ぴちゃぴちゃ ぴちゃぴちゃぴちゃ  
 
「あああぁ、いい、むっちゃ気持ちええ、ああ」  
 
目の前に跪く女が肉厚の唇がやさしくペニスの先にキスをし、亀頭の周りをチロチロと舐めだす。  
その瞳は至極真剣に、それでいてどこか熱に浮かされたような表情を見せていた。  
もっとも、自分自身によって開け放たれた顎、刺激を追及するためのすぼめられた頬からは  
正確な表情は読み取れない。  
 
「うあぁ、あ」  
 
クラシカルな壁に背を預けた跪かれた少年は、何かを求めるように両手を彷徨わせると  
その濁りきった真摯な眼差しに吸い寄せられるかのように跪く女の後頭部に添え刺激を促す。  
舌先がきゅと尖ると、亀頭のかさの裏をつつき黄色く異臭をだす恥垢をうっとりと舐め取っていく。  
女はためらうことなく、次々に恥垢を舐めとり、食べてとってしまうとようやく口を離し  
その、からし色のバンダナを巻く少年に、陶酔するように、あるいは心酔するようにうっとりと問いかけた。  
 
 
「気持ち良いですか?横島さん」  
 
両手を床につけ、幼い少女のようにその場にへたりこみ  
時折、自らの唾液にまみれた男性のシンボルに目を移しながら返事を待つ美女  
魔鈴めぐみを見ながら横島は考えていた  
いったい、自分は何をしているのか、と・・・・  
 
ホントダヨ  
(いい、っていったらもう一回してもらえるんやろか?)とか  
(このまま本番までいくぞ(#゚Д゚) ゴルァ)とか  
(*´д`)とか考えてないよ  
ウソジャナイヨ  
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  
 
そう、これはただの『おつかい』だったはずだ。  
 
事の発端はしばらく前、《オレの》美神サンが西条のクソ野郎とのデートから帰ってきたときあたりからだろうか・・・  
そもそもあの糞ロンゲ、オレが毎回死ぬ思いして働いてるのも、そのくせ時給250円しかないのも、その割りに  
最近お仕置きがヒステリックになってきたのも ス ベ テ あのクソ女をあんな事やそんな事にして  
そんでもってそんでもってアハーンとかイヤーンとかチチとかシリとかフトモモとかがオレのものになったりならなかったり  
するハズなのにっ!そうにきまってるはずなのにっ!わぁーん、美神サァーーーン、せめて揉ませてーーっ!!  
と、飛び掛っても叩き落されるだけだった。もしやっ、オレの愛が通じたかっ!!というわけでもないらしく  
 
「・・・馬鹿・・・血を拭いたら帰りなさい、それから明日休みねっ」  
 
と、悩ましげな顔で短く告げたあと私室に去っていったのが先日のこと。  
われらが女社長は苦渋の決断を下した凄腕GSのような表情で丁稚のオレに言い放った。  
 
「魔法料理店『魔鈴』に「クスリ」をもらいに逝くことっ、いいっ、他言は無用、詮索も無用。  
寄り道したら殺すわよっ、いいわねっ!」  
 
そのあともぶつぶつと、ナイトランプがああだのガウンがどうだの勝負に出るべきかだのと独り言を囁いていたが  
機嫌を損ねる前に退散し、瀟洒で怪しげなレストラン『魔鈴』の扉を叩いたんだ。  
 
「あら、おはやいですね。もう少し時間が掛かりますから、ご自由にかけてお待ちになってくださいね。」  
 
ノックをし、休業を表すメッセージの掛かった扉を開けると厨房の方から鈴を鳴らすような声が聞こえた。  
使い魔の猫に案内されたテーブルを無視し、挨拶に向かうとそこには綺麗なお姉さん魔鈴サンの姿が見て取れる  
 
「失礼しまっーす、イヤーそれにしても魔鈴さん美人サンですねっ」・・・アイサツダヨ?  
 
「あらっ、横島さん・・・ふふっ、相変わらずですね、ヒトはそんなに変われませんよ?」  
 
「そんなわけないっスよ、美人三日あわざればカツモクして見よ、ってゆうじゃないっスか。  
昨日より今日、今日より明日、できれば共にベットの中で迎えた方が美人に見えますよ  
どうですっ、ボクと夜明けのコー「フギャー」ッッテー!!なにすんじゃクソ猫っ!!」  
 
「あらあらお上手 ふふっ、貴方のそういうところは嫌いじゃありませんよ・・・それだけですけど。」  
 
くっ、ね〜こ〜め〜 などと思いつつ美女の手元を覗く。白く美しい手が洗い場で翻るさまは、健康的な  
魅力を感じて好きだ。ぜひオレのものにしたいという野望と明日への活力を与えてくれる。イイ。とてもイイ。  
そんな他愛ない会話もそう続くわけではなく共通点の多いとはいえない二人、沈黙を嫌い  
何気なく「これ・・・ナンスか」などと『禁じられた』話題をふって盛り上げようとしてしまった、それが多分『はじまり』。  
 
