大陸は・・・バイロンが支配していた。
傭兵王国軍の親玉ウォルフガングとNo2の裏切り者ウェインを討ち取ったバイロン。
しかも彼が所属するバーンシュタインはジュリアを除くインペリアルナイトと前線で指揮を取っていたシュナイダ―大臣以下の主要人物が戦死。
ローランディアも同様にウォレス将軍やカーマイン等の主要人物が死亡していた。
更にバイロンは急遽司令官として派遣された前線でシュナイダ―の遺品から言霊の面を入手。
そして彼がそれを使おうと時空制御塔に向かっていると同じときに傭兵側のゲリラにエリオットとコーネリウスが暗殺される事態が発生。
言霊の面をある目的の為に使った彼は連合軍を掌握して傭兵王国軍を討伐した。
英雄となったバイロンは指導者を失い混乱する領国を纏め、更にランザックを併合した。
大陸を統一した彼は国名を”バイロニア帝国(バイロンの国という意味)”に改めたのであった・・・・・。
ちゅぱっ・・ちゅぽっ・・ぺろっ!!
皇帝バイロンは下腹部を襲う気持ちの良い感覚と共に朝の目覚めを迎えた。
そして自分のペニスをしゃぶっている少女に声をかける。
「今朝の当番はシャルローネか。」
「はい、バイロン様。」
声をかけられたシャルローネはしゃぶるのを中断して返事をする。
「ご苦労だな。」
「いえ、このような名誉ある行為を任されるだけでも非常に光栄です。」
バイロンの労いに恐縮して答えるシャルローネ。
一部の女性にのみ許された敬愛する皇帝の朝の目覚めを助長する神聖な行為。
行うことを許されること事態が非常に名誉な事とされているのである。
「そろそろ朝食の時間か。それとシャルロ−ネ・・・。」
バイロンはシャルロ−ネを抱きしめるとディープキスをする。
「ああバイロン様・・・んんっ・・んふぅ。」
突如バイロンにキスをされた彼女は瞬時に顔を赤く染めながら彼に身を任せる。
暫らく続き、ようやくキスから開放された彼女は床に座り込んでしまう。
「褒美だ・・・・俺は朝食に行くぞ。」
「はい・・・バイロン様ぁ。」
未だキスの余韻に浸るシャルローネ。彼女が覚醒したのはバイロンが朝食を終えた後だった。
つづく。