(第2章 レジスタンス蜂起・女学園の危機) 
 
 
ノイエヴァール大陸国家連合からの宣戦布告を受け、バイロニア帝国は陸海軍・民間防衛隊は戦時体制に移行していた。  
新兵の受け入れや予備役の導入なども進んではいたが国内のレジスタンスへの警戒が少し遅れていた。  
 
「陛下、ローランディア総督のルイセ様から緊急報告です。ローランディアにて複数のレジスタンスが蜂起しました。」  
 
朝食を食べ、ついでにメイドも何人か食べたバイロンは廊下を歩いていると急ぎ駆けつけた親衛隊員の報告を受けた。  
 
「状況はどうなっている。」  
 
バイロンはつい叫んでしまった。ローランディアには新兵の訓練施設や特殊な女学院などが多数存在しているからだ。  
 
「不明です。総督府も襲撃を受けルイセ様ご自身も戦っているようです。」  
 
「直ちに調査させろ。それと増援の準備だ・・・無事でいろよルイセ。」  
 
バイロンはルイセの身を案じつつ、必要な指示を下していった。  
 
 
「へっっへっ・・・犯し放題だぜ。」  「いやあああ!!やめてぇ」  「おらっ!!しゃぶれっ」  
 
総督府の存在するロ−ザリア、その郊外にあるローザリア帝国女学院では卑しい男達の声と女性の悲鳴が木霊する。  
ここは友好国など海外からの留学生も多く幸いにも生徒達は緊急避難計画にそって重要区画に非難しつつあったが一部逃げ遅れた生徒や教師が襲われていた。  
派遣されていた総督府警護連隊の女性兵たちも練度は遥かに劣るが数が多いレジスタンス達に苦戦していた。そんな中・・・。  
 
「そ〜れっ」  ザシュッ  
 
一人の女生徒がサーベルを振るい他の女生徒に襲い掛かっていたレジスタンスを切り裂いた。  
 
「早く行きなさい。」  
 
彼女は他の女生徒を逃がしながらレジスタンスを次々に切り裂いていく。  
彼女の名はアネット・バーンズ。友好国のキシロニア連邦からの留学生で学園の生徒会長を勤めている才媛である。  
 
「えいっ」  ザクッ  
 
「メテオッ」 ドッカーン  
 
シェルフェングリフ帝国からの留学生モニカ・アレンの投げナイフやミシェール・リードブルグの魔法がレジスタンスを一掃していく。  
彼女達や他の戦闘可能な女生徒達の活躍やそのお陰で体勢を立て直しつつあるバイロニア帝国軍の反撃で女学院内のレジスタンスは次々に数を減らしていった。  
 
 
此処で彼女達の出身地であるキシロニア大陸(バイロン皇帝命名)の現在の状況を説明する。  
バイロニア大陸の南方に位置し、此処最近は異常気象のせいで作物が育ちにくくなり、国同士の争いが激しさを増していた。  
その結果、大陸にはアグレシヴァル王国・シェルフェングリフ帝国・キシロニア連邦・そして殆ど壊滅状態のローラント王国の4国しか残っていなかった。  
約数ヶ月前、アグレシヴァル王国はシェルフェングリフ皇帝やキシロニアのバーンズ議長を初めとする各国の要人を暗殺し、一気に攻勢に出る。その結果ローラントは完全に壊滅した。  
窮地に陥った残り2国はシェルフェングリフ帝国宮廷魔術師バーバラ(本名シモーヌ・リードブルグ)やキシロニア連邦軍臨時総司令橘弥生の指揮で辛うじて構成を食い止める。  
その間にアネットをバイロニア帝国に派遣し援助を要請したのである。  
バイロンは幾つかの条件をつけて援助要請を受け入れることにした。そしてバイロニア帝国軍10万(全て女性兵)が膨大な援助物資と共にキシロニア大陸に渡った。  
バイロニア軍の進撃は凄まじく上陸3週間後にはアグレシヴァルを壊滅させ、大陸を平定したのであった。  
その後、混乱を収めたバイロンはキシロニア大陸にバイロニア統一憲法(今度設定を作って述べる予定です)を公布。  
そしてバイロ・ウィルス(ミーシャが作った女性限定の不老・寿命延長・皇帝への愛情や忠誠心を植えつける特殊魔法技術の正式作品)を散布した。  
こうして支配体制を固めたバイロンは次代の指導者となる人材(アネット・モニカ・ミシェール)を本国に留学させた。因みに留学時の挨拶で全員(11歳のモニカも)をバイロンは抱いて処女を奪っている。  
帰国後の彼女達の予定は・・・。  
アネット・・・キシロニア連邦終身議長(世襲制・バイロンとの子に後を継がせることが既に決定。)。  
モニカ ・・・ローラント王国女王(フェザリアンや獣人・人間等の多民族国家として復興。他は上記に同じ)。  
ミシェール・・シェルフェングリフ帝国女王(皇帝を名乗れるのはバイロニア帝国皇帝のみの為、女帝ではなく女王。他は上記に同じ。)。  
       なお不在の間は宮廷魔術師兼宰相のバ−バラが代行。  
アグレシヴァル王国についてはバイロニア帝国の直轄地となった為に総督としてすでに橘弥生が赴任している。  
なお弥生本人は故郷である倭国(名が不明の為適当に命名)の総督を希望していた。  
その為彼女の子供に後を継がせるべく子作りの為に最高幹部同意の下、バイロンに抱かれ妊娠したのであった。  
 