事態は動き始めた・・・・魔女の微笑を華に添え、魔女の鈴を鳴らすようなソノ美声を呼び水に  
 
「ふふふっ、これはですね・・・・・素敵なクスリですよ?多分、貴方に・・・横島忠夫サンにとって、ね」  
 
・・・・それは魔鈴さんの予想をも裏切って・・・・・・  
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  
 
はて、素敵なクスリ?金儲けにでもなるんだろうか?美神サンの欲しいもののはずだし・・・  
でもオレがの為になるんだよな?惚れ薬とか?・・・美神サンが惚れ薬?安い給料の代わりとか?  
まさか・・・でもアノ人が使うとは・・・じゃあやっぱりオレに・・・等と都合のいいことを考えるオレに  
魔鈴さんは嫣然と微笑みかけながら言った。  
 
「好奇心旺盛な横島さんにサービスです。褒めてくれたし・・・ふふっ、情熱のクスリを少し「フギャッ」あっ!」  
 
思考に捕らわれたオレはクソ猫の尻尾を踏んづけてしまった。猫は先ほどから魔鈴サンが  
時折『何か』を刻んだものを投入しつつぐつぐつと煮込んでいた、今は冷やしている鍋の方に飛びはねて・・・  
 
ガシャン がらがらがらん  
 
「きゃーーーっ!!「大丈夫ですか!!??」ヤダッ!!」  
 
驚き、転んだ魔鈴サンにまるでドリフのように素敵なクスリがぶちまけられた。どう見ても大丈夫なわけはないが  
こういうときに大丈夫か?と問いかけてしまうのは何故だろう。  
呆然とへたり込む魔鈴サンの「来てはいけません、調合は成功したはずですが。何かあるかも・・・」  
などという静止の忠告を無視して駆け寄る。当たり前の選択だ・・・美人だし。  
 
「すみません、大丈夫ですか、怪我は?危ない薬物なんすか?人を呼びましょうか?」  
 
焦りを隠すことが出来ない自分に腹が立つな・・・くそっ、だからモテナイのか・・・。  
どこかぼんやりとあわてる自分を見つめていた魔鈴サンは何故か熱に浮かされたように本当に不思議そうに問いかけた。  
 
「・・・なぜ?」  
 
と。  
 
「なぜ?・・・助けようとしたの?・・・それはなぜですか?・・・怖くないの?」  
 
矢継ぎ早に問いかけてくる魔鈴サンに困惑しつつ答えるまでも無い答えを口に出す  
 
「なぜ・・・って当たり前じゃないですか、そんなことより今ちょっと頭打っ「そんなことじゃありません!!  
魔女なんですよ?私は魔女なんです!!そしてこれは魔女のクスリです、『そんなこと』で済まされること  
じゃないんですよ?怖くないんですか?魔女はっ、呪いはっ、あなたもGSなら解るでしょう!!」  
 
美人は怒っても綺麗だ・・・そんな間抜けなことを考えつつ錯乱状態といえるかもしれない魔鈴サンを  
諭すことにした、お話にもならないし、このクスリについても聞かなければ・・・  
へたり込んだままの魔鈴サンに合せて屈みなだめる・・・ただし、出来る限り優しくしようと気をつけながら。  
 
「落ち着いて聞いてください、魔鈴サン。当たり前でしょう?友人でしょ、僕たち。困ってたらたすけんのが  
あたりまえです。小学校で習ったでしょ?「あのっ、そういうことじゃなく」あっ、魔鈴サンがなんといおうと  
僕らは友人ですからね?ともだちですよ、トモダチ。当然魔鈴さんが望むんならそれ以上でもいいんですよ?  
むしろ、トモダチ以上のがいいかな?なんちって、はは・・ははは・・・は、ハァーン、もう恋人いるんスか?  
いるんすね?アイツかロンゲー、西条殺す、この手で息の根を・・・・・・  
                                   ・・・・・・面白くなかったっスか、すいません」  
 
・・・こんなところが限界か。真剣な眼差しに耐えかねて言葉をきる折れに彼女は静かに語りかける。  
 
「あなたは・・・変な人ですね・・・・・・私が考えている以上に・・・可笑しな人です・・・・・・こんな人ははじめて  
・・・・・本当に可笑しな人・・・」  
 
奇妙なほど真剣な眼差しでコチラを見つめる魔鈴サンはへたり込んだまま折れを立つように促し不意に  
そばの壁に折れを押し付けるように体を入れ替えた。そしてだんだんと熱を帯びてきた瞳をこちらに向けいった  
 
「西条さんの話でしたか?アノ人はそんな関係じゃありません、男性には興味は左程湧かずに・・・ええと  
いい年して恥ずかしい話ですがあまり経験は・・・・それから・・・ああ、クスリの効果ですか。まだ話してませんでしたね  
・・・それは、ですね、素直になるクスリです。とても素直になるクスリ・・・自白剤のような美学が無い薬でも  
惚れ薬のようなエゴでもない、純粋な心をさらけ出すクスリ。・・・そう、例えば小学生のようなメンタリズムしか持たない  
ような女性が・・・たとえば、そう、たとえば丁稚奉公のような少年を口説く時などに使えますね・・・・  
・・・だから何の問題も無いんです、この気持ちは嘘じゃない、本心なんです・・・本当ですよ?  
 
