仮面騎士達の襲撃からサンドラが助かる要因となったカーマインの予知夢。  
彼がもしサンドラが襲撃されることを夢にみなかったら・・・。  
 
 
「くっ!!ここまでですか・・・。」  
 
宮廷魔術師サンドラは仮面を着けた騎士達に追い詰められていた。  
研究塔内で襲撃を受けた彼女は自身の魔法が殆ど効かないこともあり、屋上に追い詰められ剣を突きつけられていた。  
彼女に剣を突きつけている2人の仮面騎士が腕を振り上げるのを見たサンドラは死を覚悟した。だが・・・。  
 
ビリビリビリッ・・・ストッ  
 
仮面騎士達の剣はなぜかサンドラの衣服のみを切り裂き。布切れと化した服が床に落ちる。  
 
「ああっ・・一体何を・・・。」  
 
下着すらも切り裂かれ、全裸となったサンドラは恐怖と屈辱の混じった声で抗議しようとするが突然押し倒され口を止められてしまう。  
 
「騒げば殺す。」  
 
仮面騎士の一人は床に押し倒したサンドラの耳元で呟くと胸を愛撫し始める。  
更にもう一人が彼女の股間に顔を埋め、割れ目を舐め始めるに至り、サンドラの様子に変化が見え始めた。  
 
「ああんっ・・・イイ・・ぇ・・・はあぁぁんんっ!!」  
 
サンドラの口から甘い声・・・快楽を肯定する声が漏れ始めた。  
その証拠として乳首は勃起し。割れ目からは愛液が漏れてきている。  
 
「何で・・感じてしまうの・・・ああ・・駄目ぇ・・・もっとォ。」  
 
なぜ強姦されて感じてしまうのか・・・サンドラ自身も戸惑いながら、しかし確実に快楽を受け入れている。  
彼女は夫に先立たれて以来10数年間、男性と付き合ったことがなかった。  
最初の頃は交際やの申し込み・一晩限りの誘いもあり隠れて情事を重ねてはいたが段々と地位が上がるにつれ、遠慮して男性は寄ってこなくなった。  
ここ数年は子供達の事もあり派手に遊べず性欲解消の手段は自慰しかなく彼女は常に男に飢えていた。  
自分の地位や美貌に恐れず、圧倒的な力で自分を組み伏せて犯してくれる男性を。  
 
「(ああ・・・、私は・・コレを待っていました。)」  
 
サンドラの中で何かが弾けた。  
 
「お願いぃ、もっと・・・もっと激しく私を犯して下さい。」  
 
サンドラはそう叫ぶと胸を愛撫している仮面騎士を抱きしめて顔の露出部分にキスをする。  
更に股を開いて割れ目を舐めている仮面騎士の顔を股で挟み、積極的に快感をアピールする。  
 
サンドラの突如とした豹変に対し、仮面騎士達は僅かにニヤリとする。  
彼らはサンドラに対する愛撫を止めると彼女を四つん這いの体勢にさせる。  
 
「いくぞ。」  
 
背後に回った仮面騎士の1人が短い言葉と共に何時の間にか取り出していた勃起したペニスをサンドラの割れ目に挿入した。  
 
ずぷっ・・ずりゅずりゅずりゅりゅっ!!  
 
「ああん!!ぶっといぃ・・・私のまんこにおっきいチンポが入ってきましたぁぁぁぁぁあ。」  
 
10数年ぶりに胎内に生じる快感にサンドラは我を忘れて甲高く喘ぐ。  
 
「いい・・おチンポ気持ち良いぃです・・・もっとォ、もっと突いてくださぁい!!」  
 
顔を歪め、口からだらしなく涎を垂らしながら快楽を求めてサンドラは喘ぐ。  
 
「舐めろ。」  
 
するともう1人の仮面騎士がフェラをさせるべくサンドラの口内にペニスを突き入れる。  
 
「ふぁい・・じゅるじゅるっちゅぽ・・・くちゅっ」  
 
サンドラは頷きながら懐かしいペニスの味を必死に味わっていた。  
高速で頭を振ったり玉を揉み、先端のみを舐めるなど久しぶりのペニスの味を心行くまで・・・この異常な状況下で味わっていた。  
 
「そろそろ行く。」  
 
その言葉と共に仮面騎士達の動きが素早くなった。サンドラも絶頂が近いことからその動きに合わせていく。そして・・・。  
 
どぴゅっ!!どくどくどくどく・・・ぴゅぴゅっ!!  
 
