(第3章 侵攻軍撲滅) 
 
「あっあっああっ〜〜〜、バ・・バイロン様ぁ、テロリスト共(レジスタンスから呼称変更)の掃討は順調に進んでおります・・・ああんっ!!」  
 
国防大臣のジュリアは皇帝の私室でベッドの上に仰向けになったバイロンの上に跨り、激しく腰を振りながら報告する。  
女学園襲撃の件にぶち切れたバイロンが緊急に撲滅指令を出していたのだ。  
おかげで各地域においてレジスタンスを名乗るテロリストや犯罪者達はほぼ一掃されていた。  
 
「ふむ・・そうか。では侵攻してきたノイエヴァール連合軍はどうだ?」  
 
「ふひゃぁぁんっ!・・もう直ぐシルヴァネール率いる艦隊が敵海上部隊に攻撃を仕掛けます。」  
 
先行して上陸していた敵部隊は20個男師団40万に突撃させ約9割を倒していた。現在男師団は再編成の為内陸に撤退している。  
 
「ならば良い。一気に撲滅してくれるわ。そ〜らいくぞぉぉ。」  
 
どぴゅどぴゅどぴゅっ!!  
 
「ああ・・バイロン様ぁ・・バイロン様ぁぁぁぁぁぁぁぁああ。」  
 
胎内に精液を注がれたジュリアはバイロンの名を連呼しながら絶頂に上り詰める。  
そして暫らく余韻を味わった後、指揮を執るため前線に向かっていった。  
 
 
〜ノイエヴァール連合海上部隊〜  
 
「くっそおっ!!話が違うじゃないか。」  
 
旗艦の甲板で連合軍海上部隊指揮官のクリストファー・オ−ディネルは叫んでいた。周囲の艦船はバイロニア軍の砲撃で次々と沈んでいく。  
彼は頭の中で”バイロンに騙されたディアーナを救出して凱旋する”事を思い描いていた。しかし現実は質・量ともに圧倒されている。  
 
「くそっ・・・・!!あれは・・ディアーナ!お〜いい、俺だよクリスだ。戻ってきてくれよディアーナ。」  
 
接近してくるバイロニア艦の甲板にシルヴァネールの姿を見つけたクリストファーは絶叫する。しかし・・・。  
 
「目標敵旗艦。沈めろ。」  
 
シルヴァネールの出した命令は簡潔なものだった。彼女にとって彼は最早どうでもいい存在であった。」  
 
「ディア・・・・っ!!」  
 
最後までシルヴァネールに呼びかけ続けていたクリストファーだったが砲撃により船ごと海の藻屑となってしまった。  
こうして指揮官クリストファーの死亡により統率を失った敵海上部隊は全ての船を沈められ全滅した。  
 
〜同時刻 上陸部隊〜  
 
先行して上陸していた連合軍部隊はバイロニア軍男師団の突撃により兵力の9割を損失していた。  
 
「まずい・・・何処かの街を占拠して拠点にしなければ全滅してしまう。」  
 
先刻の男師団の突撃時の戦闘で上陸部隊は指揮官のアルフォンス・オーディネルが戦死した為にカーマインが指揮を執っていた。  
 
「急いで陣を引き払う。それと・・・この女共は好きにしろ。」  
 
カーマインは周囲に居た兵達にそう言った。彼はアルフォンス戦死後、捕虜にしたバイロニア兵や町や村から慰安婦の名目で拉致した女性達に暴行していたので。  
喜んだ兵達が縛られた女性達に群がろうとした。その時・・・。  
 
「バ・・・バイロニア軍の総攻撃です。」  
 
カーマイン達が驚いて声のした方向を見ると無数の女性兵が凄い勢いで迫ってきていた。  
バイロン皇帝の親衛隊であるユニコーンナイツを先頭に各地の総督府警護連隊からの選抜者やアネット達等義勇部隊の姿もある。  
 
「撤退し・・・・。うわっ。」  
 
迫ってくる女性兵達の勢いに押され、カーマインは撤退命令を出す暇もなく逃げ出した。  
 
 
「くっ・・くそおっ。」  
 
カーマインは森の中を走りながら呻いた。上陸部隊はほぼ全滅し、最早生き残りは彼一人だけだった。  
 
「お兄ちゃんっ」  
 
不意に懐かしい声が聞こえた。背後を振り返るとテレポ−トしてきたばかりのルイセが居た。  
 
「ルッ・・ルイセ・・・。」  
 
自分の前に現れた事を助けに来てくれたと勘違いしたカーマインはルイセに近寄ろうとする。  
しかしルイセはそれを制すると行き成りスカ−トを捲り上げた。彼女は下着を履いておらず割れ目には特大サイズのバイブが刺さっていた。  
 
「うふふっ・・これバイロン様のペニスを模ったバイブなの。・・・あんっ!!」  
 
ルイセはそう言うとバイブに手を添えて前後に動かし喘ぎ始めた。  
カーマインは目の前で愛する義妹が憎きバイロンのペニスを模ったバイブで突然自慰を始めた事に呆然とする。更に・・・。  
 
「私達にとって愛するバイロン様に逆らうものは全て敵だからな。」  
 
「ジュリアさんっ。」  「ジュッ・・ジュリア!!」  
 
同じくテレポ−トしてきたジュリアとアリエータが現れた。しかも・・。  
 
「ジュリアさん、もしかして・・・。」  
 
「ああ、ほんの先程までバイロン様に抱かれていたからな。」  
 
ルイセの問いにジュリアはバイロンに抱かれていたことを認める。彼女は全裸のまま、しかも割れ目からはバイロンの精液が垂れていた。  
ジュリアはカーマインを一瞥すると割れ目に指を突っ込み精液を掬い取るとそれをルイセの口元に運ぶ。  
 
「どうだ、ルイセ。」  
 
「ちゅぱっ・・ちゅぱ・・、相変わらず美味しいです・・。」  
 
カーマインはルイセやジュリアが既に自分のことは眼中になく、バイロンに愛情を注いでいる事を思い知らされた。  
 
「#$%*‘&#¥〜〜〜〜〜〜。」  
 
そして声にもならぬ声を上げると地面に倒れそれっきり動かなくなってしまった。要するにショック死である。  
こうしてカーマインが死亡した事によりバイロニアに侵攻してきたノイエヴァール軍は全滅した。  
 
 
「皆の者、ご苦労であった。」  
 
最高幹部・準最高幹部・そしてアネット等義勇軍を前に労いの言葉を述べるバイロン。するとそこに・・・  
 
「陛下、マーキュレイ王国のアリシア女王から援軍要請です。」  
 
伝令がノイエヴァール連合に属していたはずのマーキュレイ王国からの援軍要請の書簡を持ってきた。  
それによるとマーキュレイはヴァルカニアに国防を依頼し代償に費用を払う条約を結んでおり事実上の保護国扱いを受けていた。  
今回の敗北により軍の再建に迫られたヴァルカニアはマーキュレイを併合し、その豊かな財源を手に入れようとしたためのようせいである。  
そして先日のバイロニア侵攻に名を連ねていたのもヴァルカニアから強制されてのものだった。  
書簡を読んだバイロンは暫らく沈黙した。そして・・・。  
 
「諸君、我がバイロニアはマーキュレイの要請を受け入れ援軍を派遣する。直ちに準備にかかれ。」  
 
バイロンが命令するとその場に居た彼女達は一斉に動き出した。  
 
 
第3章  おわり  
 
 

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル