「のう左の…」  
「どうした右の…」  
「さっきからみちゆく人間がじろじろ見ていないか?」  
「気のせいだろう」  
などと銀色全身タイツに身を包んだ鬼門たちが御神除霊事務所の前で茶を啜っていた。  
ちょっと時代の先端を通り越してしまったようだ。  
「何やってんだおまえら…」  
と学生服のまま出勤してきた横島でさえ若干引いている。  
「…って言うかお前たちがいるってことは――小竜姫さまあああああぁぁぁぁぁ」  
 
…声をかける間も無くすごい勢いでかけていきました(by鬼門)  
 
 
部屋にはお茶の香が漂っていた。机を挟んで令子と小竜姫が対峙している。  
「――ええ、その恐れがあります」  
重い雰囲気。それに似つかわしくないどたばたとした足音。  
そして応接室の扉が、開いた。  
 
「……ぁぁぁぁああああああ。もうむっちゃ会いたかったです小竜姫様あぁぁぁぁぁぁ」  
 
…抱きつく間も無くすごい勢いで斬られました(by横島)  
 
「で、一体どのような話しをしていたのでせうか?」  
血をどくどくと流しながら横島が話に加わろうとする。  
「いや、この前少し離れたとおりで六道女学院の子が死んでたじゃない? あれ、どうやら他殺らしいのよ…」  
「他殺ですか? …あれ、外傷が無いとか報道されてませんでしたか?」  
「ええ、確かに外傷は無かったんですが霊的な部分はボロボロに食い荒らされてました。  
魂だけを攻撃されたような感じですね」  
「うぅ、勿体ねー。かわいーねーちゃんだったろうに…」  
「あんたの頭にはそれしかないんかい!」  
「あはは…とにかく、この近辺にはGSも多いですし、その関係者も多いです。霊的構造を狙った犯行だとしたら狙われる可能性も高いので気を付けてください」  
一瞬の呆れ顔の後、小竜姫は真面目な顔に戻った。  
「さて…、美神さんちょっと横島さんをお借りしてもよろしいですか?」  
「へ?」  
「今回の事件でデータ不足でヒャクメでも追いきれない部分がありまして、文殊の力に頼りたい箇所があるんです。  
まあ、他にも事情があるんですが…まだ調査中なのでなんともいえないんです」  
「うーん……」  
「小判で――」  
「オッケー!」  
本人の意向を無視され、とんとん拍子で話が進んでいく。  
 
「あ、小竜姫様、場所はどこなの?」  
「一応妙神山へ来て頂きたいのですが…鬼門も老子もちょっと神界に用事があって呼ばれてまして…パピリオも老子と一緒に行く事になりそうで、あまり空けているわけにもいかないんです」  
「小竜姫様がいるなら、普通の修行はお願いできるわよね…シロの修行をお願いしてもいい?」  
「ええ、いいですよ」  
「いくらでも横島連れてってくれていいわ!」  
小判と戦力アップに目をらんらんと輝かせ、美神が横島を小竜姫に押し付けた  
「じゃあ交渉成立という事で。シロ! 支度しなさい!」  
「何でござるか? 散歩でござるか?」  
尻尾を振りながらシロが部屋に入ってくる。その様子に普段と変わったところは見受けられない。  
ただ若干色気とでもいえそうな雰囲気が漂うようになっただけだ。それも露骨なものではないため、事務所内に気にしているものは誰一人としていない。  
「修行よ! 小竜姫様のところでもまれて来なさい!」  
「拙者一人で行くのでござるか?」  
不満なのか口を尖らせて美神に駆け寄る。  
「横島も一緒だから問題ないでしょ」  
その一言を聞いて一瞬、シロの表情が緩む。しかしそれは本当に一瞬の事で、  
奴隷の蕩けきった顔には横島をのぞいて誰も気が付かないでいた。  
 