仮面騎士達の精液がサンドラの口内や胎内に勢いよく注がれていく。  
 
「もうダメぇぇぇ、濃い精液が胎内に・・入って・・・あああああ――――!!」  
 
胎内・・・そして口内を精液で満たされたサンドラ。彼女は幸せそうな気分になりながら絶頂に達した。  
 
 
 行為の後、仮面騎士達は何故かサンドラを塔内の休憩室のベッドまで運ぶとタオルなどで身体を綺麗に拭いていく。  
そして帰り際に 「また来る、何時抱かれても良いようにしておけ。」 と言い残した。  
その言葉を聞いたサンドラは余韻に浸りながらも頷いていた。  
 
 
〜ゲヴェルの隠れ家〜  
 
「ゲヴェル様、作戦通り宮廷魔術師サンドラを犯し、その結果快楽の虜にしました。」  
 
「うむ、今後は調教し更に快楽に染めさせろ。判断力を鈍らせるくらいにな。」  
 
ゲヴェルは自らに脅威となりそうな存在に対して仮面騎士達に命じて様々な工作を仕掛けている。  
今回のサンドラ陵辱調教もその一環で快楽への欲求で判断力や理性を鈍らせ自分への対策をしにくくさせるのが目的の様だ。  
 
「調教がある程度進んだらリシャールを通じてシャドーナイツに情報を流す。面白い事になるだろう。」  
 
ゲヴェルは笑いながら計画の成功を確信した。  
 
 仮面騎士達の言葉通り、サンドラはほぼ毎日隙を見ては彼らに抱かれる事になった。  
研究塔での勤務中は勿論の事、会議の休憩中に女子トイレに呼び出され抱かれたりもした。  
その時は胎内出しされた精液や愛液が漏れるのを防ぐ為、割れ目にテープを張って会議に出なければならなかった。  
 
 
ー数週間後ー  
 
サンドラは王都近くの森に何時もの様に呼び出されていた。  
深夜の時間帯、彼女は厚手のコ−トを着て、その下は全裸という異様な格好で目的地に来た。しかし其処に居たのは・・・。  
 
「お久しぶりですねサンドラ殿。」  
 
「あ・・・貴方はガムラン。なぜここに。」  
 
其処に居たのは仮面騎士達ではなくバーンシュタインの暗部であるシャドーナイツを束ねるガムランだった。  
動揺するサンドラにガムランは懐から出した手紙を渡す。そこには  
 
「(今度からは其処に居られるガムラン殿に可愛がってもらえ)」  
 
と仮面騎士達の字が書かれていた。  
 
「可愛がってあげますよサンドラ殿、まあ見返りに情報を提供してくれたら嬉しいのですが。」  
 
「だれがその様な事をしますか!!」  
 
サンドラは怒声を上げて拒否をする。しかしガムランは平然と言葉を続けた。  
 
「身体が疼いて堪らないのでしょう。もう貴女は快楽なしでは居られない筈ですよ。」  
 
ガムランの言う通りだった。今サンドラは快楽に飢えていた。だが理性も僅かに残っていた。  
仕える国家への忠誠や家族の事が頭に浮かぶ。しかし性への欲求に蝕まれた彼女の答えは1つしかなかった。  
 
