グランシル市闘技場付近  VIP用宿泊施設  
 
この日サンドラは闘技大会の観戦に来ていた。義理の息子たちが出場しているのも見に来た理由の一つだが本命は他にあった。  
大会も無事に終わり宿泊施設の部屋に戻ったサンドラは扉を閉めた。すると背後から小柄な人物に抱きしめられた。  
「会いたかったぞサンドラ。」  
その人物は背後から彼女の胸を揉みながら言った。  
「ああ・・・私もですリシャール様。」  
なんとサンドラを抱きしめていたのはバ−ンシュタインの王太子にしてインペリアルナイツマスターのリシャールであった。  
リシャールはサンドラを開放すると彼女の正面に回り、背伸びをしてディープキスをする。  
「んふっ!・・ああ。」  
サンドラも彼の小柄な身体を抱きしめて同じように熱いキスで返す。  
しばらく続いた後お互い離れ見つめあう。そして  
「久し振りにそなたを抱けるな。この時を待ちわびたぞ、さあっ。」  
「はい・・・。」  
リシャールに言われ、サンドラは目の前で服を脱いで全裸になっていく。  
 
「相変わらず見事な身体だな。」  
全裸になり恥ずかしそうに見詰めてくるサンドラを見ながらリシャールは呟く。そして彼女をベッドに押し倒すとその身体をむさぼり始めた。  
「あんっ!リシャール様ァ、気持ち良いですもっと・・・もっと激しく弄って下さい。」  
娘と同年齢の少年に愛撫され彼女は激しく悶える。  
自分は宮廷魔術師であり一児の母、相手は娘と同年齢の少年でしかも隣国の王太子。そんな少年と秘密裏にではあるが恋人関係にありこうして抱かれていることが彼女の気分を更に高揚させる。  
それに対してリシャールは最初はゲヴェル電波の事もありこの先障害となりそうな人物を堕とそうと行動していただけだった。  
しかしいざサンドラを言葉巧みに誘惑して抱いた後に考えは変わった。自分の意思でこの美麗な宮廷魔術師を自分の物にしたいと思うようになっていた。  
 
フニュッ・・・ムニュッ・・・  
「うふふっ、リシャール様気持ち良いですか?」  
自分ばかり気持ち良くなって申し訳なく思ったサンドラは仰向けになった自分の上に彼を座れセルと豊満な胸でペニスを挟んで扱き始めた。  
「うむっ、柔かく弾力に富んでいる。最高の胸だな。」  
リシャールの賞賛する言葉に励みが出たのか速度を速めるサンドラ。  
しかし彼は焦っていた。このままでは胸に出してしまう。久し振りにこの女を抱く事が出来たのだ、出すならば中で・・・と。  
「うおおおお!。」  
リシャールは行き成り叫びだすとサンドラを押し倒し、警告も無しにペニスを挿入する。  
「んあああっ!リシャールさまっ、そんないきなり・・・はうぅぅぅんっ」  
突如押し倒され挿入されはしたが待ち望んでいた快楽に身を震わせて悶える。  
 
「あっあっあっ!リシャールさまぁ・・・リシャールさまぁ。」  
悶えながらも彼の名を叫び続けるサンドラ。  
普段公式の場では見せない余にも可愛く淫らな姿にリシャールは更に興奮していく。  
 
「サンドラよ、今日は中で出してやるぞ。」  
限界まで来ていたリシャールは彼女の奥深く挿入し射精体勢に入った。  
「待ってください、今日は危険び・・・・」  
今日は危険日である事を伝えようとしたサンドラ。しかし・・・  
どぴゅどぴゅどぴゅっ  
「そんなっ!今日は・・・きょうは・・・あああーーーーーんっっ!。」  
妊娠してしまうかもしれない恐怖と恋人である少年王太子の精が中を満たす感覚にサンドラは言い知れぬ快感を味わい絶頂を迎えて。  
 
 
行為が終わった後、二人は全裸のままベッドで抱き合っていた。  
「名残惜しいが私はもう行かなければならぬ。  
そう言うとリシャールサンドラの首筋をきつく吸い始めた。  
「リシャール様、後が付いてしまいます。」  
その位置だと正装や私服を着た状態でもキスマークが見えてしまう。  
「ふふふっ、これはそなたが私の女である事の証だ。」  
その言葉にサンドラは顔を真っ赤にする。  
 
二人は服を着た後向かい合う。同時に出るとお互いにあらぬ噂が立ってしまうので彼が先に出る事にする。  
「次にそなたと会うときを楽しみにしているぞ。」  
「私も・・・早くリシャール様に抱かれたいです。」  
お互いの言葉が引き金になり一児の母でもあるロ−ランディア宮廷魔術師とバ−ンシュタイン王太子は再会を誓い合うように熱いキスを交わし始めた。  
 
 
終わり  
 

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