*バルディア王妃のアブナイ遊び〜の続編です。*
相変わらず大陸統一の為、軍事行動を続けるレディン率いるバルディア軍。
現在はとある国に侵攻中であった。その国の王は野心家でありダルシスやボ−ゼルとの戦争終結直後から関係が悪化していて国境ギリギリでの演習など何かと挑発をしていた。
開戦のきっかけもバルディアの勢力拡大に嫉妬した王が自国の勢力拡大を狙って隣接する小国を攻め、その国がバルディアに援軍を求めたのだった。
某国王城〜王の間
「陛下、バルディア軍が最終防衛ラインに向けて進軍中とのことです。」
「拙いな、其処で逆転できれば良いが・・・。」
顔を青くしながら報告する大臣の言葉を聞きながら某国国王は頭の中で考えていた。
このままでは滅亡は免れないかも知れない。如何にかして血統を残しつつバルディアに一泡吹かせるかを。
「やはりこの方法しかないか。王子達を呼べ、それと使節派遣の準備をせよ。」
何か方法を思いついたのか、王は次々と指示を出し始めた。
その日、バルディア王妃クリスはご機嫌だった。
数日前、某国から王子や王家に連なる貴族を初めとする外交使節が訪れていて交渉の為に夫レディンが久々に戻っていたからである。
そして昨夜は夫婦の営みを思う存分愉しんでいたのであった。
交渉の結果、一時停戦される事になりレディンは残務処理の為に再び停戦ラインに赴き、使節団は交渉の窓口として王都に留まる事になった。
その間の交渉は国王レディンに変わって王妃であるクリスが担当する事になった。
某国外交団滞在施設〜
「分かりました。速やかに本国に手紙を送り父上にお伝えします。」
「ではそのようにお願いしますね。」
外交使節が滞在している屋敷の離れでクリスと某国王子が会談していた。
その部屋は機密が漏れないように完全防音になっていて更にお互い従者は付けず、密室に2人きりの状態であった。
休憩を取ろうとクリスが席を立った瞬間、王子は突然彼女を抱きしめた。
「何を・・・・んんっ!んふぅ。」
クリスを抱きしめた王子は彼女の唇を奪った。
突然の濃厚なキス。しかもそのテクは例の別荘を管理する腹心の部下兼恋人(愛人)にも匹敵するほどだった。
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・
いつしかクリスも王子の舌に自分の舌を絡ませていた。
暫らくその状態が続いた後、王子は彼女から手を離す。すると濃厚なキスのせいで身体に力が入らなくなっていたクリスはソファーに倒れてしまった。
「何故・・・このような事を・・・。」
「クリス王妃、貴女には私の子を身篭って頂きます。」
王子はクリスの問いに答えながら彼女のドレスを脱がしていく。
「私は父上に命令されたのです。王妃、貴女を抱き妊娠させろと。」
「それは・・・ああんっ!」
クリスを全裸にした王子は喋りながら彼女の胸を揉み始めた。
「今は休戦状態ですが再び戦争が始まればわが国の敗北は免れません。」
「あんっ!ひゃああっ・・くぅ!」
胸を揉まれつつ、指で秘部をかき回されクリスは盛大に喘ぐ。
「ですから血筋を残しつつ貴国に一矢報いる為に貴女を妊娠させろと・・・・始めは私も命令通りにしようと思いました。」
クリスの身体に愛撫を続けながら王子は突然言い出した。
「ですが交渉を通じて貴女と接する度に思いは募りました。私は純粋に貴女という女性を欲しくなりました。」
突然の告白にクリスは驚いたように王子を見詰める。しかし心の中では久しぶりの刺激的な出来事に期待と興奮を抱いていた。
自分は英雄の妻にして大国の王妃。相手は戦況が不利になり滅亡を免れる為に講和を求めてきた国の王子。
不利な立場の相手に迫られて抱かれ、夫を裏切るという背徳的な状況を彼女は愉しもうとしていた。
「王子、貴方の気持ちは分かりました。ですがお互いの立場と現在の状況、そしてその後について責任もてますか?」
「無論です。」
クリスの言葉に王子は真剣な表情で力強く答える。
「私をモノに出来るかは貴方次第です。ですが今は貴方に抱かれましょう。」
そう言うとクリスは仰向けになると足を開いて秘部を露にする。
「来て下さい。」
クリスの言葉に王子は彼女の秘部にペニスを挿入することで答えようとする。
にゅぷっ!・・ぬぷぬぷぬぷっ!
