(序章 戦の気配)
バイロニア大陸を目指す所属不明の大船団の内の一隻の船室内で男は呟いた。
「漸くこの時が来た・・・、今こそ全てを取り戻す。」
金色と銀色の瞳を持つその男は決意を燃やすとベッドに沈み込んだ。
「国内が騒がしくなってきてるだとっ!」
バイロニア皇帝の私室、ここでバイロンは全裸になっている情報大臣のリビエラにフェラをさせながら報告させていた。
「ちゅぱっちゅぱっ・・ふぁい、幾つかの・・・ちゅぷっ・・団体がレジスタンスを名乗り・・・くちゅっ・・テロを」
バイロンのペニスをしゃぶりながら報告するリビエラ。
「頭目を取り逃がしたハンス盗賊団等が何処からか援助を得たのかレジスタンスを名乗り活動を再開しました。」
一時ペニスから口を離して答えるリビエラ。バイロンは彼女の頭を優しく撫でることで報告とフェラの続きを合図する。
「引き続き調査しろ。それと海外の大使館に命じて外国の介入の可能性も探れ。」
どぴゅっ!どぴゅぴゅぴゅぴゅっ!!
バイロンの命令にリビエラが返事をしようとした時、突如バイロンが射精した。突然のことにペニスを銜えるのが間に合わず、彼女の全身に精液がかかってしまった。
しかしリビエラは自分の顔や髪についた精液を掬い取って舐め始めた。
「美味しいです・・・バイロン様の精液。」
そう言うと今度は後始末をするべく再びバイロンのペニスをしゃぶり始める。
ぴちゃっ・・・ぴちゃっ・・・ぴちゃっ・・・
丹念にペニスをしゃぶり、残った精液を舐め取っていくリビエラ。後始末を終え顔を上げた彼女の端から零れる精液がとても扇情的だった。
「では調査にかかってくれ。」
バイロンの言葉にリビエラは礼をすると退出して言った。裸身に精液がかかったまま・・・。
(第1章 宣戦布告)
バイロニア帝国 帝都バイロニアス 皇帝宮殿謁見の間
「皆のもの、報告をせよ。」
バイロン皇帝の言葉に謁見の間に集まった全裸の最高幹部+準最高幹部の女性達が報告を始める。
「先程隣のノヴァイエール大陸のマーキュレイ・ヴァルカニア・デュルクハイム・イグレジアス等の国家連合より書状が届きました。」
リビエラが深刻な面持ちで内容を読む。
「亡命者の即時返還・旧大陸各国の支配権を正当な後継者に返還・帝国の解体。以上を即時実行しなければ宣戦布告するとの事です。」
余りにも外交常識を無視した内容に皇帝を含めて一同唖然とする。しかし更にリビエラは衝撃的な事実を告げた。
「なお監視としてローランディアの正統な指導者カーマイン殿を同行させる。以後彼の指示に従うように・・・・です。」
戦死したはずのカーマインが生きていた事に僅かながらに皆動揺する。
「サンドラ、ルイセ。2人とも大丈夫か?」
かつての家族と戦うという事態にバイロンは心配して2人に声をかける。しかし・・・。
「義兄といえどもバイロン様に逆らうものは敵です。」
「ルイセの言う通りです。」
真剣な眼差しでバイロンを見詰めて決意を述べる2人にバイロンは安心すると国防大臣のジュリアに軍の配備状況を説明するように促した。
「現在、敵の上陸が予想される大陸西側を含むローランディア西側に男師団全20個40万を配備済みです。」
男師団とはバイロニア帝国軍内の男性兵士を集めて編成された師団である。
今回ジュリアは男性兵士の9割に当る20個師団計40万人を危険な敵上陸予想地域に配備したのである。
因みにバイロニア帝国において”男”の文字が頭に付かない一般の部隊は全て女性のみで編成されている。
更に依然述べたが魔法学院長ミーシャの働きでバイロニア帝国の女性達は不老(全盛時の若さを一生保っていられる)になっていrのである。
「またローランディア・ランザック・中立地区の総督府警護連隊を1万5000に増強。親衛隊も訓練修了者を加えて1万になりました。」
各地の総督府や帝都を守る女性兵が5万5000まで増強された事を報告するジュリア。
「そして動因が進んだ結果、予備役や民間防衛隊を除き陸上部隊は100個師団約200万まで集まりました。」