 
その後、彼女達3人は派遣されてきた総督府警護連隊の指揮官の指示を受けて校内のレジスタンスを駆逐する事になった。  
既に非難は完了していることもあり、遠慮なくレジスタンスを狩って行く。しかし・・・。  
 
「きゃあっ・・・くっ。」  
 
「動くな、武器を捨てろ。」  
 
不意に現れた多数のレジスタンスにミシェールが捕まってしまった。  
しかも彼女を捕まえていたのは学園を襲ったレジスタンス”男性解放戦線”の首領オズワルドであった。  
オズワルド盗賊団が母体になったこの集団は男性優位・男性解放を掲げ、各地で集団レイプ事件を起こしていたレジスタンスとは名ばかりの連中であった。  
人質をとられた為に仕方なく武器を捨てるアネットとモニカ。だがさらに・・・。  
 
「服も脱げ。さもなければこの女を殺すぞ。」  
 
拘束したミシェールの首筋にナイフを突きつけるオズワルド。  
 
「ア・・・アネット。」  「悔しいけどミシェールの命には代えられないわ。」  
 
ミシェールの命には代えられず、仕方無しに服を脱いで全裸になっていく2人。  
 
「中々良い身体だな・・・。そっちのガキも膨らみ始めの胸がなんとも言えねえな。」  
 
オズワルドは全裸になった2人を見回した後、生き残っていた部下のレジスタンス達に一言命令した。  
 
「犯せ。」  
 
この言葉を聞いたレジスタンス達は一斉に2人に襲い掛かった。  
 
 
「あっあっあっあっあ〜・・・いやぁぁああ!!」  
 
アネットが喘ぎの混じった悲鳴を上げている。現在彼女は四つん這いの格好で口・割れ目・アナルにペニスを突き入れられていた。  
 
「お・・お願い・・あんっ!ああ・・もうやめてぇ!!」  
 
その横ではモニカが騎乗位でガンガン突き上げられ、口にもペニスを入れられながら喘いでいた。  
2人とも既に何度も犯されているようで全身精液塗れであった。  
現在この淫劇が行われている場所は学園のかなり奥であり、駆逐されつつあるレジスタンスもまだ僅かに残っている事からバイロニア軍は到達していなかった。  
 
ふふふっ、濡れてきたかミシェールちゃん。」  
 
「ひぁあんっ!!・・そんな事・・・ありません。」  
 
彼女の首筋を舐め胸を揉み、さらに下着の中に手を突っ込んで直接割れ目を弄りながらの問いにミシェールは気丈にも否定する。  
しかし事実として2人が犯されながらも感じている事を見せ付けられ、割れ目を弄られるなどしたためかなり濡れていた。  
 
「これ以上2人に酷い事をしない・・・・んぐっ」  
 
アネットとモニカを解放するように言おうとしたミシェールだが途中でオズワルドのペニスが口内に侵入した為喋れなくなってしまった。  
 
「ちゃんとしゃぶれ、でないと刺すぞ。」  
 
再びナイフを突きつけられたミシェールは仕方なくオズワルドのペニスをしゃぶりだした。  
 
「んあ・・ちゅぱ・・くちゅっ・・こくっ・・ちゅるっ」  
 
「なかなか上手いな。よし、玉も揉むんだぞ。」  
 
ミシェールは言われた通りに玉を揉んでいく。その巧みな動作にオズワルドは一気に射精まで持っていかれた。  
 
「だすぞっ。全部飲めよ。」  
 
どぴゅっ!!どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅっ!!  
 