「はあああああああんっ、ああ・・・あひぃいいっ」
「凄い、暖かくて・・・なんて締め付けだ。これがクリス王妃の・・・。」
クリスは王子のペニスが自分の秘部を貫いたことで盛大に喘いだ。王子の方もクリスの予想以上の締め付けや暖かさに驚嘆していた。
「ああんっ・・王子っ、その調子です。その調子でもっと・・・突いて下さい・・・ああ・・ああ〜ん!」
「気持ちいいですか?私のペニスで気持ち良くなってますか?」
「あひぃ!!・・王子のペニスが・・胎内を出入りする度にぃ・・・とっても気持ちいいですよぉ。」
自分の下で激しく喘ぐクリスを抱きながら王子は本気で彼女を奪って国に帰ることを考えた。
しかしそれをすれば今までの行動が水泡に帰す。そこで当初の予定と自分の気持ちに従い彼女をモノにし孕ませようとする。
「クリス王妃、そろそろ出します。貴女の胎内に射精しますよ。」
「来て下さい。王子の思いを・・・私の胎内に解き放ってください。」
お互い限界に近づいていたのか激しく腰を振りながら最後に備える。そして・・・・・
どぴゅっ!どくどくどくどくどくっ
「ああ・・・王子の熱いのが胎内に流れ込んで・・・もう・・私・・イクぅぅぅぅ!」
王子の精液を胎内に注がれ絶頂に達するクリス。王子はそんな彼女を満足気に眺めていた。
「今回はこれ位にしましょうか。」
行為の後、身なりを整えた王子は同じく身なりを整えたクリスに向かってそう言った。
「時間も経ち過ぎてますし、発覚すれば貴方の国も・・・ですね。」
交渉中に相手国・・しかも圧倒的に有利な国の王妃を襲ったともなれば確実に彼の国は滅ぼされることになる。
「部下が心配しています。そろそろ出ましょう・・・・んんっ・・ちゅぱっ!ちゅるっ!」
外に出ようとしたクリスを王子は抱きしめす。そして唇を自分の唇で塞いだ。
ぴちゃ・・・ちゅぱっ・・・ちゅぱっ・・・
最初の頃と違うのはお互い正面から抱きしめ合い舌を絡めている点にあった。
そしてキスを終えた王子はクリスの耳元に口を近づける。
「何年かかってもクリス王妃・・・貴女を私のモノにして見せますよ。」
と囁く。それに対してクリスも
「楽しみにしていますよ。」
と答え返す。
そして二人は交渉前の真剣な表情をして部屋を出て随行員と合流していった。
その日の夜〜
「・・・のような事があったのよ。でも久しぶりに刺激的な出来事でした。」
「確かに。でもその王子に少し嫉妬しますな。」
久しぶりに例の別荘に来る事が出来たクリスは管理人で腹心の部下、そして恋人でもある男の胸の中でそう話した。
ちなみにお互い全裸ですでに何度も抱き合っていたようでクリスの秘部からは彼の精液が大量に零れ出ていた。
「ふふふっ、貴方はこうして私を抱いているじゃないですか。」
「確かに。」
男はクリスの言葉に相槌を打つ。自分は表沙汰には出来ないがこの大国の王妃であるクリスの腹心の部下であり恋人でもある。
すでに様々な場所で何度も彼女を抱いており、彼女の身体で知らない場所は無かった。
そして抱いた回数も夫である国王レディンより遥かに多い。
「それに覚えていますか、あのとき私が言った事を。”あなたの子なら・・・・”っていいましたよね。」
男は思い出した。以前クリスを抱いた時に彼女が自分の子供を身篭っても良いと言ったことを。
「その思いは今でも変わりませんよ。」
「そうでしたな。ならば頑張ってクリス様を妊娠させませんといけませんな。」
男はそう言うと再びクリスを押し倒して彼女の秘部にペニスを挿入させていった。
それから数日後、バルディアと某国の間で和平協定が結ばれた。
内容としては某国がバルディアに恭順し、自治など主権は一部制限され国名の前にバルディア王立という文字を付けることとなった。
そして外交官として王の息子を一人、バルディア王都に駐留させる事になった。
その後、外交官としてバルディアに派遣されたのは例の王子であった。
レディン不在により信任状を代理で受け取る王妃クリス。
王子の顔を見ながら彼女はこれからのことを想像し、秘部を愛液で湿らせていた。
おわり。