「わかり・・ました。言う通りにしますから・・・抱いて下さい。」  
 
サンドラはそう言うとコ−トを脱いで裸身を露にする。  
月明かりに照らされた美しく豊かな肢体。とても子持ちとは思えない極上の女をガムランはじっくりと眺める。  
 
「ふふふっ、では抱いてあげましょう。」  
 
ガムランはにやりと顔を歪めながらサンドラに近づいていった。  
 
「ああんっ!!」  
 
サンドラが待ち望んでいた快楽に嬌声を上げる。  
ガムランは正面から彼女に近づくと胸を鷲掴みにして胸を揉み、勃起した乳首を引っ張った。  
 
「もう胸が張っていますね。しかも乳首が立ってますし・・・。」  
 
ガムランは言葉を続けながら片方の手をサンドラの割れ目に宛がい指で胎内を掻き回す。  
 
「ひゃあっ!!気持ちよいです・・・ああ・・もっと掻き回してくださぁいぃぃ。」  
 
股間に生じた強烈な快感にサンドラは愛液を垂れ流しながら喘ぎ続ける。  
その様子にガムランは頃合良しと判断したのかズボンのチャックを下げて勃起したペニスを取り出した。  
 
「貴女の極上の身体・・もっと楽しみたいのですが私も多忙でしてね、一気に行きますよ。」  
 
ガムランはそう言うとサンドラを抱きかかえ、俗に言う”駅弁”の体勢で割れ目を貫いた。  
 
ずぷずぷずずぷっ!!  
 
「ああ・・・はあぁぁぁんん!!待ってました、この気持ち良いのまってましたぁ!!」  
 
割れ目を貫いたガムランのペニスが胎内を暴れ回り、サンドラはその度に嬌声を上げる。  
更に抱きかかえられ密着した体勢なので勃起した乳首が彼の服で擦れ、快感を増大させる。  
 
「好きですっ、気持ち良いの大好きですぅ・・・もっと・・・もっとぉ・・・くちゅっ・・はむぅ。」  
 
サンドラは自らも腰を動かしながらガムランに対して快楽をねだり、彼の唇に自分の唇を合わせる。  
目がトロンとした状態でキスをしてくるサンドラにガムランは彼女の下に自分の下を絡ませる。  
深夜の森に卑猥な音を響かせながらこの状態は暫く続いた。そして・・・。  
 
「ふふっ、そろそろ行きますよ。」  
 
「ああ・・・では私の・・胎内に出して下さい。」  
 
ガムランの言葉にサンドラは自ら胎内出しを望んだ。ガムランは笑みを浮かべてペニスを深く突き入れる。  
 
どぴゅっ・・・どくどくどくどくどくっ!!  
 
ガムランの精液が勢いよく放たれサンドラの胎内を蹂躙していく。  
 
「はあぁぁぁ、イキますっ、イっちゃいますぅ・・・もう駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」  
 
放たれた精液がサンドラの胎内を満たしていく。彼女は快感の絶叫を夜の森に響かせながら絶頂に達した。  
 
「気持ちよかったですかサンドラ殿。」  
 
ガムランはサンドラに向かって問いかける。  
行為の後、彼はサンドラに後始末と称してフェラをさせていた為に彼女の顔は精液まみれであった。  
 
「はい・・・とても良かったです。」  
 
精液だらけの顔を赤く染めながらサンドラは肯定の返事をする。  
 
「ではサンドラ殿、情報提供の件は承知していただけますね?」  
 
ガムランは目的の1つである情報提供の件を切り出す。  
リシャ−ルを通じて仮面騎士達から今回の件について情報を知らされた時、彼は内心喜んでいた。  
なにせローランディア王国の中枢に情報提供者を作れると同時に極上の女を抱けるからだ。  
 