「んはぁぁ!ごくごく・・・ごくんっ」  
 
ミシェールの口内に生臭く、何とも言えない不快感が広がった。今までバイロンの美味な精液しか飲んだことのない彼女にとって大変苦痛であった。  
しかしがっちりと顔を抑えられているため吐き出す事もできず、結局は全て飲んでしまった。  
 
「けほっけほっ・・・。」  
 
「全部飲んだな。じゃあいよいよお楽しみだぜ。」  
 
ペニスから解放され、残った精液を吐き出しながら荒く息をするミシェール。  
オズワルドはそんな彼女を見つつ、いよいよその割れ目にペニスをぶち込もうと近づいていった。そのとき・・・。  
 
「ウィンドエッジ。」  
 
突如魔法を発動する声が響く。それと同時に風の刃がオズワルドに命中し両腕を切り落とした。  
 
「ぎゃあああっ、腕があああああ。」  
 
悲鳴を上げるオズワルド。それと同じく周囲からも絶叫が響き渡ってきた。犯されていたはずのアネットとモニカが反撃に出たのだ。  
犯されている最中、彼女達は感じているフリをしてミシェールを助け出す機会を窺っていたのだ。  
オズワルドが両腕を切り落とされたのを機会に彼女達は自分達を犯していたレジスタンスを関節技で始末し、武器を拾って周囲のレジスタンスを斬殺した。  
 
「ごめんなさいっ、もう少し早く着いていれば。」  
 
魔法を放ったと思われる女性が部屋に入ってきた。  
 
「内部も制圧されたわ。のこりはコイツだけよ。」  
 
「「「グローリアさんっ」」」  
 
その女性はバイロニア帝国時空制御塔区総督を勤めているグローリアであった。  
時空制御塔は最重要施設であり他の国家や地方と同格に扱われており総督を務める彼女も以前紹介はしなかったものの最高幹部に名を連ねていた。  
因みに彼女の着ている服は某ラグナロックな都市の学生が着ているような下半身と胸が露出し、被覆部分も特殊な透明生地を使った非常に露出度の高い服を着ていた。  
更にコレを見たバイロンは最高幹部・準最高幹部用の制服にしようと考えて居るほどである。  
 
「さあっ、早く始末しましょう。」  
 
グローリアの言葉に3人は武器を構え・魔力を集中させる。  
 
「た・・・たすけて・・・・ぎゃああああああああああ。」  
 
情けなく命乞いをするオズワルド。しかしアネットのサーベルで斬られ、モニカの投げナイフで突き刺され、更にミシェールの魔法で跡形もなく燃え尽きてしまった。  
 
「ここには暫らく誰も来ないわ。後始末はしておくからシャワーを浴びて身を清めてきなさい。」  
 
グローリアの言葉に従いシャワーを浴びに行く3人。その間グローリアはロ−ザリア内のレジスタンスの掃討を終え駆けつけていた総督のルイセと合流した。  
その後、ルイセとグローリアは協力して特殊な魔法を使い、アネット達を除く犯された女生徒や教師等から犯された記憶を消し去った。  
そして報告の為、バイロンの下に赴いた。  
 
「少し対応が遅れたようだが・・・幸い死者も出なかったしレジスタンスを名乗る犯罪者共を皆殺しに出来たしな。よくやった。」  
 
「あ・・・ありがとうございますバイロン様。」  
 
バイロンの労いにルイセは感謝の意を示す。  
 
「あと活躍した3人を城に呼んでくれ、直接労いたい。それと・・・・。」  
 
バイロンはルイセに近づくと耳元でそっと呟いた。  
 
「対応の遅れた原因やその後の事については何も言わん。だがお前達はいずれ俺様の子を身篭るんだ。身体には十分注意してくれ。」  
 
「・・・はい。」  
 
バイロンの言葉にルイセは顔を赤く染め、俯いたまま返事をした。  
 
後日バイロンの下に呼び出された3人は清めの儀式兼御褒美として何度も抱かれ、とても満足した表情で学園にもでっていったという。  
 
 
第2章  おわり  
 
 

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