 
「横島さんたち、久しぶりなのねー」  
妙神山についた横島達を出迎えたのはヒャクメだった。  
「ではシロちゃんの修行は私が担当しますので、横島さんはヒャクメに詳しい話しを聞いてください」  
「先生! 拙者頑張ってくるでござるよ!」  
軽く手を振り小竜姫とシロを見送った。ヒャクメを目の前にして気が抜けない状況にあったのだ。情報分析に長けたヒャクメを目の前に何かぼろを出すわけには行かないのだ。  
もっとも外見は横島本人のものであるし、霊基構造も付け足しはしたにせよ破壊はしていないので妖気を封印している限りばれる心配は無いのだが。  
だが、それにしてもヒャクメの情報分析は侮れないものがあると横島は考えていた。  
「それでね、横島さんー。これを修復してもらいたいのよー」  
横島が通された部屋には奇妙な石の欠片が転がっていた。  
「ちょっと記録を漁ったんだけど、恐らく封印の媒体として作られた封印石だと思うのねー」  
見た瞬間に理解した。この石は――  
「ここに残ってる妖気らしき物の残滓が、横島さんたちの近くで起こった事件現場から発見されたデータとそっくりなのね」  
それは当然だ。これは我が封印されていた石ではないか。  
…ああ、心の底から嫌悪感が湧き上がってくる。  
「で、もしよかったら文殊で直して欲しいのね…」  
直す? 何を。これを直せというのか?  
「ひっ!? …あなた、一体誰なのね!?」  
妖気が抑えられなかった。どれだけの年をここに封じ込められていたと思っているのだろうか。  
封じられていた本人にその修復を頼むとは――  
 
「何…!? この圧迫感は!?」  
ヒャクメは近くに封印石があるせいか妖気の出現にはさして気付いていないらしい。  
だが、それでも自分が横島忠夫本人ではないと気付かれただろう。  
ならば、とるべき行動は一つだ。  
瞬時に、人払いの結界を構成する。この能力の持ち主は人を寄せ付けないようにするだけで精一杯だったようだが、力を扱うのに長けたこの肉体を手に入れた我にとってはある程度の神さえ寄せ付けない結界を構成する自信があった。  
結界を小さめに、部屋を包む程度に構成する。  
そして、文殊を大量に生成。  
「何で!? 横島さんはそんな大量の文殊を作れないはずなのね!」  
横島はその文殊に様々な文字を刻み込む。《渦》《歪》《捩》《回》――瞬時に世界が壊れ始めた。  
「なんなの!?」  
ヒャクメの視界が渦を巻く。視覚的な分析に長けている反面、こういった状況に影響を受けやすかった。  
「ひっ!?」  
ヒャクメの足元も歪み始めて立っているのが困難になる。  
そんなヒャクメを横島がそっと支えた。  
そして、目を回しかけているヒャクメの口を唇で塞ぐ。  
「ひゃ……んくぅ!?」  
一つの文殊が、横島からヒャクメへと口移しされていく。  
「…なんか、気持ちいいのねー…」  
効果が徐々にヒャクメの体に回っていく。  
体中にゆっくりとその感覚が浸透する。そして、体内からの改造が始まった。  
 
「ひあぁ――んぅっ! くぅ…あぁん…」  
そして、横島は新たにいくつかの文殊とヒャクメを覆い隠す程度の結界を生成し部屋を後にした。  
その狭い結界の中に空間をゆがめる文殊、それに《幻》《視》《聴》《触》《囁》を組み合わせた文殊を放置して、部屋を去る。  
「ひゃあん――や、やめてなのね…そんな…すごい……やぁ、そんな…うあっ――さ、触らないで……嫌、そんな事、無い…感じやすくなんかっ……あっ、そこはだめぇ! いく、イッちゃうのねっ! あうぅっ!」  
ヒャクメの声は結界の中で反響し、己の声を聞いて、さらに股間を濡らす。  
「あぁんっ」  
《淫》の文殊で乱れていくヒャクメの精神を責める己の犯される幻影、嬲る声、蝕む手、そして耳元で囁きながら誘導する声。  
「ヒャクメ、堕落して、俺に仕えろ。そうすれば今お前が見ているように犯し、言葉で攻め、弄ってやる…」  
「やめて…やめてなの横島さん………あはぁ…そこ、だめぇ! だめなんだってばぁ!」  
ゆっくりと、魂までも堕ちていく。  
 