予備などを除いて集めた結果、陸上部隊は親衛隊などを含めると205万5千人の女性兵(全て美女・美少女)が集まったことになる。
予備役や民間防衛隊等をを含めると女性兵の数は1千万を超えるであろと予測される。
これだけの動因が出来るのはバイロニア帝国(支配地域は大陸及び周辺諸島)の人口が10億を超えているからである。
男性の人口は肉体労働(力仕事・3K等)や子孫を残すための少し超える程度である。男性2割(2億人)、残り8割(8億人)は全て美女・美少女である。
「陸は分かった。次は海についてだ。」
「分かりました。ではディアーナ、バイロン様にご説明せよ。」
バイロンの声にジュリアは控えていた準最高幹部の女性に声をかける。
するとその女性はバイロンの御前に出て説明を始めようとする。
彼女の名はディアーナ・シルヴァネール。元ヴァルカニア王国ロイヤルガードにして現在はバイロニア帝国海軍司令官を務めているのであった。
彼女は以前、ノヴァイエール国家連合の代表団の一員としてバイロニア帝国を訪れた事があった。
それは勢力拡大を続けるバイロニア帝国の様子を探る為であったがバイロン皇帝に謁見したときに彼の不思議な魅力の前に一目惚れをしてしまった。
そこで彼女は深夜密かに謁見を申し出てバイロン皇帝にそばに置いてくれる様に懇願。その後、了承したバイロンの命で招集された最高幹部の前で抱かれ処女を捧げる。
更にその後、代表団と共に帰国した彼女はロイヤルガードを辞職し再びバイロニア帝国に渡航。暫らくの研修の後に現在の職に就いたのである。
「沿岸警備隊・海上護衛部隊・主力艦隊の出撃準備は整ってあります。」
資料を基に説明するシルヴァネール。それによれば帝国とノヴァイエール側の戦力比は30対1。沿岸部や通商路の護衛を差し引いても圧倒的であった。
「侵攻予想兵力は10万、ノヴァイエールの海軍戦力の大半を次ぎ込んでいますが殆どが輸送船で純粋な戦闘艦艇は僅かです。」
「ならば油断しなければ問題ないな。」
シルヴァネールの説明に満足するバイロン。
「作戦は一度敵を上陸させる。その後船団を攻撃し撤退手段を無くさせ海上封鎖で補給路を断つ。」
作戦を述べるバイロン。
「そして上陸させた敵を弱らせながら包囲撲滅。その後戦力の再編が済み次第ノヴァイエールの逆侵攻だ。」
バイロンの立てた作戦に皆は同意する如く首を縦に振る。
「今回は長期戦が予想されるために国営で男娼館の設置を許可する。兵の避妊等には注意させよ。」
これは戦闘の合間における女性兵の欲求不満を解消させるため、皇帝の命令の元、設置が許可されるのである。
普段は自慰・レズや数少ない男性兵とスル以外、街で逆ナンや自分で男娼館へ行くことで性欲を解消している女性兵にとって朗報であった。
さらに彼女達最高幹部にも男娼館へ行くことをバイロンは許可した。
その後も会議は進み様々な対策が指示された。そして終了後、バイロンはシルヴァネールに暫らくしてから寝室に来る様に言って退出した。
「陛下、参りました。」
少し時間が経ち、シルヴァネールはバイロンの寝室を訪ねた。勿論全裸のままである。
そして中に入ると彼女を呼んだバイロンは一人の女性を抱いていた。
「ああんっ陛下ぁ、私もうイキそうです・・中に注いで下さい!!」
「良いだろう、たっぷり味わえよ。」
バイロンはそう言って女性の胎内に精を放つ。
「ああっ・・あひぃ・・イクぅ・・イッちゃうよぉぉぉぉぉぉ!」
その女性はバイロンの精液で胎内を満たされる快感に絶頂を迎え気を失った。
「イライザも大分落ち着いてきましたね陛下。」
シルヴァネールがその女性の名を口にした。彼女の名はイライザ・メイフィールド。もとイグレジアス王国の貴族令嬢であった。
ノイエヴァール大陸の国家が連合してバイロニア帝国に要求を突きつける半年前、イグレジアスとデュルクハイムの戦争が終結した。
元は肥沃な土地を確保し、国民を食わせていく為にイグレジアスから仕掛けた戦だったが時間が経つにつれ不利になっていた。