・・・貴方が好きです・・・・好きになりました・・・ゴメンなさい・・・好きになって・・・・しまいました。」  
 
呆然とする折れを見上げ、ジーンズのベルトのバックルを外す。熱に浮かされたように「貴方が欲しい」と囁きながら  
うなだれるペニスに唇より先に口付けし、彼女の言うことが正しいのならば、まだろくに愛の言葉も囁いたことの無い口に  
その男性自身を含ませた・・・・・本当にうれしそうに目を細めて、幸せそうに 貴方が欲しい と語りかけてきた。  
ただし、言葉は使えずに。  
 
 
 
そして初めに戻るわけであった、つづく・・・・あと、出来ればエロく。  
 
 
 
跪いた女は困惑する少年を見上げ思った。  
嗚呼、こんなに充実した気持ちになったことが今まであっただろうか、と。  
もう思い出せないくらい昔、はじめて悪魔を見た。お前は特殊な人間だ、と。  
これはお前に対する呪いの言葉だともいっていた。そのほかには、それはとても黒かったことだけは覚えている。  
そして、その日以来、そのことを周囲に告げて以来、私は一人だった・・・ただ一人の魔女として。  
自分は特別なのだ、総て凡人がいけないのだ。そう思った私は魔術の都プラハに旅立つ。  
今思えば『いけ好かない東洋人』のレッテルを貼られるためだけに。  
ああ、イギリスは良かった。理解してくれると思わせてくれた人が居て。満たされたと誤解したやさしい日々で。  
あの言葉を聴かなければよかった、総て上手くいっていたと思ったのに・・・・。  
 
「なぜ、魔女をかまうんだ?アレはいけないものだ、闇のものだ、君の経歴に傷がつくぞ、西条?」  
「ノーブレスオブリージ、貴族の義務って奴さ・・・僕はのし上がる、選ばれたものとして、上に立つ人間になる。  
魔女ひとり扱えないで如何する?上に立つ人間には器が求められるんだ、それは義務でもある。  
考えても見ろ?魔女を従え・・・・・・・・・・・・」  
 
私はこのとき確かにはるか昔に虐げられた魔女たちの慟哭を聞いた・・・『この世は地獄なのだ』と  
 
この男は祖国で愛を失う。逆恨みと知りながらその占いを信じて暗い喜びのために舞い戻った日本。  
そこで信じられないものを見た、私は魔女なのに、魔女であるはずなのに、どうしてこの少年は・・・・。  
好意を抱いた。ほんのわずかな好意。私の心から絶望を拭えないはずの好意。その好意に私はすがった。  
あのクスリにぶちまけられた情熱のクスリという名の媚薬に属するものの力を借りて  
ほんのわずかな好意をもとに作られた簡単な愛に。  
 
たかが1分にも満たないインスタントな愛情に捕らわれることを選んでしまった女、魔鈴は  
少年に迷惑を掛けることは解っていても、止められなかった、止めるつもりもさらさら無い。  
 
「横島さん?・・・・良くなかったですか?逝けませんか?・・・・・なら・・教えてください。舌の使い方、口の使い方。  
・・・・・・・・・お願い、貴方が欲しいの・・・・・良くなって?・・・私を使って?」  
 
・・・もう、一人は嫌だ。  
・・・この絶望から解放してくれる人が目の前に居るんだ。  
 
 
展開についていけなかった為、今までのこと振り返っていた少年。横島は徐々に事態を理解し始めたようだ。  
ただ、だからといってこの煩悩少年がこの異常事態を冷静に解決できるはずもなく  
始まったばかりのこの淫らで稚拙なお遊戯が終わるはずも無かった。  
 
「ウォーーッ!!なんだか知らんが折れの時代がキタ―――(・∀・)――――ッ!!!  
マジっすか?マジっすか?こんなことあっていいんすか?気持ちいいっす、むっちゃ気持ちいいっす。  
ウォ――ッッ、魔鈴サァ――ン!!」  
 
そして、髪が張り付きチャームポイントの泣きボクロの隠れてしまった美貌がその声に導かれるように  
横島のペニスを再び飲み込んでいった。  
 
あむ ぴちゅるるる、ぴちゃ  
 
「あっ、あぁぁあ、ええよー、ぁあぁ。」  
 
スポンジが水を吸うように、上目遣いに横島の表情を見て淫らな知識を実地学習する魔鈴  
床に突いていた両手はいつの間にか横島の局部、右手が陰茎の根元を優しく擦り、左手は陰嚢をマッサージしていた  
イマラチオをする技術もなく、そのチロチロと陰茎を這うピンクの舌だけでは逝かせる自信もない魔鈴のフェラは  
横島のペニスをしゃぶり、裏筋を舐めあげ、そのピンク色の唇で甘く締め付けることを不規則に間断なくに繰り返すもので  
小振りの愛らしい頭は絶えず動き回り、そのたびに唇はめくれ、大きく開いて飲み込み、隙間から舌を這い出させている。  
 
