ボーゼルと共に世界を支配する事を選んだランディウスに対し
残されたアンジェリナ、ジェシカ、シェルファニールと
ランディウスに反旗を翻したリッキー、レイチェルは最後の抵抗を続けたが
完全復活したカオスの前に成す術なく敗れてしまい
生き残っていた者は、全てボーゼルに捕まってしまった。
「ん…ここは何処かしら」
アンジェリナが目を覚ますと、そこは何処かの地下牢だった。
カオスが唱えたアースクエイクを喰らって気絶した彼女たちは
ボーゼルの手下に運ばれて、一人一人別々の離れた牢屋に幽閉されたのだ。
彼女の両手は後ろに頑丈な縄で縛られ
両足には、鉄球から伸びた鎖の付いた足枷がはめられている。
「こんなもの、ぶちこわしてやるわよ!
うんどこしょっ!あっ、いたたたた!」
アンジェリナは力ずくで縄をぶち切ろうとしたが、縄はがっちりと結ばれていて
全く切る事が出来ず、かえってバランスを崩して
顔から地面に倒れてしまった。
その時、向こうから足音とともにいやらしい声が聞こえてきた。
「フッハッハッハ!無駄な抵抗はやめたまえ!
その縄や鎖は、今のお前の三倍の力があっても切れはせんのだよ!」
アンジェリナが芋虫のような姿勢で上を見上げると
そこにはボーゼルが仁王立ちして、彼女を見下ろしていた。
「ボ、ボーゼル!何しに来たのよ!」
「無様な敗者の、情けない姿を見ようと思ってね」
「何よ、良い気になってるといつか痛い目見るわよ!
まだきっと何処かに、あなたを倒せる人がいるんだから!」
「負け惜しみはやめたまえ。我が野望は達成されつつあるのだよ。
この男のおかげでな!」
ボーゼルがそう言ってマントを翻すと、ボーゼルの背後から
ランディウスが姿を現した。
ランディウスは優しい笑顔を浮かべながら、アンジェリナに話しかけてきた。
「調子のほうはどうだい?アンジェリナ」
彼の姿を見て海老のように飛び上がるアンジェリナ。
「ランディウス、いつまでそんな男の言いなりになってるのよ!
昔のあなたはそんなんじゃなかったわ!
お願い、昔の優しかったあなたに戻って!」
アンジェリナは、ランディウスを仲間に呼び戻そうと必死に呼びかけるが
彼女の言葉を聞いていたランディウスは、元に戻るどころか
優しい笑顔から、みるみると悪意に満ちた邪悪な笑顔へと豹変していった。
アンジェリナもその様子を見て、ただ事じゃないのが判った。
「ら、ランディ…ウス…?」
「アンジェリナ…フフフ、君は勘違いをしているんだ。
俺は、やっと俺の本性に気付いたんだ…
ボーゼル様が、気付かせてくれたんだよ…」
ランディウスがボーゼルに何かされたと気付いたアンジェリナは、
ボーゼルの方に顔を向け、険しい表情で睨みつけた。
「あなた、ランディウスに何を…何をしたのよ!
あなたがランディウスをこんな風に…許さない!」
「ハッハッハ、私は隠された彼の本性を引き出してやっただけだ。
人間なら誰もが持ち合わせている、欲望に溢れた本性をな…」
ボーゼルがそう言うと、ランディウスも肯定せんとばかりに喋り出す。
「ボーゼル様に本性を引き出してもらってからの俺は充実してるよ。
今までの人生の中で、ここまで幸せな気分になったのは初めてさ。
本性を引き出されるまでの俺はどうかしてたんだ。正義だとか誰かを守るとか
そんなのはどうだって良い。ただ欲望と本能のままに生きるのが真の幸せなのさ」
「そんな…そんな…」
ランディウスの言葉を聞き、茫然とするアンジェリナ。
そのまましばらく茫然としていたアンジェリナだが
すぐに立ち上がり、また険しい顔で叫んだ。
「違うわ…今のあなたはランディウスの本性なんかじゃない!
ボーゼルに操られて、そう思い込んでるだけなのよ!」
だがアンジェリナの言葉を聞いても、ランディウスは
全く態度を変える気配もなく言い返す。
「それは、ただ君が俺の本性を知らなかっただけなのさ…
教えてあげるよ、俺の本性と…君の本性もね!」
ランディウスはそう言うや否や、アンジェリナのレオタードを
思いっきり掴んで、そのまま引き剥がした!
