「あのアホサンタ、今年も仕事中に酔っ払いやがって・・・残りの配達場所は同じ町内
だからって、なんで俺らが代わりに配るねん」トナカイ姿の横島がぼやく。
「そんなこと言ってないで。このマンションで配達も終わりですし、子供たちが
喜ぶと思えばいいじゃないですか」
「そうだなー、おキヌちゃんのサンタ服姿も見れたしな。」
「やだ・・・横島さん」顔を赤らめるおキヌ。
「でも真冬なのに、ミニスカタイプってへんですよね」
「んなことないないないないっ!!それが本道、正統派!!ローマ法王公認!!」
横島が力説するが、もちろんフィクションです。
「そ、そうなんですか・・・まあ、とにかくここから出ましょう。入るときに使った
塀の壊れた穴の部分から・・・」
「俺ら、本物サンタのように超能力で侵入はできんからな。じゃあお先にどうぞ。
ミニスカの女性が四つんばいになる時は、男性は前を譲る!!これ鉄則!!欧米流マナー!」
下心丸見えの言い方に気づくべきだったのだが、やはり男女の機微に疎い甘い部分も
あるおキヌちゃんは、ついその迫力に従ってしまった。それがさらなる問題に発展
するのだが・・・
「じゃあすいません、お先に失礼します」
ミニスカサンタコスプレのおキヌちゃんは、ごそごそとやっと一人が通れる壁穴を
くぐる。当然四つんばいなので、キュートかつ安産型でやや胸に比べて大きめの
おキヌちゃんの尻の形が強調される。おまけにほんのわずかだが、チラチラと純白の
パンティが見えそで見えず、見えなさそで見える。
「うーーーん、役得や役得!!寒い中出ばってるんやから、コレぐらいいいことないとなー」
思いっきり目でセクハラする横島。だが、それ以上の素敵なXマスプレゼントはこの後訪れた。
「あ、あれ? え?、ひっかかって、抜けないよお・・・」
上半身だけをあちらに出して、こちらにはミニスカの尻だけがどーんと残った状態で、
壁の向こう側からおキヌちゃんの焦った声が聞こえてきた・・・
「え?おキヌちゃん、どしたの?」
「あ・・・ちょ、ちょっと、お尻が・・・出られない・・・」
おキヌちゃんの恥ずかしそうな声が聞こえる。
「やっぱり、でかいもんなあ これ」
「ヘンなこといわないでください・・・えーーん、どうやっても動かないよお」
涙声で、くねくねと上下左右におキヌは尻を揺らしたが、無駄だった。
「おおお、これはっ」
横島は、その微妙なケツのくねらせ具合で一気に煩悩をアップさせた。そして、あっという
間に場所や善悪の判断力を失わせた(笑)。
「じゃあ、こっちから押してあげるね」
「おねがいします」
そのいやらしい手つきを、おキヌは見ることができなかった(笑)
むにゅう。
おキヌの安産型ヒップを、手のひら全体で味わいたいと横島は、限界まで手を広げて
押してあげるふりをした。やわらかい弾力とほんのりした体温が、手のひら一杯に広がる。
「む!!このまったりしたもちもち感は、フランス製の枕?いやデンマーク製?」
わかる人にしか分からないギャグをいいつつ、横島は手に力を込めた。
「そのまま、ぐっと押してください」
おキヌが素直にお願いしたが、横島は内心で「馬鹿な、押して抜けたりしたらどーすんだよ」
と思ってる。本末転倒。横島が手に力を込めたのは、おキヌちゃんの尻肉を、むにむにと
揉みしだくために決まっていた。指がくいくいと動き、ヒップを波打たせる。
「あっ」
その不思議な感覚が、おキヌちゃんにも伝わってきた。
「うーん、この感触はなんというべきか・・・
女の子のケツって、どうしてこんなにさわり心地がいいんだろう。電車の痴漢とかは、
あれは自然の本能だからしかたないよな!、男は女の尻を撫でる権利を憲法で保障する
べきだよな。それにこの形のいいこと!まん丸のかわいらしいふくらみが、ぱっくりと
二つに割れてて、ほんとに白桃のようじゃあ・・・」
もはや手は、ぜんぜん押していない。ひたすらおキヌの尻肉を包み込むように、全体を
なでまわすことに集中していた。
「よ、横島さん、ああ・・・そ、それじゃいつまで経っても出られませんよお」
おキヌが、せつない吐息とともに理性を振り絞って懇願した。
しかし・・・
「そうか、よーしわかった。通りやすくするために邪魔なこれを!!」
するするっと、パンツをひざまで脱がした。
「あっ、見ないで!!いやあ!」
足をばたつかせて抵抗するおキヌだが、あろうことか横島はその抵抗でパンツ脱がしを
あきらめるどころか、面倒だとばかりビリビリに引き裂いてしまった。
これで、おキヌは尻の穴、そして秘所を、欲望に満ちた男の前にさらけ出すことになった。
いくら恥ずかしくとも、逃げることもできないし手で隠すこともできない。
アダムとイブ以来、人間が一番見せたくない場所が、今、男の視線に貫かれている。
見えなくとも、そう感じた。
「あーーーーーーん、もういやあ」
おキヌはせめてもにと、ふとももをぴったり閉じてその付け根を隠そうとしたが、横島が
すでに間に割り込み、開脚ポーズのままを保たせた。
「わかったよおキヌちゃん、周りのすべりが足りないからひっかかったままなんだ。
ぬらしてあげるからね〜〜」横島は、赤い舌をのばして、おキヌの尻をアイスクリームか
なにかであるかのようになめまくった。曲線の芸術的なヒップが、ナメクジのような男の
舌に蹂躙され、時折ちゅうちゅうと音を立ててキスをされる。
まっ白だった尻に次々つけられるキスマークは、あまりにも卑猥だった。
「んっ、んっ、んふっ」
動かせる上半身だけで身もだえするおキヌが、必死に声を殺す。
その代わり、花園からの蜜が堰を切ったように流れ始めた。
「おお・・・これはおれに、最後の手段をとれというのだな。分かったおキヌちゃん、
これはもう「ピストン」みたいに突きまくる、いや押しまくるしかない!道具も使って!!」
そう言うが早いか、横島はジーンスのベルトをがちゃりと外して、はちきれる寸前の肉棒を
解放した。
「いきまっす!!」横島は、パンパンパンパンと猛スピードで、尻に打ちつけた。
おキヌは後ろから有無を言わさず侵入してくる快感に身をゆだね、絶頂に達した。
「あああああああああ、イッちゃう!!!!」絶叫する。
どぴゅどぴゅどぴゅと、果てしなく白い欲望が、おキヌの肉壷に吸い込まれた。
ガラリ。
「だれかいるのか?」マンションの住人が、窓を開けた。
「うわ、やべっ!!戦略的撤退!!」
横島が、ジーンズをあわてて引き上げながら、大急ぎで逃げる。
マンションから、入れ替わりに3、4人の男が出てきた。
「このへんで声がしたはずだが・・・」
「おや、お宅も聞きましたか?」
「なんでしょうね・・・」
しかし、男たちはほどなく、いやらしすぎる壁の「尻」を発見した。
「ほう、これは・・・・」3人はにやにやしながら、すぐにこう結論付けた。
「これはいい子にしていた私たちへの、サンタさんからのプレゼントだ!!」
男たちが、その後どうプレゼントを利用したか、それはまた別の話(完)