萌x田代
「こんなに……………濡れているのに、入れるのが怖いの?」
クチュリと指で田代のヒダを少し割り開くだけで液体が漏れてくる。
石津が薄っすらと笑いを浮かべた表情で指を動かすと、田代は縛られ動けない手足を力の限り引いて
襲ってくる快楽に耐えた。すでに何度行った行為か分からないが、今の田代にはそれしか出来ないのであった。
「ひやぁ、もう、やめ・………………て…………」
赤面した顔を涙でくしゃくしゃにして懇願する田代。
ゆっくりと侵食してくる感覚に必死で耐えるのだが、心のどこかで心地よさに身を任せろという自分が居るのだった。
田代のヒダを丹念にさする石津の指には油のように蜜を吐き出しつづけていた。
「ねぇ……………私がもらっていい?」
石津の人差し指と中指が田代の奥にゆっくりと進んでいくと、坑内に溜まる蜜がドッと溢れる。
滑りを良くして痛みを和らげようという本能が働いただけであるが、それすらも今の田代には快感と恐怖の行為であった。
「やだ……・……入ってくるのが………はぁっはぁっ………やだ、やだぁ!」
「うふふふふ、その表情、可愛い…………」
ゆっくり、ゆっくりと入り込む石津の指は、まるで男性器になったように、
敏感に石津に柔肉の感触を伝えていた。
始めて異物を飲み込む肉は柔らかい中にも処女の硬さがある。
しかし、別に女性の肉の味など知らない石津にとってはそんなことは知らない。
ただ、ぬめる熱い柔肉の感触を蹂躙することに没頭していった。
一瞬、田代の目が見開き、身体が大きく跳ねる。そのままブルブルと身体を振るわせる。
涙がこぼれ、喘ぎを発していた口からは、あっあっと短い嗚咽を続けていた。
田辺の中に入った石津の指には吐き続けた半透明の蜜に混じって赤いモノが混じっていた。
「・………おめでとう、田代さん。ここからは女になったお祝いをあげる。」