」
「いや……らしい……。…………け、ケツに、」
ぐすぐすと涙声になりながら、それでも菅原ははっきりと口にした。
「おかんちょう、おねがいしま、すぅ……」
「はい、よくできました」
俺は天使のような顔で優しく微笑み、すぐさま浣腸の先を肛門にぶっ挿した。そして中身のグリセリン液をたっぷり、これでもかというほどぐいぐいとねじ込んでやる。
「あ、ああううううううう……」
腹の中がたぷたぷになるまで突っ込まれ、尻穴から汚いものがあふれ出しそうになるところを、命令して我慢させる。吉田に言ってアナルプラグで栓をさせ、腸がぐるぐるいってくるのを必死で耐えている表情を眺めて愉しんだ。
「私がいいって言うまで、出しちゃ駄目ですよ。……そもそもこんなところでウンチ漏らしたら、人間として終わってますよね。クスクス」
「……やだぁ……もう、やだぁ……ッ! おねがい、トイレ行かせてぇ……ッ! なんでもするぅ、なんでもするからぁ、トイレ行かせてぇ……!」
「ウフフ。……したいの?」
「うん……うん……! したい……のぉ……! おねがい、おねがいぃ……駄目、もう耐えられない……ひぐぐ、ううううッ!」
「本当に何でもするのね?」
「します、しますぅ……」
「貴女は私のペットよね?」
「はい、ぺ、ペットです……」
「今の言葉、絶対に忘れないようにね。じゃ、許してあげる。お風呂場へ行きましょう」
俺は菅原の拘束を解き、首輪の鎖を引いて、浴室へ連れて行った。
そして洗面器を転がし、その上に跨ってしろと命じる。
「え、えっと……」
「早く」
「う、うう……」
「何でもするって言ったわよね?」
「は、はい……」
菅原はのろのろと足を開いた。そして絶望的に下品な音を立てて、滝のように排泄した。どうしようもないほど汚らしい臭いがした。
「あ、う……ふああああああああ! あああ、んああああああああああッ!!」
俺は黙ってそれを眺め、吉田に言って、シャワーで綺麗になるまで洗わせた。
「……気持ちよさそうな顔してたわね、乃絵留」
薄く笑って、俺は指摘してやる。
菅原は失禁の瞬間、開放感と恥辱感で絶頂していた。身も世もなくよがりながら、涎を垂らしてイきまくっていた。
「くさいうんちドボドボ出すところ見られて、気持ちよくなっちゃったのね。乃絵留。この変態」
「………………」
菅原の顎をつまんで顔を上げさせ、放心して涙を流す表情を鑑賞した。
「おまんこがいやらしいおつゆでトロトロじゃない」
「ち、ちが……」
俺は菅原の膣に無造作に指を入れて掻き回した。べちょべちょになったおまんこにズルッと手が入り込む。思わず呆れ驚くほどの量の愛液が溢れていた。
「うんちする穴おもちゃにされて気持ちよくなってるくせに」
「な、なってな……! っ、ひぅ……っ!!」
手をずらして、今度は尻の穴にも突っ込んでやる。ぐにゅぐにゅに柔らかくなったケツの穴を軽く弄ってやるだけで、菅原はビクビクッと反応してイッた。
「か、はぁ……ッ! ひ、ぁ……ッ! んはあああああ!」
「ほら、私の言ったとおりでしょう。お尻の穴でイキまくる変態なのよ、乃絵留は」
「は、はひぃ……」
ぼんやりした瞳で、菅原は言った。
「き、きもひいい……。な、なんでこんなぁ……。はあぁ……。おかひい、おかしいよおぉ……。おひりがおかひぃぃぃぃ」
「もっと気持ちよくなる方法、教えてあげるわ」
俺は菅原の頭をよしよしと撫で、そして新しい薬を手渡した。プログラムセル――ブレインハレルヤだ。違法な電子麻薬で、セックスに使っても……かなりイイ。
「ほら、自分で入れてみなさい。多目的リングに……そう、そこよ」
「あ、ん、…………あ、なんか……」
カチリ、とセルを嵌める。脳神経に強制的に幸福感を流し込むプログラムが作動する。多幸感が快楽を助長し、混乱した感情が空しい愛情を汲み出す。ちかちかとまたたくようなクスリの刺激が飛び去ったあと、怒涛のように肉の快楽が押し寄せる。
その波に逆らえる者なんて……いるはずがない。
「あは……菅原、すっごく気持ちよさそう」
「あ……ぅ……」
ぽたぽたと涎を零しながら、宙に舌を伸ばし、ふらふらと頭を左右に揺らして、菅原はトんでいた。
「ウフフ。完璧にキマっちゃってるみたい。遥、こっちへ連れてきなさい」
風呂場にぬるめのお湯を張り、そこへ三人で入った。
くらくらトリップ中の菅原を間に挟んで、弄繰り回しながら抱き合う。
交互に唇を吸いあったり、乳首をこすり付けあったり、菅原の穴や吉田のに指を入れて悪戯したり。
「はぁ、……ああ、菅原とおまんこ擦り合わせるの気持ちいい……」
「ウフフ。私も混ぜなさい」
こすり合わせている粘膜にねじりこむようにしてチンポを挟む。にゅるにゅるした感触に左右から挟まれて、絶妙な具合のよさだ。