アンジェリナの白くて柔らかそうな肌が、見事に露出する。
「い、いやーー!いきなり何すんのよー!
やめてよー!お願い、ほんとに…ほんとにやめて!」
必死にもがくアンジェリナだが、手足の自由を奪われていては
ばたばたもがくミミズでしかない。
そんなアンジェリナを見つめながら、ランディウスは語りだした。
「アンジェリナ…今までずっと言えなかった事けど、今こそ言うよ。
実はずっと君の事を、エッチな目で見てたんだ。
君は気付いてなかったかもしれないけど、いつもいつも
君のお尻とか胸とかへそとか股間とかばっかりじろじろ見てた…
オナニーする時も、君の事を考えて抜いてたよ。気持ち良かった。
君がエッチな体してて、エッチな服着てるからいけないんだ」
ランディウスが秘めていた思いを打ち明けると、アンジェリナは
顔を赤くして急に照れだした。
「ちょ、ちょっと…いきなり何言ってんのよ!
バカ…そんな事言われたって私…そんな…
やめて、恥ずかしいよ…」
「だからアンジェリナ…俺のずっと溜めてきたこの本当の想い、
その体で受け止めてくれ!」
そういうとランディウスは突然アンジェリナに抱きつき
彼女の両乳房をわしづかみにしながら、親指と人差し指で
それぞれの乳首を弄び始める。
「きゃーっ!な、何すんのよ!や…やめて…
あっ…あっ…やめ…はふぅ…」
アンジェリナは精一杯抵抗しようとするが
手足が全く動かなくてはランディウスの成すがままにしかならず
性感帯をいじられ、彼女も次第に喘ぎ声を出すようになった。
そうして乳首を弄っている間も、ランディウスは
心の抵抗も取っ払おうと話し続ける。
「アンジェリナ…俺はずっと、君にこうやって
エッチな事がしたくてしたくてたまらなかったんだ。
でも昔の俺じゃ、絶対こんな事は出来なかった。
ボーゼル様のおかげで、今こうして出来るようになったのさ。
今こうして君にエッチな事をしてる俺が、本当の俺だったんだ」
アンジェリナは、顔を紅潮させ全身を痙攣させながらも
目に涙を浮かべながら必死に言葉を吐き出した。
「あっ…あっ…違う…ほんとのランディウスじゃ…ない…
ランディウス…こんなこと…
しない…しないよ…」
いくら体を攻められようとも、心での服従は拒まんとする
彼女の言葉は、まるで自分に言い聞かせているようにも見えた。
ランディウスのさらなる言葉攻めは続いた。
「俺が本性を現さないと、君がこうして俺に抱かれる事もなかったんだ!
君だって心の底じゃ俺を好きだって思ってたんだろう!
君も俺みたく本性をさらけ出せ!」
か細い声で答えるアンジェリナ
「私…そんな事…望んでない…」
「じゃあこれは何なんだ!」
ランディウスは、アンジェリナを一喝しながら
彼女の股間のレオタードを指でまさぐった。
「ひゃうっ!だ、だめ…んん…」
アンジェリナの股間のレオタードは、既にぐっしょり濡れていた。
間違いなく彼女が気持ちよく感じていた証だ。
さらにランディウスはレオタードの内側に手を突っ込み、じかに
彼女の股間を物凄い勢いでまさぐりだした。
「どうだ、気持ちいいだろ!気持ちいいと言え!」
「いやんっ、あっ、あん!あぁああーっ!」
ランディウスがちょっとでも指を動かすごとにアンジェリナの体が
ビクッビクッと動き出し、あえぎ声が発せられる。
「あっ、あうあ、ひいっ!だめっ、ひぃああっ」
アンジェリナがあまりにも激しいあえぎ声を上げまくるので、ランディウスは
彼女に失神でもされたら困ると手をレオタードから引き抜いた。
アンジェリナは床に横たわって、息切れを起こしている。
ランディウスは彼女に優しく声を掛けた。
「アンジェリナ、もう君は何も出来ないんだ…抵抗しても意味がないじゃないか。
ここは大人しく本性をさらけ出して、お互いに
快楽に身をゆだねて気持ちよくなろう。」
アンジェリナはもう限界だった。
顔は完全に紅潮しきり、吐息は荒く、目はうつろでよだれを垂らし
股間も既に濡れきっていて
精神的に耐える事ももう不可能であるように見えた。
アンジェリナは、もうこれ以上耐えるのは無理だと悟り
また、このまま耐え続けるよりもいっそ
ランディウスと気持ちよくなれる方がましだと観念し
目をつむって無言のまま、太ももを開いた。
ところが、ランディウスはいきなりガムテープを取り出して
アンジェリナの口を塞いでしまったのだ。
「んー、ん!ん?」
もがいてのたうち回るアンジェリナに、ランディウスはこう言う。
「痛い痛い騒がれるとうっとうしいからな」
「んー!んー!んーーー!」
アンジェリナは必死にもがくが、何の抵抗にもならず
ついにランディウスの肉棒が彼女の膣に挿入される。
「ちょっと乱暴に行くぞ、おおおおーー」
「んーー、んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!