 
その頃、シロは庭で修行の真っ最中だった。  
隙の見当たらない小竜姫に対してどう攻め込むべきか悩み、上手く動けないでいた。  
だが、均衡はあっさりと崩れる事になる  
「油断大敵ですよ小竜姫様」  
「え!?」  
体を捻ろうとした小竜姫だったが、まったくと言っていいほどのその体を動かせないでいた。  
「先生、どうしたでござるか?」  
そ行動に驚いたシロが横島の元へ駆け寄って来る。  
「シロ、喜べ。奴隷になる事を許してやる」  
その雰囲気の変わりように小竜姫は驚き、シロは戸惑いの表情を浮かべた。  
「せ、せんせぇ…何のことでござるか?」  
「気にするな。これは例外だ……それとも捨てられたいか?」  
人のよさそうな笑みを浮かべながら横島が言う。そのギャップがシロにとっては恐ろしかった。  
「よ、横島さんこれは文殊ですね? 早く解除してください!」  
「何故ですか?」  
「…え?」  
「今から貴女を狂わせます、小竜姫様…」  
「…そんな、何を言ってるんです横島さん!? …ってシロちゃん!?」  
小竜姫の目に飛び込んできたのは発情したシロの姿だった。  
そのシロの元まで横島は近づき、そして舌を絡めあう。  
「んっ――ぷはぁ…大丈夫でござるよ、小竜姫様。先生は…ご主人様は気持ちよくしてくれるでござる…」  
シロが横島とのキスを終え、小竜姫に近付いていく。  
 
「ご主人様、脱がしますか?」  
横島が軽く頷き、そして小竜姫の裸体が陽に照らされる。  
興奮しているのか、その胸の突起は硬く尖っていた。  
「へえ…ちゃんと手入れしてるんですね?」  
横島が小竜姫を後ろから抱き、股間から腹、そして首へと指を這わせる。  
そして、動けない小竜姫の肛門へと指を伸ばし、ゆっくりとほぐし始める。  
「いやぁ、そんなところ触らないでくださいっ」  
「小竜姫様…一緒に気持ちよくなるでござるよ…」  
シロが小竜姫の乳首を軽く噛む。そしてそのまま体中に舌を這わせ始める。  
「やめて、そんなところ舐めないで下さい!」  
「それじゃあ、小竜姫様」  
横島の顔で、横島の声で、小竜姫には想像もつかないことを言った。  
「後ろの穴で感じる奴隷にしてあげます」  
そう言うと横島は文殊で始めに一つ《濡》を生成、そして《快》《悦》《淫》の三文字を幾つか作り…  
「少し小さめにしてありますから」  
小竜姫の肛門へと一つずつ押し込んでいく  
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」  
小竜姫の絶叫が響き渡る。菊座から、いや、その奥から体中に快楽が広がっていく。  
それを尻目に、横島はシロを引きつれて浴場へと向かっていった。  
「あはぁ、来る…何かが来て――ひぃぃぃぃっ!」  
後には《縛》られ、動けぬまま尻穴を調教されていく小竜姫だけが残された。  
 
 
「あん、ご主人様…」  
浴場でシロを嬲り倒した横島は二人の神族の様子を見に浴場を後にした。  
あれから既に数時間が経過していた。  
まずは庭の小竜姫を横目に、結界の中に閉じ込めたヒャクメの様子を身に向かう。  
「調子はどうだ?」  
と結界を解き、訊ねるとすぐにヒャクメは飛びついてきた。  
「ご主人様…あなたに忠誠を誓うのね…」  
ヒャクメの瞳が潤み、股間を濡らしながら懇願する。文殊の与える《幻》では登りつめる事が出来なかったらしく、チラチラと横島の股間へ視線を移していた。  
「焦るな。小竜姫の様子を見てからだ」  
そう言って庭へ向かう横島の後を甲斐甲斐しくヒャクメは付いてきた。  
「後で嫌というほど快楽を与えてやるから、安心していろ」  
と、横島はヒャクメを見ずに言い放つ。それだけでもヒャクメの股間は濡れる。目に焼きついた《幻》が横島の一言で思い出されたのだろう。  
庭の小竜姫は意識を失いかけていた。  
「…いや…疼くのに…触れない…助けて……いやぁ…」  
その様子を見て、横島が己の指をいきなり穴に突っ込んだ。  
「ひゃああああああああああああああぁぁぁぁぁぁんっ!」  
急な刺激に、小竜姫が絶頂を迎えた。そして、庭が吹いた潮で濡れる。  
「どうする? もっと太くて硬いものでお前のその穴を埋めて欲しくは無いのか?」  
だが、小竜姫は返事を返してこなかった。快楽が強すぎ、放心状態に陥っていた。  
「…後十秒以内に答えろ…答えない場合はまた放置してやる」  
放置。その言葉に小竜姫が反応する。  
「い、嫌です…お願いします。それは止めてください…」  
「ならば、奴隷になるか? 忠誠を誓う変わりに他では味わう事の出来ない快楽を与えてやろう」  
答えは決まっていた。その誘いを断れるはずが無かったのだ。  
放置される事よりも何よりも、指を入れられた時の快楽が小隆起には刻み込まれてしまっていた。  
「貴方が誰だろうと、横島さんであろうとなかろうとかまいません…  
犯して…犯して下さい!」  
口元をゆがめて横島が笑う。堕ちた。あとは、その体に、魂に、離れられぬ烙印を刻むだけだ。  
 