ちゅぶ ちゃぶ ちゅぶぶっ ぴちゃぁっ  
 
と、独特の水音をワザと出すようにして行われるその行為は、まさに横島を排泄させるためだけの行為だった。  
魔鈴の桃色に染まった頬は、淫靡な思考に捕らわれたことを物語っているようにも見えるが  
その瞳は油断なく横島の顔を観察するだけの理性を宿している。  
その横島の表情からもう間もないことを悟った魔鈴は一旦その唇でペニスを締め付けつつ抜き取り  
唾液で淫らな橋を掛けた後、溜め息をつくように優しく囁きかけた。「飲ませて?」と。  
 
ずちゅるるううっっ  
「ああ、逝くっ!!」  
 
ささやいた直後、激しくむしゃぶりつき口腔の奥までペニスをうずめつつ精液を一滴も逃すまいと吸い上げる  
情熱的なディープスロートであっけなく逝かされた横島の目に映ったものは、ケホッっと少しむせたあとクチュペチャッっと  
横島に見せ付けるようにして精液を咀嚼し嚥下する魔鈴の淫らな精飲と  
見るものを捕らえて離さないほど妖艶な『魔女』の微笑だった。  
 
女は身体をやや重たそうに立ち上がらせつつ思った。  
このクスリがこんな素敵な事に役立つなんて・・・・  
思えば昨日から笑いが止まらない、あの電話を取ってから。  
 
『西条はくれてやる、だからクスリをよこせ』  
 
確か、こんな内容だっただろうか?何しろ幸せの絶頂にいたので良く覚えていない  
あの男が愛した女が昔知り合いだった少女であり、超一流のGS美神令子だと解った時も笑ったものだ。  
私を『魔鈴めぐみ』としてではなく『魔女』としてしか見てくれなかったあの男、西条輝彦。  
知能、容姿、家柄、霊力、全てにおいて一流であり、自らが望む『超一流』にはなれなかった男は  
美神に何を求めたんだろう、限界を知らなかった頃、上を目指せばよかった頃に戻りたかったのか  
自分が越えられなかった壁を越えた女を『従え』たかったのか、あの男は結局自分以外愛せないのだ  
そうに決まっている、私を愛してくれなかったのだから。  
あの電話の後、『いらない』といわれた西条がこのレストランでワインを舐めながら自分のエスコートを  
自画自賛するさまを見ながら空想を遊ばせるのは最高だった、ようやくこのときが来た、と。  
 
コイツはどんなミスを犯したんだろう?  
軽蔑する男に愛しの女をさらわれたと解った時どんな顔をするんだろう?  
追い討ちを掛けてプライドをズタズタにしてやろうか?  
 
・・・・・・・・それとも、心の傷につけこんで・・・・・飼ってやろうか?  
 
そんなことも、もう終わり。もう、使い魔相手に独り言のような悲しい談笑をすることもない。  
レストランで人の温かさで満たしてくれる客、その客の最後の一人の背中に向かって  
『行かないで!私を一人にしないで!!』と微笑みながら嘆くことも、もう無いんだ。  
私は幸せになったんだ、今までそんなつまらない喜びに浸っていた自分を哀れにすら感じるほど幸せに。  
冗談めかして『素敵なクスリ』といったあの薬。  
間違いなく自分の最高傑作だ、もはやどうでも良くなったあんな男と引き換えにくれてやるつもりは無い。  
価値の無くなったものと取引する義務など無いのだ。  
 
魔女はそう自分に言い聞かせ、目の前の少年を籠絡することを心に決めた。  
もはや諦めていた幸せのために。  
 
 
恍惚の表情を浮かべる魔女は少年には脱がせにくいだろうと判断した服を脱いでいく  
 
・・・出来れば脱がせて欲しかったのだけれど・・・ああ、今日の下着は純白でよかった・・・・  
 
そんなことを考えつつ目の前でトリップしナルニアの父母に大人になったことを告げる横島を見つめる魔女。  
彼女にはまだやるべきことが残っていた、自分に近い者ほど忌避するこの少年の歓心を買わなければ・・・  
そう、自分はこの少年にとって悲しいことに『ただの女』でしかなく、素晴しいことに『魔女』ではないのだ。  
自らの足の編み上げブーツの脱ぎにくさを彼女は心の底から憎悪した後コルセットを取り服を脱ぐ。  
それに気づかず目をつむりながら顎を上げ、涙を流しわが身の幸運を神仏に感謝する愛しい少年  
 
・・・・・・・・・・心が引き裂かれそうだ。  
 
決して声には出さずに「まぶたの裏に私はいないの!!」と叫び嫉妬に狩られ神に憎しみの言葉を並べながら、  
夢見心地の表情で「魔鈴さぁ〜ン」とつぶやく少年をあっさりと許しパサリと服を床に落とす。  
『美しく白い』とでもいおうか、磨きぬかれた高価な大理石を思わせる白い綺麗な肌、服の上から見たときより  
やや大きめな乳房を包むのは装飾はささやかでシンプルなデザインのやはり白いブラジャー  
その下、腰はミツバチのようにぐっとくびれて女性だけが持つ美しい曲線を描いていた。  
そこに掛けられたガーターベルトはレースで艶やかに飾られた白、それに釣られたやや厚手の  
ストッキングも白であり、当然のようにおとなしやかなショーツも白・・・全て白であり、それはまるで  
横島染められるのを待つかのようでもあり、その持ち主の魔女はかつての自分の選択に狂喜した。  
「純白の私を早く貴方に染めて」と。  
 