そこでイグレジアス王は賠償金の支払いと共に”戦争を仕掛けた首謀者の処刑”を条件に講和を申し出た。
そして生贄として選んだメイフィールド卿を一家使用人もろとも処刑したのである。
イライザも処刑されそうになっていた所を執事によって逃がされ港まで逃げてきた所を親交のあったシルヴァネールに助けられ、共にバイロニアに渡ったのである。
渡航当初はかなり落ち込んでいた為、休養も兼ねてシャルロ−ネに預けられ彼女の家で暮らしていた。
だが回復が進むにつれイライザの能力の高さが判明してきたためシャルロ−ネは彼女の同意を得て皇帝バイロンに引き合わせる。
バイロンもイライザの事を認め、イライザもあった瞬間にバイロンに一目惚れをして彼に仕える事を申し出た。その後召集された最高幹部立会いの下、儀式を行った。
現在はシャルロ−ネを補佐する親衛隊の副長及び帝都特別総督補佐を勤める準最高幹部となったのである。
なお余談ではあるがシャルロ−ネの家で療養したのがきっかけで彼女とイライザは急速に親密になっていた。
今では百合な関係にあり更に義姉妹の誓いまで交わしていた。
イライザは2人きりの時などはシャルロ−ネのことを”姉さま”・”シャルロ−ネ姉さま”等と呼んでいる。
シルヴァネールは会話をしながらもバイロンの股間に目が釘付けになっていた。イライザの胎内に射精したにも関らず全く硬度を失っていなかったからだ。
「こっちに来いディアーナ。」
バイロンはイライザをそっとベッドの端に移動させるとシルヴァネールを呼ぶ。そして仰向けになると彼女を上に跨らせ互いに性器を舐めあう体勢をとった。俗に言うシックスナインである。
「ふふふっ、口を休めるなよ。」
そう言うとバイロンはシルヴァネールの割れ目を舐め始めた。
ちゅぱっ・・・じゅくっ・・じゅる・・ちゃぷ・・・
「あんっ・・いいっ・・まんこにぃ・・陛下の舌が!!私も・・はむっ・・ちゅぱちゅぱ・・・ふにぃ・・。」
バイロンの舌が割れ目を直撃し快感に喘ぐシルヴァネール。お返しとばかりに彼女も豊満な胸でバイロンのペニスを包み、先端を丁寧にしゃぶる。」
「ディアーナ・・少し舐めただけでもうこんなに濡れてきたぞ。入れて欲しいか?」
「ああ・・・陛下、お願いします。ディアーナのまんこに陛下のペニスをぶち込んで下さい。」
バイロンの問いかけに対する答えは初めから決まっていた。体勢を解いたバイロンはシルヴァネールを押し倒した。
151 名前:第1次バイロニア大戦 第1章 宣戦布告 投稿日:2007/08/25(土) 20:47:10 ID:pc+FxVwZ
「じゃあ行くぞ。」
バイロンの言葉と共に彼のペニスがシルヴァネールの割れ目に沈んでいった。
ずりゅっ!!ずぷずぷずぷずぷっ!!
「はぁああん!!陛下のペニスが入ってくるぅ!!」
待ちに待った感触にシルヴァネールは甲高く声を張り上げて喘ぐ。
「良い・・おまんこ気持ち良いよぉ・・もっとぉ・・もっと犯してくださいぃぃぃ。」
あまりの気持ち良さに目は虚ろになり口の端から涎を垂らしながらそれでも腰を激しく振るシルヴァネール。
「このままではディアーナが壊れてしまうな。一度イかせておいたほうがいいな。」
快楽の虜になっているシルヴァネールの状態を危惧したバイロンは一度彼女をイかせようとペニスを深く突き刺す。そして・・・。
どぴゅっ・・どくどくどくどくどく!!
バイロンのペニスから放たれた精液がシルヴァネールの胎内を満たしていく。
「あっ・・そんないきなりぃぃぃ!!でも良いよぅ!あああああーーーーっ」
突如として胎内を満たしていく精液に戸惑うシルヴァネール。しかし次第に広がっていく快感と幸福感に包まれた彼女は絶頂に上り詰めるのだった。
「ああ・・・幸せです陛下。」
行為の後、ベッドの上でバイロンに寝そべりながら抱きしめられている彼女はそう呟いた。
「そうか・・・。これからも俺様の為に宜しく頼むぞ。」
「はい・・・。私の身も心も・・全て陛下の物ですから。」
シルヴァネールは言葉の後、安心したように目を閉じて眠りに落ちていった。
第1章 おわり