「あん、ご主人様…」  
浴場でシロを嬲り倒した横島は二人の神族の様子を見に浴場を後にした。  
あれから既に数時間が経過していた。  
まずは庭の小竜姫を横目に、結界の中に閉じ込めたヒャクメの様子を身に向かう。  
「調子はどうだ?」  
と結界を解き、訊ねるとすぐにヒャクメは飛びついてきた。  
「ご主人様…あなたに忠誠を誓うのね…」  
ヒャクメの瞳が潤み、股間を濡らしながら懇願する。文殊の与える《幻》では登りつめる事が出来なかったらしく、チラチラと横島の股間へ視線を移していた。  
「焦るな。小竜姫の様子を見てからだ」  
そう言って庭へ向かう横島の後を甲斐甲斐しくヒャクメは付いてきた。  
「後で嫌というほど快楽を与えてやるから、安心していろ」  
と、横島はヒャクメを見ずに言い放つ。それだけでもヒャクメの股間は濡れる。目に焼きついた《幻》が横島の一言で思い出されたのだろう。  
庭の小竜姫は意識を失いかけていた。  
「…いや…疼くのに…触れない…助けて……いやぁ…」  
その様子を見て、横島が己の指をいきなり穴に突っ込んだ。  
「ひゃああああああああああああああぁぁぁぁぁぁんっ!」  
急な刺激に、小竜姫が絶頂を迎えた。そして、庭が吹いた潮で濡れる。  
「どうする? もっと太くて硬いものでお前のその穴を埋めて欲しくは無いのか?」  
だが、小竜姫は返事を返してこなかった。快楽が強すぎ、放心状態に陥っていた。  
「…後十秒以内に答えろ…答えない場合はまた放置してやる」  
放置。その言葉に小竜姫が反応する。  
「い、嫌です…お願いします。それは止めてください…」  
「ならば、奴隷になるか? 忠誠を誓う変わりに他では味わう事の出来ない快楽を与えてやろう」  
答えは決まっていた。その誘いを断れるはずが無かったのだ。  
放置される事よりも何よりも、指を入れられた時の快楽が小隆起には刻み込まれてしまっていた。  
「貴方が誰だろうと、横島さんであろうとなかろうとかまいません…  
犯して…犯して下さい!」  
口元をゆがめて横島が笑う。堕ちた。あとは、その体に、魂に、離れられぬ烙印を刻むだけだ。  
 
「あぁんゴリゴリ当たってますぅ」  
「ひゃう――そ、そこは刺激が強すぎるのね」  
「あ…そ、其処も犯されるのでござるか…?」  
その夜はただひたすらに乱れていた。  
小竜姫はアナルを肉の棒で埋められ歓喜の涙を流していた。  
ヒャクメはいたるところを嬲られ、耳元で言葉を使って嬲られるとすぐに股間を濡らした。  
シロは既に横島の精液のにおいだけで発情できる状態にまで調教されていた。  
後数日したら老子たちが帰ってくるという。  
それまではこの閉鎖された結界の中で酒池肉林の騒ぎが繰り広げられるのだろう。  
 

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