ある休暇日、休暇の場所に選ばれた義兄の領地をルイセはある建物に向かって走っていた。
「はぁはぁはぁっ、何とか間に合った〜。」
その建物はアクセサリ−ショップで出来たばかりだがかなりの客が出入りしている人気店であった。
中に入ったルイセは店員に何か話した後、店の奥へと入って行きさらに地下室へと降りてゆく。
地下室に降り扉を開けてランプとベッドのある簡素な部屋に入った所でいきなり後ろから抱きしめられた。
「よく来ましたねルイセ、ご苦労様です。」
背後からルイセを抱きしめた男はそう呟くと片手で服の上から胸を揉ながら首筋を舐めていく。
「ああ・・・ガムラン様ぁ・・。」
恍惚とした表情で男の名を呟きながらその身を委ねる。
しばらくしてガムランは行為を止める。ルイセは一瞬名残惜しそうな表情をしたが直に真面目な顔に戻った。
「それではガムラン様、報告を始めます。」
ルイセの報告の内容とは彼女の義兄や仲間たち・母の宮廷魔術師サンドラが耳にしたなら絶句するようなものだった。
それはサンドラの研究内容や仲間達の行動予定、それにロ−ランディア軍が行う予定の作戦の詳細など重要機密ばかりだった。
なぜ彼女が仲間や国を裏切るような事をしているのか?
実はルイセはガムラン率いるバ−ンシュタイン特務実行部隊シャド−ナイツのメンバ−だったのである。
きっかけは1年以上前にガムランが魔法学院に教師として潜入していたときのことだった。
当時授業で遺跡に引率中、みんなと逸れた上に魔物に襲われていた彼女をガムランが助けたのだった。
これがきっかけで彼女はガムランを慕うようになった。
その後彼女の潜在能力に目をつけたガムランは優しく接したり暗示などを用いて彼女の気持を異性に対する恋にまで高めた。
その結果ルイセはガムランのことを最愛の男性と認識するようになり告白して抱かれ、処女を捧げてしまう。
ガムランはそれを利用して在職期間中にルイセと密会を繰り返して彼女を完全にとりこにすることに成功する。
そして自分で選んだように誘導してシャド−ナイツへの入隊を決めさせてしまう。
その際に行われた本音を聞くための暗示下での誘導尋問においてルイセは
「祖国や家族よりもガムラン様と一緒にいることを選びます。」
と偽りの無い本音を口にする。
入隊後のルイセはガムラン直々の指導により諜報や暗殺・毒物や呪の教育(性教育を含む)を受けた結果、短期間でシャド−ナイツ内でNo2の実力を得るまで成長した。
これが影の騎士ルイセ誕生の経緯である。
ちなみに彼女はその容姿や普段の仕草などから隊内ではアイドルとして可愛がられていた。
もっとも隊内でのルイセの普段の役職はガムランの副官(秘書)であり、また彼の女(恋人)と認識されているので手を出そうとする者はいなかった。
現在はロ−ランディア内での情報収集を任務としていて義兄や仲間と行動を共にする現在でも休暇時などにアジトのある義兄の領地で定期的に報告をしていた。
報告を聞き終えたガムランは片方の手を行き成りルイセの下着の中に潜り込ませて秘部を直接弄る。
「んああ!ひぁぁっ、いきなりそんなぁっ。」
突如秘部を襲う快感に驚きつつもしっかり身を委ねるルイセ。ガムランは秘部を弄り続け、十分濡れたことを確認すると言い出した。
「今回の休暇は余時間が無いみたいですね、次回はじっくり抱いてあげますから今はこれで我慢して下さい。」
ガムランはそう言うと服を着たままのルイセをベッドに寝かせて下着の隙間からペニスを挿入した。
「あああああ!!ガムラン様ぁ、気持いいです〜。」
己の秘部を奥まで満たす信頼する男のペニスの感触に感極まって激しく喘ぐルイセ。