「ああっ、これは夢?幻?ううっ、最高やっ、夢なら醒めないでぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」  
 
魔女は服を落とす音に気付き歓喜を歌う愛しい少年の声に聞き惚れながらその意味に全力で同意する。  
これは夢ではないのだろうか?こんなに全てが上手くいって良いのだろうか?と、ただ彼女は間違っており、  
ショーツの一部が持ち主の身体の歓喜と期待の涙で濡れており、『純』白とは言い難いものであるに気付いていなかった。  
 
目を血走らせて跳びかかろうとする少年を白い人形のような手で押しとどめ魔鈴は尋ねた。  
 
「私が・・・欲しいですか?」  
「生まれる前から愛してましたーーー!!ホシーーーー!!ヤ〜ラ〜セ〜テ〜〜〜〜!!!」  
 
ティッシュより薄っぺらなその言葉を聴いた魔鈴はそれでも嬉しそうにはにかみながら少年の手を背中に導く。  
 
「ホックは貴方の手で外して・・・ねっ、横島サン?」  
 
魔鈴はつま先で立ち、肢体を少年に摺り寄せ、左の頬と頬を触れ合わせながら、  
女性の扱いに慣れていない少年を好ましく思いつつ囁いた。  
焦った少年が悔しそうに「ううっ、何故外れん、このっ、このホックがっ、はやくしないとっ、折れの青春が〜〜」などと呟く。  
 
全く解っていないのだ!この『私の』少年は!!この期に及んで!!!  
 
耳に滑り込む少年の吐息に脳を蕩けさせそうになりながら魔鈴は愛しい少年をもっと困らせてやることにした。  
Gパンの足と足のあいだに白い足を差し込み目の前で揺れる甘そうな少年の耳たぶを優しく噛む。  
「あうっ」という声と共に耳に吐息を吹き込まれた魔鈴は感極まったように横島の頭をかき抱いた。  
そして、いまやはっきりと解るほど上気させた肢体をかすかに、たしかに上下に動かしながらこすりつつ  
耳朶を甘噛みするだけでは足りない、といわんばかりに少年の左耳を舐め、しゃぶり、そして舌を耳の穴に挿入し  
暴れさせる。そしてその合間に少年の脳を犯すように呟く。  
 
「私は逃げませんよ・・・焦らないで?横島サン」  
 
熱く甘い吐息を吹き込むことも忘れずに・・・・  
その言葉は正しくは「私は逃がしませんよ・・・絶対に、ねっ?横島サン」なわけだが。  
『どうして折れは服を脱いでないんだーーーーー!!』という魂の絶叫は、耳への愛撫によってため息に変えられていった。  
 
ようやくホックを外した少年は名残惜しそうに、そのやわらかい女の身体を離しブラの肩紐を左右に落とす。  
拘束から解き放たれあふれ出た豊富な乳房、それは白く艶やかで瑞々しさにとみ、経験の少なさをものがたり  
その先端にある鮮やかな桃色の乳首は、これ以上なく硬く勃起してその存在を誇示していた。  
・・・・・・・・・ただ、その胸部は健康的な色気とはとてもいえないほどの卑猥さをはらんでいたが・・・・・・・・・・  
それを見た時には既に少年は「っ魔鈴んさあぁ〜〜んっ!!!」と叫びながらその猥褻な胸の中に飛び込んでいた。  
この少年の思考の片隅に残った理性はふと思った。一人寂しく左手を愛していた時、夢の女性はどうだったろうか?と。  
頭の中に広かった舞台はこんなに明るいところではなかった、  
もう顔も思い出せない女性は恥らって「・・・・・見ないで」と呟き欲しくて欲しくてたまらないものをすぐに隠してしまった。  
ところがどうだ?目の前の愛欲の魔女は?  
その身を惜しげも無くさらけ出し、成熟した雌の肉体美を誇らしげに与えてくれる。なんて素晴しいんだろう?と。  
少年は左手で女を固定し向かって左の乳首にむしゃぶりついていた。  
 
あむっ ぺちゃぁっ ぴちゃぴちゃ カプリ  
「ぁあうっ、ゥああぁ・・ぁぁ~きもちいぃ あぅっ」  
 
それは荒々しく稚拙で、女を喜ばせる技では決してなかったが少年を狂愛する魔女には耐え難い至上の愛撫だったのだろう。  
面白いように反応し、仰け反り、快楽を歌う腕の中の魔女。  
その声に導かれるようにして、戯れに触れることの出来た『アノ女』の張り詰めたゴムマリのような乳房とは違う  
ただただ柔らかく、淫靡で、自在に形を変える生々しい淫らな肉塊を楽しんでいた右手を握りつぶした。  
 
「・・・ぁああううっ・・・」  
 
声が1オクターブ高くなり艶やかなうなじをさらしながら仰け反る魔女。  
その姿に心躍らせた少年は掌をくすぐっていた硬い乳首を強く摘んでひねり上げ目の前の魔女に啼くようせがんだ。  
優しくすることなど露ほども考えず、ただ、その甘い声が途切れるのを嫌って・・・。  
 
