出撃したフレア率いる軍はラーカス領内に進入後も順調に進軍していた。  
この辺りの敵兵は先行している父に率いる主力部隊に敗退したようで偶に少数の敗残兵と遭遇する程度だった。  
 
「全軍停止、暫らく休息を取る。」  
 
危険は少ないと判断したフレアは休息を取らせるべく軍を停止させる。  
彼女の部隊は良く統制がとれていて彼女の妖艶な姿を目にしつつも颯爽と行動していく。  
準備ができたのを確認したフレアは護衛の女騎士達や侍女達に何かあったら連絡するように言うと森の中に入っていった。  
 
 
「気持ちが良いわ、戦争中なのを忘れそうね。」  
 
森の中で一本の大木の幹に腰をかけたフレアは蜂蜜の塗られたパンで軽食を取っていた。  
周囲には護衛の女騎士達が居るとはいえ少々離れていて多少叫んでも聞こえないくらいの距離はある。  
その時フレアの所に一匹の犬が寄ってきた。  
大型犬ぐらいの大きさで野良犬であろうが綺麗な白い毛を生やしている。  
 
「あらっ、貴方これが欲しいの?」  
 
パンを欲しそうに見ている犬にフレアが尋ねると犬は 「ワンッ」 と鳴いた。  
 
「仕方ないわね。」  
 
フレアがパンを差し出すと犬は嬉しそうに食べついた。  
その光景を微笑ましそうに見詰めていたフレアだが犬は食べ終わると突然彼女の股間に顔を近づけると匂いを嗅ぎ出した。  
 
「えっ!何・・・あっ」  
 
自分の股間を見てあることに気付いたフレア。彼女の股間には食べていたパンに塗られていた蜂蜜が見事に垂れていたのだ。  
 
「わんっ!わんわんっ!」  
 
匂いを嗅いでいた犬はとうとうフレアの股間に付いた蜂蜜を舐め始めた。  
 
「ああ・・・駄目よっ!そんな・・・ああんっ。」  
 
言うまでも無いが彼女の鎧の股間部分は割れ目をギリギリ隠すだけの幅しかなくしかも下着を履いていない。  
つまり横から舌を入れれば容易に割れ目の中まで舐められる状態なのだ。  
 
「うんっ・・あぅ・・犬に舐められて感じるなんてぇ・・・はぅう!。」  
 
犬に割れ目の中まで舐められて感じまくるフレア。犬にしてみれば蜂蜜を舐めているだけだがそんなことはどうでも良かった。  
 
「わん・・・??」  
 
股間を舐めていた犬は蜂蜜ではないほのかに甘い液体が溢れて来ているのに気が付いた。  
もっと液体を味わいたくて舐めていると人間の女が気持ち良さそうな表情をしている。それに雌の匂いがどんどん濃くなってくる。  
本能に忠実な犬はフレアを交尾の相手と決めた。  
 
「えっ・・・?もうやめちゃうのって・・・ああ!!。」  
 
突如股間を舐められるのを止められた彼女は犬を見て驚いた。  
ペニスを勃起させて荒く息を吐いている。しかも勃起したペニスをしきりに自分の尻に擦り付けてくるのだ。  
 
「ごくっ・・・そう・・私と交尾したいのね。」  
 
息を呑んだ後そう尋ねるフレアに犬は彼女の唇を舐めることで答える。  
暫らく犬と舌を絡ませあう濃厚なキスを堪能した彼女は股間部分の鎧を外すと四つん這いになった。  
 
「準備はいいわ・・・おいで。」  
「わんっ!」  
 
フレアの言葉に犬は彼女の背中に飛びつくとバックから彼女の割れ目に挿入した。  
 
「んあああああっ!!大きいわぁ・・すごおいいぃぃ。」  
 
予想以上に大きかった犬のペニスを迎え入れたフレアは甲高い声で喘ぎ始めた。  
犬もフレアの雌の匂いが更に濃くなっていくのを感じ取り、本能に従って激しく腰を動かす。  
 
「ふぁ!!私バーラルの姫なのにぃぃ・・犬と交わって感じているのぉ・・ああんっもっとぉ!」  
 
自虐的に呟くフレア。  
バーラルの姫、しかも戦場で軍を率いて戦う将軍でもある彼女が野外で・・しかも鎧を着けたまま犬と交尾している。  
この凄まじい状況も彼女の快感を高める要因の一つとなっていた。  
 
