〜ローランディア王国 王都ロ−ザリア市内 某高級ホテルの一室〜
「こうやって2人で食事をするのは久しぶりだな。」
このホテルのオーナーである大商人のグレンガルがテーブルの向かいに座り食事をする少女に話しかける。
「そうですね、グレンガルさん。」
話しかけられた少女・・・ローランディア宮廷魔術師の娘ルイセは笑顔で返事を返す。
今日は前々から任務が無い事は分かっており、久しぶりに会う約束をしていたのだ。
因みに今ルイセはホテルに入った時に、普段着ている服からグレンガルから貰った一着数万エルムはするドレスに着替えていた。
「グレンガルさん、商売の方は上手くいってますか?」
「ああ、ルイセから貰った情報のお陰でな。」
食事をしながら不適切な会話に入る2人。
何のことは無い。実はグレンガル、ルイセから様々な(自分の利益になりそうな情報)を入手していたのだ。
母である宮廷魔術師サンドラの研究塔で見た書類から彼女や魔術師団が必要としている魔法薬や道具。
任務上知りえたローランディア軍の進軍経路や不足している物資、更に母が持ち帰った会議の資料から判った国内の状況などを。
もっともルイセがこのような行為に走るのには理由があった。
「そろそろ身体が熱くなってきたんじゃないか?」
「もう、こんな料理ばかりじゃ熱くもなりますよ。」
「最初から期待してた癖によく言うぜ。」
ルイセの言葉通り、出された料理は鰻・すっぽん・河豚・蝮など精力増強効果の有る食材を主に使用していた。
またルイセ自身も食後に行われる何時も通りの”行為”に期待していたのも事実だ。
「じゃあルイセ、スル前にとっておきの精力剤を飲ましてやるぜ。」
グレンガルはそう言ってズボンを脱ぎ始めた。
ルイセはその光景をじっと、顔を赤く染めながら見る。そしてかれも勃起したペニスが視界に入ると興奮の度合いを増していく。
「じゃあ存分に飲んでくれ。」
テーブル付近からソファーに場所を移し、座り込んだグレンガルはルイセに向かって言った。
「は〜い。」
ルイセは喜色を帯びた弾む様な声で返事をし、グレンガルの股間に顔を埋める。
「はむぅ!・・ちゅる・・くちゅっ・・ちゅぱっ・・」
顔を埋めたルイセは一心不乱にグレンガルのペニスをしゃぶり始めた。
義兄一行に加わっての任務が続いた為、中々セックスフレンド達に抱かれる事が出来なかった彼女にとって久しぶりのペニスはとても美味な様であった。
「前よりもフェラが上手くなっているな。どれだけの男に抱かれたんだ?」
フェラの技能が格段に向上しているルイセにそう問いかけるグレンガル。
「ちゅるるっ・・・う〜、ヤってる時に他の男の人の事は言わないで下さい・・・ちゅぽっ!!」
「悪い悪い。」
頬を膨らませ、それでもフェラを続けながら抗議するルイセにグレンガルは軽く謝りながら彼女の頭を撫でる。
「くちゅっ・・ちゅっ・・、グレンガルさん・・ペニスが・・・膨らんで来たよ。」
「もう出しちまいそうだって事だ。しっかり飲んで精力つけろよ。」
どぴゅどぴゅっ!!ぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅっ!!
グレンガルのペニスから放たれた精液がルイセの口内を蹂躙していく。グレンガル自身も最近女を抱いていなかったせいか、予想以上の量だった。
「んく・・ごくん・・・はぁ〜。」
グレンガルが口内からペニスを抜いた事で余裕が出来たルイセは溜まった精液を飲み込んだ。
しかし彼のペニスからはまだ出し切れてなかった精液が飛び出し、着ているドレスに飛び散ってしまった。
「味はどうだった?」
「美味しかったです。でも・・・。」
グレンガルに久しぶりの精液の味を聞かれたルイセはちょっと戸惑いながらも美味しかったと答える。
「安心しろ、ドレスなら新しいのを用意してある。それよりも・・・。」
新しいドレスを用意してある事を告げ、ルイセを安心させたグレンガルは浴室の方を指差した。
「・・・・・はい。」
グレンガルの意図を察したルイセは短く返事をすると汚れたドレスを下着と共に脱ぎ全裸になった。
そしてグレンガルに手を引かれて浴室に向かって行った。
「お湯が溜まりましたよ。」
ルイセがグレンガルに言った。
元々この浴室は暖房が効いており、お湯が溜まるまで寒い思いをしないで済んでいた。
「じゃあ風呂に入る前に身体を流すか。」
グレンガルはそう言うと備え付けの椅子に座り、桶で身体にお湯をかける。すると背後からルイセが笑顔で近づいてきた。
「じゃあ私がお身体を流しますね。」
ルイセはグレンガルに言うと自分の身体に液体石鹸をかけると彼の身体に自分の身体を擦り付けた。
「どこでこんな事を覚えたんだか・・・、でも良いな。」
「ふふふっ、そうでしょう。しっかり洗ってあげますよ。」
ルイセの行為に驚嘆するグレンガル。彼女はそれに対して妖艶に微笑むと身体を更に密着させて擦り付けていく。
「んんっ、ああん!」
擦り付けている内にルイセは突然喘ぎ声を上げた。
「はうぅ・・・ひゃあっ・・んふぅ。」
ルイセはそれが癖になったのか擦り付けては喘ぐという行為を繰り返す。
「乳首が擦れて気持ち良いんだな。」
「はい・・・んあぁぁん。」
グレンガルの言葉に喘ぎながら答えるルイセ。
擦り付けている内に興奮し、そのせいで乳首が勃起してそれがまた擦れてこうなっているのだ。
「こっちはどんな具合かな。」
グレンガルは背中に摺り付いているルイセを離し、彼女の割れ目に指を突っ込んで様子を確かめる。
「ふにゃあぁぁぁんっ!きゅ・・急に何を・・・。」
突如股間に生じた快感にルイセは盛大に喘ぎながらグレンガルに問いかける。
「丁度良いな、それそろ入れてヤルかな。」
グレンガルはルイセの問いかけを無視し、彼女を敷いてあるマットの上に寝かせる。
「それじゃあ入れてやるぜ。」
「・・・・・・はいっ!!」
グレンガルの言葉にルイセは手のひらを返したかの様に満面の笑みを浮かべて元気の良い返事をした。
ずぷずぷっ・・・ぬぷぬぷぬぷっ!!