このときには既に少年の頭からは 『アノ女』 赤い髪の現実とはかけ離れた性格の左手の恋人は  
目の前のリアルで淫らな肉欲の魔女に駆逐されていたようだった。  
 
 
そう、ついさっきの事だった。  
私の胸を蹂躙しながら微笑を浮かべていた少年。  
幸せだった、それだけで良かった、彼が私を欲しがっている・・・鋭い痛みはその眼差しだけで快楽に変わった。  
いや、痛みが消えたわけではないか・・・まだ少し熱っぽく痛んでジンジンするのだから・・・・。  
問題はそのあとだ。  
たしか私は彼の頭を抱きしめたのだ・・・だって、こんなにも愛しいのだから。  
その時、彼に与えていた乳首が弾けたのだ電気にも似たものがそこから体中に波及して・・・私は・・・・。  
アレが、絶頂か?  
一人の寂しさを誤魔化す為に耽溺した夜の秘め事でもあんな風にはならなかった気がする。  
それなりに満足する結果は得ていたはずなのに・・・。  
 
羞恥心は無くなっていないのに一度も「恥ずかしい」とも「やめて」とも言わなかったこの魔女は  
はたして、自分が『あのクスリ』を浴びたことをこのとき覚えていただろうか?  
 
乳首を噛んだ少年はぐったりする魔女を膝立ちのまま抱きしめるようにして位置を変える。  
少し後悔した様な表情の少年は慈しむように右手がつけた乳房の鬱血と甘噛みした乳首を舐めはじめた。  
女が意識を取り戻すのを見取って少年の舌は陶磁器のような肌の中心を滑り降りてゆく、臍を通過してそのしたへ。  
濡れていた。  
髪と同じ色の陰毛とその下にある『女』を隠す機能は放棄したショーツ  
はっきりとショーツ越しにでもわかる溢れた愛液は重力に従って内股を伝いストッキングへ  
少年は愛液の行方をそれ以上目で追うことは出来なかった。  
だってそうだろう?この淫らな芸術から目を逸らす術は少年は持ち合わせていなかったのだから。  
やや強引に膝と膝を開かせ唾液で濡れた舌でその形を確かめるように愛撫する少年の耳に猥雑な音が吸い込まれる  
 
ぴちゃぴちゃぴちゃ   
 
「あっあっあっ ぁああっ きもちいっ 気持ちいいのっ」  
 
再起動した魔女の嬌声に気分を良くした少年は布越しに秘部の陰核があるであろう部分をすすり上げた  
場所がはっきりと解るほど勃起したそれを。  
 
「っぁああぁぁぁ・・・」  
少しかすれた声をあげ、壁を指で少し掻く魔女。  
それを尻目に行為を続行する横島はガーターベルトの下から履いていたショーツを指で引っ掛け片側に寄せる。  
艶やかに濡れるそこは使い込まれていないことをあらわすようにピンク色で少しだけ敏感な部分が顔を覗かせた。  
ニチャッと言う音と共に指で左右に広げると視姦される快楽に酔った魔女の吐息と共にやや白く粘つく濃い愛液がたれ足元に消える。  
淫らに息づく美しい食肉植物にフゥッと吐息を吹きかけると魔女の痙攣と溜息と共に華はいっそう潤んだような気がした。  
「・・・・これは折れのモンや」独占欲に満ちた言葉を聞きながら少し前は同じような逆の体勢だったことを思い出した魔女は  
彼が自分にしたように少年の黒髪に撫でるように触れた。  
ずじゅるるるるぅ  
吹き零れる愛液をむしゃぶりつく様に啜り上げる、卑猥な音に感極まったように魔女は泣き叫んだ。  
 
「ぃひっ いいっ ぃいいのおっ もっとぉ もっとぉ おねがいっ !!  
んああぁっ ぃいいっ あっあっ いひっ らめぇっ らめんなっちゃぅ !!」  
 
魔女を犯すように伸ばされる尖らされた舌は陰唇を掻き分け膣内で激しく蠢動し、腕は仰け反り暴れる魔女を征服するため  
左右の柔らかい水桃のような尻たぶを跡を残すかのように強くつかみ無理やり固定していた。  
抵抗する自由を奪われた魔女は心からの喜びと歓喜の笑みと共に暴れ、仰け反り、悲鳴を上げる。  
もっとして、犯して、と。  
そんな嬌声に導かれるようにして女の内腿を伝う愛液に馴染ませた中指をずぶりと濡れそぼる陰唇に突き刺しくちゅくちゅとかき回す。  
指を時折くの字に曲げるのはどこで覚えたのだろう?  
自己主張の強い突起に優しく犬歯を立てた時「ヒッ―――――ッッ」と声にならない叫びを上げ全身を震わせながら再び魔女は達した。  
快楽に濁った虚ろな眼差しを何もない空間に彷徨わせる魔女。  
少年、横島は彼女の膝の裏を抱きかかえるようにしてM字に押し広げながら立ち上がり問いかける。  
「ゴメン、魔鈴サン、もう限界だから、いい?」  
実際にはそれは只の確認で、涙を流し涎を垂らす魔女にはあまりにも無意味だった。  
両者はここで、今日初めて軽く唇と唇とをあわせる。魔女にとっての宣誓であり、少年にとっての何かの分岐点のような、そんな口づけを。  
 
身体が熱を持ってだるい、このまま融けてしまいそうだ。  
背中と膝の裏、この三点で空中に縫いとめられる魔女は重い頭を重力に任せてやや傾けながら考えていた。  
 
どうしてあんな軽い接吻だったんだろう?  
乱れすぎたのがいけなかったのか?  
それとも、まだ精液の香りがしたんだろうか?  
 