「わんっ・・・わん!。」  
「ああ・・・良いわ・・・ってなに?まさか出すの?」  
 
犬の鳴き声から射精が近いことを感じたフレア。少し躊躇いを感じたが妊娠しないことは知っていた。  
それにもう後戻りができない状況であった。  
 
「良いわ!きてぇ・・・フレアのまんこに犬の精液を注ぎ込んでぇ!」  
「ワンッ」  
 
どぴゅっ!どくどくどくどくどくどくっ  
 
フレアの叫びを合図に犬は一声鳴くと彼女の中に精液を放った。  
 
「あうううぅぅぅ!!犬の精液が中を満たしてるよぉ・・・こんなのって・・あああああ〜んっ!」  
 
犬の精液が中を満たしていく感覚にフレアは一気に絶頂に達した。しかし・・・  
 
「えええっ、まだ射精止まらないのぉ?もうフレアのまんこいっぱいだわ。」  
 
絶頂に達した後も未だに割れ目へと流れてくる犬の精液。その間フレアは快感から解放されなかった。  
 
最初の射精から一時間後、犬はようやく射精を止め彼女からペニスを引き抜いた。  
すると割れ目から愛液と混ざった犬の精液が大量に溢れてくる。  
 
「ようやく・・・終わったのね。」  
 
そう呟くフレア。一時間近く精液を注がれ続けた彼女は下半身が溢れた精液で塗れており、腹も少し膨らんでいた。  
交尾を終えた犬はフレアの顔を舐めると森の奥へと走り去っていった。  
 
「拙いわ・・・もう直ぐ時間ね。  
 
自分が設定した休息時間の終了まであまり時間が無いことに気付いたフレアは慌てて中に残っている精液を搾り出す。  
そして用意しておいた濡れタオルで身体を綺麗に拭くと香水をつけて身を整え陣の方に向かっていった。  
 
 
「まさか魔犬との交尾に耐えられるとはねぇ。」  
 
フレアと犬が交尾しているのを姿を消して伺っていたヴェルゼリア3魔将の一人、変幻のフェラキアは唸った。  
あの犬は上位の女魔族が慰安用に品種改良した魔犬で精力を高めるだけ高めたものだった。  
もっとも強化しすぎたせいで並みの女魔族では行為の快感に耐え切れず壊れてしまう。今まで耐えることのできた女魔族はフェラキアと極少数だった。  
 
「バーラル王女フレア・・・上級魔族に肩を並べる精力ね・・・絶対に喪のにしてやる。」  
 
フェラキアはフレアを自分のモノにすることを決めると魔犬を回収して去っていった。  
 
 
フレアが魔犬と交尾している頃・・・  
 
 
「ああんっ!嫌ぁ、もうやめてぇ。」  
「感じているくせに何言ってやがんだ。」  
「ばらされたくなければ大人しく犯られてろ。」  
 
休息地のはずれの茂みで一人の女騎士が5人ほどの兵士に輪姦されていた。  
輪姦している兵士達は出発の際にフレアを欲望に満ちた目で見ていた連中で輪姦されているのはフレアの護衛の女騎士だった。  
兵士達は何とかフレアと犯れないか計画していた所を茂みに隠れて自慰をしていた彼女に遭遇したのだった。  
その女騎士は最近護衛隊に配属されたばかりでまだ10代後半と若いながらも腕は確かで兵士5人程度なら素手でも軽く倒せるほどだった。  
彼女は行軍中もフレアの隣に位置していた為に彼女の色気に触発され、何とか気を沈めようと隠れて自慰をしていた所を襲われたのだ。  
あっという間に鎧を脱がされ全裸にされたあげくに処女も奪われ代わる代わる犯される。  
普段なら絶対負けることの無い連中に犯されしかも自慰をネタに脅される・・・彼女は屈辱に満たされていた。  
 
「ちゃんとしゃぶれっ、全員をだぞ。」  
「うう・・・んくっ・・ちゅぽっ。」  
 
一通り女騎士を犯し終えた兵士達はフェラを強要しながら話しかけた。  
 
「俺達はなんとしてでもフレア姫と犯りたい、そこで護衛隊のお前にも協力してもらうぞ。」  
 
そう言って兵士達は計画を話し始める。  
 
「姫様を汚させる計画に協力なんてできないわっ。」  
 
フェラを止めて叫ぶ女騎士。しかし・・・  
 
「出なきゃお前がここで自慰していたことをばらすぞ。」  
「それにお前だけでなく護衛隊にも迷惑かかるな。姫の護衛隊の女騎士は行軍中にオナニーしまくる変態女ぞろいだってな。」  
 
兵士達の脅す言葉にパニックになる女騎士、断れば隊の皆にも迷惑がかかる・・・しかし敬愛する姫を汚すことはできない。  
彼女が悩んでいるのを見た兵士達は更に言った。  
 
「姫も女だ。犯っちまえばお前と同じで逆らえなくなる。」  
「睡眠薬で眠らせてから犯るか媚薬でたまらなくしてから犯ればいいぜ。」  
「いざとなりゃこの記憶を消す薬を使って犯った記憶を消せばいい。」  
 
勿論記憶を消す薬なんて嘘っぱちである。だが追い込まれていた女騎士は多少安堵した様子を見せた。  
 
「分かりました・・・協力させていただきます。」  
 
涙を流しながら協力することを誓う女騎士。  
 
「それでいい。ならさっさとしゃぶりなおせ。」  
 
兵士達は女騎士の協力するという言葉に満足し、再びフェラを強要する。  
 
「姫様・・・申し訳ございません。」  
 
女騎士は敬愛するフレアに心の中で謝罪しつつ再び兵士のペニスをしゃぶり始めた。  
 
 
第1章  完  
 

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