「あ、あっ、あっ……。百華様の、すごいかたい……。みんなの擦れあって、すっごくきもちいい……」
そう言いながら、吉田は菅原のアヌスに指をぐちょぐちょと出し入れする。
「あ、……ぐ、ひぐぅ……!! おひり、おひりぃ……」
「ウフフ。そろそろ挿れてあげる」
俺は水の中で体位を変え、菅原の菊門にペニスの先端をあてがった。
ぐに、と力を込めて腰を入れると、きつい輪を押し広げて、すぽん、と亀頭が入り込む感触がある。
「ん、ぅ……ぉ、んあああんッ!」
最初の部分を通り抜けると、あとは意外なほどやすやすと奥まで到達する。括約筋のすぼまりがペニスを刺激し、前後するたびにしごいてくる。
たまらなくなって激しく腰を動かすと、菅原は壊れたようになって感じまくった。ぞわぞわと身体を波打たせ、宙を引っかくように指を曲げて、淫語を連発する。
「おしり、ケツっ! さいこぉ、ひぐぅ! ちんぽ、ちんぽぉ……! はいってくりゅうううううっ! あひぃぃぃ!! おしりのあなにぃ、おちんぽぉ、でた、ああああああ!! でたりゅ、はいったりするとぉ、あ、たま、んなかぁ、きい、ろくなって、とぶぅ」
「ウフフ。乃絵留はアナルセックス、大好きみたいね」
「すきぃ、あなるせっくすだいすきぃ。おひり、おひりでんぐりがえるぅぅ!! あ、あはぁ、……い、…………っぐぅ」
本当に幸せそうな、完全に向こうまでぶっ飛んだ表情で、菅原はイッた。ケツを犯されまくりながら、これから何度も何度イくのだ。
「ヒグッ……!! あ、あ、あああああ! とま、とまんないぃぃ!! いぐのとまんないぃぃぃ!!!」
「アハハハハ……! 見ろよ、遥。こいつ壊れるぞ」
「あは……。菅原すごぉい……」
羨ましそうに指をしゃぶりながら、吉田が呟く。
そのまま菅原の肛門の中に射精した。射精したあとも興奮が収まらずに、もう一度、精子を擦りこむようにズボズボアナルセックスした。たまらないケツ穴の持ち主だ。
「はぁ、はぁ……本当、乃絵留のお尻の穴はセックスするための穴みたいね。どうしてお尻がこんなにいやらしいのかしら……」
浴室にマットを敷き、寝そべって三人で絡み合った。ローションで全身をぬるぬるにして、舐めたり擦りあったりしながら次々とクスリを入れ、チンポが硬くなったら菅原のアヌスへぶち込む。
吉田に双頭ディルドを与え、自分のマンコをえぐりながら菅原のアナルを犯させたり、肛門と肛門をつないで綱引きさせて遊んだりした。
菅原のケツ穴は白濁したねばつきでべとべとになり、何度も何度も中出しされて、身も心も、完全にアナルペットになっていた。
「乃絵留はチンポしゃぶるの好きね」
「ん、くちゅ……はぁ、はぁ……だいすきぃ……おちんぽしゃぶりすきぃ……」
菅原は口の穴に指や性器を挿れられると興奮する性癖のようだった。特にイラマチオが好きで、喉奥まで犯されて射精されるとうっとりと目を細める。
「思ってたよりずっとマゾで変態なのね、乃絵留。くちマンコ使われるの気持ちいいの?」
「はぃ……きもひいぃのぉ……。あ、あううう……けつまんこ精子あふれるぅぅ……。おなかぐるぐるいってきたぁ……」
髪をつかまれながら口の周りをべとべとにして、菅原は朦朧としたまま淫らな言葉を漏らしつづける。
「ウフフ。いいわよ、そのままひり出してイきなさい」
「あ、あああ……! でちゃう、お尻から精液でちゃうううッ!」
ブババッ、と尻穴から白い粘液を飛ばしながら、菅原は夢中でペニスにしゃぶりついてきた。そして喉奥に射精されながら、全身を震わせて絶頂した。
まるでその肉体が一つの管であり、口から精液を流し込まれて尻から出すだけの存在のようだった。
「アハハハハ! ケツから精子逆流させながらチンポしゃぶってイクのか? 貴女って信じられない変態よね、乃絵留!」
「ご、ごめんなさい……百華様ぁ……」
「いいのよ、乃絵留。自分を否定しないで。快楽を受け入れなさい。お尻の穴でイキまくって蕩けなさい。チンポしゃぶる道具にされて幸せを感じなさい。本当の貴女は、そういう変態なのよ」
「うん……」
菅原は茫洋とした瞳で、ぼんやりと宙を見つめていた。
「私、変態なの……。すごい、気持ちいい……。なんか……しあわせ……」
「乃絵留。私の奴隷になりたい? もっとセックスで狂いたい? 玩具にされたい?」
「うん……はい。私、百華様のおもちゃになるぅ……」
俺はにやにやと笑って、菅原の頬にキスをした。可愛い、可愛い性処理ペットがまた一人増えた。
「じゃあ、これを着けなさい。約束のしるしよ」
俺は菅原に金色のピアスを渡した。
乳首に穴を開けて、それを通せと命令すると、菅原は躊躇わずに頷いた。
――すべては、計画通りだった。
(END/呼び声、最終部へ続く)