「はい・・・情報は提供いたします。で・・ですがその代わりに・・・。」  
 
「わかってますよ、提供の報酬は快楽でお支払いいたします。」  
 
ガムランの返事を聞いたサンドラは満面の笑みを浮かべる。  
 
「ではサンドラ殿、私は多忙ですのでここでお暇させていただきますが・・・。」  
 
ガムランが言葉の途中で手を挙げ合図をする。すると10人ほどの彼の部下たちが現れた。  
 
「情報提供を承知して頂いた記念に後は彼らが相手をしてくれます。」  
 
ガムランはサンドラにそう言うと行為の後の濃厚な色気を漂わせた美貌の宮廷魔術師の姿を見て興奮する部下に向かって言った。  
 
「サンドラ殿は情報提供をして頂く協力者です、粗相の無いように丁重に抱くのですよ。」  
 
ガムランはそう言うと向きを変えて森の出口へ向かって歩き出した。  
後ろからは 「サンドラ殿、今からわれらが・・」 「なんてエロい身体だ。」 など部下達の声が響いていた。  
 
 
その後ガムランが去った後、サンドラは彼の部下達に代わる代わる”丁重に輪姦”された。  
彼女は自ら率先して腰を振り、ガムランの部下達との行為を楽しみ、終わったのは明け方近くだった。  
コ−トを裸身の上に羽織って彼女は家への道を急ぐ。  
 
「私はなんてことを・・・でも今更我慢できませんね・・。」  
 
彼女は国や家族を裏切った罪悪感とそれを上回る快楽への欲求を抱いていた。  
 
 
ー更に数週間後ー  
 
「ではサンドラ殿、確かに情報受け取りましたぞ。」  
 
深夜の研究塔で忍び込んできたガムランにサンドラが情報を渡していた。  
 
「それとこの前の情報、とても役に立ちましたよ。」  
 
ガムランがサンドラに礼を言う。実際彼女が渡した・・・売り渡した情報は非常にバーンシュタインの役に立っていた。  
 
ノストリッジ戦線への補給に関する件では計画を詳細に入手したことで効率よく補給部隊を襲撃できた。  
失敗はしたが王城内への進入路とエリオットの居場所の提供を受け、襲撃を実行できた。  
カレンの居場所を教え、拉致をしやすくした・・・など彼女の情報は非常に役に立っていた。  
ローランディアにとっては重大な裏切り行為だったがこの事を知っているのは仮面騎士達を除けばガムランとその直属の10人だけだった。  
 
「ではガムラン、そろそろ報酬を・・・」  
 
サンドラは顔を赤く染め、身体をくねらせながら報酬を要求する。  
 
「わかりました、では脱いでください。」  
 
サンドラはその言葉に従って服を脱ぐ。ガムランはそれを見ながら欲望を股間に集中させていた。  
 
 
その後も”情報を売り渡し、報酬として快楽を提供”というガムランとの関係は暫く続いた。  
サンドラがその関係から解放されたのは王都解放戦でのガムラン及び部下死亡・ゲヴェル討伐による彼と仮面騎士が消滅してからだった。  
 
「あの時・・助けがくれば私は”凛々しい宮廷魔術師”で居られ、裏切りの罪悪感に苛まれなくて済んだのでしょうか。」  
 
戦後、サンドラは研究塔で休憩中にふとそう思った。幸いにしてこの事を知る者はサンドラ以外は皆死亡している。  
よって誰にも知られることは無く、また情報提供の件も国に発覚せずに済んだ。  
 
「でも私は・・・身体に刻まれた快楽への快楽への欲求をどうすれば・・・。」  
 
現在抱いてくれる存在は居らず、自慰以外に快楽を得る手段を失ったサンドラはより快楽への欲求が高まっていた。  
その為、常に下着を着けず裸の上に直接宮廷魔術師の正装を着用し、自らが開発した小型魔導バイブを胎内に入れ勤務していた。  
更には深夜の公園に裸の上にコ−トを羽織って出かけ茂みに隠れて逢引するカップルを覗きながら自慰もした。  
抑えきれない快楽への欲求が宮廷魔術師サンドラを変態行為に走らせていた。  
 
「あぁ・・・また・・。」  
 
再び身体が疼いてきたサンドラは全裸になり自慰を始めた。  
彼女が満たされる日は・・・遠い。  
 
おわり  
 

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