アノ苦い味を思い出す、食道に絡みつくようにして私の深いところに落ちていった精液、  
その生臭さを思い出しンクッっと咽喉を鳴らす。まだ私の中にこびり付いているようだ。  
なんてステキ  
ぺろりと唇を舐め、手を億劫そうに少年の首に巻きつけ飽きることなくその表情を眺めていた魔女である私。  
「あれっ?あれっ?はいらないよー」  
両手がふさがった彼は若さを主張してそそり立った其れをグニグニと私に押し付ける。  
はっきり言って情けない表情をする少年、キスの時のまじめな表情よりこちらの方が愛らしい。  
そう思いつつ惜しみながら首の手をほどき自らの秘部と少年のペニスに添える。じらされるのも限界だ。  
「焦らないで・・・しっかりと、ねっ?横島サン」  
貴方を私に頂戴・・・とは言わずに目を細めながら囁く。忠夫サン、と呼ぶのはまだ早い。  
愛しい少年を自分の手で男にするその行為に酔いしれ目を細める魔女である私。  
背中がこすれる感触、体重がその腰に移される感覚、そして少年の喘ぎと  
 
ぐじゅり  
 
という音と喩え様もない快楽と幸福と・・・私の心をよぎる様々なものと共に、目の前の少年は男になった。  
そして多分私はこのとき実に久しぶりに、本当に思い出せないくらい久しぶりに、魔女からただ一人の女になったのだろう。  
 
ようやくペニスで食肉植物を貫いた男はあふれた樹液でジーンズを濡らしながら感動にむせび泣いていた。  
「あったかいなー、柔らかいなー、折れのや、これは折れの女や」  
素晴しく見事に自分勝手な台詞を吐く男を貫かれた女は嬉しそうに微笑みながら許していた・・・。  
 
女、魔鈴の中は肉欲に熱く蕩けていた。  
入り口は強く締め付け横島を離すまいとしているよう、その奥の膣内の熱く熱せられた肉襞は  
搾り取るようにうねうねと蠢き「より中へ」「もっと深く」と誘う。奥まで収まると横島の亀頭の先に  
その肉壺の最も深い底の存在が感じられた。  
そう、肉の壺だった。横島のためにあつらえられたような、淫蕩な肉壺。その魔鈴の容姿とは裏腹に  
潤沢にぬかるみながら男をきつく締め上げる。  
それは果たして魔鈴が快楽を貪る為のものなのか?横島を楽しませるためのものなのか?  
少なくともこれから先、その淫靡で美しく弾力に富んだ肢体とそこに息づく貪欲な食肉華を  
欲望に任せ踏みにじることが許されるのは横島ただ一人だろう。  
たっぷりと情感を含む息をつきながらペニスを舌の口に飲み込んだ魔鈴は再び腕を横島に絡みつかせて  
今度は先ほど愛撫した耳とは逆の耳の少し手前をチュッっとくちづけし、その奥に向かって吐息を吹き込む。  
 
そのままでいいの?  
 
首筋を伝う汗を視界に捉えながら横島は動き始めた、もはや見なくても解る女の顔  
余裕をたっぷり含んで妖艶に嫣然と微笑んでいるであろう、その顔を思い浮かべ。  
もう一度快楽の泥沼に引きずり込んで余裕を消してやりたい、処女ではなかったこの女の顔を  
性交と、性交を与える自分と、その自分との次の性交のことだけ考えているような  
あの果てた時の淫靡で美しく、どこか獣のような『雌』の顔に作り変えるために。  
 
んっ んっ んっ んああっ あっあっあっ いいっ いいのっ 貴方はっ?  
あっ いいですかっ? 横島サン? ふっ んっ 横島サン?  
 
その行為は酷く単調だった、足を肩幅に開き腰を突き上げる。すこし胸を張り、背  
を壁に預け先ほどよりその細い腕を伸ばすようにした女を時折盗み見る、その表情は必死だ。  
男の目の前の女は快楽に浸り嬌声を上げるがぺッティングのときより明らかに余裕を持ち  
男が目配せするたび「んっ?」と眉を少し寄せる。  
年上の美女の名器へ腰をふりズボズボと狭く気持ちのいい肉壺にペニスを突き刺していた男は  
快楽に我を忘れそうになりながらもそれが不満だった。  
淫らに、幸せそうに愛しい少年を見つめる女、その愛らしい顔を綻ばせ自身を犯すペニスに与えられる快楽に  
うっとりと身を任せる魔鈴は愛する少年の「くそっ」と言う呟きに我に返る。  
・・・何かおかしい、と。  
 