んんんんん、んーん、んーん、んーーーー!」
耐え切れない激痛に襲われたアンジェリナは、
大粒の涙を流しながら唸ってのたうち回ったが
ランディウスはそんな事お構いなしに腰を振り続ける。
涙をぼたぼた流して悲鳴を上げる彼女も
ランディウスにとってはむしろ可愛く思えるので
余計に性欲を駆り立てられるからだ。
「なあに、そのうち気持ちよくなるって」
ランディウスは気休め程度に言ったが、アンジェリナは
悲鳴を上げてもがき続けていた。
「んー、んっ、んっ、んっ、ん……ん……」
そうこうしているうちに、やっと慣れて気持ち良くなってきたのか
次第にアンジェリナのもがく声が落ち着き
表情もだいぶ穏やかになった。
「んー、んー、んっ」
アンジェリナが自分から腰を振り始めると、ランディウスも
さらに気持ち良くなったためか、絶頂が近づいてきた。
「あー、あー、アンジェリナーいいよー」
「んーんー」
「アンジェリナー、あんまりにも気持ち良いから
ちょっと中に出しても良いだろう?」
ランディウスのその言葉を聞いたアンジェリナは、
目をぱちくりさせてまたもがき出した。
「ん、んんー!んんんーん、
んんんんんーんんんんー!!」
(訳・だ、だめー!今週は
危険日シーズンなのー!)
だがそれを自分の都合が良いように解釈するランディウス。
「そうか、思う存分中に出しても良いって言うのか!
ありがとうアンジェリナ、愛してるよ!」
「んんー!」(訳・ちがーーう!)
「うっ!」
「んんんんんーーー!!んんーーー!
んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、
んーー……ん……ん……ん」
ランディウスが一瞬ビクッと震えると、アンジェリナの膣の中に
彼の欲望の塊がぶちまけられる。
アンジェリナももう手遅れだと判ると、観念して暴れるのをやめ
大人しく欲望の塊を受け入れた。
彼女の膣から流れる液と同じくらい、彼女の頬には涙が流れていた。
全ての行為が終わり、完全にぐったりしていたアンジェリナの
口のガムテープを剥がしたランディウスは
彼女の顔をぺちぺち叩きながら穏やかに挨拶した。
「それじゃアンジェリナ…俺はちょっと連邦の城まで行って
逆らう連中を皆殺しにしてくるから、
俺が帰ってくるまで大人しく待ってるんだぞ。帰ってきたら
また可愛がってあげるよ…アンジェリナ、好きだよ…」
アンジェリナは複雑な気持ちだった。
とまどい、驚き、悲しみ、喜び、快楽…さまざまな感情が
彼女の胸を駆け巡ったが、今はそれに整理を付ける気力もなかった。
ぐったり倒れていた彼女がふと起き上がった時には
ランディウスはとっくに出かけていた後だった。
天井を見上げながら、さっきの事を回想するアンジェリナの前に
再びボーゼルが現れる。
「どうやらお前は、ランディウスの試験に合格したようだな」
アンジェリナはそれを聞いて訝しげに聞き返した。
「試験?何の試験よ」
「ランディウスの肉奴隷に選ばれる試験だよ。
実はお前の所に来る前、一緒に捕まえた他の女の所にも
奴は訪問して、同じ事をしていたのだ」
「…それで…何」
「だが他の女は、何をされても絶対に奴を受け入れなかった。
だから奴は、その女どもの首を絞めて殺したのだよ」
「…そんな…」
「そう、奴を受け入れたのはお前だけだ。お前は奴の本性を受け入れたために
首を絞められなくて済んだのだよ。ハッハッハ、おめでとう!」
「い…いやぁあ〜〜〜!いやぁあ〜〜〜!」
アンジェリナの叫び声は、その日一日止まなかったという。