「あああ・・・おまんこに・・ルイセのおまんこに久しぶりにおっきいのが来たよぉぉぉっ!」
グレンガルのペニスはルイセの喘ぎ声をバックに彼女の胎内に埋没していく。
「くうっ・・・、相変わらず凄い締め付けだ。」
「あっ・・・いいよお・・・気持ち良いよぅ。」
相変わらずのルイセのまんこの締め付けに興奮の度合いを高めていくグレンガル。対するルイセは快感に夢中なのか口からは喘ぎしか漏れて来なかった。
「んっ・・、はあああああっ。もっと・・もっとおまんこ突き上げてぇ!!」
盛大に喘ぎ、自らも腰を動かしながらおねだりするルイセ。その姿は最早15歳という年齢の少女に相応しくないほどの妖艶さであった。
「くうっ、なんて身体だ・・・もうもたねえぞ。このまま出してやる。」
余りのルイセという少女の抱き心地にグレンガルはもたないと判断。彼女の胎内奥深くにペニスを空き刺した。そして・・・。
どぴゅぴゅぴゅっ・・・どくどくどくどくどく!!
「ああっおまんこにぃ・・・濃い精液がぁあ・・あんっ・・はぁ、ふああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
グレンガルの精液に胎内を満たされたルイセ。彼女は絶頂に達しながらも更なる快感を求めて腰を振り続けていた。
「疲れたな、少し休もうか。」
「はい。」
行為の後、2人は抱き合いながら浴槽に浸かって休んでいた。
そして2人はそれぞれお互いの事を考える。
ルイセにとってグレンガルはとても”良い人”であった。
言葉遣いは多少乱暴で年齢は結構離れている。それにたまに外に出せないような情報も欲しがる強欲な商人だ。
でも紳士的で自分を抱いて”気持ち良く”してくれる。
それに美味しい食事や綺麗で高価な服に宝石等の貴金属、それに多額のお小遣い等もくれる。
彼女にとっては最高のセックスフレンドであった。
グレンガルにとってルイセとの出会いは複雑だった。
最初は遺跡で敵として出会った。だがグレンガルが取引相手の所に向かった時、偶然にもその取引相手とルイセの情事を目撃してしまった。
その光景を見たグレンガルに衝撃が走った。
取引相手に抱かれているルイセはとても妖艶で年齢に相応しくない色気を放っていたのだ。
その後グレンガルは取引相手の所から出てきたルイセの前に出た。そして敵対した事を詫び、更に情事を目撃した事を告げて自分も抱かせて貰う様に頼んだ。
先の情事の余韻が残り、尚且つ身体から熱さが抜けてなかったルイセは頼みを聞き入れる。
彼女を近くの茂みに連れ込んで抱いたグレンガルは自分の予感が正しかった事を実感した。
その後、彼はルイセに定期的に会って情事をするように頼み、ルイセも新たなセックスフレンドが得られるので了承したのであった。
「(将来への投資だ。この程度惜しくないぜ。)」
ルイセを抱きしめながらグレンガルは思った。
密会場所に自分が経営する高級ホテルを選んだのは機密保持の面もあった。多額の小遣い等を提供したのは彼女の気を引き、自分から離れられなくする為でもある。
彼女は宮廷魔術師の娘で自身も優秀な魔術師だ。将来有望であろうし高い地位に着いた時み便宜を図ってもらえるという打算もあった。
だが今ではルイセという少女自身に魅せられていた。
成長途中の少女の癖に配下にある娼婦館の最高級娼婦以上の極上の抱き心地なのだ。それに快楽に染まりながらも失われぬ純真さ。
「(こんな極上の女は手放せねえな。その為にはいくら費用が掛かってもいいぜ。)」
グレンガルはそう思いながらルイセを抱きしめ続けた。
「じゃあルイセ、次もまた頼むぞ。」
夕方になり、帰宅準備を終えたルイセにグレンガルが言った。浴槽内で休んだ後、彼らはギリギリまで情事を繰り返していたのだ。
「は〜い、グレンガルさん。それに・・・こんなにありがとう。」
ルイセは返事をした後、更に礼を言う。
今回ルイセはグレンガルからお小遣いとして3万エルムの現金と宝石(数万エルム相当)数個に高価なドレスを貰った。
更に今彼女が着けている下着も王族女子が着用している最高級の下着だった。
因みに・・・彼女が履いてきた下着はグレンガルが貰いうけ、特殊な店で売るらしい。
「じゃあなルイセ。」
グレンガルに見送られてルイセはホテルを出て自宅への岐路に着いた。
「美味しい食事が食べれてお小遣いが沢山もらえて気持良くなれる・・・グレンガルさんは最高のセックスフレンドだよね。」
そう呟きながら自宅へ向かって歩くルイセ。
だが彼女は知らない。世間ではその行為が・・・”援助交際”と呼ばれていることを。
おわり