良くなかったのだろうか?  
もっと肌を密着させた方が良いのだろうか?  
・・・・それとも・・・どうしたら・・・・  
 
唯一の男を失う不安に軽い恐慌状態に陥る魔鈴、そんな彼女に不意にズン!と今までより強い一撃が子宮口を叩いた。  
「ヒッ――ッ」  
甘い苦悶に眉を寄せ目の端に涙をためた魔鈴の視界にやっとすこし微笑んだ横島が飛び込んだ・・・  
・・・・ああ・・・この人は私をみだしたいのだ・・・・わたしを・・・このわたしを・・・・  
男の思惑を理解した魔鈴は、安堵と共に幸せのため息をつき横島に提案する。  
両手を足の上から尻に回させ掴ませる、魔鈴自身の両足は横島に絡み付けるようにしてぐっと身体全体を引き寄せ密着させる  
あたたかい  
そんなことを考えながら横島を胸元に抱き寄せ黒髪を優しくかき回しながら告げた。  
 
私をかき回して、全部、何もかも忘れるぐらい強く、犯して・・・  
 
快感に没頭しようと心に決めながら・・・・少年が狂うことを許してくれたのだから。  
 
むっちりとした淫蕩な尻肉を掴み、膣内をかき回す。  
一度飲ませたのが良かったのか、それとも煩悩を霊力に変えるこの少年の天才か、ツイさっきまで童貞だったとは思えない  
腰使いで魔鈴を責めたてる。浅くつき、深くつき、掻き回し、目の前で揺れる女の乳房とそこについた鬱血を眺めながら  
不規則に女を蹂躙し陵辱する。それがレイプでないのは女の意思と浪々と響き渡る嬌声、男に回された伸びやかな手足から伺える。  
 
「うあっ あっあっあっ いいっ いいのっ ああっ しんじゃうっ しんじゃうのっ   
あさいのやらっ つよくっ もっとしてっ あっあっあっ ィヒっ ひいのっ ついてえっ ぅああぁぁぁぁっっ――」  
 
膣がペニスを溶かしそうな程締め付けて快楽を訴える  
じゅぷッ じゅぷッ じゅぷッ じゅっぷうぅうう  
「はひ、はひ、はひ、はひ、ああぁ」  
もう、男を咥え込んだ下半身から淫水を撒き散らし痛いほど勃起した乳首を心からの喜びと共に男に与え  
虚ろな瞳で涙を流しながら涎で愛らしい唇を光らせた女を誰も都内一等地のレストランのオーナーシェフであり  
天才といわれた極東の『魔女』とは誰も思わないだろう。  
一人でいること、魔女であることに絶望を抱えた彼女の望みどうりに・・・。  
男に望まれるまま、舌と舌をその唾液に輝く唇より先にあわせるいやらしい接吻をし  
かつての魔女は絶頂の階段をわき目も振らずに駆け上がっていった。  
 
「いひのっ いっちゃうのっ ああああぁああ、深いぃい、すごいいいいのおおお  
もうだめっ もうだめっ あひ あ あああ、いいよぉ うはぁぁ 好きっ すきっ ああああああ だめっ  
 
んあああぁぁぁ―――――っっ・・・・・」  
 
限界が訪れ、ああっと確認も取らずに膣内射精する横島、同時に魔鈴は淫水にまみれた膣を  
一滴残らず精液を搾り取るかのように締め上げ淫靡な肢体を震わせながらあっけなく果てた  
彼の頭部を抱きしめその精液を身体で飲みながら魔鈴は多分今までで最も幸福を噛み締めながら  
 
あはっ・・・こどもできちゃう・・・すてき・・・それもいいかもしれない・・・だいすき・・・  
 
とりあえず、大役を果たした男の顔で一息ついた横島。  
 
「長かった、ほんとーに長かった、やっと、やっと、オレはやったぞーーー!!」  
 
ゆっくりと魔鈴が楽になるようジャケットをひいてその上に下ろし、窓の外に雄叫びを上げる。  
スカベリンジャーに食い殺されても文句なし・・・と、その表情は物語っていた。  
ふと、その視界をよぎるナベ・・・・  
 
「やってもうたーーー _| ̄|○ !!」  
 
寄り道したら殺すわよ・・・  
 
死んでもいい、あっさりとその台詞をいうのを放棄し焦る横島  
その声で桃源郷から復帰した魔鈴は、濡れたナニもあらわに頭を抱えた横島を見てため息を付く  
つれないひと、ひどいひと、こんなに夢中で睦みあったのに・・・  
汚れた存在、そう思えたあのヒトはそんなに魅力的なのだろうか?  
それでもいいか・・・このひとはここにいるのだし・・・ただし  
 
「横島サン」  
 
両手を床に着き、女の子座りで、出来る限り誘うように・・・・  
 
「ベットで、もっと・・・ねっ?」  
 
逃がしはしない  
 
「ああーっ、誘ってる、さそってるー(゚∀゚)ー!!」  
 
忙しいヒト・・・  
そんなことを考え、場所を移す。まだ足りない、もっとこの人を絡め取らなければ。  
ああ、あと・・・・・できればお姫様抱っこが良いな・・・・  
 

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