古代兵器修復基地  宿舎  
 
「あんっ!駄目ぇ、アイザック・・・激しすぎるわ!」  
「ヴァネットの具合が良すぎるんだ。よっぽどセルディスとの初夜は不満だったんだな。」  
「だってぇ・・あひぃ!・・・淡白すぎるのよ彼は・・・」  
 
数日前にセルディスと結婚したはずのヴァネットがベッドの上で仲間のアイザックに貫かれながら語った。  
実は結婚式後の初夜においてセルディスはヴァネットを満足させることなく早々に出してしまっていた。  
その事で身体が悶々としていたヴァネットを性欲を持余していたアイザックが誘いこうなったのであった。  
 
「結婚直後の新妻がさっそく不倫とは・・・あいつが知ったらどうなるかな?」  
「んふぅっ・・それは貴方も同じよ・・・さあっ、もう話は御しまいにして気持ち良くなりましょっ。」  
「はは、そうだな。」  
 
アイザックはそう返事をすると正常位の体勢からヴァネットを抱き上げ自分の上に乗せ、騎乗位の体勢で貫き始めた。  
 
「ああんっ!いいわアイザック、もっと突き上げてぇ!。」  
 
快楽に喘ぐヴァネット。アイザックは無言で速度を速めると共に彼女の豊かな胸を下から揉み始める。  
 
「おっぱい強く揉み過ぎないでぇ、ちぎれちゃうわっ!そんな・・・ひゃあっ!」  
 
もはやヴァネットはアイザックの与える快楽の虜になっていた。  
彼は最後の仕上げをするべく体を起こして対面座位の体勢をとると貫きながら彼女を抱きしめてキスをする。  
 
「んんっ。」  
 
突如抱きしめられ、さらに口内に舌を入れるような熱いキスをされたヴァネットは悩ましげな声を上げながら自分も舌を絡めていく。  
 
「ヴァネット・・・中で出すぞ。」  
「えっ・・・いいわ、私の中に出してちょうだい。」  
 
キスの最中に突如耳元で囁かれた言葉。最初は戸惑ったもののアイザックの中出し宣言を受け入れた彼女。そして・・・  
 
どぴゅっ!どくどくどくどくどくっ  
 
「あああっ!アイザックの濃い精液が中に勢いよく入ってくるぅぅーーーーー。」  
 
勢い良く放たれたアイザックの精液がヴァネットの胎内を満たしていく。  
その気持ちよさに身を委ねながら彼女は今までに無い絶頂感を味わっていた。  
 
 
「んんっ、ちゅぱっちゅぱっ!」  
「満足できたかヴァネット。」  
 
行為が終わった後、後始末をするべくペニスをしゃぶるヴァネットにアイザックは話しかけた。  
 
「凄く良かったわ。それと・・・・また・・・お願いね。」  
 
自分のペニスをしゃぶりながら上目遣いでまた抱いてくれと頼むヴァネットに彼女の頭を撫でることで答えた。  
 
 
この日以来、二人はセルディスの目を盗んで密会を繰り返した。  
ヴァネットにして見ればセルディスの淡白さに、アイザックにしてみれば親友の不甲斐無さを言い訳にすることで罪悪感から逃れていた。  
この行為はセルディスにはばれなかったが・・・  
 
約1年後  
 
ヴァネットは男の子を出産した。  
薄らと銀色の髪が生えている赤ちゃんをみてセルディスは涙を流して喜んだ。  
そして矢鱈とハイテンションな状態で遠方の協力者の下に出かけていった。  
・  
・  
・  
「んんっ・・・あなたは赤ちゃんじゃないでしょ。」  
 
セルディスが再び出かけた数日後、宿舎の中には赤ちゃんに乳を与えるヴァネットの姿があった。  
ただ普通の授乳風景と違うのは開いているもう片方の乳首からアイザックも母乳を吸っていることだった。  
 
「ヴァネットの乳が美味しいからつい・・・。」  
「あまり吸うとこの子が嫉妬するわよ。それにしても・・・」  
 
ヴァネットは無邪気な表情で母乳を吸っている赤ちゃんを見つめた。髪の毛こそセルディスと同じ銀色だが・・・  
彼女の視線に気付いたアイザックは一時母乳を吸うのを止めると彼女にキスをした。  
 
「俺たちの子供だろうヴァネット。」  
 
不倫の度に中出しを繰り返せば妊娠しないはずが無かった。  
セルディスは自分の子供と思っている様だが実はアイザックとの不倫の末に生まれた子供だったのだ。  
 
「そうね。これからもよろしくね、あ・な・た。」  
 
ヴァネットはそう言うと再び赤ちゃんと並んで自分の母乳を吸い始めたアイザックの頭を優しく撫で始めた。  
 
 
おわり  
 
 

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